〈プロ解説〉ヨガレギンス、おすすめ5選　無地やおしゃれな柄物も

ヨガレギンスはストレッチ性の高さから見た目が小さく見えますが、すんなりはける場合がほとんどです。国内ブランドでは通常着ている服のサイズと同じ、海外ブランド（アジア向けサイズ以外）では通常より下のサイズを選ぶとちょうど良いことが多いでしょう。

オンラインならサイズ表やレビューを確認したり、実店舗なら通常と同じサイズと一つ下のサイズを両方試着して比べたりすることをおすすめします。

ヨガに集中できるヨガレギンスを選ぶうえで確認したいのは、生地の厚みです。生地が薄いものは軽くて持ち運びやすく、旅行などでもかさばらず快適ですが、下着のラインが浮き出たり色が透けて見えたりすることがあります。

シームレスで透けにくい色の下着を選ぶ必要も出てくるので、生地の厚さは必ず確認したいポイントです。

体のラインが見えることで、ヨガのポーズのセルフチェックをするときや、ヨガ講師からポーズのチェックを受ける際にも、細部まで丁寧に確認しやすくなります。

ヨガレギンスには、無地のものから総柄まで、さまざまなデザインがあります。

まず1枚選ぶのであれば、黒系のヨガレギンスがおすすめです。シルエットもすっきりして普段使いをしても違和感がなく、下着の色の透けも気にする必要がないので重宝します。

普段使いしやすいリブレギンスやデニム風デザインのもの、花柄や淡いペイント柄、裾や腰にリボン付きのデザインレギンスなど、お気に入りの一着を見つける楽しみもあるので、ぜひ複数の商品を見比べてみてください。

低身長や高身長・大きめサイズなど、体型にあわせて選べる種類が豊富なスカラーレギンス。ほどよい厚みで下着のラインが響きにくいだけでなく、高い伸縮性でヨガのポーズがとりやすく、体の動きを妨げません。

ウエストだけでなく股下の長さを選べるので、ぴったりのサイズを選びやすいのがポイント。股下の長さが選べるタイプは比較的めずらしく、長さで困っている方にはぜひチェックしてほしい商品です。華やかで上品な花柄レギンスは、きれいめ派の方も取り入れやすいでしょう。

Gapのスポーツウェアライン・GapFITは、スタイリッシュなデザインと機能性で、筆者自身も長年愛用しています。

冬でも脚を入れるときにひやっとせずにうれしい起毛ジャージーニット生地は、吸汗速乾機能にストレッチ性も備わっていることが魅力。フロントのV字カットのウエストバンドで自然と下腹がサポートされ、骨盤を立てた良い姿勢を保ちやすくなります。

個人的にはプーマウェアに、スポーツブランドならではのパワーと安心の履き心地を感じています。かっこよさのある色柄を探すときには、ヨガウェアブランドだけでなく、スポーツブランドが出しているヨガウェアやフィットネスウェアも確認するのがおすすめです。

ヨガ中の腰まわりが気にならないハイウエストで、リサイクル素材を20％以上配合。太めの曲線ラインが視線を分散させるので、すっきりとした印象を与えてくれます。お気に入りの色柄を探してみてください。

ショートパンツ一体型のレギンスなので、レギンスの1枚履きでは不安という方や、前屈・四つん這いなどのヨガポーズで後ろ姿が気になるという方も、安心してはけます。

サラッとした肌触りのメッシュ調生地に、抗菌防臭加工も施されているため、軽やかに着用可能。幅広ウエストでお腹まわりもすっきりと収まり、動きでズレることもなくヨガを楽しめます。

製品の90%以上に天然素材を使用し、70%以上に草木染めを施しているというyinyangのウェア。自然派の方も安心して着用できます。ヘンプ（麻）とオーガニックコットンをあわせて90％以上使用したレギンスは、天然素材特有のやわらかく温かな心地よさが感じられます。

お尻まわりをカバーするデザインは、1枚履きになれていなくても安心。ワンピースを上に羽織ってそのままヨガレッスンへ行くなど、汎用性の高さも魅力です。天然素材がメインのため、洗濯や着脱を繰り返すと風合いが変化しやすいと思いますが、ぜひその過程を楽しんでください。