〈プロ解説〉一人暮らし冷蔵庫おすすめ17選 おしゃれなデザインにも注目

独自の空中除菌技術「プラズマクラスター」で知られるシャープ。食材を出し入れすることで汚れがつきやすい冷蔵庫内は、カビやニオイなどが気になりがちです。この冷蔵庫はプラズマクラスターイオンで除菌された冷気を循環させるため、庫内を清潔に保てます。

また、ドアの開閉方向を変更できる「つけかえどっちもドア」は、引っ越しが多い人におすすめです。どちらか一方の開きで固定されたものと違い、壁の位置などを気にする必要がないので、間取りが変わっても快適に使い続けられます。

扉には、傷がつきにくいガラスドアを採用。冷蔵庫の上は電子レンジが置ける耐熱仕様のトッププレートとなっているほか、冷凍室の容量が大きめなど、一人暮らしに役立つ機能が揃っています。

実用的ながらも低価格な家電が魅力のハイアール。208Lの大容量なのに幅はわずか45cmとスリムな冷蔵庫で、省スペースでの設置が可能です。その分、高さは180cm近いため、背の低い人は使いにくく感じるかもしれませんが、すっきりとしたフォルムがキッチンにおしゃれな印象を与えてくれます。

壁際に置いても、ドアを90°開けるだけで、ケースやボックスをすべて引き出せます。また、冷凍室は3段の引き出し式で、74Lと大容量なのもうれしいポイントです。

別売りのマグネットカバーを購入すれば、冷蔵庫のドア面を着せ替えできます。インテリアを楽しみたい人にもおすすめです。

冷蔵庫の運転音が気になる人におすすめなのが、パナソニックのパーソナル冷蔵庫。モーターを効率よく駆動させるインバーターを搭載し、静音性と省エネ性に優れています。ワンルームなどで冷蔵庫が寝る空間の近くにある場合も、睡眠を妨げません。

冷凍室の容量は60Lと大きく、上段のケースは深型なので、冷凍食品を立てて入れられます。何が入っているのかわかりやすく、サッと取り出せて便利です。

また、フラットでマットな質感はインテリアになじみやすく、おしゃれな印象です。トップテーブルは耐熱仕様なので、電子レンジを置いて使えます。

最近は大容量の冷凍室を搭載するタイプが人気ですが、この商品の冷凍室は43Lなので、ほかのものと比べると、やや狭く感じるかもしれません。しかし、自炊をあまりしない人や冷凍食品を買いだめしない人なら、十分な大きさです。

一方で、冷蔵室は3段に分かれていて、ドアポケットには2Lのペットボトルが3本も入る設計となっています。コンパクトながらも、食材を整理整頓しやすく、収納力が高い点が魅力です。

シンプルなデザインなので、インテリアにもあわせやすいでしょう。耐熱仕様のトップテーブルには、電子レンジを置くことができます。

アクアの冷蔵庫は、冷凍保存を多く活用したい人におすすめです。冷凍室が大きいのは便利ですが、深さがあるだけだと、整理がしにくく使いにくいというデメリットがあります。この商品の冷凍室は67Lと大容量、かつ3段構造になっているのが魅力です。

大きな引き出しに浅型の引き出しが2段ついているので、かさばる市販の冷凍食品などは一番下の段に立てて入れ、少量の作り置きなどは上の2段に入れると、それぞれの食材が取り出しやすくなります。

また、冷蔵室は自由にレイアウトできる仕様になっています。棚の高さと奥行を変えることで、牛乳パックや瓶を立てた状態で置けるほか、大きな鍋などもすんなり入れられます。棚には強化処理ガラスが使われているので、重いものを載せても安心です。

アイリスオーヤマの奥行スリム冷蔵庫は、外食派の一人暮らしに向いています。奥行がわずか39cmとスリムで、部屋が狭くても邪魔になりません。

冷凍室はなく冷蔵室のみのタイプなので、作り置きしたおかずなどを冷凍したい人には不向きですが、飲み物やお惣菜、スイーツなど、買ってきたものを冷やすだけなら十分に使えます。庫内の棚を取り外せば、2Lのペットボトルやワインボトルなども収納可能です。

インバーター搭載で、静音性や省エネ性にも配慮されています。ほかの家具と並べても違和感のないサイズなので、一人暮らしだけでなく、2台目の冷蔵庫がほしい場合にもおすすめです。

冷やす・くつろぐを意味する｢Chill｣に、さまざまな人を表現する意図で｢iii｣を組み合わせた「Chiiil」という愛称の冷蔵庫は、設置の自由度とデザイン性の高さが魅力。料理はしないけれど、リビングでほっとした時間をすごしたい人や、在宅勤務などで書斎にいる時間が長い人におすすめしたい、こだわりのある商品です。

一般的な冷蔵庫と違い、保存したい食品にあわせて、温度帯を「冷蔵」と「セラー」から選べます。いつも冷やしておきたい飲み物には冷蔵、チョコレートにはセラーといったように、ユーザーこだわりの温度設定が可能です。

カラーは10色あり、グレーカラーのバリエーションで揃えられています。どんなインテリアにもあわせやすく、ほかの家具とのコーディネートを楽しめます。

一人暮らしの冷蔵庫の容量は、100〜200L程度が目安です。容量が大きくなれば、サイズも大きくなり、値段も上がります。

一人暮らしで予算やスペースが限られている場合、自分がどのような食生活をするのかを考えながら選ぶ必要があります。

冷蔵庫の冷却方式には、ファン式と直冷式があります。

一人暮らしに多いワンルームでは、冷蔵庫とベッドを同じ空間に置くことになります。冷蔵庫の運転中は音や振動が生じるため、場合によっては睡眠の障害になることも。冷蔵庫と寝る場所が近い場合は、静音性の高いものを選んだほうが安心です。

数ある一人暮らし向け冷蔵庫の中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。