〈プロ解説〉車中泊マット、おすすめ3選 コンパクトに収納できるモデルも
車中泊を快適に楽しむために欠かせないアイテムの1つといえる、車中泊マット。軽自動車でもサイズを気にせずに使えるコンパクトなものや、バルブを開くだけで自然と膨らむ簡単設計のものなど、さまざまな商品があり、どれを選べば良いのか迷う方も多いことでしょう。
この記事では、車中泊マット選びのポイント3つと人気商品について、カーライフジャーナリストとして活躍する鈴木珠美さんに解説していただきました。ぜひ参考にしてください。
おすすめ・人気商品をまずは一覧で
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重さ |
材質 |
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【筆者おすすめ】梁本商事 iimat シングルマット |
寝返りが打ちやすい特殊な形状 |
縦190×横75×厚さ8cm |
3.4kg |
PVC、ポリエステル繊維 |
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【筆者おすすめ】オンリースタイル 車中泊専用マット 標準サイズ |
厚さ10cmで快適な寝心地 |
約縦198×横66×厚さ10cm(収納時/約全長73×直径20cm) |
約3.2kg |
ポリエステル、高密度ウレタンフォーム |
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【筆者おすすめ】クローバー フィールドア エアーポンプ付属キャンプマット |
横幅75cmのゆったりサイズ |
約縦200×横75×厚さ10cm(収納時/約全長75×直径30cm) |
約3.5kg |
ポリエステル、高密度ウレタンフォーム |
車中泊マットの選び方、Q&A
車中泊マットの選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。
Q1、車中泊マット選びで注目したいポイントは?
鈴木 珠美さん
車中泊マットを選ぶ際に、もっとも重視したいのは「寝心地」です。車内で快適に眠るためにはシートを倒し、なるべくフラットな状態にする必要がありますが、車種によっては凸凹や段差が生じます。シートを倒した面の凸凹や段差を感じにくくするには、厚みのあるマットを選ぶのがポイントです。
車中泊マットは、8cm以上の厚みを目安にして選ぶと良いでしょう。より快適な寝心地を追求するなら、10cm以上の厚みのあるマットがおすすめです。
また、車のサイズや使う目的に合っているかなども大切なポイント。乗っている車が軽自動車なのかミニバンなのか、車中泊をする人数や目的などによっても、適したマットは異なります。サイズを選ぶ際は間違いのないように、事前に車の内寸を計測しておくと安心です。
鈴木 珠美さん
車中泊マットにはシングルサイズ、ダブルサイズなど、さまざまな大きさがありますが、たとえば2人で寝る場合は、連結できるシングルサイズのマットを2つ購入して、つなげて使っても良いでしょう。
Q2、気軽に使いやすい車中泊マットを選ぶには?
鈴木 珠美さん
シートを倒した際の凸凹な面が気にならないようにしたい方には、10cm以上の厚みのあるマットがおすすめですが、使わないときにかさばる場合があります。持ち運びのしやすさや、収納時のサイズもチェックしておくと安心です。
ミニバンなど車内スペースが広い車であれば大きなマットでも収納時に余裕がありますが、軽自動車などの小さな車の場合、スペースを取られてしまいます。
薄いものほど、収納時はコンパクトにまとまります。また、持ち運びもしやすいこともメリットです。寝心地と収納性のバランスを考えながら選ぶと良いでしょう。
Q3、どんな機能を備えた車中泊マットがおすすめ?
鈴木 珠美さん
マットの通気性や断熱性といった機能も、寝心地に関わる部分です。防水性があり汚れにくいか、セッティングは簡単にできるか、マットの裏面にすべり止め加工がほどこされているか、なども確認しておくと良いでしょう。
車中泊マットには、中にウレタン系のクッション材が入っていて空気で膨らむインフレーターマット、空気を注入して使うエアーマット、広げるだけで使える折りたたみ式のマットなどがあります。
空気を充填するタイプには、手動式、電動ポンプ式、バルブを開けるだけで空気が入る自動膨張式などがあります。ポンプで空気を送り込む必要がある場合、専用エアーポンプの有無なども選ぶ際のポイントです。
設置が簡単な車中泊マットがほしい方には、バルブを開けるだけで、自動で空気が入って膨らむタイプがおすすめ。好みの硬さに仕上げたい方には、手動ポンプで空気量を調節できるものが適しています。
鈴木 珠美さん
車中泊マットは車中泊だけでなく、キャンプや防災グッズ、突然の来客用ベッドとしてなど、さまざまな場面で活用できるアイテムです。自分の好みや使う目的などを考慮して選びましょう。
続いては、プロが選ぶ車中泊マット3選
おすすめポイント
耐久性の高い特殊な繊維を高密度につなぎ合わせて作る、ドロップステッチ構造を採用した、厚さ8cmのマット。かたよった沈み込みを防ぎ、フラットな状態を保ちます。シートの段差やすきまが気にならず、腰への負担も軽減。寝返りを打ったときに腕が下に落ちにくいように、マット上部が広く設計されています。撥水性に優れたPVC素材のため、ホコリや汚れもサッと拭き取れます。専用のエアポンプが付属し、軽々と空気を入れることが可能です。シングルサイズのほか、縦190×横120cmのダブルサイズもあります。専用の収納バッグがついているので、持ち運びがラクな点もポイントです。
おすすめポイント
2011年の発売以来、改良を重ね、快適な寝心地を追求して開発されたモデルです。マットの厚みは10cmで、シートの段差を感じさせません。また、高密度のウレタンフォームを採用し、適度な硬さで心地よく眠れます。バルブを開けると自然に空気が吸い込まれ、約5分で膨らみます。空気を抜きながら丸めれば全長73×直径20cmと、コンパクトに収納可能。両端に面ファスナーがついているため、複数枚を簡単に連結できます。表面はサラサラの生地で、裏面は保温性に優れたスウェード調のノンスリップ生地を採用しているので、オールシーズン快適に使えるのもおすすめのポイントです。
▼「オンリースタイル 車中泊専用マットの特徴」を紹介する公式動画がこちら
おすすめポイント
バルブを開ければ自動で膨らむだけでなく、付属のエアーポンプで空気を追加して、マットの硬さを調節できます。マットの厚みは10cmあり、シートの段差が気になりにくい設計です。マットの端まで高密度のウレタンフォームが入ったボックスタイプなので、ベッドマットのような感覚で使えます。2つをすきまなく並べられる点は、無駄がなくスマートです。1人用のマットとしては大きめのサイズながら、収納時は全長75×直径30cmとコンパクトにまとめられます。また、専用の収納バッグ付きで、持ち運びも簡単です。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重さ |
材質 |
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【筆者おすすめ】梁本商事 iimat シングルマット |
寝返りが打ちやすい特殊な形状 |
縦190×横75×厚さ8cm |
3.4kg |
PVC、ポリエステル繊維 |
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【筆者おすすめ】オンリースタイル 車中泊専用マット 標準サイズ |
厚さ10cmで快適な寝心地 |
約縦198×横66×厚さ10cm(収納時/約全長73×直径20cm) |
約3.2kg |
ポリエステル、高密度ウレタンフォーム |
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【筆者おすすめ】クローバー フィールドア エアーポンプ付属キャンプマット |
横幅75cmのゆったりサイズ |
約縦200×横75×厚さ10cm(収納時/約全長75×直径30cm) |
約3.5kg |
ポリエステル、高密度ウレタンフォーム |
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