【検証】ミズナラスティックがあれば、1,000円台のウイスキーが高級な味わいに?

原田さつき
公開: 2023-08-10

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手頃な価格で手に入るウイスキーで、熟成した高級感ある味わいを手軽に楽しめるとしたらうれしいでしょう。

そうした希望を叶えてくれるのが、NiiMo(ニーモ)のミズナラスティック。お酒のボトルにスティックを入れて24時間以上待てば、熟成した高級感ある味わいにお酒が変化します。

今回は実際の効果を商品を使って確かめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

※この記事の商品購入・レビューは2020年に行いました。記事後半のピックアップ商品は最新の情報をもとに選んでいます。
呑めるおかず研究家/ライター
原田さつき
制作会社でコピーライターを経験したのち、フリーライターへ。「食の検定」「フードアナリスト」「食生活アドバイザー」など食関連の検定を取得。レシピサイトや食・農業に関わるメディアに寄稿しています。趣味はクラフトビールのブルワリー巡り。酒と料理が大好きな一児の母。

高級ウイスキーの秘密は「樽」と「熟成期間」!

ウイスキーのイメージ

Photo by iStock

そもそもウイスキーは、蒸留液を水で希釈、樽に詰めて熟成させることで作られます。

高級ウイスキーと呼ばれるウイスキーは、この熟成を厳選した樽で行い、長い時間をかけて木材の香りや色素を液体に移すことで香りや味わいを醸成します。

一般的に、熟成期間が長ければ長いほどその希少性は上がり、価格も高価になっていきます。しかし、寝かせすぎることで樽の香りや味わいが強くなり、ウイスキー本来の味が損なわれるため、程よい熟成期間がウイスキーの個性を楽しむ「飲み頃」になると言われています。

熟成した味わいを手軽に楽しめる「ミズナラスティック」とは?

MIZUNARA AGING STICKSの写真

ミズナラスティックは、お酒に入れて放置するだけで、自宅で手軽に熟成の変化を促すことができる木製のスティック。

入れるだけで、手頃な価格のお酒でも高級感のある香りやまろやかな味わいに変化するというから驚きですね!

熟成した味わいを楽しめる仕組み

ミズナラスティックは、どのようにお酒を変化させるのでしょうか。NiiMo公式サイトには、以下のような説明があります。

ウイスキーの熟成樽には主にオーク材が使われていまして、木材の産地によってフレーバーに特徴があります。(省略)我らが日本には、ジャパニーズオーク!ミズナラですね、それがあります。主に北海道や東北が産地で、白檀(ビャクダン)のようなフレーバーが溶け出すんですよ。

出典:何がどう変わるのか?効果について|NiiMo

使えるお酒

ミズナラスティックは樽で熟成させるウイスキーやワインのようなお酒はもちろん、焼酎やブランデーなど、幅広いお酒に使用できます。

使い方

使い方はシンプル!まず、軽く水洗いした後に一度乾燥させ、好きなお酒に入れるだけ。なんと、24時間で3年熟成したような味わいに変化するとのこと。

1,000円台のウイスキーで検証、24時間でどれくらい味が変化する?

こちらがミズナラスティック。レーザーで施された焼印が美しく、白檀のようなオリエンタルな雰囲気の香りがします。

MIZUNARA AGING STICKSの動画

使用するお酒は、美味しくて価格がお手頃な「サントリー 角瓶(700ml)」。今回はスーパーで購入したものを使用しました。

サントリー 角瓶の画像

このままハイボールにしても美味しい「サントリー 角瓶」ですが、ミズナラスティックによってどのように変化するか気になるところ。味わいや香り、色味の変化を比べるため、ミズナラスティックを入れたものと入れていないものを二つの瓶に分け、検証しました。

MIZUNARA AGING STICKをウイスキーに入れる画像

正しい使用方法は、事前に一度ミズナラスティックを濡らし、乾いた後に瓶に入れます。

ミズナラスティックを入れたサントリー 角瓶と入れていないサントリー 角瓶の画像

こちらの状態で24時間が過ぎるのを待ちます。

24時間後の変化

MIZUNARA AGING STICKを入れて1日経ったサントリー 角瓶と入れていないサントリー 角瓶の画像

こちらが24時間経ったあとの様子です。ミズナラスティックを入れた右の方が、色味が若干濃くなっていることがわかります。

飲み比べてみた

グラスに注いだMIZUNARA AGING STICKを入れたサントリー角瓶(右)といれていない角瓶(左)の画像

まずは、ミズナラスティックを使用していない方の通常の味を確認しました。舌の上でピリッとした刺激があった後、グレーンの甘みを遠くにほんのり感じます。

グラスに注いだMIZUNARA AGING STICKを入れたトリス

次にミズナラスティック入りを飲んでみます。グラスを口元に近づけただけで、ふわっとミズナラの芳醇な香りが漂ってきます。口に含むと、心なしか舌のぴりっと感が和らいでいて、後味の甘みが強く感じられました。

今回の検証で印象に残ったのは、ミズナラスティック入りのウイスキーで感じた、香りの良さと後味のまろやかさです。個人的な感想ですが、いつものウイスキーがちょっとランクアップしたように感じました。

ミズナラスティック入りウイスキーで「ハイボール」

濃いめのハイボールを作ってみました。

ハイボールの画像

ストレートで飲むよりもミズナラの香りがふんわり漂って上品な雰囲気さらに、まろやかな甘みが際立って感じられます。

「飲んでいるのは角ハイボールだけど、香りと味わいがお店で飲む白州ハイボールみたい!」そうした感想を持ちました。

ミズナラスティックを開発したNiiMo(ニーモ)とは?

ミズナラスティックを開発・販売している有限会社文陽堂NiiMo(ニーモ)は、高齢化社会でも人々のつながりを大切にすることで、里山に新しい産業を生み出し、林業などの自然保護に携わりながら、新しいモノづくりをしている会社です。

地元、新潟県魚沼市大白川産のミズナラを有効活用した製品づくりで林業を活性化させ、里山の虫害や獣害被害の改善を目指しているとのこと。

こうした開発背景を知って、製品が生まれた美しい里山に思いを馳せながら飲む熟成ウイスキーは格別ですね。取り組みを応援していきたいと思いました。

PICK UP
MIZUNARA STICKS
  • NiiMo
  • MIZUNARA STICKS(3本セット)

  • 税込み1,380円(楽天市場)
  • 入れるだけ、ウイスキーを熟成した風味に

  • ウイスキーやワインを熟成させる木の樽と同じ材を使用し、ミズナラの成分がお酒に移ることで、熟成した風味を楽しめます。

    使い方は簡単で、お好きなお酒のボトルにスティックを入れ、あとは24時間以上待つだけ。メーカーによると、24時間で約3年熟成した味わいが楽しめるとのこと。

    2週間から3か月スティックを入れておくと、より熟成したまろやかな味わいになります。

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