〈プロ解説〉静かなルームランナーおすすめ9選 マンションでも使いやすいモデル
自宅にいながらランニングやウォーキングができるフィットネスマシン、ルームランナー。トレッドミルとも呼ばれ、運動不足解消に人気のアイテムです。
そこでこの記事では、アパートやマンションなどでも使いやすい、静かなルームランナーの選び方や効果的な使い方、さらにおすすめ商品をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
▼ 自宅トレーニングの役立つ情報を紹介
まずはプロおすすめ、静かなルームランナー4選
田子政昌さんがおすすめする、静音性に優れたルームランナーを紹介します。
① KingSmith ルームランナー WalkingPad R2
おすすめポイント
家庭用ルームランナーブランド「WALKINGPAD」の最新モデル。走行面の厚さはわずか7cmで、フラットな形状です。高水準のモーターを使用し、静音性に優れています。真っ二つに折りたためるコンパクトなデザインのため、収納や移動もしやすく、好きなタイミングでトレーニングできます。0.5〜10km/hまでは、0.5km/hごとの細やかな速度調節が可能です。アプリと連携すれば、走行距離や消費カロリーといった運動データをスマホで確認できます。トレーニングを継続するにあたって使いやすい機能が充実したモデルです。
② アルインコ プログラムランニングマシン AFR1119A
おすすめポイント
パネル・手すりつきの本格的なルームランナーを探している方におすすめ。静音性を高める衝撃吸収マットも付属しています。最高16km/hに対応し、家庭用マシンとしては申し分ないスペックです。12種類のプログラムコースも搭載しているため、心肺機能向上や脂肪燃焼など、目的に合わせてトレーニングができます。
③ NADLE 自走式ルームランナー
おすすめポイント
自分の力で走る自走式のため、モーター音がなく静かです。傾斜角度が3段階で調節でき、体力に合わせて運動負荷を変えられます。ほかのメーカーだと手すりが前方についていることが多いですが、こちらの製品はサイドにも手すりがついているのが特徴です。転倒防止になるほか、腕立て伏せなどのトレーニングにも活用できます。
④ リーボック トレッドミル JET100+ BK (BT) RVJF-20121BK-1BT
おすすめポイント
家庭向けのルームランナーとしては本格的なスペックを有するマシン。最高16km/hに対応し、傾斜12%までの角度調節機能や24種類のプログラムが搭載されています。走行面は43×130cmと広々としていて、足を踏み外す心配はありません。また、ラバーとエアーのクッション構造により、優れた吸収力と静音性を実現。ランニング動作を行っても比較的静かな接地音でトレーニングができます。
静かなルームランナーを選ぶポイント
① 静かなモデルは使いやすい
Photo by iStock
ここからは、ルームランナーを選ぶポイントを解説します。
ルームランナーのような有酸素運動系のマシンを選ぶ際に、重要となるポイントのひとつが静音性です。足を踏み下ろしたときのドンドンといった衝撃音や、機械自体のモーター音が持続的に発生するため、一般的な筋トレマシンよりも「音」が静かかどうかを購入の基準にすると、使いやすいものが見つかります。
また、ルームランナー本体だけでなく、床に衝撃吸収材を敷くなどの養生を行うことも、騒音や振動の対策になります。
② 自走式はモーターがなく低価格、電動式は足への負担軽減
Photo by iStock
ルームランナーの駆動方式には、電動モーターがベルトを動かす電動式と、利用者が自ら走ることでベルトが動く自走式があります。
電動式はモーターの力でベルトが動くので、足に力を入れなくても一定の速度を保てます。レースを目指すような本格的なランニングフォームを身に着けていない方でも無理のないペースで走り続けられるため、野外でランニングを行うよりも脚にかかる負荷を減らすことが可能です。速度・傾斜角度の調節や、心拍数の表示など、機能性にも優れています。
ただ、自走式に比べると価格が高い傾向があるほか、サイズが大きな商品も多く、設置スペースの確保が必要です。モーターの質や速度によっては騒音が出やすいため、静音性や衝撃吸収性に優れたモデルを選ぶようにしましょう。
自走式はモーターがないぶん静かで、電気代もかかりません。軽量でコンパクトなモデルが多いですが、勢いよく走るには走行面が狭かったり短かったりして、窮屈に感じることがあります。運動の目的や使用する場所に合わせて選ぶのがポイントです。
③ 省スペースで移動させやすいか
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自宅用のルームランナーは、なるべく省スペースで動作できるものがおすすめです。ウォーキングやランニングの際には、腕や脚が大きく動作するため、マシン自体の底面積だけでなく、思った以上のスペースが必要となることがあります。
また、収納時に折りたためたり、ローラーがついていたりなど、マシン自体を移動させやすいと普段の生活スペースを圧迫せずに使うことができます。
④ 耐荷重と最高速度をチェック
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スペックを比較する際にチェックしておきたいのが、耐荷重と最高速度。これらが低いマシンで強度の高い運動にチャレンジすると、使い始めて間もないのに故障したり、最悪の場合、ベルトや支柱が破断したりしてケガをする恐れがあります。
ただし、頑丈で多機能な高価格帯のルームランナーには準業務用モデルも多く、激しいトレーニングでは音が気になることも。静音性を重視するなら、15km/h程度までの低速度域でトレーニングできるタイプを選ぶのがポイントです。
ルームランナーの効果的な使い方
ルームランナーで行うトレーニングは、基本的には筋肉への負荷が比較的軽い有酸素運動となります。
有酸素運動を持続的に行うことで心肺機能を高めたり、脂肪燃焼効果が期待できたりしますが、筋力トレーニングなどと同様に、運動する目的や使用者の体力によって負荷設定を変えることがポイントです。
脂肪燃焼には、無理なく続けられる負荷で
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運動不足で体重が増えてしまった…という理由でダイエットを始める方は多いでしょう。ダイエットは食生活の改善が第一ですが、活動量(≒運動量)を増やすことも必要になります。
ルームランナーで有酸素運動を取り入れる場合は、無理なく続けられる負荷(目安は呼吸が少しはずむ程度)で持続的に行うことが大切です。
以前は「有酸素運動は20分以上」といった定説がありましたが、20分以内でも脂肪燃焼は行われるため、あくまでも運動時間が増えることでトータルの燃焼効果が高まる、という程度に考えて無理のないように続けてください。
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また、激しく呼吸が乱れるような負荷や疲労度では持続できないばかりか、脚部への負荷が大きくなりケガの原因になる場合もあります。
脂肪よりも糖(グリコーゲン)の代謝が高くなることで効率も下がってしまうので、自分のペースで無理なく運動できる負荷設定を心がけましょう。
体力増進には、インターバルトレーニングがおすすめ
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本格的なランニングやスポーツとまではいかなくても、体力増進を図りたい方には心肺機能を高めるトレーニングが適しています。インターバルプログラムなどにより、自動的に速度や傾斜を調節して、負荷を自動で切り替えられるルームランナーを選ぶといいでしょう。
おすすめのトレーニング法は、比較的強めの強度(目安は30~60秒程度連続して行うと呼吸が速くなるくらい)と、話しながらでも続けられるような低強度のトレーニングを繰り返し行う「インターバルトレーニング」です。
心臓は筋肉でできているので、強く動かしたり短い休息をはさんで繰り返したりして「ゆさぶる」ことで、多様な負荷がかかり強い拍動ができるようになります。
ポイント解説
あまりにも高強度だとケガの原因にもなるので、5~8セット程度繰り返したらトレーニングを終了しましょう。それで余裕があるようなら、次のトレーニングではセット数はそのままに、速度や傾斜を増やして少しずつ負荷を高めていくといいでしょう。
〈編集部PICK UP〉静かなルームランナー、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数ある静かなルームランナーの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
自走式① アルインコ 自走式ウォーカー7019 EXW7019
モーター駆動音がしない自走式ウォーカー
自力でベルトを動かす自走式のため、運動中のモーター音がなく静音性に優れています。電源も表示メーター用の単4電池2本だけで、設置場所を選びません。
約8度の傾斜角度がついているため、坂道を上るようにウォーキングできます。使用しないときは、折りたたんでコンパクトに収納可能です。
自走式② ダイコー 自走式ルームランナー DK-6310CB
本格的なトレーニングに対応した自走式
ウォーキングから各種トレーニングまで対応した、本格的な自走式ルームランナーです。レバーで4段階の負荷調節が可能。ハンドルを持つ位置を変えることで、横歩きや後歩きなど多彩なフォームで運動が行えます。
モーターがないため電気代はゼロ。騒音も少なく、自分のペースにあわせて好きなだけ使用可能です。
電動式① バーウィング ルームランナー16km/h BW-SRM16
家族みんなで使える本格マシン
最高速度16km/hに対応したハイエンドモデルです。20種のプログラムやUSBスピーカーのほか、3段階の角度調整といった多数の機能がついた本格派です。
省エネで高性能なDCモーターとスプリング式衝撃吸収システムを搭載。6km/h時は56dB、16km/h時でも69dBと静かに運動できます。
電動式② ライシン ルームランナー T4000
ペースや目的にあわせて使える2WAY仕様
パワフルで静かなモーターを搭載し、ウォーキングとランで使い分けが可能です。メーカーによると、4km/h時の騒音値は換気扇とほぼ同じ47.5dB、12km/h時は洗濯機ほどの64.5dBとのこと。
高さ13cmの薄型設計なので、使わないときはベットやソファーの下にも収納できます。
電動式③ ジョンソンヘルステック 家庭用ホライズン トレッドミル ADVENTURE1
本格的なランニングに対応
最高速度18km/hに対応し、広い走行面で本格的なランニングができます。走行中でもショートカットキーで、速度や傾斜を簡単に変更可能です。
膝や腰への負担を軽減するVRCクッションが音や振動を吸収し、快適なランニングをサポートします。簡単に折りたたんで収納可能です。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
本体重量 |
最高速度 |
静音性 |
耐荷重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
【筆者おすすめ】藤忠インターナショナル WalkingPad R2 |
折りたためるコンパクトタイプ |
幅72×奥行145.2×高さ103.2cm |
36kg |
10km/h |
65dB |
110kg |
|
【筆者おすすめ】アルインコ(ALINCO) プログラムランニングマシン AFR1119A |
豊富な速度幅でリハビリからトレーニングまで対応 |
幅71×奥行143×高さ120cm |
35.5kg |
16km/h |
記載未確認 |
100kg |
|
【筆者おすすめ】AORTD 自走式 ルームランナー |
自分の足でベルトを動かして走る自走式 |
幅55×奥行115×高さ110cm |
約32kg |
記載未確認 |
記載未確認 |
120kg |
|
【筆者おすすめ】Reebok(リーボック) JET100 RVJF-20121BK-1BT |
幅43cm、長さ130cmのゆったりした走行面 |
幅78×奥行171×高さ139cm |
76kg |
16km/h |
記載未確認 |
110kg |
|
アルインコ(ALINCO) 自走式ウォーカー7019 EXW7019 |
モーター駆動音がしない自走式ウォーカー |
幅53×奥行87×高さ94.5cm |
14kg |
記載未確認 |
記載未確認 |
90kg |
|
ダイコー(Daiko) 自走式ルームランナー DK-6310CB |
本格的なトレーニングに対応した自走式 |
幅81×奥行172×高さ157cm |
130kg |
記載未確認 |
記載未確認 |
150kg |
|
BARWING(バーウィング) ルームランナー16km/h BW-SRM16 |
家族みんなで使える本格マシン |
幅64.5×奥行144.6×高さ121cm |
37kg |
16km/h |
69dB(16km/h時) |
130kg |
|
Lysin(ライシン) ルームランナー T4000 |
ペースや目的にあわせて使える2WAY仕様 |
幅142×奥行66×高さ13cm(ウォーキングモード)、幅133×奥行57.5×高さ104cm(ランニングモード) |
35kg |
12km/h |
47.5dB(4km/h時)、64.5dB(12km/h時) |
100kg |
|
Johnson Health Tech(ジョンソンヘルステック) 家庭用ホライズン トレッドミル ADVENTURE1 |
本格的なランニングに対応 |
幅89×奥行182×高さ138cm |
81kg |
18km/h |
記載未確認 |
125kg |
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