〈プロ解説〉ジム用トレーニングシューズのおすすめ10選、初心者も使いやすいモデルとは
フィットネスクラブやスポーツジムなどでトレーニングをする際に、必要になるアイテムのひとつがジム用トレーニングシューズです。
近年ではプールなども備えた大型のフィットネスクラブよりも、バーベルやダンベルを備えたフリーウエイト中心の小規模なスポーツジムが増えつつあり、筋トレといえば「ジム」がイメージされる傾向にあります。
こうした背景から気軽に通い始める方も多いジムですが、本格的にトレーニングを行うならトレーニングに適したウェアやシューズ選びに、より注意する必要があります。
そこでこの記事では、初心者からアスリートまでトレーニング指導を行う筆者が、ジム用トレーニングシューズを選ぶためのポイントから、おすすめ商品まで紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
まずはプロのおすすめ、ジム用トレーニングシューズ5選
- NIKE(ナイキ)
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メトコン 8(DO9328)
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ソールの安定性やクッション性のバランスがよく、初心者にもおすすめ
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おすすめポイント
ナイキのジム用トレーニングシューズで定番なのが、メトコンシリーズ。トレーニングに必要なソールの安定性や衝撃吸収性がバランスよく搭載され、本格的なダンベルやバーベルトレーニング(とくに下半身を使うスクワット動作など)でも安心して使用できます。
1足で多くのトレーニングプログラムに対応できるため、トレーニングに慣れている方だけでなく、初心者の方にもおすすめしやすいシューズです。
アッパー素材:合成樹脂+合成繊維+合成皮革
ソール素材:合成素材
- Reebok(リーボック)
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メンズ スニーカー Nano X1 クロストレーナー
- 税込み37,171円(Amazon)
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クロスフィットトレーニングにも使えるシューズ
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おすすめポイント
豊富なフィットネスシューズのラインアップを抱えるリーボックの中で、クロスフィットにも使えるトレーニングシューズ Nanoシリーズの1足です。
さまざまなトレーニングをハードに行うことが前提のクロスフィットトレーニングでも使用できることから、耐久性にも優れています。
また、独自のクッション素材により多方向の動きにも対応できるため、ジャンプやステップ運動などでも安定性を損ないません。そのため、多くの運動プログラムでも快適に使用できます。
アッパー素材:合成繊維
ソール素材:ゴム
- UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)
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トレーニングシューズ UAトライベースレイン 3
- 税込み27,487円(Amazon)
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独自のヒールカップを搭載、高い安定感
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おすすめポイント
トレーニングウェアや各種ギアでも広く知られているアンダーアーマーのトレーニングシューズ。ジム用トレーニングシューズらしいフラット構造のソール以外にも、独自のヒールカップを搭載しているのもポイントです。
しっかりとかかとをホールドしてくれるため、トレーニング中に高い安定性を維持できます。
アッパー素材:合成繊維
ソール素材:合成素材
- MIZUNO(ミズノ)
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トレーニングシューズ TS-01
- 税込み21,612~29,481円(Amazon)
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日本人の足幅にフィットしやすく、ランニングにも対応
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おすすめポイント
「海外ブランドのシューズは、サイズやウィズ(足幅)に不安がある」という理由で国内メーカー品を好む方も多いようです。
ミズノのフィットネスシューズは片方270~280グラム(27.0cmサイズ)の比較的軽量なモデルが多く、しかもこちらの「TS‐01」はジムで行うランニング運動にも対応できる汎用性の高いシューズです。
アッパー素材:合成繊維
ソール素材:ゴム

おすすめポイント
本格的なフリーウエイトトレーニング種目(スクワットやデッドリフトなど)を高重量で行いたい方は、リフティングで使用できるシューズを選ぶことが安全にトレーニングするうえで重要です。
一般的なフィットネスシューズに比べてソールが硬く、そのためランニングなどには向かないものの、立位で力を入れる際には高い安定性を発揮し、床にダイレクトに力を伝えられます。
初級段階を経て、ジムでのトレーニングに慣れてきた方には、こうしたシューズも選択肢のひとつになるでしょう。
アッパー素材:合成皮革/合成繊維
ソール素材:ゴム
ランニングシューズよりも「トレーニングシューズ」を選ぶ

Photo by iStock
トレーニング用途で選ばれるのが「ランニングシューズ」や「トレーニングシューズ」です。

田子 政昌さんの解説
ジムで使う運動シューズとして、候補に上がりやすいのがランニングシューズです。軽量さと通気性の高さなどから、ランニング以外の運動にも使いやすそうな印象を持たれがちです。
しかし、ランニングシューズの「クッション性」はジムのトレーニングでマイナスになることがあります。とくに立位でのトレーニングやスクワットなど、下半身に高負荷を加える運動では、グラつきにつながることがあるのです。
パフォーマンスに影響したり、長時間にわたるトレーニングにおいてケガの原因になったりすることもあります。
マシンエクササイズ中心の方や、ランニングマシン・エアロバイクなどの「カーディオマシン」を使う方であれば、ランニングシューズの性能でも十分ですが、本格的なフリーウエイトでのトレーニングには、トレーニングシューズがおすすめです。
底面(ソール)の安定性に注目

トレーニング用のシューズを選ぶうえで、代表的なパーツの名称を紹介します。
インソール:シューズの内側にある中敷き
ミッドソール:アウトソールとインソールの間にある部分
アッパー:足の甲を覆っている部分
シューレース:留め具として使用する靴紐、フィット感を調整可能(ほかに面ファスナータイプも)

田子 政昌さんの解説
どのようなシューズがジムでのトレーニングに適しているかを判断するポイントは「底面(ソール)の安定性」です。
具体的には、以下の条件にあっていることをチェックしましょう。
・底面がフラットで、かかとからつま先まで同じ高さ
・「ミッドソール」の素材が曲がりにくい
ランニングシューズの場合、ランニング動作がしやすいようにつま先は上がり、かかとにはクッション材が用いられています。とくに近年のランニングシューズにはクッション性をより高めた厚底タイプもあり、立位でのトレーニングでは不安定になりやすいです。
また、靴全体が柔らかい構造をした(上履きのような)シューズも足部のねじれなどをおこしやすいため、ジム用にはあまり向いていません。
運動向きのシューズの中でもソールが比較的頑丈なものを選ぶことが、安全にトレーニングをするうえで重要です。
「クロスフィット向け」なら、多機能


田子 政昌さんの解説
近年では、ロープ登りやバーベル運動、ジャンプや重いボールを使うなど、さまざまな運動を一定の時間内に繰り返し行う「クロスフィット」というトレーニング方法を採用したジムが増えてきています。
複数のトレーニング動作を組み合わせて行うことから、クロスフィットに適したトレーニングシューズを選ぶことで、一般的なジムでも使いやすい汎用性があります。
もちろん、これまで紹介したジムのトレーニングに適した性能をカバーしているので、その点でもおすすめです。
〈編集部PICK UP〉ジム用トレーニングシューズ、人気メーカーの売れ筋商品

Moovoo編集部
数あるジム用トレーニングシューズの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
アッパー素材:合成繊維
ソール素材:合成繊維、ゴム
アッパー素材:合成繊維、合成樹脂
ソール素材:合成繊維、ゴム
アッパー素材:合成繊維
ソール素材:ゴム
アッパー素材:合成繊維 、合成樹脂
ソール素材:ゴム
アッパー素材:人工皮革、合成繊維
ソール素材:合成底
おすすめ・人気商品をまずは一覧で
外観 |
商品名 |
特長 |
カラー |
アッパー素材 |
ソール素材 |
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【筆者おすすめ】 NIKE(ナイキ) メトコン 8(DO9328) |
ソールの安定性やクッション性のバランスがよく、初心者にもおすすめ |
ブラック/ホワイト/ダークスモークグレー/スモークグレー |
合成樹脂+合成繊維+合成皮革 |
合成素材 |
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【筆者おすすめ】 Reebok(リーボック) メンズ スニーカー Nano X1 クロストレーナー |
クロスフィットトレーニングにも使えるシューズ |
Vector ネイビー×ネオンチェリー ほか |
合成繊維 |
ゴム |
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【筆者おすすめ】 UNDER ARMOUR(アンダーアーマー) トレーニングシューズ UAトライベースレイン 3 |
独自のヒールカップを搭載、高い安定感 |
ブラック ほか |
合成繊維 |
合成素材 |
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【筆者おすすめ】 MIZUNO(ミズノ) トレーニングシューズ TS-01 |
日本人の足幅にフィットしやすく、ランニングにも対応 |
ブラック×グレー |
合成繊維 |
ゴム |
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【筆者おすすめ】 adidas(アディダス) フィットネスシューズ パワーパーフェクト 3 |
フリーウエイトトレーニングにぴったり |
コアブラック×フットウェアホワイト |
合成皮革/合成繊維 |
ゴム |
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adidas(アディダス) ドロップセット3 |
ウエイトトレーニングにおすすめ、筋トレ用シューズ |
コアブラック×グレーフォー ほか |
合成繊維 |
合成繊維、ゴム |
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PUMA(プーマ) メンズ フューズ 3.0 トレーニングシューズ 378107 |
グリップ力と耐久性に優れたアウトソールを採用 |
プーマ ブラック×レッドメイジング ほか |
合成繊維、合成樹脂 |
合成繊維、ゴム |
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new balance(ニューバランス) NB minimus Training ミニマス トレーニング |
正しいフォームをキープ、フラットな薄底ソール |
ホワイト ほか |
合成繊維 |
ゴム |
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INOV8(イノヴェイト) BARE-XF メンズ |
素足感覚を追求した、薄底トレーニングシューズ |
ブラック×ガム ほか |
合成繊維 、合成樹脂 |
ゴム |
![]() |
MIZUNO(ミズノ) ウエーブダイバース LG4 |
スタジオレッスンに適したフィットネスシューズ |
ホワイト ほか |
人工皮革、合成繊維 |
合成底 |
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