【プロ解説】ソロテントおすすめ10選、専門家が注目するタイプや機能を紹介

Moovoo編集部、タカマツミキ
2021-11-10

キャンプの楽しみ方の一つとして人気なのが、ひとりで気ままに楽しめるソロキャンプ。「これからソロキャンプを始めよう!」という方も多いと思います。そこで必要になるのが、1〜2人用サイズのソロテントです。

一口にソロテントとはいっても、DODやアライテント、スノーピークなどいくつものアウトドアブランドからバリエーション豊かな商品が発売されているため、テント選びに苦戦する方も多いはず。

今回は、自分にぴったりなソロテントを探している方に向けて、キャンプの魅力を発信し続けているタカマツミキさんソロキャンプで使用するテントの選び方や、おすすめソロテントを紹介していただきました。


キャンプの楽しさを発信するアウトドアライター
タカマツミキ
北海道小樽市在住のアウトドアライター。自身の経験をもとに、Webメディアや地方新聞でアウトドアコラムを連載しています。好きなことは、キャンプ・料理・オフロードバイク・三菱Jeep・一眼レフ・猫。
顔写真なし(使うときは「引用パーツ」の表示名に空白を入力してください)

 

人によってキャンプスタイルが異なるので、スタイルやシーンにあわせたソロテントの選び方をご紹介します。ソロキャンプが気になっている方や、これからキャンプデビューを考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

ソロテント4タイプの特徴や違い

ソロテントを利用するイメージ

Photo by jacoblund / iStock

ソロテントは大きく4タイプに分かれます。タイプ別にそれぞれ特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。

ドームテント|キャンプ用テントの中で主流タイプ

ドームテント

キャンプ場などで見かけることが多い、もっとも一般的なテントです。種類が豊富で、好みのデザインや使用する人数にあわせて幅広いラインナップから選べる点がメリット。

ドームテントはテントを支えるためのポールを差し込み、持ち上げながら設営します。ソロキャンプ用の少人数向けよりも大きめサイズを選ぶ場合は、ポールの本数が多くなり、持ち上げにくくなるのがデメリットです。気になるテントがあれば設営方法を事前に確認するといいですよ。

ワンタッチテント|ワンアクションで設営できる手軽さ

ワンタッチテント

ワンタッチテントは、その名の通りワンアクションで設営できるのが特徴です。傘を広げるような感覚でテントが立ち上がります。「簡単に設営できるテントがほしい」という方におすすめです。

一方で、ワンタッチ構造により、ドームテントなどに比べて重く、収納サイズも大きめになる点がデメリットです。離れた場所まで手で持って運ぶにはやや負担に感じることでしょう。設営場所のすぐ近くまで車やバイクで運べる場合は、積載できるサイズかどうかに注目してください。

ポップアップ|簡易タイプ、デイキャンプやビーチの更衣室として

ポップアップテント

収納袋から取り出して広げるだけで設営できる簡易テントです。ワンタッチテントよりもさらに設営が簡単で軽量なモデルが多いのが特徴です。

ただ、一般的なポップアップテントはシングルウォールタイプが多く、テントの外と中を生地1枚だけで隔てているため、耐水性は低めです。デイキャンプやビーチでの利用であれば問題ありませんが、宿泊用に使うのは難しいでしょう。また、ほかのタイプに比べると強度が低い点がデメリットです。

ポップアップテントについては、スポーツ用品ブランド「デカトロン」の公式動画が参考になります。

ワンポールテント|開放感のある居住空間

ワンポールテント

ポール1本で立ち上がるテントで、三角形の見た目が特徴的です。テントの周りの地面にペグ(杭)を打ち込み、テントの幕を全方向から引っ張ることで設営できます。

設営はひとりでもできますが、ワンタッチテントやポップアップテントと異なり、骨組みがあって自立するタイプではないため、慣れが必要です。とはいえ、ワンポールテントは背が高く、開放感が感じられる居住空間が魅力です。

ソロテントの選び方

キャンプ場のイメージ

シーンや目的にあわせて、どういった機能性を備えたソロテントを選ぶべきか解説していきます。

キャンプスタイルにあわせた注目ポイント

キャンプツーリングのイメージ

Photo by M. Kaercher / iStock

テントを使用する目的や自身のキャンプスタイルにあわせてテント選びをすることで、より快適にキャンプが楽しめます。シーン別に注目ポイント見ていきましょう。

テント泊|収納サイズや重さをチェック

キャンプ場での宿泊を目的としたソロテントを探している方は、設営場所まで持ち運ぶ負担を考えて選びましょう。長い時間手で持ち運ぶ場合は、やはり軽量タイプが魅力的です。

車移動であっても、キャンプ場の駐車スペースから実際にテントを張るテントサイトまでの距離が長ければ、重いテントは負担が大きくなります。

デイキャンプ|耐水性が高いと安心

日帰りであれば、ポップアップテントやワンタッチテントのような簡易テントでも十分役割を果たしてくれます。キャンプ中に急な雨など天候が悪化することもあるので、耐水性能の基準となる「耐水圧」を確認しておきましょう。耐水圧の目安については、記事の中で解説しています。

登山|機能性が重要

登山で使うには、軽量タイプのドームテントがおすすめ。山の天候は変わりやすいため、大雨・強風などにも対応できる機能性に優れたテントを選ぶとよいでしょう。簡易的なテントに比べて値段は高めですが、強度や居住性が高まるので過酷な環境でも安心です。

ツーリング|積載できるサイズかどうか

キャンプツーリングで使うなら、サイズや重量が積載に適しているか確認して選びましょう。ドームテント・ワンタッチテント・ワンポールテントではツーリングに適しているものが多くあります。

軽量性|サイズ・素材に注目

収納されたテント

著者撮影

コンパクトに収納できるテントは持ち運びに便利ですが、軽量性を求めるなら素材にも注目しましょう。ポリエステル製やナイロン製といった軽量素材であれば、設営時の作業もスムーズにできます。

ナチュラルな風合いが特徴的なコットンやポリコットンといった素材は人気が高く、耐久性にも優れていますが、ナイロン製などに比べて重く、持ち運びや設営時の負担が大きくなります。

耐水圧|テント泊なら1,500mmは必要

テントが雨に濡れる様子

Photo by Aleksey Sverbeev / iStock

テントの生地にしみこむ水の力を抑える性能値が「耐水圧」です。1cm四方にどれほどの水圧をかけて水漏れが起きないかを示しています。

一般的な目安として、耐水圧500mmで弱い雨、1,000mmで普通の雨、1,500mmで強い雨に耐えられる防水性能があるとされています。テント泊で使用する場合は、強い雨にも耐えられる耐水圧1,500mm以上のテントを選ぶのがおすすめです。

設営のしやすさ|ひとりでも設営できるか

テントを設営する様子

著者撮影

ソロキャンプで使うテントは、当然ながらひとりで設営できるテントを選ぶ必要があります。ソロテントとして販売されているテントであれば、基本的にはひとりで設営できますが、家族やグループでのキャンプも想定して大きめのテントを選ぶ場合は、ひとりでも無理なく設営できるかしっかり確認してくださいね!

対応季節|冬キャンプにも使用するなら4シーズン対応を選ぼう

雪の中でキャンプする様子

Photo by panaramka / iStock

一般的なテントの多くは3シーズン用なので、冬にも使いたい方は4シーズン(オールシーズン)対応のソロテントを選びましょう。ちなみに、3シーズン用テントの中には冬用のウィンターカバーを取り付けることで冬対応になるテントもあります。

また、3シーズン用テントを冬に使いたいという方は、内側のインナーテントがメッシュ仕様で、入口や窓が完全に閉められないテントは避けた方がよいです。

コスト|安さ重視で選ぶリスクとは

テントが壊れて落ち込む様子

Photo by mkrberlin / iStock

テントの購入に向けて予算を決めることは大切ですが、あまりにも安さ重視でテント選びをすると「耐水圧2,000mmと表記しているのに雨漏りしてきた」「強風でポールが折れた」など強度や性能に問題のある製品を購入してしまうことも。

安いテントにはそれなりの理由があることが多いので、購入前に口コミなどをしっかりチェックすることが肝心です。安心して長く使えるテントを選びましょう。

【執筆者おすすめ】私が選ぶソロテント3商品がこちら

キャンプ経験豊富な執筆者、タカマツミキさんがおすすめするソロテント3商品をご紹介します。

執筆者おすすめ①
  • ARAITENT(アライテント)
  • エアライズ2

  • 税込み48,400円
  • 登山にも使える本格派向け、4シーズン対応

著者撮影①、エアライズ2

エアライズ2 テントの外観(著者撮影)

著者撮影②、エアライズ2

エアライズ2 テント内の広さ(著者撮影)

タカマツミキ

タカマツミキさんのおすすめポイント

こちらのソロテントは、ソロキャンプや2人で楽しむデュオキャンプなどで私も愛用しています! 本体・フレーム・フライシートまであわせて1,550gと軽量なのが魅力です。慣れると5分もかからず手軽に設営できるのもポイント。

エアライズにはシリーズ1〜4まであり、使用人数にあわせた選び方ができますよ。さらにエアライズにはエアライズ用外張という冬でも使えるウィンターカバーがあります。保温性はもちろん耐風性能もアップするので、4シーズン使いたい方にぴったりです。
タイプ:ドームテント
サイズ:間口130×奥行210×高さ105cm 2人用(最大3人)
重さ:1,550g
耐水圧:防水対応、耐水圧の数値は不明
対応シーズン:4シーズン
執筆者おすすめ②
  • snow peak(スノーピーク)
  • ミニッツドーム Pro.air 1

  • 税込み76,780円
  • 前室を備え、居住性の高さも魅力、4シーズン対応

ミニッツドームの中、前室
タカマツミキ

タカマツミキさんのおすすめポイント

重量を3kg以下に抑えながら、快適な居住空間を感じられるテントです。バイクツーリングでソロキャンプを楽しむ方にぴったり。広めの前室は荷物置き場として使えて、さらに雨の日でも靴の脱ぎ履きが楽にできるので便利です。インナーテントは吊り下げ式で、スピーディーな設営が可能です。

スノーピーク製品は全製品が永久保証付きで安心して長く愛用し続けることができるのもポイント! 手軽に設営可能で、居住性の高さや軽量さなどメリットが豊富。長く愛用できるソロテントを探している方におすすめです。
タイプ:ドームテント
サイズ:間口220×奥行230×高さ116cm(前室含む) 1〜2人用
重さ:2.95g
耐水圧:1,500mm
対応シーズン:4シーズン
執筆者おすすめ③
  • DOD(ディーオーディー)
  • RIDER'S BIKE IN TENT

  • 税込み27,971円
  • バイク収納スペースを備えたワンタッチテント

バイクを入れた様子
タカマツミキ

タカマツミキさんのおすすめポイント

バイクツーリングキャンプのためのワンタッチテントです。時間がないときでもワンアクションで設営&撤収ができるのはうれしいポイント。付属のポールでキャノピー(入口のひさし)を立てれば、バイクの収納スペースがあっという間に完成します。

バイクの隣で寝られるのも、バイク好きな人にとって魅力のひとつでしょう。収納サイズの長さは約61.5cmで、バイクへの積載を考えて設計されています。ソロキャンプだけでなく、デュオキャンプ(2人)でも使えるバイクツーリング用のテントを探している方は検討してみてください。
タイプ:ワンタッチテント
サイズ:間口200×奥行125×高さ110cm(インナーテント) 2人用
重さ:5.5kg
耐水圧:3,000mm(アウターテント)
対応シーズン:4シーズン

ソロテント人気メーカーの売れ筋商品

数あるソロテントの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。

PICK UP①
  • CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
  • トレッカー ソロテントUV UA-40

  • 税込み13,500円
  • 設営が簡単!A式フレームに吊り下げ式インナーテント

  • ポールの色が分かれているため組み立てやすく、迷わず設営できます。左右にベンチレーション、インナー側面にメッシュを採用した快適装備が魅力。重さは2.16kgで、39×18×18cmとコンパクトに収納でき移動も楽々です。荷物置き場や日よけに使える前室があり、中でゆっくりすごせます。

タイプ:ドームテント
サイズ:幅210×長さ140×高さ110cm、インナーテント幅210×長さ100×高さ103cm 1人用
重さ:2.16kg
耐水圧:2,000mm(フライシート)
対応シーズン:4シーズン
PICK UP②
  • DOPPELGANGER (ドッペルギャンガー)
  • バイクツーリングテント1 DBT531

  • 税込み17,918円
  • 仕舞い寸法45cmでバイクツーリングにぴったり

  • メイン前室は間口約100cmと、居室より広いスペースを確保。パニアケースやヘルメットといったバイク乗りの荷物を格納するのに役立ちます。前後どちらからでも入れる設計で、機能性は抜群です。耐水圧2,000mmのフライシートを採用し、急な雨に見舞われても濡れる心配はありません。

タイプ:ドームテント
サイズ:幅210×長さ300×高さ105cm、インナーテント幅205×長さ80×高さ100cm 1人用
重さ:2.8kg
耐水圧:2,000mm(フライシート)
対応シーズン:4シーズン
PICK UP③
  • 鎌倉天幕
  • SOLOIST

  • 税込み77,000円
  • 防水透湿性と耐久性に優れた3レイヤー生地を採用

  • フライとインナーを一体化したワンウォールテントです。耐水圧12,000mmのePTFEメンブレンをラミネートし、頑丈な生地に仕上げています。4面に風を通すメッシュ仕様で夏は涼しく、フルクローズドにすれば寒冷地にも対応。2本のポールを使用して立ち上げますが、トレッキングポールや現地の枝を流用して設営することもできます。

タイプ:ツーポールテント
サイズ:幅215×奥行110×高さ120cm 1~2人用
重さ:約1.5kg
耐水圧:12,000mm
対応シーズン:4シーズン
PICK UP④
  • ogawa(オガワ)
  • ステイシーST-II

  • 税込み46,200円
  • コンパクト収納なのに広々とした前室空間が魅力

  • 前室の間口は110cmと広く、居室は天井が高いため快適にすごせます。ゴム付きのサイドファスナーを採用し、開閉時に裾が汚れにくい仕様です。ベンチレーションは前後2箇所にあり、虫やプライバシーを気にせず外気を取り込めます。

タイプ:ドームテント
サイズ:幅230×奥行300×高さ130cm 2~3人用
重さ:3.9kg
耐水圧:1,800mm(フライシート)
対応シーズン:4シーズン
PICK UP⑤
  • FIELDOOR(フィールドア)
  • ワンポールテント TC240

  • 税込み9,500円
  • 難燃性のあるT/C素材を採用!近くで焚火を楽しみたい方に

  • フライシートは焚火中に火の粉が飛んできても穴が開きにくいT/C生地。ポリエステルとコットンを混紡した素材で、遮光性・耐久性にも優れているほか、自然の景色になじむ色合いが魅力的です。地面と接する面にスカートを配置し、風や虫の侵入を防ぎます。

  • 年に一度!ブラックフライデーセール開催中
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タイプ:ワンポールテント
サイズ:幅240×奥行240×高さ150cm、インナーテント幅220×奥行110×高さ140cm 2人用
重さ:約4kg
耐水圧:428mm
対応シーズン:3シーズン
PICK UP⑥
  • WHOLE EARTH(ホールアース)
  • EARTH TRIPPER SC WE2KDA04

  • 税込み52,800円
  • 虫が苦手な方におすすめ!特殊防虫加工を施したテント

  • アース製薬と帝人フロンティアが共同開発した防虫機能SCORON加工をテントに採用した珍しい商品です。繊維に虫を寄せ付けづらくしたメッシュ生地で、快適なキャンプを楽しめます。フライシートの耐水圧は3,000mmと高く、難燃加工も施された頑丈な仕様です。

タイプ:ドームテント
サイズ:幅230×奥行300×高さ145cm、インナーテント幅215×奥行140×高さ120cm 1〜2人用
重さ:約7.5kg
耐水圧:3,000mm(フライシート)
対応シーズン:4シーズン
PICK UP⑦
  • LOGOS(ロゴス)
  • Tradcanvas Q-TOP リバイバルSOLO DOME-BA

  • 税込み21,484円
  • 組み立て約3分!フレームを伸ばしてロックするだけ

  • フレームと生地が一体化しているため、折りたたんだ状態から伸ばしてロックするだけで設営できます。耐風性に優れた流線型で、スマートながら十分な居住スペースを確保。C型ドアにベンチレーションを設けているほか、テント上部に同様の機能があり、空気が循環する仕組みです。

タイプ:ドームテント
サイズ:幅230×奥行160×高さ90cm、インナーテント幅210×奥行80×高さ65cm 1人用
重さ:約3.5kg
耐水圧:2,000mm(フライシート)
対応シーズン:4シーズン

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まとめ

ソロテントにはさまざまなデザインや形、素材、機能性などの違いがあり、どれを選ぶべきか悩む方は多いでしょう。そんなときに大切なのが自身のキャンプスタイルや利用シーンを考えて選ぶことです。

目的にあったソロテントなら、より楽しいキャンプ時間がすごせます。ソロテントの購入を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてテント選びをしてみてくださいね。

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