ロッドケース、おすすめ8選 タイプの違いにも注目
大切な竿を破損から守るには、専用のロッドケースがほしいもの。高価な竿に傷がついたり、繊細な穂先を傷めたりするとガッカリです。
ロッドケースは素材や構造によってさまざまな種類があるので、用途に合わせて最適なモデルを選びましょう。
この記事では、ロッドケースの選び方とおすすめの商品を紹介します。
目次
ロッドケースの選び方
ロッドケースを選ぶときのモノサシは、大きく5つに整理することができます。
これらの視点で、自分のフィッシングスタイル(用途)に合ったモデルを探しましょう。
タイプから選ぶ ソフト・セミハード・ハードの3タイプ
ロッドケースを選ぶとき、まず注意したいのが素材のタイプです。なぜなら、素材によってガード力・携帯性・コスパが大きく左右されるからです。ロッドケースは次のように3つのタイプに大別されるので、まずはどのタイプにするのかを検討しましょう。
①ソフトタイプ
ナイロンやポリエステルのような布地を主な素材にした、最も軽量で携帯性に優れたタイプです。電車やバス、バイク、自転車で移動することが多いアングラーにおすすめ。また、小さく折りたためるので、自宅に保管するときも邪魔になりません。
価格もリーズナブル。その反面、セミハードやハードタイプに比べてガード力は劣ります。軽量なのでショルダーベルトが付いていれば、肩にかけての持ち運びも可能です。ほかの荷物の下敷きになることは避けられます。
②セミハードタイプ
ポリ塩化ビニル(PVC)などの合成樹脂が主な素材で、ガード力と携帯性を兼ね備えたタイプ。ハードタイプほどのガード力はありませんが、かなりの衝撃に耐えられる設計です。
ソフトタイプに迫る軽さで、車や電車を使った釣行でも重宝するでしょう。軽くて頑丈な最も汎用性の高いタイプで、初心者におすすめモデルが数多くリリースされています。
③ハードタイプ
カーボンやABS樹脂といった硬質な素材を使用した最も頑丈なタイプです。ガード力が優れている反面、重量が大きく携帯性は劣ります。
高いガード力は大きな魅力で、遠征にはうってつけです。とくに、竿を飛行機に積載する場合はハードタイプが安心。また、磯場のようなケースが傷つきやすい場所でも活躍します。
長さをチェックする
ロッドケースのタイプが決まったら、次に長さをチェックしましょう。竿の仕舞寸法とケースの内寸法を測ります。ロッドケースの中で竿が動いて傷がつかないように、なるべくスペースができないものを選ぶのがコツです。中には、ケースのサイズを調節できるロッドケースもあります。
収納本数をチェックする
ロッドケースは、それぞれ収納できる本数が異なります。選ぶときは収納したい竿の本数にできるだけあわせることが大切です。
ロッドケースに限っては、大は小を兼ねるとは言い切れません。ロッドケースの収納力に比べて竿の本数が少ないと、竿同士が接触して破損の原因になります。
また、複数の竿を収納する場合は、ロッドベルトでしっかり留めて、内部でぶつからないようにしておくことが大切です。
船釣りでは複数本、磯釣りではせいぜい2本程度と、釣りの種類によって傾向があります。船釣りをメインに楽しんでいる人は収納本数が多いもの、磯釣りが好きな人は収納本数が少ないロッドケースを選ぶといいでしょう。
リールインタイプも便利
ロッドケースのスペックは、長さや収納本数だけでなく、機能によっても違いがあります。その代表がリールインタイプです。これは、リールを装着したまま竿を収納できるロッドケースのこと。
リールを取り外さなくていいので、すぐに釣りを始めることができます。たとえば、磯釣りで渡船を利用したり、船釣りするときに便利。あるいは、ルアー釣りでポイントを移動しながら釣りをする場合におすすめです。
複数のロッドを収納する際は、ケース内でぶつからないように、リールごとにプロテクターを装着しましょう。
ポケットの収納力にも注目
機能として、竿の収納スペースとは別に付いたポケットも見逃せません。モデルによってポケットの大きさや形状はさまざまです。
磯釣りで撒き餌用の柄杓(ヒシャク)を入れるのにちょうどいいポケットや、投げ釣りで使う三脚用のロングポケットがついたロッドケースもあります。
大型ポケットがあれば玉網の枠も収納可能です。いずれにしても、多くの道具が必要な釣りでは、ポケット付きロッドケースが便利です。
【ソフトタイプ】おすすめロッドケース3選
堤防や海釣り公園、あるいは近くの清流などで手軽に釣りを楽しむとき、ソフトタイプのロッドケースがあると便利です。また、釣りビギナーにとっては、リーズナブルな価格で手が出しやすいでしょう。
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ロッドケースとロッドスタンドの二役をこなすスマートアイテム
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ロッドを数本まとめて収納できるロールバッグ。持ち運ぶときはベルトで束ねることが可能です。
Dリング付きで、保管時にハンギングできます。壁のフックやS字カンを使用して、ロッドスタンドの代用にもなります。
釣行の際にロッドをガードする緩衝材としても役立ちます。仕舞寸法が216cmのロングサイズです。
【セミハードタイプ】おすすめロッドケース3選
ロッドケースといえば、セミハードタイプを思い浮かべるアングラーは多いでしょう。事実、多種多様なモデルがリリースされ、価格帯も広くなっています。
それぞれのモデルの特徴を理解して、最適なものを選びましょう。
【ハードタイプ】おすすめロッドケース2選
竿のガード力では、ハードタイプが最も優れています。遠方への釣行には、ハードタイプのロッドケースを携行するのが安心です。
飛行機を利用する場合は、移動中の破損を防ぐためにぜひ検討しましょう。
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まとめ
年々、新しいロッドケースが登場し、さまざまな機能が付加されています。また、外見もますますスタイリッシュになっています。選択に悩むかもしれませんが、自分のフィッシングスタイルに合ったモデルを見つけてください。
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