スピーカーが故障!原因や修理方法について詳しく紹介

竹澤承太郎
公開: 2019-02-12

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スピーカーは故障も多く、仮に修理をするとなった場合どのようにおこなうかを知らない人は少なくありません。
では、スピーカーが故障してスピーカーを修理する場合は、どのようにすれば良いのでしょうか。
ここからは、そもそもスピーカーが故障をする原因は何なのか。そして、スピーカーの修理方法や、おすすめの修理業者はどこかを解説していきます。


スピーカーが故障をする原因

断線

まずは、スピーカーがなぜ故障をするのか。その原因を知るところから始めます。

最も多い故障の原因が、ボイスコイルの断線です。
ボイスコイルが断線すると、音が鳴らなくなります。
断線をする原因は、音を大きくすることでスピーカーが熱を持つからです。
つまり、大音量にすることでスピーカー自体が熱を持ってしまい、ボイスコイルを焼き切ってしまうのです。
スピーカーを使用する場合は、つい音を大きくしてしまうため、故障の原因としてもボイスコイルの断線が多くあり、修理依頼でもトップの案件でもあります。

コーンの固着

スピーカーが音を出すときに重要なことが振動です。
振動によって音を正確に鳴らすことができますが、使い続けていくことによりコーンが固着する場合があります。
これは経年劣化現象の一つですが、コーンが固くなると動くことができず、振動ができないため音がしっかりと鳴らなくなります。
また、コーンを接着している部分が劣化によって剥がれてしまったことによる故障も数多く見られ、修理に出す人が多くいます。

亀裂や破損

スピーカー内部の部品の破損や、コーンが破れてしまう故障原因も修理の依頼として多い案件です。
キャビネット部分に亀裂が入ってしまうことも多く、このような問題を引き起こすとスピーカーから音が正確に鳴らない状態となります。
経年劣化もありますが、大音量でスピーカーを鳴らし続けると起こり得ることです。

エッジの不具合

振動を起こすための板と、キャビネットのフレームを繋いでいるエッジと呼ばれる部分が故障をすると音が正確に鳴らなくなります。
このエッジの劣化も、スピーカーを使う上で避けられない問題のため、使用年数が長くなりエッジの不具合がある場合には修理に出す必要があります。

ダンパーの不具合

スピーカー内部にはボイスコイルがあります。ボイスコイルを常に正しいポジションを保つために必要なダンパーと言われる部品が不具合を起こすとスピーカーは故障をします。
音が正確に鳴らなくなるため、必ず修理が必要な部分となります。

スピーカーを修理する方法とは

スピーカーが故障をすることは、決して珍しいことではありません。
多くのスピーカーは経年劣化も原因のひとつではありますが、大音量で使うことで故障の原因を招いています。
では、実際スピーカーが故障をしてしまった場合、どのような方法で修理をすれば良いのでしょうか。
ここからは、スピーカー修理を行う方法について解説していきます。

自分で行う

スピーカーの修理は自分で行うことも可能です。

修理をする箇所にもよりますが、スピーカーの部品を事前に集めておくことが必要となります。
スピーカーの部品以外にはマイナスドライバーやボンドが必要です。
やはり、自分でスピーカーの修理を行う最大のメリットは、安い価格で行えることです。
それなりに修理方法を調べておく必要がありますが、業者で修理を行う費用の3分の1ほどの価格でできます。

しかし、プロの修理に比べると完成品はどうしてもクオリティが下がります。
自分で行うため仕方ないことですが、慣れてくるとうまく修理ができるようになります。
コストをかけずにスピーカーの修理を行いたい場合は、自分で行う方法も把握しておくと役立ちます。

専門業者に依頼する

そして、自分で修理を行う以外の方法は、プロの修理業者に依頼をすることもできます。
自分で修理をする自信がない人や、しっかりとした修理を行いたい場合はプロに頼むことが一番です。
金額は修理箇所や業者によって多少の変動はありますが、およそ2万円から6万円ほどです。

やはり、価格はどうしても高くなりますが、きちんと修理をするためにはプロの手を借りることも必要です。
プロに修理を依頼するもう一つのメリットは、修理後のアフターサービスとして保証期間があることです。すぐに不具合が生じた場合は、無償で再び修理を行ってくれます。
そして、修理に関して高い技術で行ってくれるため、元のスピーカーの音よりも良くなることがあります。

一方で、デメリットはやはり修理費用が高くなることです。
自分で行う時と比較すると、およそ5倍近くになることが多くあります。
コストを抑えてスピーカーの修理を行いたい場合は、業者ではなく自分で行う方が良いです。

スピーカー修理でおすすめの業者とは?

ここまで、故障をする原因やスピーカーを修理するときの手段を見てきました。
修理の方法として、自分で行う人もいますが、やはりプロの業者に依頼をする人が多いです。
そこで気になる点は、どこの業者に依頼をするべきかという問題になります。
ここからは、評判が良いおすすめのスピーカー修理業者をいくつかピックアップして紹介していきます。

スピーカー修理工房YOSHIDA

長野県の軽井沢にあるスピーカー修理業者です。
雑誌でも紹介されるほど高い評価をされている修理業者で、様々なメーカーのスピーカー修理に対応しています。
人員が多いわけではないため、修理の依頼をしてから少し期間は要しますが、高い技術で修理を行ってくれるため安心です。
問い合わせはメールもしくはFAXで対応していますが、電話での問い合わせしか難しい場合は一度連絡をしてみる方が良いです。

オーディオラボ オガワ

高い技術でスピーカーの修理を行ってくれる業者で、ネット検索でもトップに表示されるほど人気があります。
テレビや新聞、雑誌でも紹介がされるほどで、スピーカーの不具合をきちんと修理してくれます。
対応メーカーも幅広く扱っているため安心して預けられますし、修理箇所によりますが価格も良心的です。
店舗は山形県に構えていますが、全国からの依頼が絶えない人気業者です。
公式のホームページから問い合わせができ、電話でも対応してくれます。
スピーカーの聖地とも言われるほどの評判です。

プロショップ A&P

修理費用がリーズナブルなことで有名な業者です。
メーカーによって多少前後はしますが、およそ20,000円から30,000円で修理することが可能となります。
細かい部品の修理からスピーカーのシステム自体の修理まで、対応している範囲は幅広くなっています。
自分で行うには自信がない、しかし修理費用が高いと困るといった場合には最適な業者と言えます。

まとめ

スピーカーは経年劣化をどうしても起こしてしまう商品です。
且つ、大音量でスピーカーを鳴らす環境にある場合は、故障をする可能性は高くなります。
しっかりと故障を引き起こす原因を把握しておくことも大事であり、その際の対処方法も知っておく必要があります。
自分で修理をすることも可能ですが、専門の業者に任せた方が安心できます。
費用も事前に調べておき、スピーカー修理に定評のある業者に依頼をすることをおすすめします。
修理箇所やメーカーによって、費用も多少の変動があるため問い合わせをまずは行いましょう。


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