機内持ち込み荷物は、海外旅行の場合特に禁止されている物が多いです。また、各航空会社で決められたサイズや重さの範囲内におさめなければならないため、機内持ち込みのみで旅行したいという人は注意が必要です。こうしたサイズ制限等におさまるバッグをご紹介しますが、中には持ち込みできない場合もあるため、購入前に搭乗予定の航空会社の規定をしっかり調べてください。

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海外旅行の機内持ち込み荷物：禁止・制限があるもの

基本的に機内持ち込みと預け荷物に関しての国際ルールは決められていますが、海外旅行の場合は国や空港などで独自のルールを設けている場所があるため、ここでは基本的なルールをご紹介します。

大きな分類では危険物と凶器の持ち込みが禁止されていますが、およそ危険物とは思わないようなものでも制限があることがあるため、注意が必要です。

例えば、すでにご存じの人も多いかもしれませんが、液体類は基本的に持ち込みが禁止されています。ただし、100ml以下の化粧品や虫除けなどであれば、約20cm四方のチャック付き透明袋に入れることで持ち込むことができます。

100ml以下のペットボトルは考えにくいため、うっかり飲み物を持って荷物検査に進むと、没収されることになります。荷物検査の直前に持ち込み禁止物についてポスターや掲示がありますし、ゴミ箱も用意してあります。

そして、近年よく問題になるのがリチウム電池です。スマホやモバイルバッテリーなどに入っている電池なので、注意が必要です。こちらは預け荷物に入れてはいけないものがあるため、逆に機内持ち込みに入れる必要があります。

アイコスなどの電子タバコ類も預け荷物に入れることはできず、持ち込む必要があります。それでも、機内での充電は禁止されている上、シンガポール、台湾、タイ（2020年3月現在）では国内に持ち込むことが禁止されているため、海外旅行の行先別にしっかり確認が必要です。合わせて使い捨てライターなども、機内持ち込みにする必要があります。

ANAには基本的なルールから独自のルールについて荷物のルールをまとめたページがあるので、こちらも参考にしてください。

国土交通省サイトにも、より詳しい一覧表が作成されていますので、参考にしてください。

こうした危険物等以外に、LCCでは食べ物や飲み物の持ち込みを禁止している航空会社もあります。これは、レストランなどで飲食物の持ち込み禁止となっているのと同様に、飛行機内の機内食などを注文する前提で搭乗してほしいという観点から来るものです。そのため、小さなお子様用のおやつとしてのお菓子や飴などは問題ありません。

ただし、シンガポールはチューイングガムを持ち込むこと自体が禁止されているため、うっかりカバンに入れたまま入国してしまうことがないよう、注意が必要です。

海外旅行の機内持ち込み荷物：サイズ

国際線の機内持ち込み荷物は、サイズや重さに制限がありますが、航空会社によって若干異なります。ANAのサイズは3辺それぞれの長さ55cm×40cm×25cm以内で、身の回り品を含めた総重量10kg以内の荷物を1個のみとなっています。

他の航空会社でも、縦横高さの比率は異なるものの、おおよそ3辺の合計が115㎝以内という会社が多いです。

重さに関してはLCCが厳しく、7㎏というところが多いです。

海外旅行の機内持ち込み荷物：チェックリスト

それでは実際に、機内持ち込み荷物のチェックリストをご紹介します。あくまで預け荷物が他にある場合のチェックリストになりますのでご了承ください。

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