〈プロ解説〉Wi-Fiルーター、おすすめ15選 あると便利な機能も紹介

ふじもん(通信サービスを取材するYouTuber・Wi-Fi専門家)
公開: 2023-11-01

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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スマホやタブレット、ノートPCなどをインターネットに無線で接続するのに必要なWi-Fiルーター(無線LANルーター)

「自宅のWi-Fiが遅く感じる」
「場所によってつながりにくい」
「これから新生活がスタート」


こういった機会にWi-Fiルーターの買い換えを検討する方は多いです。しかし、通信に関する用語は難しい印象で、商品も安いものから高いものまで幅広くあり、どれを選んだらよいのか悩むことも。

そこで今回は、Wi-Fi専門家のふじもんさんWi-Fiルーターの選び方と便利な機能、さらにおすすめ商品についても紹介していただきました。ぜひ参考にしてください。

通信サービスの最新情報を取材するYouTuber・Wi-Fi専門家
ふじもん(藤本 陽介)
株式会社サムライエージェント代表取締役。モバイルWi-Fiや光回線などに関する最新情報をYouTubeやブログでわかりやすく解説。通信サービスを提供する企業とのコラボ動画は業界で話題になり、メディア出演や監修などの実績が多数あります。
【リンク】LINE公式監修メディア
※ふじもんさんには2022年4月、選び方解説の執筆と筆者おすすめ商品の選定をしていただきました。記事後半の編集部ピックアップ商品は最新の情報をもとに選んでいます。

まずは、ふじもんさんおすすめWi-Fiルーター5選

ふじもんさんおすすめ①
  • BUFFALO(バッファロー)
  • WSR-5400AX6S(AX5400)

  • 税込み11,980円(Amazon)
  • ハイパワーアンテナ内蔵でWi-Fi 6対応、メッシュWi-Fiにも

ふじもん(藤本 陽介)

おすすめポイント

自宅の広さや間取りなどから1台のWi-Fiルーターで十分という方で、通信速度・安定性にこだわったWi-Fi 6対応モデルを探しているならこちらがおすすめです。メーカーによると戸建てなら3階建て、マンションなら4LDKに対応し、推奨接続端末数は最大30台です。

メッシュWi-Fiにも対応しているので、引っ越しで環境が変わっても安心。初心者の方ならこれを選んでおけば間違いないといえる1台です。
製品の特徴を示す画像
サイズ:幅59×高さ177×奥行175mm(付属品および突起物を除く)
重さ:約650g(本体のみ)
Wi-Fi 6対応:◯
最大転送速度(理論値):4,803Mbps(5GHz)/573Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:◯(EasyMesh)
ふじもんさんおすすめ②
  • BUFFALO(バッファロー)
  • WSR-1800AX4S(AX1800)

  • 税込み5,480円(楽天市場)
  • Wi-Fi 6対応のエントリーモデル

ふじもん(藤本 陽介)

おすすめポイント

できるだけ購入費用を抑えて、人気メーカーのWi-Fi 6対応ルーターを選ぶならこちらでしょう。

こちらのモデルは、光回線サービスでレンタル用のルーターに採用されるほどコスパに優れた製品です。メーカーによると戸建なら2階建て、マンションなら3LDKに対応し、同時接続可能な台数は最大14台とのこと。

一人暮らしの方や安さを重視したい方などにもおすすめです。
製品の特徴を示す画像
サイズ:幅36.5×高さ160×奥行160mm(付属品および突起物を除く)
重さ:約373g(本体のみ)
Wi-Fi 6対応:◯
最大転送速度(理論値):1,201Mbps(5GHz)/573Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:◯(EasyMesh)
ふじもんさんおすすめ③
  • ASUS(エイスース)
  • ZenWiFi XT8 2pack

  • 税込み48,000円(Amazon)
  • 最大511㎡をカバー、通信の安定性と高いセキュリティ技術を備えたモデル

ふじもん(藤本 陽介)

おすすめポイント

自宅が広く、予算が許すなら通信性能の高いこちらの製品はいかがでしょうか。ZenWiFiはASUSの中でメッシュWi-Fiとしては最高クラスのレベルを備えています。価格は高いものの、それだけの性能を実感できることでしょう。

Wi-Fi 6対応はもちろん、トライバンド対応により複数台のスマホやパソコンで同時に通信をしても通信負荷を分散。2つのルーターで同時接続可能な台数は140を超えます(メーカー推奨利用台数は1台あたり最大72台)。

アプリで設定変更などの操作ができる点も評価が高く、広い環境にお住まいで、とにかく高性能な製品を選びたい方におすすめです。

▼セットアップの手軽さと使用イメージを紹介する公式動画がこちら

サイズ:幅160×高さ161×奥行75mm(1台)
重さ:716g
Wi-Fi 6対応:◯
最大転送速度(理論値):4,804Mbps(5GHz)/1,201Mbps(5GHz)/574Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:◯(AiMesh)
ふじもんさんおすすめ④
  • TP-Link(ティーピーリンク)
  • Deco X60 2ユニット

  • 税込み23,990円(Amazon)
  • メッシュWi-Fiに対応、セットアップもスマホで手軽にできる

ふじもん(藤本 陽介)

おすすめポイント

コスパ重視でWi-Fiのメッシュ化を実現するならこちらの商品がおすすめ。スマホのアプリで設定変更などの操作ができて、しかもユニットを増やす(10台まで)のも手軽にできます。

家電量販店でも一押しされている、機能が豊富なWi-Fiルーターです。

▼Deco X60の機能を紹介する公式動画がこちら

サイズ:幅110×高さ114×奥行110mm(1台)
重さ:記載未確認
Wi-Fi 6対応:◯
最大転送速度(理論値):2,402Mbps(5GHz)/574Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:◯(TP-Linkメッシュテクノロジー)
ふじもんさんおすすめ⑤
  • ASUS(エイスース)
  • GT-AX11000

  • 税込み41,980円(Amazon)
  • ゲームのネット通信を優先できる「QoS」機能を搭載

ふじもん(藤本 陽介)

おすすめポイント

見た目のイカツさが特徴的で、しかもゲーミングルーターだけあって光り方も見どころ。本格的なWi-Fiルーターです。

オンラインゲームを楽しみたい方であれば、ゲームのネット通信を優先するQoS機能によって、快適でクリアな音声とスムーズな動きを長時間のゲームプレイでも維持しやすくなります。ただし、オンラインゲームをあまりしない方にとっては宝の持ち腐れになるかもしれません。

▼ASUSの技術「AiMesh」について解説する公式動画がこちら

サイズ:幅240×高さ240×奥行60mm
重さ:1,717g
Wi-Fi 6対応:◯
最大転送速度(理論値):4,804Mbps(5GHz)/4,804Mbps(5GHz)/1,148Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:◯(AiMesh)

Wi-Fiルーターとは? 押さえておきたい基礎知識

Wi-Fiルーターを使用しているイメージ

Photo by iStock

Wi-Fiルーター(無線LANルーター)とは、2.4GHz帯、または5GHz帯の周波数帯の電波を利用して、パソコンやスマホなどのデバイスをインターネットに接続するための機器です。

通信をするための電波には「通信規格」が定められていています。正式名称は「IEEE 802.11〜(アルファベット)」ですが、一般的に呼ばれるのはWi-Fiの規格を世代で表したWi-Fi 5(第5世代)やWi-Fi 6(第6世代)です。

Wi-Fiルーターの通信規格

名称

通信規格

時期

最大通信速度

周波数帯

Wi-Fi 4

IEEE802.11n

2009年

600Mbps

2.4GHz帯 / 5GHz帯

Wi-Fi 5

IEEE802.11ac

2013年

6.9Gbps

5GHz帯

Wi-Fi 6

IEEE802.11ax

2019年

9.6Gbps

2.4GHz帯 / 5GHz帯

ふじもん(藤本 陽介)

ポイント解説

通信規格はWi-Fiルーター選びでもっとも注目すべきポイントです。まずは最新のWi-Fi 6に対応しているかチェックしましょう。

最新の通信規格「Wi-Fi 6」とは

Wi-Fi通信を利用するイメージ

Photo by iStock

先に紹介していますが、Wi-Fi 6の正式名称はIEEE802.11ax。対応製品のパッケージには「Wi-Fi 6対応」や「11ax 対応」と表記されていることが多いです。

Wi-Fi 6の特徴
① 高速通信|最大通信速度(理論値)がWi-Fi 5と比べて約1.4倍に向上
② 低遅延|複数の通信機器との同時接続でも通信が遅延しにくい(OFDMA技術)
③ 省エネ性能|通信機器のバッテリー消費が抑えられる(TWT技術)

OFDMATWT技術については、日立システムズの公式サイトでも紹介されています。

以上のように、複数台のスマホやタブレットといった機器と同時接続して通信をしても、遅延しにくい高い安定性や省エネ性能などの面からWi-Fi 6は注目されています。

ふじもん(藤本 陽介)

ポイント解説

Wi-Fi 6に対応したルーターは従来の製品に比べて値段が高めですが、予算が許せばより快適な通信環境を得られるのでおすすめです。

▼ 無線LAN機器メーカー「TP-Link」公式動画でもWi-Fi 6について紹介しています。

動画に登場している製品「AX6000」「AX11000」や、ほかのTP-Link製Wi-FiルーターをAmazonで見る。

Wi-Fi 6対応ルーター購入前の注意点! メリットを活かせない場合も

スマホを使用する女性のイメージ

Photo by iStock

Wi-Fi 6対応のルーターに買い換えるメリットは大きいです。ただし、注意してほしいのは接続するスマホやパソコンがWi-Fi 6に対応していなければ高い通信能力が発揮されない点です。

Wi-Fi 6対応のスマホやパソコン
iPhoneシリーズ:iPhone11やiPhone SE(第2世代)以降
Mac PC:Apple M1チップを搭載したMacBook(2020年モデル)以降 など

ほかにも数多くの製品が対応しています。スペック表に「IEEE 802.11ax」「IEEE 802.11a/b/g〜〜〜/ax」といった表記があればWi-Fi 6対応製品です。

せっかくWi-Fi 6対応のルーターに買い換えても、接続する端末がWi-Fi 6に対応していなければ、従来と比較して通信速度が改善されません。

ふじもん(藤本 陽介)

ポイント解説

お使いのスマホやパソコン、タブレットなどがWi-Fi 6非対応でも、下位互換性のあるWi-Fi 6対応ルーターと接続してネット通信を利用できます。

ただ、Wi-Fi 6のメリットを活かしきれないことだけ念頭に置いておきましょう。

Wi-Fiルーターを買い換える目安は?

家電量販店のWi-Fiルーター販売コーナー

筆者撮影

もし現在、Wi-Fi 4対応(IEEE802.11n)ルーターをお使いであれば、最大通信速度が10倍以上も違うWi-Fi 6やWi-Fi 5対応のルーターへ買い換えるよい時期だといえます。

一方、Wi-Fi 5対応(IEEE802.11ac)ルーターからWi-Fi 6対応への乗り換えの場合、大きなメリットは期待できないと考えてよいでしょう。

ふじもん(藤本 陽介)

ポイント解説

予算をかけられるのであれば、通信速度がより速いWi-Fi 6対応ルーターを選ぶのも手ですが、従来のWi-Fi 5でも配信動画やゲームを快適に楽しめます。

そのため、コスパ重視で選ぶならWi-Fi 5対応のルーターがおすすめです。

気になる「通信速度」の目安

通信速度のイメージ

Photo by iStock

配信動画やオンラインゲームなどを快適に楽しむには通信速度が重要です。通信速度は「Fast.com(Netflix提供)」で手軽に確認できます。数字は「ダウンロードスピード(単位:bps)」を表し、値が大きいほど高速な通信環境といえます。

bpsとは
1秒あたりに転送可能なデータの単位で、1bpsは1秒間に1ビットのデータ転送が可能なことを意味します(1Mbps=1,000,000bps、1Gbps=1,000,000,000bps)。

高精細な動画や、3Dグラフィックのゲームを快適に楽しむためには、一度に大量のデータ通信をする必要があり、高い通信速度が求められます。

配信動画はダウンロードスピード(Mbps)をチェック

配信動画を視聴するデバイスのイメージ

Photo by iStock

動画配信サービス「YouTube」では、動画を快適に視聴しやすい通信速度の目安について公式サイトで紹介しています。

動画再生で推奨される通信速度
4K:20 Mbps
HD 1080p:5 Mbps
HD 720p:2.5 Mbps
SD 480p:1.1 Mbps
SD 360p:0.7 Mbps
参照:YouTubeヘルプ
ふじもん(藤本 陽介)

ポイント解説

YouTube動画をスマホで視聴するなら、3Mbpsの通信速度を持続できれば問題ないでしょう。テレビやタブレットで配信動画を視聴するなら、4K画質でも20Mbps以上の通信速度が安定してあれば快適に楽しめます(参照:YouTubeヘルプ)。

このように、表示したい画質などによって求められる通信速度は変わってきます。

オンラインゲームは応答速度(ms)をチェック

オンラインゲームを楽しむ男性

Photo by iStock

オンラインゲームを楽しむ方には、通信速度のほかに「応答速度」も重要です。応答速度は「ms(ミリセカンド)」という単位で表されます(1ms=1,000分の1秒)。

応答速度もFact.comで確認できますが、通信速度とは逆で値が小さいほど高速である点に注意です。

応答速度の見方
アンロード済み:ほかに接続機器がなく、もっとも速い応答が可能な状態でのデータ往復時間
ロード済み:複数の機器が同時接続、またはほかのアプリでデータ通信が使われている状態のデータ往復時間
参照:Netflix
ふじもん(藤本 陽介)

ポイント解説

一般的に30ms以下であれば、オンラインゲームはストレスなく楽しめるでしょう。一方で、50ms以上だとFPS(シューティングゲーム)などのゲームでは不利になります。

ご自宅の光回線をチェックして、ダウンロードスピードが100Mbps以下、または応答速度が50ms以上であれば、Wi-Fiルーターの設定などを見直してみましょう。

広い環境・戸建てにも便利「メッシュWi-Fi」

メッシュWi-Fi機能のイメージ

「Wi-Fiのメッシュ化」とか「メッシュWi-Fi」に対応したルーターが登場してきています。網目(メッシュ)のような通信ネットワークを構築することで、1台のWi-Fiルーターでは電波が届きにくかった場所でも快適な通信環境を得られやすいのが特徴です。

これまでも「中継機」を使う方法がありましたが、トレンドが変わってきています。

従来の中継器|親機の負担が大きい

Wi-Fiルーター(親機)からの電波を橋渡し(中継)する子機の役割をするのが従来の中継機。複数の機器で同時にネット通信を利用すると、Wi-Fiルーター(親機)に通信が集中することで、負担が大きくなるのが弱点です。

メッシュWi-Fi|負担を分散し、通信が安定しやすい

通信処理を複数のルーターで分散して行うのが特徴。何台もの機器で同時にネット通信を利用しても通信が安定しやすいのがメリットです。

メッシュWi-Fi対応製品

筆者撮影

メッシュWi-Fiとは(参照:BUFFALO公式サイト
メッシュWi-Fiに対応したWi-Fiルーターと中継機(1台、または複数台)で構成。Wi-Fiルーターはネットワークの管理を行い、中継機はルーターに従いながら通信エリアの拡大をサポートします。

特徴的なのは、ルーターと中継機が協調して動作する点。接続するスマホやタブレットなどの環境変化に応じて最適な接続先に自動で変更してくれます。接続先が固定される従来の中継機の仕組みとは異なる点です。
ふじもん(藤本 陽介)

ポイント解説

一般的なワンルームや1LDKといった間取りの場合、Wi-Fiのメッシュ化までは必要ありません。もし2階建て、3階建てなどの戸建てや、4LDK以上もある広い環境にお住まいなら、どこでも快適にネット通信がしやすいメッシュ化を検討してみてください。

デザイン性や音声アシスト機能は重要?

Google Nest Wifiルーター

筆者撮影

上の画像は、メッシュWi-Fiに対応したGoogle製Wi-Fiルーター「Google Nest Wifi」。洗練された見た目でカッコよく、「OK Google〜」と声で操作ができる音声アシスト機能を備えた人気モデルです。

気になるのは、定価19,800円(拡張ポイントは定価18,150円)と価格設定が高めでもWi-Fiの規格がIEEE 802.11a/b/g/n/ac、つまりWi-Fi 5対応という点。

一般的なWi-Fiルーターを基準に考えると、2万円近い価格ならWi-Fi 6に対応してほしいところ。デザイン性だけで選ぶのではなく、通信規格などの性能と価格のバランスなども見ながらWi-Fiルーターを選びましょう。

【注意】Wi-Fiルーターに適さない設置場所

wi-Fiルーターを設置するイメージ

Photo by iStock

以下に紹介する3箇所は、Wi-Fiルーターの設置場所としておすすめできません。通信速度が安定しないと感じたら、設置場所を変更しましょう。

NG①:金属製品の近く|テレビやスチール製デスクなど

金属はWi-Fiの電波(周波数帯)を余計な方向に反射させてしまう特性があるので、通信が不安定になる可能性があります。

NG②:水の近く|キッチン、水槽、ウォーターサーバーなど

漏電へのリスクだけでなく、Wi-Fiの電波(周波数帯)は水に吸収されやすいという特性があるためです。水の入った容器などの近くに設置すると、電波が弱くなることがあります。

NG③:家電の近く|電子レンジ、ワイヤレスキーボードなど

Wi-Fiルーターが使用する周波数帯の1つ、2.4GHzは生活家電やPC周辺機器などでも使われています。そのため、そうした機器が近くにあると電波が干渉することがあるので注意です。

その場合は、Wi-Fiルーターの周波数帯を5GHzに切り替えることで通信が安定する場合があります。

主要なメーカーと特徴

バッファローのWi-Fiルーター

メーカーの違いで機能に大きな差はありませんが、代表的なWi-Fiルーターのメーカーについて簡単に解説します。

国内では、BUFFALO(バッファロー)やELECOM(エレコム)、NEC(エヌイーシー)、IODATA(アイ・オー・データ)などがよく知られています。中でもバッファローは法人対応や初心者サポートが手厚いこともあり、人気の高いメーカーです。

世界的にはTP-Link(ティーピーリンク)が高い人気で、メーカーによれば世界シェアトップを獲得しています。深セン(中国)に本社があり、製品が比較的、低価格です。

オンラインゲームなどを楽しむゲームユーザーにはASUS(エイスース)が人気。台湾に本社があり、ゲームなど特定の用途に通信回線を優先するQoS機能などがeスポーツプレイヤーに支持されています。

ふじもん(藤本 陽介)

ポイント解説

Wi-Fiルーターは価格と性能が比例する傾向にあります。価格帯が分かれる主なポイントは、Wi-Fi 6やWi-Fiメッシュへの対応・非対応です。この2つのポイントに注目すると、商品の選択で失敗することはないでしょう。

メーカーで選びたい方は、ここで紹介した各社の特徴なども参考にしてみてください。

〈編集部PICK UP〉Wi-Fiルーター、人気メーカーの売れ筋商品

女性顔イラスト(検証コメント用)

Moovoo編集部

そのほかの人気モデルをご紹介します。Moovoo編集部が、ECサイトの人気ランキングなどからピックアップしました。
PICK UP①
  • BUFFALO(バッファロー)
  • WSR-1166DHPL2

  • 税込み4,000円(楽天市場)
  • ビームフォーミング機能を搭載

  • 本体がコンパクトで、狭い部屋にもセットしやすい大きさです。

    特定の機器へ集中して電波を送信するビームフォーミング機能を搭載しています。

    初期設定はスマホアプリをダウンロードし、同梱のQRコードを読み込んでガイドに従えばOK。新旧ルーター両方のAOSS/WPSボタンを押すと、ワンタッチで設定を引き継ぐことができます。

サイズ:幅55×高さ159×奥行130mm(付属品および突起物を除く)
重さ:約241g(製品本体のみ)
Wi-Fi 6対応:×
最大転送速度(理論値):866Mbps(5GHz)/300Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:記載未確認
PICK UP②
Aterm PA-WG1200HS4
  • NEC(エヌイーシー)
  • Aterm PA-WG1200HS4

  • 税込み4,521円(楽天市場)
  • QRコードを読み取り簡単設定

  • Wi-Fi5に対応したWi-Fiルーター。暗号化方式「WPA3」に対応し、高いセキュリティを実現しています。

    アンテナを4本内蔵。ビームフォーミング機能を搭載し、MU-MIMOにより複数端末との同時通信が可能。

    端末の推奨同時接続数は15台、同時使用人数目安は5人です。無料の専用アプリ「らくらくQRスタート」で簡単に設定できます。

サイズ:約幅33×高さ146×奥行97mm
重さ:約200g
Wi-Fi 6対応:×
最大転送速度(理論値):867Mbps(5GHz)/300Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:記載未確認
PICK UP③
  • I-O DATA(アイ・オー・データ)
  • WN-TX4266GR

  • 税込み5,800円(Amazon)
  • 3つの電波で高速通信

  • 5GHz帯の1733Mbpsバンドを2つ、2.4GHzの800Mbpsバンドを1つ利用できるトライバンドタイプ。

    独自の通信技術「IPv6ブースト」を搭載し、メーカーによると「IPv6環境下での通信で最大4.19倍もの通信速度の向上を実現」しているとのこと。

    特定機器の通信可能時間を設定できるため、ネット通信を利用したゲームや動画などに子どもが熱中しすぎるのを防ぎたい方にも便利です。

サイズ:約幅270×奥行67×高さ218mm
重さ:約690g(スタンド・トップカバー含む)
Wi-Fi 6対応:×
最大転送速度(理論値):最大1,733Mbps(5GHz)/最大800Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:×
PICK UP④
  • NEC(エヌイーシー)
  • Aterm WX11000T12

  • 税込み38,979円(楽天市場)
  • 複数台の接続でも安定した通信を提供

  • 6GHz・5GHz・2.4GHzの3帯域で無線通信ができる製品。マンションなら4LDK、一戸建てなら3階まで電波をいきわたらせるとうたっています。

    最大36台の機器と接続できるので、多くのデバイスを利用している方はもちろん、オフィスでの使用もおすすめです。

    端末が対応している帯域を自動で判別し、対応帯域のうち混雑していない周波数帯へ振り分けることもできます。

サイズ:約幅90×奥行257×高さ237mm
重さ:約1,400g
Wi-Fi 6対応:〇
最大転送速度(理論値):最大4,804Mbps(6GHz)/最大4,804Mbps(5GHz)/1,147Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:〇
PICK UP⑤
Aterm PA-WX5400HP
  • NEC(エヌイーシー)
  • Aterm PA-WX5400HP

  • 税込み18,105円(楽天市場)
  • 5GHz帯最大転送速度4,804Mbps

  • 5GHz帯で4,804Mbps、2GHz帯で574Mbpsの最大転送速度を誇るWi-Fi6対応Wi-Fiルーター。

    暗号化方式はWPA3で、メーカーによればstrong class="mv-strongOrange">端末の接続可能台数は36台程度とのこと。

    専用アプリ「Aterm スマートリモコン」を使えば、ルーターに接続している端末を一覧表示で管理できるほか、端末ごとの利用時間を定めるといった設定も可能です。

サイズ:約幅46.5×高さ180×奥行180mm(突起部/スタンド除く)
重さ:約600g(本体のみ)
Wi-Fi 6対応:◯
最大転送速度(理論値):4,804Mbps(5GHz)/574Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:◯
PICK UP⑥
  • NETGEAR](ネットギア)
  • AX1800 Orbi WiFi 6 Micro 2台セット RBK352-100JPS

  • 税込み21,000円(Amazon)
  • 高度なセキュリティと広い通信範囲を両立

  • 最大200㎡の範囲で強力かつ安定したWi-Fi通信ができる、ルーターとサテライトの2台セット

    専用アプリを利用することで、簡単にセットアップできるのも特長です。

    パスワードなどの機密性の高い情報をハッカーから保護するVPN接続を、1日200MBまで無料で利用できます。

サイズ:幅143.8×奥行178.2×高さ60.7mm
重さ:495g(ルーター)
Wi-Fi 6対応:〇
最大転送速度(理論値):最大1,201Mbps(5GHz)/547Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:〇
PICK UP⑦
  • BUFFALO(バッファロー)
  • WMR-433W2

  • 税込み2,409円(Amazon)
  • 持ち運びにも便利な軽量タイプ

  • 重量約19gという超軽量モデル。

    メーカーによると、セキュリティーを使用していないホテルなどの公衆無線LANも、本商品を中継すればセキュアな環境で利用できるとのこと。

    コンパクトな携行用ポーチにケーブルなどもすべて入るので、出張先や旅行先に持ち運びたい方にぴったりです。

    面倒な入力なくWi-Fi設定ができるWPSを採用。本機と対応機器のWPSボタンを押すだけで無線通信を始められます。

サイズ:幅45×奥行15×高さ45mm
重さ:約19g(製品本体のみ)
Wi-Fi 6対応:×
最大転送速度(理論値):最大433Mbps(5GHz)/2.4GHz記載未確認
メッシュWi-Fi対応:記載未確認
PICK UP⑧
  • BUFFALO(バッファロー) 
  • AirStation WSR-6000AX8-MB

  • 税込み13,700円(楽天市場)
  • 高速ローミングをかなえる「EasyMesh」対応

  • 5GHz・2.4GHzの両方でWi-Fi6に対応している製品。

    端末めがけて電波を送信するビームフォーミングを採用し、安定感の高い通信を実現。

    最適な通信経路を自動で選択する「EasyMesh」に対応しているのもポイントです。無線の再接続を効率化して、高速ローミングが可能になります。

サイズ:幅59×奥行165×高さ177mm
重さ:約495g(本体のみ)
Wi-Fi 6対応:〇
最大転送速度(理論値):最大4,803Mbps(5GHz)/1,147Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:〇(EasyMesh)
PICK UP⑨
  • BUFFALO(バッファロー)
  • WSR-3200AX4S

  • 税込み9,300円(Amazon)
  • WPA3対応、使い勝手のよいモデル

  • Wi-Fi6対応で日本の主要なIPv6サービスを利用できるスタンダードなWi-Fiルーター。暗号化方式にはWPA3を採用。

    設定がスマホでできる専用アプリや、端末ごとの無線を再設定する手間がかからない「無線引っ越し機能」などを備え、使い勝手のよいモデルです。

サイズ:幅37.5×高さ160×奥行160mm(アンテナおよび突起部を除く)
重さ:約390g(本体のみ)
Wi-Fi 6対応:◯
最大転送速度(理論値):2,401Mbps(5GHz)/800Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:◯(EasyMesh)
PICK UP⑩
  • BUFFALO(バッファロー)
  • AirStation WXR-6000AX12S

  • 税込み28,980円(Amazon)
  • Wi-Fi6対応、BUFFALOフラッグシップモデル

  • 5GHz×8+2.4GHz×4の12ストリームで、安定感のある通信環境を構築します。

    5GHz帯で4,803Mbps、2.4GHz帯で1,147Mbpsの通信速度に対応。暗号化方式はWPA3を搭載しています。

サイズ:幅300×高さ195×奥行75mm(アンテナおよび突起部除く)
重さ:約1,580g(本体のみ)
Wi-Fi 6対応:◯
最大転送速度(理論値):4,803Mbps(5GHz)/1,147Mbps(2.4GHz)
メッシュWi-Fi対応:◯(EasyMesh)
※上下左右にスクロールできます

外観

商品名

特長

サイズ

重さ

Wi-Fi 6対応

最大転送速度(理論値)

メッシュWi-Fi対応

Amazonで見る

【筆者おすすめ】 BUFFALO(バッファロー) WSR-5400AX6S(AX5400)

ハイパワーアンテナ内蔵でWi-Fi 6対応、メッシュWi-Fiにも

幅59×高さ177×奥行175mm(付属品および突起物を除く)

約650g(本体のみ)

4,803Mbps(5GHz)/573Mbps(2.4GHz)

◯(EasyMesh)

Amazonで見る

【筆者おすすめ】 BUFFALO(バッファロー) WSR-1800AX4S(AX1800)

Wi-Fi 6対応のエントリーモデル

幅36.5×高さ160×奥行160mm(付属品および突起物を除く)

約373g(本体のみ)

1,201Mbps(5GHz)/573Mbps(2.4GHz)

◯(EasyMesh)

Amazonで見る

【筆者おすすめ】 ASUS(エイスース) ZenWiFi XT8 2pack

最大511㎡をカバー、通信の安定性と高いセキュリティ技術を備えたモデル

幅160×高さ161×奥行75mm(1台)

716g

4,804Mbps(5GHz)/1,201Mbps(5GHz)/574Mbps(2.4GHz)

◯(AiMesh)

Amazonで見る

【筆者おすすめ】 TP-Link(ティーピーリンク) Deco X60 2ユニット

メッシュWi-Fiに対応、セットアップもスマホで手軽にできる

幅110×高さ114×奥行110mm(1台)

記載未確認

2,402Mbps(5GHz)/574Mbps(2.4GHz)

◯(TP-Linkメッシュテクノロジー)

Amazonで見る

【筆者おすすめ】 ASUS(エイスース) GT-AX11000

ゲームのネット通信を優先できる「QoS」機能を搭載

幅240×高さ240×奥行60mm

1,717g

4,804Mbps(5GHz)/4,804Mbps(5GHz)/1,148Mbps(2.4GHz)

◯(AiMesh)

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BUFFALO(バッファロー) WSR-1166DHPL2

ビームフォーミング機能を搭載

幅55×高さ159×奥行130mm(付属品および突起物を除く)

約241g(製品本体のみ)

×

866Mbps(5GHz)/300Mbps(2.4GHz)

記載未確認

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NEC(エヌイーシー) Aterm PA-WG1200HS4

QRコードを読み取り簡単設定

約幅33×高さ146×奥行97mm

約200g

×

867Mbps(5GHz)/300Mbps(2.4GHz)

記載未確認

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I-O DATA(アイ・オー・データ) WN-TX4266GR

3つの電波で高速通信

約幅270×奥行67×高さ218mm

約690g(スタンド・トップカバー含む)

×

最大1,733Mbps(5GHz)/最大800Mbps(2.4GHz)

×

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NEC(エヌイーシー) Aterm WX11000T12

複数台の接続でも安定した通信を提供

約幅90×奥行257×高さ237mm

約1,400g

最大4,804Mbps(6GHz)/最大4,804Mbps(5GHz)/1,147Mbps(2.4GHz)

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NEC(エヌイーシー) Aterm PA-WX5400HP

5GHz帯最大転送速度4,804Mbps

約幅46.5×高さ180×奥行180mm(突起部/スタンド除く)

約600g(本体のみ)

4,804Mbps(5GHz)/574Mbps(2.4GHz)

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NETGEAR](ネットギア) AX1800 Orbi WiFi 6 Micro 2台セット RBK352-100JPS

高度なセキュリティと広い通信範囲を両立

幅143.8×奥行178.2×高さ60.7mm

495g(ルーター)

最大1,201Mbps(5GHz)/547Mbps(2.4GHz)

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BUFFALO(バッファロー) WMR-433W2

持ち運び楽々な軽量タイプ

幅45×奥行15×高さ45mm

約19g(製品本体のみ)

×

最大433Mbps(5GHz)/2.4GHz記載未確認

記載未確認

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BUFFALO(バッファロー) AirStation WSR-6000AX8-MB

高速ローミングをかなえるEasyMesh対応

幅59×奥行165×高さ177mm

約495g(本体のみ)

最大4,803Mbps(5GHz)/1,147Mbps(2.4GHz)

〇(EasyMesh)

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BUFFALO(バッファロー) WSR-3200AX4S

WPA3対応、使い勝手のよいモデル

幅37.5×高さ160×奥行160mm(アンテナおよび突起部を除く)

約390g(本体のみ)

2,401Mbps(5GHz)/800Mbps(2.4GHz)

◯(EasyMesh)

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BUFFALO(バッファロー) AirStation WXR-6000AX12S

Wi-Fi6対応のフラッグシップモデル

幅300×高さ195×奥行75mm(アンテナおよび突起部除く)

約1,580g(本体のみ)

4,803Mbps(5GHz)/1,147Mbps(2.4GHz)

◯(EasyMesh)

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