〈プロ解説〉洗濯機の安い時期はいつ? ドラム式・縦型をお得に購入するコツを紹介
「洗濯機を安く買うなら、やっぱりセール?」それも間違いではありませんが、実はほかにも狙い目の時期や、お得な買い方があるのです。
さらに、縦型洗濯機とドラム式洗濯機では安い時期が違う。この点を知っているのと知らないのとでは、購入金額に大きな差が出てしまいます。
この記事では現役の家電店員が、洗濯機が安い時期と、お得に買える購入方法について解説していきます。
これから一人暮らしを始める方や、買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
▼ 安くて使い勝手の良いドラム式洗濯機の情報はこちら
目次
まずはプロおすすめ、洗濯機4選
- 日立(HITACHI)
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ビートウォッシュ 全自動洗濯機 BW-V70G
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生産終了
※後継モデル「BW-V70J」
おすすめポイント
何年も洗濯機でトップクラスの売り上げを維持しているビートウォッシュ。人気の理由はやはり、洗浄力と清潔さがポイントになります。特に容量が7kgのモデルは安定して売れています。本体がスリムなので、設置場所が狭くなりがちな集合住宅にも置きやすく、アパートの2階などにも運びやすい大きさです。また、「容量が心配」「サイズがもう少し大きくてもいいかな」という方には、容量が8kg以上のモデルもあります。
- パナソニック(Panasonic)
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全自動洗濯機 NA-FA120V5
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生産終了
※後継モデル「NA-FA12V1」
おすすめポイント
縦型洗濯機の中でも容量最大級の12kgモデルになります。ポイントは、操作パネルが奥に配置されていることと、衣類の投入口が広いところです。大物の衣類や毛布などの出し入れがしやすく、使いやすい形状になっています。そして全自動洗濯機で珍しい温水洗浄機能がついています。洗濯機は一般的に、水温が低くなる冬の時期だと洗浄力が低くなりますが、この機能があれば年間を通して汚れ落ちに悩むことはありません!大容量洗濯機を検討中の方に、ぜひチェックしてほしい機種です。
- 東芝(TOSHIBA)
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ZABOON ドラム式洗濯乾燥機 TW-127XP1L
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生産終了
※後継モデル「TW-127XP3L」
おすすめポイント
僕が実際に購入した機種です。選んだ理由は、7kgの衣類を約100分で乾燥できることと、目に見えない泡で衣類の汚れを落とす「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」が決め手でした。また洗剤と柔軟剤の自動投入機能があるので、普段洗濯機を触らない家族の人でもスタートボタンを押せば簡単に使えて便利です。さらに、乾燥ダクトと熱交換器の自動洗浄機能もあり、乾燥効率の低下を抑えてくれるのもポイントが高いです。2022年の一番おすすめの洗濯機になります!
▼「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」について紹介している公式動画がこちら
- アクア
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ドラム式洗濯乾燥機 AQW-DX12M
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生産終了
※後継モデル「AQW-DX12PL」
おすすめポイント
「ドラム式洗濯機は大きすぎて搬入ができない」「集合住宅だから諦めていた」そんな皆様にピッタリのモデルが登場しました! 幅595×奥行685×高さ943mmというコンパクトサイズ。しかもこのサイズで洗濯容量12kgに対応しているのです。本体の上はフラットで、洗濯物や洗剤を置いても問題ありません。実際に商品を購入したお客様からは、「乾燥もしっかり乾いて、フンワリしていてよかった」「アパートにスムーズに設置できたのが嬉しかった」といった声を聞きました。ドラム式洗濯機を検討しているものの、サイズで悩んでいる方はぜひチェックしてみましょう!※本体サイズは、付属の排水ジョイントホース利用時の寸法。排水ホース直付けの場合、奥行寸法は735mmです。
「縦型洗濯機」の安い時期はいつ?
Photo by iStock
縦型洗濯機が安く買える時期は毎年4月から5月。なぜなら毎年6月に新型が発売されるからです。一般的に新型が登場してから10ヶ月前後たった時期がもっとも安く購入できて、しかも新品の在庫が残っている可能性が高くなります。そこを狙うのです!
さらに在庫処分と生産終了などが重なり、価格が大幅に下落しているタイミングで値引き交渉もすれば、より割安な価格で購入できるケースもあります。
「ドラム式洗濯機」が安い時期はいつ?
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一方でドラム式洗濯機は8月から9月がもっとも安くなります。これはドラム式の場合、新型モデルが毎年10月に登場するからです。
ドラム式洗濯機では、新型モデルと型落ちモデルとで10万円以上の価格差があることも珍しくありません。機能やスペックがあまり変わらないのであれば、型落ちを買ったほうが間違いなくお得になります。
洗濯機が安くなるタイミングは?
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縦型が安い時期は4~5月、ドラム式の安い時期は8~9月と解説しましたが、その時期に購入ができない方もいますよね? そこで、ほかにも安く購入ができる時期をお話ししていきます。
年末年始|セールイベントが多い時期
年末年始って、実は家電量販店では数少ない稼ぎ時です。歳末セール、クリスマス、初売りなどイベント盛りだくさんです。
当然、お客様の数も増えますので必死で販売します。また正月の初売りだと、地域によりますが型落ちのお得な洗濯機が数量限定で入荷することも。チェックしておきましょう。
ボーナス時期|夏は特に狙い目
ボーナス時期は年に2回、夏と冬になります。この時期も家電は売れやすいので狙い目です。
洗濯機が安い時期と照らし合わせると、夏のボーナスは縦型洗濯機は在庫が残っていたらかなり安い、ドラム式洗濯機なら買い時とピッタリあうので、どちらのタイプを買うにもおすすめの時期です。
決算セール|値引き交渉のチャンス!
決算セールは主に9月と3月が一般的です。この時期も家電量販店では売上を稼ごうと必死なので、値引き交渉も柔軟に対応してくれる傾向にあります。
決算セールの9月はドラム式洗濯機、3月は縦型洗濯機が狙い目です。
家電の虎さん
決算セールは洗濯機以外にも、ほしい家電をまとめ買いするチャンスです! 家電量販店では、まとめて購入するほうが値引きしてくれる可能性が高いからです。
洗濯機、どこで買うのがオススメ?
洗濯機をお得に手に入れるには、家電量販店とネット通販のどちらで買うべきでしょうか? それぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。
家電量販店で購入するメリット・デメリット
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- メリット:実際に使用感を確かめて購入でき、長期保証も
- デメリット:ネット通販に比べて割高になる場合も
家電量販店で購入する場合、商品のサイズや使用感などが実際に目で見て触れて確認できます。店員の説明を受けることができる点も大きなメリットです。
また、家電量販店だと長期保証が無料でつくことも。故障や不具合があった場合はすぐ相談ができるというのもありがたいですよね。
反対にデメリットはネット通販より価格が高いことですね。でもね、これ実は値引き交渉次第でネット通販より安くなることなんてザラですからね。デメリットがメリットに変わる可能性もあるのです。
ネット通販で購入するメリット・デメリット
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- メリット:価格の安さ、自宅から購入できる手軽さ
- デメリット:保証や修理対応で不便な場合も
ネット通販で洗濯機を購入する場合の最大のメリットは、やはり価格ですよね。人によっては、「お店に行くのが面倒」「店員と交渉するのが苦手」という方もきっといらっしゃるはずです。
気軽に購入ができて、配送をしてもらえるのは、やはり今の時代にはピッタリなのかなとも思います。
デメリットとしては、家電量販店と違って無料保証がないことや、修理の対応に時間がかかること。また、ネット通販利用時にもっとも気をつけてほしいのは、本体価格だけで判断しないことです。
詳しくは次で解説します。
洗濯機、購入時の注意点
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最後に金額の大きい買い物で失敗をしないよう、注意点をお伝えしていきます。これは、家電量販店でもネット通販でも同じ考え方になります。
配送料と設置料|事前にいくらかかるかチェック
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洗濯機を購入するときには必ず配送と設置が必要になります。家電量販店の多くは、洗濯機を購入すると配送設置無料となることがほとんどですが、ネット通販は本体価格にプラスして配送料と設置料が必要になる場合が多くあります。
- 配送料|玄関までの配達料金
- 設置料|玄関から設置場所までの移動・取り付け料金
家電の虎さん
ネット通販で買って、玄関に置かれて自分で動かせないなんてことも聞いたことがあります。購入時には必ず配送料と設置料の確認をしましょう。
洗濯機のリサイクル料金
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洗濯機を買い替える場合、古い洗濯機を処分するには生活家電を廃棄するためのリサイクル料金がかかります(参考:家電リサイクル法の概要)。
これも実は家電量販店とネット通販とで金額に差があるのです。家電量販店では、おおよそ4,000円前後と横並びなのですが、ネット通販になると6,000円から8,000円ほどかかる場合が多いです。
配送料・設置料・リサイクル料金を本体価格に合算すると、ネット通販で買うよりも、家電量販店のほうが安いことも。
洗濯機の購入時は必ず、使い始めるまでにかかる総額をお店とネットで比較することを忘れないようにしましょう!
〈編集部PICK UP〉洗濯機、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数ある洗濯機の中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
- シャープ
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ドラム式 洗濯乾燥機 ES-S7H
- 税込み129,800円(Amazon)
-
4つのセンサーが最適な運転パターンを選択
-
内寸奥行540mm以上の一般的な防水パンに設置できるコンパクトサイズの製品。洗濯槽や乾燥ダクトを自動で掃除してくれるので、メンテナンスの手間が省けます。
頻繁に洗えない衣類や水洗い不可のものも、プラズマクラスターで除菌可能です。
ほかに、衣類の縮みや傷みを抑える「おしゃれ着」コースや、汚れの軽い衣類などをスピーディに洗える「時短」コースを搭載しています。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
洗濯容量 |
重量 |
標準使用水量 |
消費電力量 |
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【筆者おすすめ】 日立(HITACHI) ビートウォッシュ 全自動洗濯機 BW-V70G |
洗浄力と清潔さで人気のモデル |
幅577×奥行586×高さ980mm |
7kg |
約35kg |
86L |
45Wh |
|
【筆者おすすめ】 パナソニック(Panasonic) 全自動洗濯機 NA-FA120V5 |
温水洗浄機能を搭載 |
幅643×奥行694×高さ1,086mm |
12kg |
約55kg |
150L |
98Wh |
|
【筆者おすすめ】 東芝(TOSHIBA) ZABOON ドラム式洗濯乾燥機 TW-127XP1L |
微細な泡で衣類の汚れを落とす |
幅645×奥行720×高さ1,060mm |
12kg |
約89kg |
約80L |
約70Wh |
|
【筆者おすすめ】 アクア ドラム式洗濯乾燥機 AQW-DX12M |
コンパクトながら洗濯容量12kg |
幅595×奥行685×高さ943mm |
12kg |
約94kg |
約84L |
55Wh |
|
シャープ ES-S7H |
4つのセンサーが最適な運転パターンを選択 |
幅640×奥行600×高さ1,039mm |
7kg |
約76kg |
57L |
60Wh |
|
パナソニック NA-F5B2 |
立体水流でしっかりもみ洗い |
幅562×奥行572×高さ880mm |
5kg |
約28kg |
114L |
90Wh/100Wh(50Hz/60Hz) |
|
パナソニック NA-LX129CL |
スマホ連動で運転終了を通知 |
幅604×奥行722×高さ1,011mm |
12kg |
約82kg |
83L |
68Wh |
|
日立 BD-SG110JL |
シワなく仕上げる2つの機能 |
幅630×奥行715×高さ1,050mm |
11kg |
約77kg |
86L |
60Wh |
|
東芝 AW-7GM2 |
2本のシャワーで浸透力UP |
幅555×奥行560×高さ990mm |
7kg |
約33kg |
約113L |
約100Wh |
|
シャープ ES-X12C |
ヒートポンプ&サポートヒーターでふんわり仕上げ |
幅640×奥行739×高さ1,115mm |
12kg |
約83kg |
75L |
65Wh |
|
ハイセンス HW-T55H |
最短10分で洗濯完了 |
幅540×奥行540×高さ880mm |
5.5kg |
約29kg |
約98L |
97Wh/102Wh(50Hz/60Hz) |
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