ギックリ腰のヤバさとつらさと対策と「eスポーツ用サポーター」の良さを人類に教える
ギックリ腰で入院しました
こないだ生まれて初めて、かつものすごく激しいギックリ腰に襲われた。
よくある「重いものを急に持ち上げちゃって〜」とかのせいじゃないの。洗濯物干してるときにさ、ほーんの少し身体を傾けただけなの。ほんとにちょっと。5度くらい。偉い人の前でこれやったら「もっとちゃんと頭を下げなさい」って怒られそうなくらいのちょっとした角度よ。それなのに腰に「ビキィ!!!!」って衝撃が走って「き…切れた ぼくの体の中で なにかが切れた…決定的ななにかが…」って思った刹那、激痛。
どうすればいいかわからなくなってとりあえず布団に横になってみたはいいけど、立つことはもちろん寝返りを打つことすら難しいほどの圧倒的痛み。これはもう生活がままならん! ということで諦めて救急車を呼んで入院しました。
いや〜えらいことになったわ。最初は「ギックリ腰で入院なんて大袈裟かな〜」と思ってたけど、入院初日の夜なんてマジでヤバすぎてオシッコすらマトモにできなかったからね。大変貴重な体験を一晩でいろいろしました。完全に入院が正解ムーブ。
あらゆるものの締め切りがヤバかったのに5日間入院するハメになった
意外なほどうまいが、やたら白飯の比率が多くて苦労する病院食
さて、なんでぎっくり腰になっちまったのか。なんで洗濯物干した程度で腰がイカれちまったのか。その原因はおそらく、直前までとにかく座りまくっており、腰に疲労が溜まりまくってたからだろう。なんかね、10日くらいほとんど椅子に座って過ごしてたのね。家に引きこもってさ。こういうときにGAMEクロス的には「とにかくApexのランクマに籠もりまくってプレデターになってやろうとしてたんスよね」とか言えたらカッコがついたんだけど、全然そんなことはなくてマンガ描いてました。
でも「うーん、マンガ描くの飽きたから休憩にエペやるか~」とか「Twitter見ちゃお」とかもやってたので結局座りっぱなしが悪いんですよね。「ソロダイヤ取るまで寝ません」とかやろうとしてるストリーマーはマジで気をつけたほうがいい。死ぬぞ。
というわけで以下に対策とか気をつけたほうがいいことを書いていきます。マジで気をつけろ。気をつけないと最悪看護師さんにオシッコの世話を……いや、これ以上はやめておきます。
高い椅子を買えば大丈夫。そう思ってた時期が私にもありました
世のゲーマーやら絵師やらエンジニアやらはみんな口を酸っぱくしてこう言う。「いい椅子を買え」と。「ちょっと無理してでも10万とか20万とかする椅子を買え」と。なぜなら一生の健康に関わることだから……と。
なので私も去年いい椅子を買った。買ったのでこれで私のこれからのデスクワークライフは盤石だ。だっていい椅子を買ったんだから……。そう思っていた。でもね、違ったんだ。この考えは間違っていたんだよ読者諸兄。私は高い椅子を買ったことに安心しすぎていた。椅子の性能にあぐらをかいていたと言わざるを得ないだろう。椅子だけに……。ちなみに椅子のうえであぐらをかくのは腰に悪いのでおすすめしません。やめろ。
まず基本中の基本として、いくらいい椅子だろうと基本的に「椅子に座っている」という状態は腰に対してめちゃ負担がかかっているというのを認識しておいたほうがいい。腰にパワーが集中しまくっている状態だ。だから1時間に一度は立ってストレッチをする、というのを意識したほうがいい。マジで座りっぱなしは良くない。
ストレッチってのもマジでかんたんなので良くて、腰に手を当てて背中を反らせる、なんかあのおっさんがよくやってる動きをするだけでかなり良くなります。漫画「孤独のグルメ」の、朝からやってる居酒屋回の冒頭でゴローちゃんがやってたアレで大丈夫です。あとは余裕があればラジオ体操的なやつをやっておくともうかなりイイと思う。なんかね、明確に「あ、腰ちょっとほぐれた感じがするな~」ってなってうれしくなるよ。
実はぎっくり腰やる数日前から「腰、なんか疲労が溜まってるな~」「腰いてぇ気がする」って意識はあったんだよな。だからその時点でストレッチするとかこまめに立つとかやれば良かったんだけど……私はそういうことは一切せず、薬局で痛み止め入りのシップを買ってきて貼るだけで済ませて、また座り続けていた。これがよくなかった。限界まで疲労が蓄積されていた腰は洗濯物干しなんていう些細なアクションで限界を迎えた……。
だから君たちもゲームばっかりやってないでこまめに立て。ストレッチをしろ。温まって「はぁ~~~マジで味方がクソだったわ! でも味方ガチャで負けただけだからな~~~まだ全然負けてないからな~~~~」ってマッチング連打する前に深呼吸して椅子から立ってストレッチをしたまえ。マジで。死んじゃうから……。
eスポーツ用サポーター、意外なほど良い
あと腰用サポーターも買いました。コルセットってやつね。腰を締め上げてなんかいい感じにしてくれるヤツ。ギューて締め上げるからイヤでも姿勢が良くなる→腰への負担が軽くなるし、なんかラクになります。不思議ですね。
病院でももらったんだけどピップから新しく出てるeスポーツ用のサポーター「プロ・フィッツ for e-SPORTS ウエストアーマー L」ってのを買ってみました。
eスポーツ用サポーターの「プロ・フィッツ for e-SPORTS ウエストアーマー L」。現在はウェルネスの通販サイトにて販売中
eスポーツ用のサポーターってなんだよ、1680万色に光るのか? なんて斜に構えていたけどそれまで使っていたサポーターと比べるとその差は歴然。
上が病院でもらったサポーター。下がeスポーツ用サポーター。スリムで座りやすいぜ
まず、ふつうのサポーターよりも幅がスリムになっているから座ってゲームするときに邪魔になりづらいのがいい。サポーターって結構ゴツくて、座り作業してるときは存在感が気になりがちなんだよね。そしてメッシュ構造になっているので熱が籠もりにくくてこれまたうれしい。eスポーツ用と謳いつつも、長時間デスクに向かう人や漫画家とかイラストレーターにもオススメできるサポーターだな~と思ったね。正直冗談半分で買ったけどこいつはいい買い物でした。あと病院のサポーターと2本体制にできたので、交互に洗濯できるというアドバンテージも得られた。
筋トレもしよう
ギックリ腰になったときに一番苦労したのは「寝っ転がった状態から起き上がること」だった。みんなね、普段あんまり意識してないと思うんだけど起き上がるときって腰を使って身体を起こしてるんだよ。ちょっとやってみ。腰にパワーが行ってるのわかるから。
で、当然ギックリ腰になると「腰で起きる」ってのができねえ。だからどうやるかって言うと肘を使ってテコの原理みたいに起き上がるのね。コイツは辛かった……。
あとどうしてもしゃがむことってあるじゃないですか。腰痛めると「生活って、こんなにしゃがむ機会あるのか!!!」って驚くんだよな。実はみんなめちゃめちゃしゃがんでますよ。で、しゃがむときもやっぱり腰を使ってるんだよ! これが非常にヤバく、痛いときは当然凄まじい痛みが来るし、痛くないときでもつい腰を使っちゃったときに「あ、これダメージの蓄積ヤバそうだな」ってヒヤッてするぐらいで非常に怖い。だから今はなるべく脚でしゃがむようにしてます。バネを縮めるイメージで……。
で、この「脚でしゃがむ」ってのがギックリ腰激痛期にものすごくツラくて大変でさ。すげー疲れるの。自分の身体を脚の筋肉だけで持ち上げるのすげー大変。だからギックリ腰が落ち着いたあとからスクワットを始めました。こういうときに完全に自分だけでやろうとすると絶対続かないので「30日スクワットチャレンジ!」ってスマホアプリで管理しながら1ヶ月とりあえずやった。
「30日スクワットチャレンジ!」ってアプリを使ったよ
これやったらめきめき脚の筋肉ついて、しゃがんだり立ったりがかなり楽になったのでめっちゃ良かったです。あとギックリ腰ってようするに筋肉痛みたいなもんらしいのでスクワットとかして筋トレするのは予防にもなるらしいッスよ。知らんけど。
#スクワットチャレンジ 30日達成!今日は250回スクワットしました。チャレンジ中は合計3,295回スクワットしました。 #30日チャレンジ https://t.co/NvdUmIuS8k pic.twitter.com/ojgmMOfeRR
— マシーナリーとも子@サイボーグVTuber (@barzam154__) August 19, 2021
最終的にこれくらいになりました
スクワットは無事1ヶ月続いたので次はプランクでもやってみようかな~と思ってます。あとはリングフィットアドベンチャーとかやるのもいいんじゃないですかね。マシーナリーとも子ん家は狭いからできませんが……。
と、長々と書いたけどもやっぱり基本は「1時間ごとに立ってストレッチ」だと思うぜ。マージでギックリ腰辛いからeスポーツバリバリやってるみんなも本当に気をつけてくれ。頼む。私のようには……なるな! それじゃあな。
【この記事を書いた人】
マシーナリーとも子(VTuber)
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