スピーカーのインピーダンスとは?音質や音量との関係を解説

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スピーカーのインピーダンスとは?音質や音量との関係を解説

スピーカーのインピーダンスとは?音質や音量との関係を解説

中間睦月
2019-01-28

興味のあるスピーカーの商品カタログやスペックを調べていると、インピーダンス(Ω)という数字を目にするはずです。
普段あまり聞き慣れない言葉ということもあり、スピーカーの性能にどう関係するのか気になりますよね。

インピーダンス(Ω)は高い方がよいのか、低い方がよいのか、何Ωのスピーカーを選べばよいのか判断基準があれば、スピーカー選びがしやすくなります。
今回は、スピーカーのインピーダンスとは何なのか、音質や音量などとの関係について紹介しますので参考にしてください。

スピーカーのインピーダンスとは

スピーカーのインピーダンスとは、スピーカー内部の回路を信号が流れるときの電気抵抗のことです。
インピーダンスの単位は「Ω(オーム)」で、数値が大きいほど抵抗が大きく、電気信号が流れにくいということになります。
逆に、インピーダンスの数値が小さいとそれだけ電気信号が流れやすいということになります。

スピーカーだけでなくアンプやケーブルなど、オーディオ機器でもそれぞれインピーダンスの数値があります。
スピーカーを選ぶときは、接続するアンプなどとインピーダンスの数値において整合が取れていることが重要となります。

スピーカーのインピーダンスと音質の関係

スピーカーのインピーダンスと音質の関係ですが、実はインピーダンスの数値は音質の良し悪しには直接関係しません。
すでにお伝えしたようにインピーダンスは電気信号が流れやすいか流れにくいかを表している数値です。
オーディオ機器同士で電気信号が伝わる電力効率には関わりますが、インピーダンス高い場合と低い場合とで、スピーカーの音質には直接の影響はありません。

インピーダンスが音質に与える影響として、強いて挙げるとすれば、インピーダンスが高いほどノイズが入りやすいということはあります。
これは、同じ電力を送る場合でも、インピーダンスが高いほど抵抗が増して電圧が高くなることが関係しています。
逆にインピーダンスが低い場合は、同じ電力を送るときは電圧が低くなり、電流が大きくなることでノイズが入りにくくなります。

厳密にはインピーダンスの違いによるノイズの増減は明らかに聴き分けられるほどの違いは出ません。
そのため、インピーダンスの違いは音質の違いとしては現れないということになります。

結局何Ωのスピーカーがよい?インピーダンスの選び方

上記でお伝えしたように、インピーダンスは電気信号の流れやすさを表していますので、インピーダンスと音質との間には直接関係はありません。
それではなぜスピーカーの製品仕様にインピーダンスの数値が記載されているのでしょうか?
これは、そのスピーカーを接続するオーディオ機器の組み合わせを判断するためです。

スピーカーと同じように、アンプにもインピーダンスの数値があります。
これからスピーカーを購入するときは、スピーカーのカタログなどでインピーダンスの数値が何Ωなのかを確認し、手持ちのアンプのインピーダンスも確認し、マッチングが問題ないかを確認する必要があります。

アンプとスピーカーでそれぞれ別のメーカーの製品でも組み合わせしやすいように、一般的なインピーダンスの数値は4Ω前後となってます。
現在販売されているスピーカーは、ほとんどが2〜8Ωの範囲内になっています。

スピーカーのインピーダンスの判断基準は、アンプの数値よりもスピーカーのインピーダンスの方が大きくなる組み合わせにする必要があります。
逆に言えば、スピーカーのインピーダンスがアンプのインピーダンスより小さくなる組み合わせは避けるべきということです。

たとえば、手持ちのアンプのインピーダンスが4Ωの場合は、スピーカーのインピーダンスは4〜8Ω程度の製品が適していますが、2Ω以下のスピーカーは避けるようにすべきです。

スピーカーの側のインピーダンスが小さいとそれだけ電流が流れやすくなるため、アンプの側で音量を上げていなくても大音量で音が鳴ってしまい、スピーカーを痛めてしまう場合があるからです。

スピーカーのインピーダンスの数値の選び方は、アンプのインピーダンスと同じか、またはスピーカーの側が高くなるように選びましょう。

スピーカーのインピーダンスが高いことによるメリット

スピーカーのインピーダンスは、数値が低いものから高いものまで色々な種類があります。
インピーダンスが高いスピーカーをハイインピーダンススピーカーと呼び、インピーダンスの高いスピーカーを接続することをハイインピーダンス接続と呼びます。

ハイインピーダンス接続の特徴は、電気抵抗が大きいため、同じ電圧をかけてもスピーカーに流れる電流が少なくなるところにあります。
たとえば、屋外などで限られた電力でたくさんのスピーカーを同時に鳴らしたいときに使われます。

一般家庭でスピーカーを使う場合は多数のスピーカーを設置したりすることは稀ですので、スピーカーのインピーダンスが高いことによるメリットはあまりありません。
アンプのインピーダンスと同じか、スピーカー側の方が高くなるようにしておけばそれで問題ないということになります。

スピーカーのインピーダンスが低いことによるメリット

逆に、スピーカーのインピーダンスが低い場合はどのようなメリットがあるのでしょうか?
インピーダンスが低い場合は、それだけ電気信号が流れやすいため、弱い出力のアンプでも大きな音量で音を鳴らすことが可能となります。
たとえば、車の車内で接続するスピーカーなどでは、アンプの出力が弱いため、インピーダンスの低いスピーカーが適しています。

スピーカーのインピーダンスと音量の関係は?

スピーカーのインピーダンスと音量の関係としては、同じアンプに接続する場合、スピーカーのインピーダンスが低いほど音量が大きくなりやすいと言えます。
インピーダンスは電気信号の流れにくさに関わりますので、抵抗が小さいと低い出力でも大きなパワーが出るためです。

ここで注意が必要なのは、やはりスピーカーのインピーダンスはアンプのインピーダンスと同じか、アンプより高い必要があるということです。
アンプのインピーダンスに対してスピーカーのインピーダンスが小さ過ぎると、アンプの側でパワーを出していなくても設計で想定された以上の音量が出ることになり、スピーカーの故障の原因となるからです。

一方、スピーカーのインピーダンスがアンプのインピーダンスに対して高いことは大きな問題とはなりません。
この場合はスピーカーの側の抵抗が大きいため、音量が小さくなりやすいということになりますが、音が小さいならアンプの側で音量を上げればよいだけだからです。
ただし、あまりにもアンバランスだとアンプの側で常に強い出力を出さなければなりませんので、アンプに負担がかかることには注意が必要です。

音量調節を快適に行うにはアンプとスピーカーのインピーダンスが一致するのが理想ですが、スピーカー側のインピーダンスが高いことは特に問題にはなりません。

まとめ

今回はスピーカーのインピーダンスについて紹介しました。
インピーダンスとは電気の抵抗を数値で表したもので、スピーカーの音質には直接関係がありません。
アンプのインピーダンスよりスピーカーのインピーダンスが小さいと、スピーカーに負担がかかってしまい、故障の原因となる場合があります。
スピーカーのインピーダンスの選び方は、接続するアンプと同じ数値か、アンプより大きなものを選ぶようにしましょう。



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