あなたのiPhoneが本格的な水中カメラに大変身「LenzO」

画質や機能などが急激に進化し、一般のカメラと遜色ないレベルに近づくApple社のiPhone。そのiPhoneが、そのまま本格的な水中カメラになる防水ケース「LenzO」が、カナダの「ValsTech」社により開発された。

“iPhone 7とiPhone 7 Plus用の、最も安全で最も高度な水中スマートフォンハウジング”と同社が自信を持って世に送り出す「LenzO」とは一体、どのようなプロダクトなのだろうか。

水深100メートルでも普段と同じ操作が可能

「LenzO」は、高画質な写真や動画を水深100メートルで撮影することが可能な水中iPhoneケースである。私たちが普段iPhoneを操作するような感覚で、水中においても操作が可能だという。水中だからといって操作が制限されることはなく、タイムラプス、スローモーション、ビデオ、写真、正方形、パノラマなど、撮影モードの変更や、ズームなどの操作においても問題なく普段通りiPhoneで操作することができるのだ。

あなたが水中で目にした絶景を、「LenzO」ならそのまま写真や動画として記録することができ、多くの人々とシェアすることが可能。水面から上がってきた瞬間にタイムラグ無しで、SNSでステキな写真たちをアップすることができるのだ。

実際に「LenzO」を使って撮影された画像がInstagramにアップされているので、ぜひチェックしてみてほしい。

守られるスマホの安全

「ValsTech」社が何よりも優先して考えていること。それは“スマホの安全性”である。そのため、同社では「LenzO」をモントリオールにある施設において一つずつ丁寧に組み立て、それぞれが水圧テストを受け、品質管理が行われ、中に入るスマホが完全に安全かどうかを確認しているという。

そユーザーの大切なスマホを守るため、独自に設計されたユニークなロック機能があるという。「LenzO」は安全で信頼性が高く、簡単にセットすることができるため、持ち運びは簡単だとのこと。シュノーケリングやダイビングをしている間も、単に水中でセルフィーをしている間も、スマホは安全を守られているのだ。

また、万が一水中で手放してしまった場合でも、「LenzO」は水に浮く仕様になっているので無くす心配はない。さらに、水中でも鮮やかな写真が撮れる色補正フィルタが搭載され、簡単にフィルタを切り替えることができるのだ。

従来の本格的な水中カメラでは、設定など慣れるまで時間がかかる場合もあったかもしれないが、日常的に使ってなじみのあるiPhoneであれば水中でも慌てることなく手軽に撮影が楽しめるだろう。追加でダウンロードしなければいけないアプリがないのもうれしい。

どこにでも持って行けるコンパクトで軽量ボディ

「LenzO」のサイズは、12.8センチ×21.7センチ×9.6センチで、重さは590グラムと、非常にコンパクトで軽量である。

また、スマートフォン用に設計された、陸上と水中の両方において使えるオプティカルドームレンズが搭載されている。このオプティカルドームは、反射防止コーティングがされており耐傷性にも優れているという。

さらに「ValsTech」社は現在、交換可能な120°広角レンズ、トリガーシステム付きグリップなど「LenzO」のアクセサリを開発中とのことなので、今後「LenzO」の魅力がさらに高まることが期待される。

人々の生活に必要不可欠な存在であるスマホ。高品質な画像が撮影でき、すぐにSNSでシェアできる便利なスマホは、水の中までも持ち歩きたい代物なのだろう。「LenzO」なら、浸水を心配することなく、水中での撮影を楽しめそうだ。また、完全防水なので、水辺でのいつもと違ったフェイスタイムも楽しめるかも？

あなたのiPhoneも、「LenzO」と出会えば、さらに手放せない存在になるはずだ。