
【プロ監修】HDMIコンポジット変換コンバーターおすすめ10選、レトロゲームを大画面で遊ぶ!
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。
「懐かしいレトロゲーム機をテレビに接続して遊びたい」
「VHSに記録した映像をHDレコーダーに保存したい」
「パソコン画面をRCA入力のプロジェクターで表示させたい」
こうした用途に使えるのが、HDMI信号コンポジット変換コンバーター。赤・白・黄色に分かれたアナログ信号を伝送するためのコンポジット(RCA)端子と、デジタル信号を伝送するためのHDMI端子を搭載し、アナログ→デジタル、またはデジタル→アナログへ映像・音声信号を変換することができます。
便利な機器ですが、種類が豊富でメーカーもさまざま、用途にあわせて最適な1台を選ぶのは簡単ではありません。
そこで、アナログメディアに詳しい根岸 侑平さん監修のもと、HDMI信号コンポジット変換コンバーターの選び方とおすすめ10商品をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
HDMI信号コンポジット変換コンバーターの選び方

変換する向き|HDMI→コンポジット/コンポジット→HDMI
変換できるのは一方向に限られるため、用途にあわせて注意して選ぶ。例えば、HDMI端子のあるパソコンやブルーレイレコーダーの映像を、古いテレビなどに表示させるなら「HDMI→コンポジット(HDMI to AV)」。レトロゲーム機をテレビに接続してプレイするなら「コンポジット→HDMI(AV to HDMI)」。

根岸 侑平さんのアドバイス
まずは接続する環境をしっかり把握し、どの部分に繋ぐ必要があるのか、どの方向に変換した信号を出力したいのかを確認しましょう!古いビデオデッキやレコーダーの端子には入力端子と出力端子があり、経験のある方は意識せずとも目的にあった変換器を選択しやすいと思います。ただ、馴染みのない方やAV機器などの扱いが苦手な方は、設定の変更はいくらでもできるだろうと感覚的に購入してしまうケースが多いようです。変換する向きがとても大事なので、今一度確認してから購入してください!
形状の違い|アダプタータイプ/ケーブルタイプ
ケーブルを付け替える「アダプタータイプ」は、用途にあわせてケーブルの長さを選べる。配線が一体になっている「ケーブルタイプ」は、長さが固定されてしまうものの、別途ケーブルを購入する必要がなく手軽な点がメリット。

根岸 侑平さんのアドバイス
アダプタータイプは使用するケーブルにこだわれるのが大きなメリットです。ケーブルは基本的に短いほど信号が安定する傾向にあるので、使用環境にあわせて長すぎないケーブルを選べます。太さや端子部分の材質など種類がさまざまあるケーブルですが、普段使い慣れているものを使えます。このように柔軟性が高い一方で、接続する手間が多く、繋ぎ間違いが起こりやすい点に注意しましょう。ケーブルタイプのメリットは変換器(コンバーター)にコンポジットやHDMIを接続する手間がなく、他の機器に付け替える際に繋ぎ間違いを減らせます。手軽に使いたい方はケーブルタイプがおすすめです!
電源供給の違い|USBバスパワー/セルフパワー
USBケーブルで給電できる「USBバスパワータイプ」と、コンセントから給電する「セルフパワータイプ」の2種類あり。バスパワータイプは外出先でパソコンから電源供給したり、車載モニターに接続するためにシガーソケットから給電したりできるのが便利。

根岸 侑平さんのアドバイス
USBバスパワータイプでは、コンセントプラグとUSBを変換するアダプターを使用することで、コンセントからも給電できます。下の画像ではスマホに使うUSB充電アダプターを使って給電しています。

根岸 侑平さん撮影

USBバスパワータイプはノートパソコンなどから給電することでどこでも使える点がメリットですが、パソコン側のUSBソケットが1つ埋まるため、他のデバイスと併用したい場合などに別途USBハブなどが必要になるケースがあります。また、パソコンに接続しているデバイスが多いと信号の安定性に影響がある場合があり、さらにパソコン周りの接続が複雑になることで取り回しがしづらくなることもあるので注意しましょう。セルフパワータイプは使える環境が限定的になりますが、コンセントから給電していることで信号が安定します。同じ環境で使い続ける想定であれば、セルフパワータイプでもよいでしょう。
【監修者おすすめ】根岸 侑平さんが選ぶ、HDMIコンポジット変換器2選
VHSやフィルムなどアナログメディアに関するお悩みを解決しているデジタルライト店長 根岸 侑平さんに、コンポジットとHDMIを変換するコンバーターのおすすめ2商品を紹介していただきました(監修者おすすめ商品は2021年11月に選定いただきました)。


根岸 侑平さんのおすすめポイント
ポイントは、他の機種に比べてさまざまな調整機能を搭載している点です。HD対応の変換器が多い中、4Kまで対応しているのでディスプレイ選択の幅が広がります。また、画面に映像があわない場合に調整ができるアジャスト機能を搭載し、しかも簡単に操作できます。S端子も搭載し、コンポジットに比べて安定した映像信号の取り込みができます。重厚感を感じさせる金属製の筐体も魅力の1つです。


根岸 侑平さんのおすすめポイント
価格が安く、まずは手軽に使ってみたいという方におすすめです。ケーブルタイプなので繋ぎ間違いが起きにくく、全体の長さが約180cmと長めなので使用する環境にあわせやすい点も魅力です。テスト用途としても1本あると便利です。
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