【第五人格】初心者にオススメのハンターは? トッププロSobaが解説
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はじめまして! REJECT「第五人格」部門のSoba(そば)という者です。
僕は2021年5月からREJECTで活動しています。過去、日本2位・世界大会8位の経験もあり、チームでは盤面把握能力の高さを買ってもらい、リーダーの補助などを行っています。
今回、記事公開時点(2021年11月)において、第五人格で実装されている全ハンター21体の中でも特に「初心者・中級者」の方にオススメしたいハンターを紹介したいと思います。
「ハンターって難しいよね……」「いつもサバイバーしてるけど、たまにはハンターしたいな」と思っている人は、ぜひこの記事を参考に自分にあったサバイバーを見つけてみてください!
初心者・中級者向けオススメハンター5選
※本記事掲載のゲーム画面はいずれもプレイ画面のスクリーンショットです。
ずばり、初心者・中級者の方にオススメしたいハンター5体は以下になります!
1位:血の女王
2位:ガードNo.26
3位:黄衣の王
4位:リッパー
5位:彫刻師
「あれ? 意外だな?」と思う方もいれば、「あ! わかるわかる!」という方もいると思います。それぞれのハンターを解説する前に、そもそも何をもって「強いハンター」なのかを考えてみましょう。
初心者・中級者の人はVCを使った連携をとることに慣れていなかったり、VCをあまり利用しない野良ランクマッチをしていることが多いですよね。そんな状況下で強いのは、以下の3つポイントを兼ね備えているハンターです。
①相手に連携を強要させられる
②奇襲ができる
③全体負荷が強い
まず相手に連携を強要させられる、というのは簡単に言うと「連携して対策をしないと、どんどんサバイバー側がツラくなる」ことを指します。
たとえば「夢の魔女」の信者などは、誰かの手を借りて解除することが大事になります。特にサバイバーが「ガードNo.26」や「彫刻師」など通常攻撃の半分のダメージ(0.5ダメージ)が与えられるハンターと戦う際、味方と連携を取って回復をしないと中途半端にダメージが残ってしまい、救助に失敗してしまうケースが多いです。
そしてランクマッチにおいて、奇襲ができるハンターは強いと断言できます。「白黒無常」や「血の女王」などはスキルでワープすることが可能です。VCをつないでいれば、スキルのモーションを見て「ワープしそうだよ!」と味方に伝えられるのですが、VCがないとそうした連携は取りづらくなります。
初心者・中級者のランクマッチではサバイバー全員がVCをつないでいるシーンは多くないため、こういった奇襲ができるハンターは非常に強力です。
最後に、「全体負荷」は第五人格においてよく使われる言葉で、特定のサバイバーだけを狙うのではなく、全サバイバーに均等に圧力をかけること。全体負荷が高ければ、暗号機の解読速度を遅らせることができます。
ガードNo.26や彫刻師の0.5ダメージなどがいい例で、VCがつながっていれば味方の回復などもスムーズに行えますが、VCがないとスムーズにはいかず、結果的に解読速度が遅くなってしまう……という状況がランクマッチでは多くあるんです。
では、それらを踏まえたうえで、それぞれのキャラの強みについて解説していきす!
初心者・中級者向けオススメハンター第1位:血の女王
まず、最もオススメしたいハンターは「血の女王」です!
基本性能
血の女王は「水鏡」で作り出す鏡像が非常に強い強いハンターです。特に血の女王は敵への依存度が非常に低い点が初心者・中級者にオススメできるポイントです。要は、どんなサバイバーが来ても自分の技量次第で勝てるポテンシャルを秘めているんです!
その分、いかに水鏡を活用するのかが重要になりますが、それでも使い込むほど勝ちやすくなる点からしても、一番初心者・中級者に向いていると思います。プレイスタイルも「水鏡を使ってサバイバーを殴る」を繰り返すだけなので、第五人格初心者でもわかりやすいでしょう。
また、補助特質と呼ばれるハンターが1つ選べるスキルを「神出鬼没(短距離ワープ)」にすることで、より鋭い奇襲が可能な点も大きなポイントです。
マップ相性
血の女王は他のハンターと比べて苦手なマップが少ないです。水鏡では文字通り「鏡像」となるため、サバイバーが上下に逃げられるポジションでは使い方にコツが必要になるとはいえ、それでもどのマップにおいても安定したポテンシャルを出せます。
サバイバーとの相性
血の女王は使い込めばどんなサバイバーでも平等に戦うことができますが、慣れないうちは占い師・調香師・傭兵・オフェンス・墓守などのサバイバーに注意が必要です。
これらのサバイバーは1度はダメージを防げるスキルを持っていたり、強力な移動スキルを持っています。鏡像でダメージを与えようとしても、そのダメージを無効にされてしまうこともあるため、注意が必要です。
ただ、上記以外のサバイバーに対してはす有利に立ち回りやすいため、初心者・中級者にとっては十分に使いやすいでしょう。
強い立ち回り
血の女王を使う際に意識したいのは以下の2つ!
①スポーン位置を覚える
②トンネルを意識する
第五人格はハンターのスポーン位置によって、ある程度サバイバーのスポーン位置を予測できます。そのためスポーン位置を覚えていれば、ゲームスタートと同時にサバイバーがいるであろう場所に水鏡を出すことで、開幕いきなりダメージを与えることも可能です!
覚えるまで時間がかかるかもしれませんが、初動で有利を作れる戦略の1つ。なるべく覚えるようにしましょう!
2つ目の「トンネル」ですが、これは1人のサバイバーが脱落するまでひたすら追い続けることを指します。
血の女王は全体負荷をかけられる強さもありますが、サバイバーを追い続ける能力(チェイス能力)も非常に高いため、1人のサバイバーをひたすら追いかけ続けるようにしましょう。そうして1人ずつサバイバーを脱落させていくのが、血の女王の強い使い方となります。
初心者・中級者向けオススメハンター第2位:ガードNo.26
次にオススメしたいのは、「ボンボン」の可愛い名でも呼ばれている「ガードNo.26」です。
基本性能
ガードNo.26は何よりゲーム開始直後のチェイスが非常に強いハンターです。彼は実態能力「時限爆弾」によって爆弾の設置・投てきができるうえ、爆発範囲内に2つ以上の爆弾を並べると連鎖する外在特質「爆弾連鎖」も持っています。この爆発は壁も貫通するため、連鎖を利用した視界外からの攻撃も非常に強力です。
試合開始直後に1人ダウンさせて、そのまま爆弾を置いて救助に来るサバイバーを狙う……と、試合の主導権を握ることもできます。
また、爆弾にタイマーを設定することもでき、サバイバーを一人椅子に座らせてタイマーを15~20秒に設定して椅子前に設置することで、他のサバイバーが救助に来るタイミングで爆発ダメージを狙うことが可能です。
爆発の連鎖を利用したWダウン(救助に来たサバイバー、救助されたサバイバー両方をダウンさせること)もしやすく、上手いガードNo.26を相手にすると、救助に行ったけども結局2人とも捕まっちゃいました……となるのはよくあるパターンです。
マップ相性
ガードNo.26は特に軍需工場で強いですが、永眠町のように広いマップや、聖心病院のような上下のあるマップなどでは効果的に爆発を当てることが難しいです。
ガードNo.26とサバイバーとの相性
主にチェイスに特化した患者や曲芸師などのサバイバーを苦手としています。ガードNo.26はスキルが「爆弾を投げる」だけなので、距離を詰めるためのスキルが存在しません。そのため、距離を稼ぐことが得意サバイバーは苦手です。
一方で、細かいダメージを何度も与えるハンターなので、移動スキルのないサバイバーや、回復手段を持っているサバイバー相手などのアイテムを素早く消費させることで、有利に立ち回れます。よって、調香師・墓守・占い師・バーメイド・医師などに対しては有利を取りやすいと言えます。
強い立ち回り
立ち回りで意識したいのはやはり「爆弾の誘発」です。椅子に縛り付けたサバイバーの周りに15秒などのタイマーを設定した爆弾を置くことで、他サバイバーが救助に来るタイミングを狙えます。
また、チェイス中に爆弾を遠距離に投げつつ、その爆弾を誘爆させるテクニックが使えるようになると、よりガードNo.26をうまく使えるようになります。
椅子にしばりつけたサバイバーの周りにタイマー設定をした爆弾を置いて連鎖させることで救助に来たサバイバーを狙うのも強いですし、チェイス中に爆弾を遠距離に投げつつ、足元に即爆発する爆弾を置き、投げた爆弾を誘爆させる……というテクニックも使えるようになると、よりガードNo.26の強みを引き出せるでしょう。
初心者・中級者向けオススメハンター第3位:黄衣の王
続いては、ハスターとも呼ばれる「黄衣の王」!
基本性能
黄衣の王は実態能力「深淵触手」によって自分の指定した位置に触手を生やし、近づいたサバイバーを自動で攻撃するスキルを持っています。そのため、回避アイテムを持っていないサバイバーに非常に強いです。
特定の道に触手を生やすだけで、回避アイテムの持っていないサバイバーはその道を通りづらくなるんです。それにより、サバイバーの進行ルートを絞れますよね。
また、黄衣の王は第五人格内でもトップクラスで強力な「索敵能力」を持っています。地面から触手を生やした直後、触手が一番近いサバイバーの方に向くようになっているんです。
サバイバーを椅子に縛り付けた後に触手を生やすと、その座っているサバイバーの位置(一番近いサバイバー)を触手が指します。
しかし、そのあとに触手に攻撃指示を出すことで一番近く、「椅子に座っていないサバイバーの中から一番近い方向」に触手が倒れるようになっています。
触手を使うことで、救助に来るサバイバーを索敵できるのです! これを使うことで、救助狩りや救助後のWダウンを非常に狙いやすくなります。
マップ相性
どれだけ触手を生やせるかがカギとなるため、赤の教会のようなマップとは相性が良いです。窓枠も多く、壁が低く、様々な場所で触手を生やせるのです。一方で、軍需工場などの壁が高いところは苦手としています。
サバイバーとの相性
黄衣の王は触手の攻撃と黄衣の王本体の攻撃を同時に当てるのが大事。黄衣の王自身、もしくは触手のダメージを無効化できるアイテムを所有しているサバイバーとは相性が悪いでしょう。
一方で、囚人・医師などはダメージを無効化するスキルを持っておらず、黄衣の王が得意とするサバイバーです。触手の索敵も活用しながら救助狩りやWダウン、トンネルを狙いましょう!
初心者・中級者向けオススメハンター第4位:リッパー
ゲーム内でも初期ハンターとして扱われているリッパーは4位でした!
基本性能
リッパーも「能力が非常にシンプル」なのでオススメです。
存在感を溜めることで足が速くなるスキルが強く、リッパーと結魂者のみが持っています。ハンターはいかに素早くサバイバーに追いつけるかが勝利のカギです。そのため、移動速度が早くなる、というのは地味ですが非常に強力な能力です。
また、リッパーは「寒霧(通称、霧の刃)」と呼ばれる直線状の遠距離攻撃を持っています。リッパーは霧の刃をどう当てるかに全てがかかっていると言っても過言ではないほど、霧の刃を当てることが大事です。
逆に言うと、霧の刃を当てる以外のことを考えなくてもいいシンプルなハンター。だからこそ、初心者の人でも扱いやすいキャラクターなんです!
また、存在感を溜めると半透明になれるため、サバイバーに居場所がバレづらい特徴を持っています。
マップ相性
マップ相性は、聖心病院が得意で赤の教会・軍需工場を苦手としています。
血の女王でも説明しましたが、第五人格はハンターの初期位置によってサバイバーの位置が大まかに決まっており、聖心病院はリッパーが追いやすいサバイバーの配置です。
一方で、赤の教会・軍需工場は板の多いマップ。通路の間に設置されている板サバイバーが倒すとハンターは板を壊さない限りはその通路を通ることができません。
しかし、リッパーは板を壊そうとすると半透明が一度解除されてしまいます。半透明状態での霧の刃が強いリッパーにとって、半透明化が解除されてしまっては戦力が激減してしまいます。よって、板の多いマップは力を出しきれないと言えます。
リッパーとサバイバーとの相性
リッパーはスタンがある探鉱者・呪術師・オフェンス・空軍などのサバイバーを苦手としています。リッパーは透明化中は足が速くなりますが、スタンされると一度解除されるのです。
ただ、スタン能力を持たないサバイバーとの相性は抜群です。
強い立ち回り
立ち回りとして霧の刃をどう使うかが大事になると言いましたが、霧の刃を活用した救助狩りも非常に強力です。
霧の刃は遠距離から攻撃でき、攻撃直後の硬直が非常に少ないのです。そのため、椅子に座らせたサバイバーに対して少し距離を置いて透明化し、他のサバイバーが救助にきた瞬間に霧の刃を発動、そのあと殴りに行くコンボで、体力がMAXのサバイバーでも一瞬でダウンを取れます。
当然、慣れた相手だとそれを理解したうえで、フェイントなどを挟んで霧の刃を無駄撃ちさせるような立ち回りをしてきます。その場合はギリギリまで霧の刃を温存すると救助に時間をかけさせられるので、サバイバー全体の解読を遅らせることができます。
初心者・中級者向けオススメハンター第5位:彫刻師
最後に紹介したいのは、「彫刻師」。ガードNo.26と同様にダメージを刻めるハンターの1人です!
基本性能
彫刻師もスキルで与えられるダメージは0.5ダメージ。第五人格では1に満たないダメージは一部のスキルを除いて回復できない仕様なので、ジリジリ相手のHPを削っていけるわけです。
また、攻撃ダメージが低い分、攻撃時の硬直が少なく遠距離から素早くダメージを与えられます。
ダメージを細かく刻めるということは、ダメージを与えるごとに得られる存在感も早く溜まるということ。つまり、より早い段階で強い能力を使える強みもあります。
特に彫刻師が使用するスキルは飛距離が非常に長く、存在感が溜まった後はサバイバーを自動追従する攻撃もできて非常に強力です! むしろ彫刻師を使うならば、なるべく早く存在感を溜めたいところ。
マップ相性
スキルで生み出した彫像を当てやすいマップは、永眠町のように通り道が狭くサバイバーの進行方向が限られているところ。反対に、月の河公園のような広いマップはスキルが当てにくく、相性が悪いと言えます。
サバイバーとの相性
占い師・調香師・墓守・医師・バーメイドは攻撃を無効化したり回復したりするスキルを持っていますが、たとえ攻撃を無効化されても回復されてもハンターの存在感は増えます。むしろ無効化・回復をしてくれると多く攻撃できるようになるので、より早く存在感が溜まるでしょう。
逆に曲芸師・オフェンスのように攻撃がそもそも当たらないサバイバーや、機械技師・囚人のような暗号機の解読が早く存在感が溜まる頃には試合が終盤になってしまうサバイバーは苦手としています。
強い立ち回り
彫刻師はとにかく「いかに早く存在感を溜めるか」が大事です。そのため、1人のサバイバーを狙い続けるのではなく、サバイバー全員に圧力をかけながら解読を進めさせない立ち回りが重要になります。
まとめ
以上が、僕が考える初心者・中級者にオススメなハンターになります。
ハンターとして上手になる近道は、とにかく1つのキャラを使い続けること。僕がオススメしたハンターでも、見た目が気に入ったハンターでも、とにかく色々触って「これだ!」と思うハンターを探してみてください。
この記事が皆さんのハンター選びの参考になれば幸いです!
(語り手 Soba/構成 Rainbee)
【語り手】
Soba(そば)
【構成担当】
Rainbee(レインビー)
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