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牛がお肉になるまで。牧場のリアルをSNSで配信する和牛ティーチャーが描く、畜産の新しいカタチ

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YouTubeを中心に配信する「和牛ティーチャー」は、牛がお肉になるまでの畜産のリアルな姿を毎日SNSで配信している。普段の生活では見られない牧場の仕事内容が垣間見られる。屠畜場に出荷されお肉になる様子まで配信する様子は、まさに現代の食育だ。和牛ティーチャーとして発信する想いを本人に聞いた。

22歳が発信を始めたきっかけ

和牛ティーチャーとして活動を行うのは、22歳の内山雄飛さん。神戸ビーフの素牛でもある但馬牛の生産を、兵庫県の牧場で20歳から行っている。

配信しているのは寝床の整備・餌やり・健康チェックなど、多岐にわたる日々の業務。日常生活では見られない牧場の様子を見せてくれる。病気の治療では聞き慣れない薬の種類や、見たこともない治療の仕方に感心する。

そして「こうふくくん」「つるとしくん」など名前をつけられた牛が、屠畜場に出荷されお肉になるまでのリアルも発信。「つるとしくんがお肉になるまであと⚪️日」とカウントダウンされていく様子は、命への感謝を再確認させてくれる毎日だ。

配信をするきっかけは、食への関心からだったという。

内山雄飛さん
「もともと全く畜産も農業すらしてなかったんですけど、お肉を食べることが好きで、焼肉屋さんとかに働きに行ったりはしてたんですよ。そして生産過程も僕は知っていきたいなと思って、今の牧場を見学したのがきっかけでした。」

ー配信をはじめたきっかけは?
「牧場には畜産の勉強をしに来てるんです。僕はその学びを、僕一人じゃなくだけじゃなくて、他の人にも伝えられたらいいかなと思って。まずは出荷の動画を上げてみたんです。それが思いのほかすごいバズって。」

「今まで畜産の人はグレーな部分を配信してきてないから、僕は配信していて、それがみんな知らないからバズっていく。みんな知りたいのかなみたいって思ってSNSを今まで継続してる感じです。」

ー家畜の牛に名前をつける理由は?
「もともと名前を付けてないわけじゃないんです。全頭どの牛にも名前があって、生まれた時に2週間以内には名前がつけられる。名前が付いてるのに番号で呼ぶのも、SNSではなんか違うなと。普通に働いてる分には頭数が多いんで番号で呼ぶこともあるんですけど、SNSで番号で呼んでそれで食育として伝えられるかなっていうのがあって、名前で呼ぶようにしています。」

ー牛飼いの魅力は?
「言葉にするのは難しいんですけど、動物の相手をするのって結構楽しいんですよね。出荷っていう、傍から見たら悲しい商売仕事っていうイメージがあると思いますけど、食卓に並ぶお肉とかを作っているわけで、1次産業としてすごく尊い。学びのある仕事だと思っています。」

ーこれからを聞いてみた
「SNSがメインな牛飼いっていうちょっと変わった牛飼いなんですけど、今飲食店もやっている。“牛×飲食”であったり“牛×SNS”であったりをしているが、今度やりたいのは“牛×植物”。牛と植物をメインに、なにか色々展開していきたいなって思ってます。
今の時代、経営の仕方ってたくさん出尽くしてて難しいじゃないですか。でも畜産って全然展開されてないんです。“牛×〇〇”とか、僕ちょっと変わり者なんで、色々していきたいです。その一つにSNSとか飲食とかもあって。 “牛×〇〇”をテーマにやっていきます」

和牛ティーチャーが発信する、動画配信を使った新しい食育。新しいことに挑戦する22歳の先生は、食育に限らない新しい畜産の世界を見せてくれそうだ。


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