
カーテンボックスを100均DIY!インテリアになるアレンジ技も
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。
注文住宅などですっかりおなじみになったカーテンボックス。リフォームをしないとつけられないと思われがちですがそんなことはありません。近ごろはDIYブームの波に乗り、カーテンボックスを自作する人もいます。
今回はカーテンボックスを100均アイテムで手作りし、コツや感想をレポート。ほかにも木板や牛乳パックを使った作り方や、後付け用のおすすめ商品などカーテンボックスについてまとめたので参考にしてください。
目次
カーテンボックスとは

カーテンボックスとは、カーテンレールを隠すように上部に覆いかぶさっている箱型の部分のことです。
節電につながることや、見た目がスッキリとしておしゃれに見えることから、近ごろはインテリアアイテムとして注目されています。
カーテンボックスの役割
カーテンボックスを設置しようか検討している方は、まず基本的なメリット・デメリットをチェックしておきましょう。
カーテンボックスのメリット
カーテンボックスのデメリット
カーテンボックスの設置タイプ
カーテンボックスは、素材やデザインの違い以外にも設置方法でタイプが分かれています。
天井埋め込み型

天井埋め込み型のカーテンボックスは、フックやボックスが全く見えないのでスッキリとした印象です。天井が高く見え、ホテルやショールームのような高級感があります。
取り付け型

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取り付け型には、天井面に設置するタイプと壁面に設置するタイプがあります。どちらもボックス部分が見えるので、カラーやデザインで好みのインテリアを楽しめるのが特長です。壁面に設置するタイプは上部に空間があるので、上向きのライトを埋め込んでカーテンボックス兼間接照明としても活用できます。
今回は、取り付け型のようなカーテンボックスをDIYで後付けします。箱を乗せるだけなら、施工不要で賃貸でもOKです。
カーテンボックスをDIYしてみた!
今回はセリアの100均アイテムを使って、実際にカーテンボックスを手作りしてみました。
DIYカーテンボックスの作り方<100均のプラダン編>

①カーテンレールの計測

まずはカーテンレールの幅と奥行きを測ります。奥行きの寸法はレールピッタリだとカーテンの厚みでもたついてしまうので、カーテンひだの厚みまで測るのがポイントです。

プラダンをカーテンボックスの形にカットします。幅はレールの長さ+1cm程度とると、カット時に多少の誤差を気にしなくてよくなるのでおすすめです。
100均のプラダンは厚みがそんなにないので、はさみや工作用のカッターでも簡単にカットできます(※勢いあまって床を傷つけないように注意しましょう)。
②プラダンをつなげる

プラダンがすべてカットできたらガムテープでつなげます。上からリメイクシートを貼って隠すので、ガムテープの貼り方はそこまで丁寧にしなくて大丈夫。
今回は幅150cm×奥行13cm×高さ(カーテンにかぶさる部分)10cmのカーテンボックスを作るため、
・150cm×13cmが1枚(上面用)
・150cm×10cmが1枚(前面用)
・13cm×10cmが2枚(側面用)
になるように切り貼りして箱型にしました。

リメイクシートを貼る前のカーテンボックスはこんな感じです。
③カーテンボックスにリメイクシートを貼る

カーテンボックスの形ができあがったら、リメイクシートを貼ります。
貼ってはがせるリメイクシートは、空気が入ったり曲がったりしてもやり直しがきくのでDIYに便利です。が、やはりそこは100均。強度は期待できないので、何度もやり直しているうちに破けてしまわないように注意しましょう(※筆者は2度も破いてしまいました…)。
リメイクシートは、布やカラーの厚紙などでも代用できます。
④取り付ける

表面すべてにリメイクシートが貼れたらDIYカーテンボックスの完成です!
⑤雑貨などをディスプレイする

遠目には100均のプラダンには見えず、インテリア的にもなかなか良さそうです。軽い雑貨程度ならディスプレイもできます。
箱型なので、固定せずとも置くだけで充分安定感があります。しっかり固定したい場合は、カーテンボックスの真ん中と左右1か所ずつに穴をあけ、針金や結束バンドなどでレールに固定すると良いでしょう。
実際作ってみて<DIYカーテンボックスのポイントなど>
少ない材料で簡単に作れるカーテンボックス。所要時間は計測から設置まで含めて40〜50分ほどでした。

正直、近くで見るとリメイクシートのヨレが目に付いたり、プラダンのゆがみがわかったりするので手作り感があります。もう少し見た目にこだわるなら、後述している木板を使用する方法がおすすめです。

また、今回はリメイクシートをカーテンボックスの表面にしか貼っていないので、真下から覗くとプラダンが丸見え状態になってしまっています。気になる方は内側にも貼るといいかもしれません。
カーテンボックスを部屋に設置するとどんな感じになるのか試しにやってみたい方は、100均のプラダンでも充分ではないかと思います。
そのほかの自作カーテンボックスの作り方
100均のプラダンを利用する以外に、比較的安価な材料で手軽に自作できそうなカーテンボックスの作り方をまとめてみました。
牛乳パック(ダンボール・厚紙)

もともと箱型をしていて切り離せばL字になるのが便利ということで、牛乳パックがカーテンボックスの材料としてネットで話題になっています。素材が頑丈でDIYしやすく、遮光性がある点もポイントです。牛乳の臭いや衛生面が気になる方は、厚紙やダンボールで代用しましょう。
木板

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DIYの中でも一番丈夫で、インテリア性のあるのが木板を使ったカーテンボックスです。木板はホームセンターや100均でも販売していますが、なかにはニトリに売っているすのこや小物入れ用ボックスを木板代わりにしてDIYをしたというツワモノもいます。
安定感を高めたい場合は<上面用>の木板に下駄のような脚をつけ、レールとレールの間にハマって固定されるようにするのがおすすめです。
プラダン以外の100均グッズ(カラーボード・発泡スチロールボードなど)

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100均ではプラダン以外にもPP製のカラーボードや発泡スチロールボードなど、軽くて切り貼りしやすい工作材料が販売されています。基本的には板状のものを箱型に組み立てれば問題ないので、プラダンが手に入らない場合はカラーボードなどで代用できます。
カーテンボックス、人気メーカーの売れ筋商品
数あるカーテンボックスの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
- トーソー
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装飾レール(BOX・バランス)ノイボックス
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窓の形状にあわせてピッタリ取り付け
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窓枠の外側と内側のどちらに取り付けるかを選べるほか、片側が壁の窓に対応できるL字型の製品もあります。長さも35cmから1cm単位で注文できるため、さまざまな形状の窓に対応。カラーも10色以上ラインナップしています。
素材には、家具や内装材にも使われる天然木のバスウッドを採用しています。部屋のインテリアにもマッチしやすいデザインです。
カーテンボックスのDIYアイデア

いざカーテンボックスを作ろうと思っても、イメージがわかない人もいるのではないでしょうか。カーテンボックスを実際に作った人たちのアイデアをいくつかご紹介します。
壁紙や家具類にあわせてカーテンボックスのカラーを決めると、部屋のインテリアに統一感がでます。木製のカーテンボックスに、文字や模様をペイントするのもおすすめです。カーテンボックスの上に小物やグリーンをディスプレイして、コーディネートしている人もいます。
高い所が大好きな猫用に、カーテンボックスをキャットウォークとして活用している人も意外と多いです。キャットウォークとして使う場合には、猫の体重に耐えられるようにしましょう。