〈プロ取材〉ヨガマットおすすめ人気12選 初心者に役立つ選び方も紹介
集中してヨガを行うために欠かせないのがヨガマット。どれを選んでも同じだと思われがちですが、厚さやサイズ、使い心地へのこだわりなど、実にさまざまな種類のマットがあります。
そこで今回は、ヨガインストラクターの福士由桂さんによる初心者向けヨガマットの選び方を紹介します。人気商品の中から編集部が選んだおすすめヨガマットもぜひ参考にしてください。
- SHIBUYA FITNESS SHAREZトレーナー
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福士 由桂さん
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パーソナルトレーニング専門ジム「SHIBUYA FITNESS SHAREZ」で筋トレをはじめとするトレーニングやヨガのインストラクターとして活躍。
全米ヨガアライアンス(RYT200)、AFAA YOGA認定インストラクター、リンパケアセラピストなど各種資格を取得し、ヨガからダンスまで幅広いレッスンに対応できるマルチトレーナー。
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▼ ヨガの役立つ情報を紹介
ヨガマットを使うメリット
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ヨガマットを使うと手足を床にしっかり固定でき、ポーズを取るとき安定しやすくなります。また、厚みにより床表面の冷たさや硬さが手足に伝わりにくく、ヨガに集中しやすい点がメリットです。
また、集合住宅などでフィットネスや筋トレを行う場合、振動や音が気になるところですが、ヨガマットが抑えてくれるのも大きな利点です。
福士由桂さんによると・・・ヨガマットの上にいることで、自分の領域と外を分けるができるため、心の内面に向き合えます。ヨガマットを敷いて仰向けになったりあぐらをかいたりして瞑想するのも、リフレッシュできておすすめです。
プロのヨガマットを選ぶポイント
ヨガの種類や使用場所のほか、体格によっても適したヨガマットは異なります。筋トレやストレッチ・ピラティスといったマットエクササイズにも使いたいなら、さらに選択肢の幅が広がります。
ヨガマットを選ぶときに注意すべきポイントは5つです。それぞれ順に見ていきましょう。
ヨガの種類とレベルで選ぶ
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ヨガにはさまざまな種類がありますが、大きく分けてアクティブとリラックスに分類されます。
動きが多いアクティブヨガは、手足がすべらないようにグリップ力のあるマットを選びましょう。リラックスヨガはポーズをキープする時間が長いため、厚みがあるヨガマットを使うと床の温度や硬さを感じにくいです。
ヨガ初心者はリーズナブルなPVC製で、スタンダードな5mm厚のヨガマットからはじめるのがおすすめ。使ってみて不具合があれば、必要に応じてグレードアップしていきましょう。
また、中級者以上は自分のヨガスタイルにあった厚みや素材のマットを選びましょう。少し高価でも、有名ブランドやおしゃれなヨガマットを選ぶとモチベーションアップにも繋がります。
用途や使う場所で選ぶ
自宅用ならポージングのときにめくれにくく、丈夫な厚めのマットをおすすめします。ヨガはもちろん筋トレやストレッチといったマットエクササイズに対応できます。
スタジオ用なら持ち運びしやすい薄くて軽いマットがぴったりです。小さくコンパクトになる折りたたみ式のヨガマットは、リュックやトートバッグに入れて持ち運べます。
また、ヨガツアー向けトラベルマットもあるので、使う場所や目的にあわせてマットを選びましょう。
体格にあわせたサイズで選ぶ
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ヨガマットのサイズはメーカーによってさまざまです。ヨガには仰向けに寝た姿勢で行うポーズもあるため、できれば自分の頭や足がはみ出ないサイズを選びたいところです。
レギュラーサイズより長いロングサイズを用意しているメーカーもあるので、自分の身長に対して余裕のある長さのものがおすすめです。
ただし、大きすぎると持ち運びが大変になるので、バランスを考慮して選ぶことが大切です。
素材の機能性で選ぶ
ヨガマットの材質にはいくつかの種類があります。
TPE素材
TPEは熱可塑性(ねつかそせい)エラストマーのことで、環境にやさしいエコな素材です。グリップ性とクッション性のバランスが良いのが特徴で、においも少ないため顔がマットに近づくポーズでも気になりません。
PCV素材
PCVはポリ塩化ビニルのことで、リーズナブルなヨガマットに多く使われているスタンダードな素材です。クッション性や安定感もあるため、入門用におすすめです。
天然ゴム
グリップ力が強く弾力もあるため、動きの大きな動的ヨガに向いています。耐久性も高いことも特徴のひとつです。
人気のブランドから選ぶ
ヨガポーズをとる福士さん
ヨガ専門ブランドのヨガマットは色や柄はもちろん、素材・サイズといったバリエーションが豊富です。福士さんおすすめのブランドを聞いてみました。
suria(スリア)
福士さんが使っているのが日本発ヨガウェアブランドのスリア。地球に優しいエコ素材を使ったヨガマットが多く、メンズでも使えるデザインが特徴です。
Manduka(マンドゥカ)
福士さんが次に購入したいと考えているのが、ヨギーの間で知名度が高いマンドゥカ。少し値段が張りますが、おしゃれなデザインが多く高品質なヨガマットがラインアップされています。
lululemon(ルルレモン)
カナダ発のヨガウェアブランドで、ヨガ専門店でも取り扱いされています。個性的なデザインのヨガマットを数多くそろえています。
Hugger Mugger(ハガーマガー)
アメリカ発の老舗ブランド。環境に配慮したヨガ製品を多く取り扱い、Tapassという登録商標済みのヨガマットシリーズを展開しています。
ダイソーやホームセンターの格安ヨガマットは魅力的ですが、手足がすべりやすかったり、グリップ力が弱かったりするものもあるので、値段に惑わされず快適にヨガを行えるマットを選ぶことがポイントです。
〈編集部PICK UP〉ヨガマット、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるヨガマットの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの商品を紹介します。
- Manduka(マンドゥカ)
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BEGIN ヨガマット/ピラティスマット 5mm 24SS
- 税込み8,800円(公式サイト)
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ヨガ初心者向けのエントリーモデル
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適度なクッション性とグリップ力がある、5mm厚のTPEを使用したビギナー向けのマット。
マット中央にガイドラインがあり、姿勢を確認しながら正しいポーズを取りやすいのがポイントです。
リバーシブルカラーのため、気分にあわせて表と裏を使い分けられます。携帯しやすい軽さも魅力です。
- Hugger Mugger
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パララバーヨガマット
- 税込み27,395円(Amazon)
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安定性の高い天然ゴム素材の1枚
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再生可能な天然ゴムを採用した、環境に優しいヨガマット。耐久性に優れ、長く愛用できるのが魅力です。
重量が約3kgあるため、床からずれにくいのがメリットです。持ち運んで使用するよりも、自宅用におすすめします。
ゴム・ラテックスアレルギーの心配がある方は、医師に相談してから購入してください。
人気サイトの売れ筋ランキングはこちら
ヨガマットのアクセサリー用品
続いてヨガマットのケアのほか、持ち運びや保管に便利なアイテムを紹介します。
- Manduka(マンドゥカ)
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マットウォッシュ スプレー リフレッシュ&リストア 4oz 120ml
- 税込み3,300円(公式サイト)
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マットを清潔に保つスプレー式クリーナー
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100%天然由来のオーガニック成分でできたマットクリーナーです。リサイクルプラスチックを使用したボトルに入っており、人にも環境に優しいアイテムです。
PCVやTPE素材などヨガマット全般に使えるリフレッシュと、天然ゴム専用のリストアがあります。
公式サイトは240ml入りで、スタジオのレッスンでも使用できます。
ヨガスタジオを探している方は以下の記事も参考にしてください。
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