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トレーニングチューブおすすめ10選 自宅筋トレの効果的な使い方も紹介

Moovoo編集部,タケダナオヤ
公開: 2025-12-01

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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トレーニングチューブは、ゴムの張力を利用して筋肉に負荷をかける運動器具です。

筋トレやストレッチに広く使われており、初心者や女性でも手軽に腹筋や胸筋、背筋など全身を鍛えられます。

この記事では、フィットネスアイテムに詳しい編集者が、トレーニングチューブの選び方に加え、人気メーカーのおすすめ商品と自宅筋トレの効果的な使い方を紹介します。


Moovooライター
タケダナオヤ
元ダイビングインストラクターの経歴をもつMoovoo専属ライター。その昔、夏はバイクレース、冬はアルペンスキーに夢中でしたが、交通事故をきっかけにこれらを卒業。その後、リハビリで始めたダイビングにハマりインストラクターに。ところが今度は潜水病を発症して引退。現在はリンゴ農園のお手伝いをしながら、執筆活動に励んでいます。モットーは「何とかすれば、何とかなる!」です。

▼筋トレアイテムは以下の記事でも詳しく紹介しています。あわせて参考にしてください。

トレーニングチューブのメリットとは?

トレーニングチューブ

トレーニングチューブは「ゴムの伸縮によって得られる張力」を利用しているため、ゴムが伸びるにつれて負荷も大きくなり、フィニッシュで負荷が最大になることが特徴です。

まずは、チューブを使ったトレーニングのメリットを見てみましょう。

  • 筋肉や関節への負担が少ない

ダンベルのように急激な負荷ではなく、ゴムの張力で少しづつ抵抗が増すため、筋肉や関節への負担が少なく、初心者や女性はもちろん、高齢者でも安全にトレーニングが行えます。

  • 1本で多様なトレーニングに対応できる

全身の筋トレはもちろん、ストレッチでの可動域向上、リハビリやコンディショニングにも適しています。スクワットなどの自重トレーニングで負荷を上げたいときにもぴったりです。

  • 負荷を簡単に調節できる

チューブの強度、使用する本数、持ち手の位置(長さ)を変えることで、トレーニングの負荷を簡単に調節でき、初心者から上級者まで対応可能です。

  • マンションでも音を気にせず運動できる

チューブなら、ダンベルなどを床に置くときの衝撃音やプレート同士がぶつかる金属音が一切ありません。マンションなどの集合住宅で使用する場合にも、周囲への音や時間を気にせずトレーニングに集中できます。

  • 省スペースに収納でき、軽量で持ち運びやすい

やわらかい素材で、コンパクトに収納できるため、外出先でも気軽に使えます。ダンベルやバーベルのように重くかさばることもありません。

トレーニングチューブの種類

トレーニングチューブは、大きく分けて「ハンドル付きチューブ」「ループタイプ」「フラットタイプ」の3種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。

全身の筋トレに使える「ハンドル付きチューブ」

ハンドル付きチューブ

ハンドル付きチューブはもっともポピュラーなタイプで、両端に握りやすいハンドルが付いており、両手で持ったり、足に引っ掛けたりして、全身のトレーニングに使えます。

「トレーニングバンド」「パワーチューブ」などの呼び名もあり、8の字やクロス形状のチューブもあります。

幅広い使い方ができる「ループタイプ」

ループタイプ

ループタイプは、輪っか状のチューブです。「ヒップバンド」「レジスタンスバンド」など、さまざまな呼び名があります。

円周が短めのものと長めのものがあり、下半身のトレーニングやストレッチで負荷をかけたり、上半身の筋トレでダンベル代わりに使用できます。

ストレッチに適した「フラットタイプ」

フラットタイプ

1枚の平らな帯状のチューブです。こちらも「セラバンド」「フィットネスバンド 」など、さまざまな呼び名があります。

好みの長さにカットしたり、結んだり、輪っか状にしたりと自由度が高く、ストレッチやリハビリ、初心者の軽負荷トレーニングに向いています。

トレーニングチューブの選び方

トレーニングチューブで運動中の画像

ここからは、トレーニングチューブを選ぶ際にチェックすべき3つの重要なポイントを解説します。

トレーニングの「目的」で選ぶ

まずは、どんな目的でトレーニングチューブを使用するのかを明確にしましょう。

  • 本格的な筋トレで、上半身をメインに鍛えたい方

大胸筋や広背筋、上腕二頭筋など、上半身の筋肉を本格的に鍛えたいなら、ハンドル付きチューブや長さのあるループタイプ(1m以上)が良いでしょう。

チューブをダンベルの代わりに使え、高負荷のトレーニングが行えます。ドアアンカーなどの付属品が付いていれば、トレーニング種目の幅も広がります。

  • 上半身の引き締め、肩甲骨周りのストレッチをしたい方

デスクワークなどで凝り固まりがちな肩甲骨周りのケアや二の腕の引き締めには、8の字チューブやクロスチューブが活躍します。

エキスパンダーのように両手で持って左右に開くだけなので、専門的な知識がなくても直感的に使用できます。

  • 下半身やお尻のトレーニング、体幹を強化したい方

下半身とくにヒップ周りの筋肉を鍛えたいなら、外周が短いループタイプ(約60〜70cm)のチューブを選びましょう。

膝に通してスクワットやランジを行うことで、膝が内側に入ってしまう「ニーイン」を防げ、大臀筋や大腿四頭筋に負荷を乗せられます。

また、股関節を外に開くクラムシェルやサイドウォークで使えば、自重だけでは難しい中臀筋や小臀筋といったインナーマッスルを刺激できます。

  • 軽いストレッチやリハビリに使いたい方

手軽なストレッチやリハビリに使いたいなら、負荷を細かくコントロールできるフラットタイプのチューブがおすすめです。

急激な負荷がかからないため、安全にエクササイズを行えます。

とくに、リハビリは低負荷のゆっくりとした動作で行うことが重要とされています。

主な目的

チューブタイプ

特徴

本格的な筋トレ

ハンドル付き、または長めのループタイプ

ダンベルのように使え、多彩なトレーニングが可能。

肩甲骨周りのストレッチ

8の字チューブやクロスチューブ

左右に広げるだけなので、直感的に使用できる。

お尻や体幹のトレーニング

長さ60~70cm前後のループタイプ

とくに下半身トレーニングに効果的。

ストレッチやリハビリ

フラットタイプ

急激な負荷がかからず、安全にトレーニングできる。

自分のレベルに合った「強度」で選ぶ

次に、自分のレベルに合ったチューブの強度を選びましょう。

ほとんどのチューブは強度によって色分けされています。ただし、色の基準はメーカーによって異なるため注意が必要です。

  • 初心者やリハビリ目的の方

まずは低強度(負荷が軽い)のチューブからはじめましょう。無理なく、正しいフォームで続けることがもっとも重要です。

  • 中級者以上、全身を鍛えたい方

鍛える部位やその日のコンディションに合わせて強度を使い分けることで、トレーニング効果がアップします。複数の強度がセットになったチューブがおすすめです。

【ワンポイント:強度選びの目安は?】
強度が強すぎると可動域が狭くなり、筋肉を十分に刺激できません。また、強度が弱すぎると可動域を最大にしても、やはり筋肉を刺激できません。最大可動域でギリギリ10〜15回往復できる強度のトレーニングチューブを目安に選ぶのが良いでしょう。

長く快適に使える「素材」で選ぶ

長く快適に使用できるようトレーニングチューブの素材にも注目しましょう。

  • 天然ゴム(ラテックスなど)

しなやかで伸縮性に優れた素材です。ただし、ゴム特有の匂いがしたり、人によってはアレルギー反応が出たりする可能性もあるので注意が必要です。

  • 合成ゴム(TPEなど)

匂いが少なく、アレルギーの心配が少ない素材です。耐久性は製品によりますが、最近では高品質なものも増えています。

  • 布製(ポリエステルとラテックスの混紡素材など)

布製チューブは、伸縮性のあるゴム糸にポリエステルなどの素材を何層にも織り込んで作られています。耐久性が高く、ゴムと比較して伸び方と伸びる限界が大きく異なります。

【ワンポイント:ゴム製と布製、どちらを選べばいい?】
結論から言えば、トレーニング目的と何を重視するかによって最適な選択は変わります。ストレッチがメインなら、伸縮性に優れたゴム製チューブ、高負荷で使用するなら、耐久性が高い布製チューブが良いでしょう。

〈編集部PICK UP!〉トレーニングチューブ、人気メーカーの売れ筋商品

女性顔イラスト(検証コメント用)

Moovoo編集部

数あるトレーニングチューブの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
PICK UP①
  • GronG(グロング)
  • トレーニングチューブ ハンドルタイプ 強度別5本セット

  • 税込み2,780円(Amazon)
  • 5種類の強度別チューブと豊富なアタッチメント

  • トレーニングのレベルや鍛えたい部位に合わせて負荷を調節できる、強度の異なる5種類のチューブのセットです。

    付属のドアアンカーやアンクルストラップなどを組み合わせれば、引っ張ったり持ち上げたりする運動で、全身を鍛えられます。

    また、使わないときは収納袋にまとめて保管できます。

タイプ:ハンドル付きチューブ
強度:X-LIGHT、LIGHT、MEDIUM、HEAVY、X-HEAVY
素材:ラテックス、ポリエステル、ポリウレタン、合成樹脂、スチール
PICK UP②
  • リーボック(Reebok)
  • レジスタンスチューブセット

  • 税込み5,181円(楽天市場)
  • レベルやエクササイズや応じて負荷を調節できる

  • 強度の異なる3種類のチューブがセットになっており、目的に合わせて負荷を選択できます。

    チューブを組み合わせて使えるため、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応可能です。

    軽量でコンパクトに収納できるので、自宅だけでなく、外出先や旅行先に持ち運んで手軽にトレーニングできます。

タイプ:ハンドル付きチューブ
強度:約5kg、10kg、15kg
素材:TPR、鉄、NBR、PP、ポリエステル、TPE、ABS
PICK UP③
  • adidas(アディダス)
  • パワーチューブ ADTB-10612

  • 税込み3,253円(Amazon)
  • チューブと肌の摩擦を軽減、ナイロンのカバー付き

  • チューブがナイロン製のカバーで覆われているため、体と密着しても摩擦が少なく、より安全にトレーニングを行えます。

    ハンドル一体型のため、チューブの長さで負荷を調節可能です。

    また、鍛えたい部位や個人の体力に合わせて、約15kg、20kg、25kgの3つの強度レベルから最適な1本を選べます。

タイプ:ハンドル付きチューブ
強度:約15kg、20kg、25kg
素材:ラテックス、PP
PICK UP④
  • La-VIE(ラヴィ)
  • のびーるフィットネス スーパーハード 3B-3010

  • 税込み1,067円(Amazon)
  • やわらかくて伸縮性がある8の字型チューブ

  • 8の字型で持ちやすく、腕や足に引っ掛けてさまざまな部位の筋トレやストレッチが手軽に行えます。

    やわらかく伸縮性がある合成ゴム製なので、インナーマッスルの強化や肩甲骨まわりのケアにもおすすめです。

    メーカーによると、約150cmまで伸ばした際の負荷は約14kgとのことです。

タイプ:8の字型チューブ
強度:約14kg(約150cmまで伸ばした際)
素材:合成ゴム
PICK UP⑤
  • フィノア(Finoa)
  • シェイプリング アスリート 22183

  • 税込み872円(Amazon)
  • 強い体幹をつくる下半身トレーニングにおすすめ

  • 下半身トレーニングに適した、円周70cm、幅10cmのループ型トレーニングチューブです。

    インナーマッスルを効果的に鍛え、体の安定性やバランス能力の向上にぴったり。専門家によるトレーニング解説書も付属しています。

    体幹を強化したい方や、パフォーマンス向上を目指すアスリートにおすすめです。

タイプ:ループタイプ
強度:ヘビー
素材:ラテックス
PICK UP⑥
  • GronG(グロング)
  • トレーニングチューブ 5本セット マルチカラー

  • 税込み980円(Amazon)
  • 5段階の強さで自分に合ったトレーニングが可能

  • 天然ゴムを使用した5色のループ型チューブがセットになっており、それぞれ異なる強度なので、自分に合った負荷を選べます。

    全身のトレーニングはもちろん、とくにお尻や太ももといった下半身のトレーニングにおすすめです。

    旅行先やオフィスなど、場所を選ばずどこでも気軽に使用できます。

タイプ:ループタイプ
強度:X-LIGHT、LIGHT、MEDIUM、HEAVY、X-HEAVY
素材:ラテックス
PICK UP⑦
  • adidas(アディダス)
  • レジスタンスバンドセット レガシー ADTB-10711

  • 税込み4,684円(Amazon)
  • 下半身トレーニングに使いやすい布製チューブ

  • お尻周りや太もものトレーニングに便利な、長さ70cmのループ型バンドです。

    強度の異なる3種類のバンドがセットになっており、レベルや目的に合わせた負荷を選べます。

    伸縮性と耐久性のあるポリエステル素材の布製チューブのため、肌への食い込みが少なく、快適に使用できます。

タイプ:ループタイプ
強度:LIGHT、MEDIUM、HEAVY
素材:ポリエステル、ゴム
PICK UP⑧
  • VRTX
  • フィットネスバンド

  • 税込み4,990円(Amazon)
  • 高強度トレーニングに対応、耐久性の高い布製バンド

  • 表層にポリエステル繊維、内部にゴム繊維を使用した独自素材のループ型チューブです。非常に高い耐久性を備えています。

    長さ103.8cmで、上半身、下半身、懸垂運動など、全身のトレーニングに使用可能です。

    使用後は洗濯機で丸ごと洗えるため、汗や汚れを気にせず清潔な状態を保てます。

タイプ:ループタイプ
強度:1~7kg、5~14kg、14~23kg、23~30kg、30~45kg、45~64kg、64~91kg、91~104kg
素材:ポリエステル、ゴム
PICK UP⑨
  • THERABAND
  • セラバンド 強度レベル-1

  • 税込み1,382円(Amazon)
  • ストレッチやリハビリに適したフラット型チューブ

  • 結んだり巻き付けたりと自由度の高い使い方ができる、フラットタイプのチューブです。

    耐久性があり、肌当たりがやわらかい天然ゴムを使用しているため、握りやすく快適に使えます。

    強度レベルは8段階に色分けされており、体力レベルやトレーニング目的に合わせて適切な負荷を選べます。

タイプ:フラットタイプ
強度:-2、-1、0、+1、+2、+3、+4、+5
素材:天然ゴム
PICK UP⑩
  • La-VIE(ラヴィ)
  • フィットネスバンド ハード 3B-3012

  • 税込み891円(Amazon)
  • いつでもどこでも手軽にストレッチに使える

  • 高い伸縮性と耐久性を兼ね備えたラテックスを使用した、長さ約120cmのフラット型チューブです。

    全身のストレッチに使用でき、メーカーによると、約2倍に伸ばした際に約4.5kgの負荷がかかるとのことです。

    丸めてコンパクトに収納できるため、どこへでも手軽に持ち運べます。

タイプ:フラットタイプ
強度:ハード
素材:ラテックス
※上下左右にスクロールできます

外観

商品名

特長

タイプ

強度

素材

Amazonで見る

GronG(グロング) トレーニングチューブ ハンドルタイプ 強度別5本セット

5種類の強度別チューブと豊富なアタッチメント

ハンドル付きチューブ

X-LIGHT、LIGHT、MEDIUM、HEAVY、X-HEAVY

ラテックス、ポリエステル、ポリウレタン、合成樹脂、スチール

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リーボック(Reebok) レジスタンスチューブセット

レベルやエクササイズや応じて負荷を調節できる

ハンドル付きチューブ

約5kg、10kg、15kg

TPR、鉄、NBR、PP、ポリエステル、TPE、ABS

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adidas(アディダス) パワーチューブ ADTB-10612

チューブと肌の摩擦を軽減、ナイロンのカバー付き

ハンドル付きチューブ

約15kg、20kg、25kg

ラテックス、PP

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La-VIE(ラヴィ) のびーるフィットネス スーパーハード 3B-3010

やわらかくて伸縮性がある8の字型チューブ

8の字型チューブ

約14kg(約150cmまで伸ばした際)

合成ゴム

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フィノア(Finoa) シェイプリング アスリート 22183

強い体幹をつくる下半身トレーニングにおすすめ

ループタイプ

ヘビー

ラテックス

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GronG(グロング) トレーニングチューブ 5本セット マルチカラー

5段階の強さで自分に合ったトレーニングが可能

ループタイプ

X-LIGHT、LIGHT、MEDIUM、HEAVY、X-HEAVY

ラテックス

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adidas(アディダス) レジスタンスバンドセット レガシー ADTB-10711

下半身トレーニングに使いやすい布製チューブ

ループタイプ

LIGHT、MEDIUM、HEAVY

ポリエステル、ゴム

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VRTX フィットネスバンド

高強度トレーニングに対応、耐久性の高い布製バンド

ループタイプ

1~7kg、5~14kg、14~23kg、23~30kg、30~45kg、45~64kg、64~91kg、91~104kg

ポリエステル、ゴム

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THERABAND セラバンド 強度レベル-1

ストレッチやリハビリに適したフラット型チューブ

フラットタイプ

-2、-1、0、+1、+2、+3、+4、+5

天然ゴム

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La-VIE(ラヴィ) フィットネスバンド ハード 3B-3012

いつでもどこでも手軽にストレッチに使える

フラットタイプ

ハード

ラテックス

自宅筋トレ向け、トレーニングチューブの使い方

ここからはuFit代表トレーナーの林ケイスケさんによる、実際にトレーニングチューブを使ったトレーニングを5つ紹介していきます。

動画を見ながら、やり方とポイントをチェックして実践してください。

uFit代表トレーナー
林ケイスケ
uFitの代表トレーナー。パーソナルトレーナーとして活動する一方で、一緒に筋トレやエクササイズができる動画を配信。また、運動面だけでなく食事面からも健康をサポートしたいという想いから、uFit完全栄養食をプロデュースしています。

1.チューブスクワット

チューブスクワットは、大臀筋(お尻の筋肉)やハムストリング(モモ裏の筋肉)などの下半身を集中的に鍛えるトレーニングです。

自重のスクワットでは物足りないという方にオススメの種目で、チューブによって負荷が加わるのでバーベルを使ったスクワットのように負荷の高いトレーニングが可能です。

高重量のバーベルトレーニングほどの負荷はできませんが、自宅で行うトレーニングとしては十分な負荷のトレーニングができますよ。

チューブスクワットのやり方

  • 肩幅より少し開いて足でチューブをおさえ、両手でグリップを握る
  • 背中側にチューブを通して肩の上でチューブを抱える
  • 膝を曲げていき、膝が90度になるまで下げる
  • ゆっくりと元の姿勢に戻る
【チューブスクワットの注意点】
・膝が前に出過ぎないようにする
・膝とつま先の向きは同じにする(膝が内側に入りやすいので注意)
・上半身が丸まらないようにする

2.アームカール

アームカールは、力こぶと呼ばれる上腕二頭筋を鍛えるトレーニングです。

ダンベルやシャフトを使ってのトレーニングが一般的ですが、トレーニングチューブを使うことでダンベルなどに近い負荷を加えることができます。

さらに、トレーニングチューブであれば足で止める位置を変えるだけで負荷を調整できるので、最後の追い込みまでやりやすいですよ。

アームカールのやり方

  • 足でチューブをおさえ、両手でグリップを握る
  • 肘はひらかずに体の横で構える
  • 肘を支点にして曲げていく
  • ゆっくりと伸ばしていく
【アームカールの注意点】
・肘をひらかない
・できる限り肘の位置を固定する
・負荷を調整しつつ最後まで追い込む
・肘をゆっくり伸ばすと効果的

3.オーバーヘッドエクステンション

オーバーヘッドエクステンションは、腕の後ろ側にある上腕三頭筋を鍛えるトレーニングです。

1つ前で紹介したアームカールで鍛える筋肉の対となる筋肉を鍛えるので、基本的にはアームカールとセットで行うのがおすすめ。

以下の動画では立って行なっていますが、チューブの負荷が強すぎる場合は座った状態で行うと負荷が減りますよ。

オーバーヘッドエクステンションのやり方

  • 足を前後に開き、後ろの足でチューブをおさえる
  • 両手でグリップを握り、背中を通して頭の上に構える
  • 肘を支点にして頭の上で肘を曲げていく
  • ゆっくりと伸ばしていく
【オーバーヘッドエクステンションの注意点】
・肘をひらかない
・できる限り肘の位置を固定する

4.ラテラルレイズ

ラテラルレイズは、手を真横にあげることで三角筋・僧帽筋を鍛えるトレーニングです。

自重トレでは鍛えにくい肩の筋肉を効果的に刺激できるオススメのメニューなので、チューブトレーニングをやる際にはぜひ取り入れてください。

ラテラルレイズのやり方

  • 足でチューブをおさえ、両手でグリップを握る
  • 肘を軽く曲げた上体で体の横に手を置く
  • 肘を軽く曲げたまま真横に手をあげる(床と平行になるまで)
  • ゆっくりと元に戻す
【ラテラルレイズの注意点】
・小指が天井を向くようにあげると効果的
・背中が反らないように気をつける
・反動を使いがちなので、丁寧に行うことを心がける

5.シーテッドローイング

シーテッドローイングは、チューブを引っ張る動作で背筋を鍛えるトレーニングです。

背筋も自重では鍛えにくい筋肉なので、チューブトレーニングでしっかりと鍛えましょう。

以下の動画では足にチューブを巻きつけていますが、机の支柱などに巻きつけるのもありです。やりやすいやり方でやってください。

シーテッドローイングのやり方

  • 足を伸ばして座った姿勢で、チューブを足に引っ掛ける
  • 胸を張りながら肘を曲げて脇腹までチューブを引きつける
  • ゆっくりと戻す
【シーテッドローイングの注意点】
・背すじは丸めずまっすぐに
・引っ張った時に胸を張る
・脇がひらかないようにする

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