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〈プロ解説〉キャンプ用コーヒー道具、おすすめ3選 コンパクトでおしゃれなものも

タカマツミキ(アウトドアライター)
公開: 2024-05-07

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キャンプの楽しみの1つといえる、自然の中で飲むコーヒー。コンパクトなミルやドリッパー、おしゃれなケトルなど、アウトドアに適したさまざまな道具があります。

この記事では、アウトドアライターのタカマツミキさんに、キャンプ用コーヒー道具を選ぶポイントとおすすめ商品を紹介していただきました。ぜひ参考にしてください。

キャンプの楽しさを発信するアウトドアライター
タカマツミキ
北海道小樽市在住のアウトドアライター。自身の経験をもとに、Webメディアや地方新聞でアウトドアコラムを連載しています。好きなことは、キャンプ・料理・オフロードバイク・三菱Jeep・一眼レフ・猫。

まずは、筆者が選ぶキャンプ用コーヒー道具3選

タカマツさんおすすめ①
  • ハリオ商事
  • ゼブラン コーヒーミル ステンレスカッター

  • 税込み6,600円(Amazon)
  • 細挽きから粗挽きまで対応

タカマツミキ

おすすめポイント

私はキャンプ用のコーヒー道具一式を、ハリオのアウトドア向けブランド・ゼブランで揃えています。中でもこのアイテムは、なめらかにコーヒー豆を挽くことができるうえ、切れ味がよく、スピーディーなのが魅力です。

ステンレス製のカッター刃だと、ステンレス臭が豆に移るといわれていますが、私は今まで気になったことはありません。セラミック刃の従来品と比べると、挽き終わるまでの時間が約半分まで短縮され、思い立ったらすぐにコーヒー粉を用意できて便利です。
コーヒーミル ステンレスカッター

筆者提供

サイズ:幅140×奥行55×高さ165mm
重量:320g
実用容量:コーヒー豆20g
タカマツさんおすすめ②
  • ハリオ商事
  • ゼブラン V60 フラットドリッパー 02 PLUS

  • 税込み1,870円(Amazon)
  • ポケットサイズに折りたたみ可能

タカマツミキ

おすすめポイント

本格的なコーヒーを淹れたい……という方にもおすすめできるのが、こちらの円錐形のドリッパーV60。フラット&コンパクトに持ち運べる、アウトドア用のドリッパーです。

ドリッパー本体のスパイラルリブを内側にして、ボタンを留めるだけで組み立てが完了します。あとはドリッパー本体をホルダーにセットすればOK。

コーヒー粉とお湯が均一に混ざり、雑味の少ないクリアな味わいのコーヒーを淹れられるのが魅力。また、コーヒー豆の種類や豆の挽き具合、お湯の温度、注ぎ方によって、さまざまな風味や香りを引き出せます。

私はキャンプのとき、気分にあわせてコーヒー豆(浅煎り・中煎り・深煎り)を選び、どんな味わいのコーヒーにしたいのかによって、お湯の温度や注ぎ方を変えて楽しんでいます。

▼「V60 フラットドリッパー 02 PLUS Zebrang」を紹介する公式動画がこちら

サイズ:ドリッパー/径120×高さ85mm、ホルダー/径130×奥行75×高さ15mm
重量:70g
実用容量:1〜4杯
タカマツさんおすすめ③
  • ハリオ商事
  • ゼブラン 真空二重マグコーヒーメーカー

  • 税込み3,300円(Amazon)
  • 豆から淹れるコーヒーを手間なく楽しめる

タカマツミキ

おすすめポイント

「コーヒーは飲みたいけれど、淹れるのが少しめんどう……」そんなときにおすすめなのがこの商品。真空二重マグにコーヒーメーカー機能がついた優れものです。

ストレーナーにはメッシュフィルターを採用し、そのままコーヒー粉を投入できます。お湯を注ぎフタをして3分待ち、ストレーナーの底部にある窪みをマグのフチに引っかけて、お湯切りをしたらコーヒーの完成です。

付属のフタは裏返すことで、ストレーナー置きになるのもポイント。ペーパーフィルターとは違い、コーヒー粉をお湯に浸すので、ボディ感(コク)のあるまったりとした口当たりになります。
真空二重マグコーヒーメーカー Zebrang

筆者提供

サイズ:幅120×奥行93×高さ107mm
重量:260g
実用容量:300ml

キャンプ用コーヒー道具の選び方、Q&A

キャンプ用コーヒー道具の選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。

Q1、まずは何に注目して選ぶべき?

V60 フラットドリッパー 02 PLUS Zebrang

折りたたみ式のドリッパー(筆者提供)

タカマツミキ

タカマツミキさん

自宅で使っているコーヒー道具一式をキャンプに持っていくことも可能ですが、自宅で使うことを想定しているアイテムなので、かさばりがちになります。

キャンプ用にコーヒー道具を揃えるなら、折りたたみ式のドリッパーやコンパクト設計のアイテムを選びましょう。

折りたたみ式であれば、軽量タイプのものが多く、なおかつ収納スペースを大幅に節約できます。折りたたみ式ではないものを選ぶ場合は、収納性や重量などをチェックしてください。

さまざまなメーカーがキャンプ用に特化したコーヒー道具を販売しています。使い勝手・収納性・デザイン性など、各メーカーのこだわりポイントをチェックするのもおすすめです。

Q2、コーヒー道具のサイズを選ぶ目安は?

キャンプカップの写真

Photo by iStock

タカマツミキ

タカマツミキさん

キャンプ用のコーヒー道具を選ぶ際には、飲む人数にあわせて各アイテムのサイズを決めることがポイントです。

たとえば、ソロキャンプであれば1〜2杯用のものを。ファミリーやグループキャンプで大人数が飲むのであれば、3〜4杯用、5〜6杯用と記載のあるものを選びましょう。杯数の記載がない場合は、以下の容量を目安にしてください。

  • ソロ…300ml
  • デュオ…500〜600ml
  • ファミリー&グループ…1,000ml前後

Q3、扱いやすいケトルを選ぶコツは?

ティーポットの写真

Photo by iStock

タカマツミキ

タカマツミキさん

キャンプで使用するケトルは、焚き火、コンロ、電気など、それぞれの熱源にあわせて選びましょう。

▼焚き火

直火で使用する際は、熱に強く耐久性のあるステンレスやチタンなどの素材がおすすめ。鉄製は保温性に優れていて、焚き火の雰囲気とあいますが、重くて錆びやすいというデメリットも。

▼コンロやバーナー

熱伝導率の高いアルミや銅を採用したケトルがおすすめ。ただし、アルミ製は傷がつきやすく変形しやすいこと、銅製は高価で手入れが難しいことがデメリットです。

▼電気

コーヒー豆の特徴にあわせて温度を設定できる製品がおすすめ。また、保温機能付きであれば、コーヒーを淹れるタイミングまで設定温度をキープすることが可能です。

電気ケトルを使う場合は、電源サイトを利用するか、ポータブル電源を準備する必要があります。

※上下左右にスクロールできます

外観

商品名

特長

サイズ

重量

実用容量

Amazonで見る

【筆者おすすめ】ハリオ商事 ゼブラン コーヒーミル ステンレスカッター

細挽きから粗挽きまで対応

幅140×奥行55×高さ165mm

320g

コーヒー豆20g

Amazonで見る

【筆者おすすめ】ハリオ商事 ゼブラン V60 フラットドリッパー 02 PLUS

ポケットサイズに折りたたみ可能

ドリッパー/径120×高さ85mm、ホルダー/径130×奥行75×高さ15mm

70g

1〜4杯

Amazonで見る

【筆者おすすめ】ハリオ商事 ゼブラン 真空二重マグコーヒーメーカー

豆から淹れるコーヒーを手間なく楽しめる

幅120×奥行93×高さ107mm

260g

300ml

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