最終回だけどApexのために新しく買った小物を紹介するマシーナリーとも子
最終回だけど買い物の話をします
なんと2年近くにわたりお付き合いいただいた私のeスポーツ連載も今回で最終回なんだけど、Apexで強くなるためにいろいろと買い揃えたから今日はその話をします。するったらする。
マウスパッド
マウスパッドをね、買ったんですよ。デカくて底面のグリップ力があるやつをよ!! 今まではロジクールのG240ってやつを使っててさ。不満はなかったんだけど大きさは280×340mmと一般的なお仕事向けのサイズだし、経年で端っこが丸まってきちゃってたのよね。
旧マウスパッドの写真を探したらまともに写ってるのが買った直後の状態のしかなかった。これの端っこがくるくる丸まってる状態でした。ってか机からはみ出してるじゃん。ナメてんのか
そこでARTISANから出ている「NINJA FX ヒエン」のLサイズ(330×420mm)、中間層硬度「SOFT」のモデルを買ってみたんだけど、使い心地がもうサイコ〜。表面の素材が良いのか加工が良いのか、マウスがシュッっと軽快に滑るのに止めたいタイミングでピタッと止まるのよ! これが快適で快適で。底面のグリップ感も良くて、机の天面にガッチリ食いつく感じでズレる気配が皆無。安定感がすごいぜ。
デカい! ……上の写真と比べると机も変わってるから違いが比べにくいね
そして何よりサイズが大きいのがいい! 今までは机の狭さに甘えて「普通のマウスパッドくらいのサイズが私の環境ではベストなんだよ」と思ってたけどすいませんでした。フロッグ・イン・ザ・ウェルでございました。
マウスを動かす範囲が広いことがこんなに快適だとは! 肘を支点にしてエイムをコントロールできることの素晴らしさよ。「環境を変えないことには分からない世界」ってあるよな。今すごく幸せです。買ってよかった。みんな、マウスパッドには5000円くらい使った方がいいぞ!
マウスソール
そして次に買ってみたのがマウスソールだ。これ、人から教わるまで存在自体を知らなかったんだけどみんな知ってました? マウスの接地部分に張るやつです。
摩擦を減らすシールでございます。
こんな感じで貼るのだ
こいつはテフロンでできていて、マウスの底に貼り付けることでより滑らかにマウスパッド上を滑るようになる。上記のマウスパッドと併せて使うとスルスル感がヤバくなった。追いエイムが……楽!
それでいてマウスパッドのガッチリ感は損なわれてない。うん、こいつは良いな。ふたつ併せて明らかにエイム力が上がった……気がする。
モニター
マウスパッドとマウスソールを導入したことで明確に気分が良くなったので「こうなったらモニターも欲しいな」と思ってしまった。思ってしまったが最後、私は夜中に意識を失い……気づいたら朝を迎え……、モニターが届いていた。
ヨドバシカメラで深夜に注文したら午前中に届いた。早く届きすぎて怖いよエクストリーム便
新モニター、これまで使っていたものと比べて0.5インチ大きいだけなんだけど、リフレッシュレートがめちゃ高いのよ!
240Hzだぜ~ッ!! これまでは60Hzしか出ていなかったので圧倒的です。
リフレッシュレートってのは「1秒間に画面が何回更新されるか」を表した数字なんだね。つまり240Hzは60Hzの4倍細かく画面が更新されている……つまりヌルヌル描画されるってことだ。ゲームをやるにあたってもそれだけ敵を狙いやすくなったり遠方の敵を発見しやすくなったりと恩恵があるんだそうな。
動作がスムーズになるそうです
んで、このモニターで実際やってみると……正直なところ「スゲエエ!見え方が変わったぜ!!!」ってなるかと思ったらそこまで実感できない。あれ? 周りからは「とくに60Hzから140Hzにしたときの"感覚の違い"はヤバいぞ」と聞いてたんだけども……なんか……「うおお!」感はないなあ。
でも実感はできてないんだけど、たしかに「あっ いま遠くに敵いたよー」って気づく頻度は増えたり、遠距離へのスナイプがうまくなったような気はしてます。うーむ。私が鈍感なだけで効果はあると思う。
精神的な効果は大
とはいえこうしてデバイスを揃えてみると……もちろん実際に「効いてる」んだけども、それ以上に精神的な効果がめちゃめちゃ大きい気がしてくるよ。
しっかり機材を揃えたことで「じゃあ……あとはもう上手くなるしかないわけだな!」というマインドセットができてくる気がしてる。試合中も邪念が浮かびづらくなってくるし、練習も身が入るようになった。これは大きいぜ。
聞いたところによると、これは登山でも同じことが言えるらしい。高山を登攀するのに必要な装備は非常に重い。25kgもの荷物を背負って、酸素が薄く足場も悪い、気温も絶望的に寒い……そんな過酷な世界に挑んでいく……それが高山という世界だ。
なので挑戦前には必要充分な装備を揃えつつ、何度も何度も装備を確認して、1グラムでも荷物を軽くする努力を重ねていく。
そうして徹底的に準備することで「やるだけのことはやった」という確信を得ておく。その確信さえあれば極限状態での登攀に100%集中できる。その迷いを生じさせない精神状態が、生死を分けるんだそうだ。ゲームにおいて機材を揃えるという行為にも、同じことが言えるかもしれない。……え? 誰からそんなことを聞いたかって? 夢枕獏だけど……?
で、実際のところファイトがかなり勝てるようになってきたな〜って感触はすごくあるよ。初動ファイトでしっかりダメージ取ってダウン取れる機会がかなり増えてきた! 初動で勝てると……嬉しい!
APEX、デバイスを一新したのと毎日トレモしてるのとでだいぶファイトはできるようになってきた気がする のだが pic.twitter.com/wwwIJirYhG
— マシーナリーとも子@サイボーグVTuber (@barzam154__) 2022年3月9日
おかげさまでキルレートや平均与ダメージもうっすら上がってきて嬉しいぜ。
あとギルティギアにハマってた時期のおかげで「トレモに取り組むめんどくささ」がだいぶ薄れてきて、射撃訓練場でエイム練習するのも楽しい! トレモについては以前GAMEクロスで記事にしたときにいろいろ聞けたのもあって、ここ2年で意識が変わってきた気がするな〜。
シーズン10では平均与ダメ262、キルレート0.57だったのが……
シーズン12では平均与ダメ300超え、キルレート0.64に上がってる~! 効果!!! シーズン11は触ってません
言語化するとパワーがつくよ
連載を通じていろいろ買ったなあ。ウイングマンとか
考えてみれば格ゲー用パッドや、ゲーミングマウス、マウスバンジーとか、この連載のためにいろいろとデバイスを買ってきたよなあ。正直どれも「ま……買えばひとネタ書けるしな!」的な気持ちを50%くらい携えながら買ってきたけどなんだかんだで役に立ってる。そのほかテク的なこととか心構え的なこととかもここで言語化することで自分の中に染み付いてきたっつーかな、反映されてきたっつーかな……。そういう部分も多分にあると思うわけですよ。
やっぱり「トレーニングモードをちゃんとやると上手くなるなあ」って思うだけじゃなくて、「トレーニングモードをやると上手くなります」って文章にするなり言葉として話すなりするってすごく大事よ。言語化しようとすると、その結論に至らせるにあたって「じゃあそれはなんでなのか?」ってことを改めて考えなきゃあいけないからね。そうすることで初めて自分の頭の中で抽象的だった経験が具体的になっていって、書きながら「そういうことだったのか……」って気づくことってすごく多いんですよ。そういう意味ではこの2年、GAMEクロスに育ててもらったと言っても過言ではないかもしれん。過言だったとしても最終回だから別にいいと思う。
なのでみんなもゲームを遊んだら、その日の日記とか書いてみるといいんじゃないかな。きっと上達につながると思いますよ。多分……。この連載を通して最後に皆さんに伝えたいことはそれだけです。うん。
っていうかそういうことにしておこう。さっき思いついたんですけどね。こうすると綺麗に終われるかなって思ったから。それじゃあみんなこれからも元気にeスポーツしていってね。あと今年も多分4月からアイドルマスターシンデレラガールズで総選挙が行われるから池袋晶葉ちゃんに投票してください。これは本当に頼む。ほんじゃ。
(C)2022 Electronic Arts Inc.
【この記事を書いた人】
マシーナリーとも子(VTuber)
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