【最新版】おすすめの純米酒5選!選び方を詳しく解説
日本酒の中でも純米酒は馴染みが深いでしょう。実際によく飲む日本酒が純米酒であることは多いです。
日本酒はその成分や精米歩合などによって分類が異なりますが、それぞれ特徴があるため、違いを知っておくとよりお酒を楽しめるでしょう。
ここからは日本酒の中でも純米酒がどのようなお酒なのか、特徴やおすすめの純米酒を紹介していきます。
自分に合った純米酒を選ぼう!
日本酒は食事の味わいを良くしたり、豊かな香りでストレスを和らげるといった効果があります。そのため、普段はお酒をたくさん飲まない人でも、日本酒を軽く飲むといった人は多いです。
日本酒の中でもお米の味わいを楽しめる純米酒について知れば、より自分に合った日本酒を探せるかもしれません。そのためにも、特徴や選び方のポイントを押さえておきましょう。
純米酒の特徴
純米酒には以下のような特徴があります。
純米酒の定義
日本酒にはさまざまな基準によって分類が決まっていますが、各酒造メーカーの公式サイトでは以下のように説明されています。
日本酒は、製造の過程で醸造アルコールが添加されるものと、されないものに区別できます。アルコール添加がなく、米と米麹、水だけが原料のお酒が、「純米酒」です。特定名称酒のうち、米の旨味や深いコクをもっとも味わえる日本酒といっても良いでしょう。
純米酒精米歩合による規定はない、麹歩合15%以上、アルコール添加をしていない。
日本酒は精米歩合によって、分類が分けられることが多いため、純米酒は比較的幅が広い日本酒といえるでしょう。
純米酒の原料
純米酒は名前の通り、お米が主な原料であり、吟醸酒などと比較しても米、米麹、水だけなので非常にシンプルです。
日本酒は「お米の味わい・香りが好き」という方も多くおり、このようにお米の良さを楽しみたい方に純米酒はおすすめです。
純米酒は米、米麹、水だけで造られた日本酒です。対して、吟醸酒と本醸造酒は、「醸造アルコール」を添加しています。純米酒と吟醸酒・本醸造酒の違いを一言で言うと、醸造アルコールが含まれているかいないかなのです。純米酒は、醸造アルコールが添加されていない、純粋にお米だけを原料にした日本酒です。米だけで造っているからこそ、米本来の旨味、ふくよかなお米の香りが楽しめます。
純米酒の選び方
純米酒にもさまざまな種類があるため、どのようにして選べば良いかポイントを詳しく解説していきます。
銘柄
地域や酒蔵ごとに力を入れているお酒がそれぞれ違うため、酒蔵によっても「一番自信のあるお酒」は違います。銘柄や蔵元で選ぶならばやはり知名度があるブランドを選ぶことがおすすめです。
香り
日本酒のおいしさを決める要素の一つは香りです。お酒である以上、質の悪いものであればアルコール臭さを感じることがあります。このアルコール臭さがないお酒を選ぶことが大切です。
純米酒は米ならではの香りの他に、すっきりとした香りやフルーティーな香りなど感じられるものは他にも多くあります。より良い香りで質の高いものがわけられると、それだけでよいお酒に出会えるでしょう。
また、香りの強さも重要です。いくら良い香りでも強すぎてはかえってお酒を楽しめなくなってしまいかねません。 味もそうですが、香りも飲み比べることでわかります。居酒屋や利き酒のできる酒屋で一杯ずつ飲み比べてみるのがおすすめです。
味
日本酒の味は主に淡麗か濃醇か、そして甘口か辛口かという分け方がされ、大きく以下の4つに分けられます。
・濃醇甘口
・濃醇辛口
・淡麗甘口
・淡麗辛口
淡麗と濃醇は飲み口と酸味の強さによって決まります。すっきりと飲みやすいものは淡麗、どっしりとコクのあるお酒は濃醇です。純米酒は基本的に濃醇とされるものが多いです。
甘口と辛口はお米の養分がどのくらい残っているかによって決まります。これを日本酒度というのですが、日本酒度が高い甘口のお酒はお米の粘り気や甘みがつよく、辛口のお酒はすっきりとしています。
おすすめの純米酒5選
では、具体的におすすめの純米酒にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
獺祭の中でも特殊なお酒であり、名前の通り二口・三口飲むことでだんだんと美味しさが広がっていくことも特徴です。
素材の良さを最大限引き出すために、精米歩合は55%まで磨き上げています。原料の米は品種や産地によって特性が異なりますが、その特性を見極めて製造しています。
亜麻猫は新政酒造の中では定番の純米酒となっていますが、他の日本酒と比較しても異彩を放っている存在です。
純米生もとは日本料理との相性が良く、脂がのった魚料理以外にもおせち料理などともよく合います。
日高見は超辛口の純米酒ですが、しっかりとしたコクと素材である米の旨味も特徴的です。基本的な飲み方は「冷」ですが、熱燗で寿司や刺身などと合わせるのもおすすめです。
純米酒の飲み方
純米酒は飲み方によっても味わいが変わるため、どのようにすればより美味しく飲めるのか見ていきましょう。
純米酒はさまざまな温度帯に適している
日本酒の中には、決まった温度帯で美味しく飲めるものがありますが、純米酒の場合はさまざまな温度帯で楽しめることが魅力の1つとなっています。
そのため、購入した純米酒で色々な飲み方を試してみるのがおすすめです。
純米酒は、15~20度の「涼冷え(すずびえ)」、10~15度の「花冷え(はなびえ)」などの冷酒、常温(冷や)でもおいしく楽しめます。さらに、お燗は30~35度の「日向燗(ひなたかん)」から、35~40度の「人肌燗(ひとはだかん)」、40~45度の「ぬる燗」、45~50度の「上燗(じょうかん)」まで、さまざまな温度帯でそれぞれ違った一面を見せてくれるお酒です。
基本的に和食との相性が良い
純米酒の原料はお米と水だけです。そのため、基本的にお米に合う日本料理との相性が良いのが特徴です。そのため、食事の雰囲気や味わいを高める食中酒として純米酒を飲むと良いでしょう。
まとめ
純米酒にはさまざま種類があり、味わいや香りは種類によって変わってきます。日本酒の専門店などでは香りや味を試せる場合もあります。
まずは、人気がある純米酒から試してみて、どのような違いがあるのか飲み比べてみると良いでしょう。
おすすめの純米酒比較
獺祭 | 酔鯨 | 亜麻猫 | 大七純米生もと | 日高見 | |
---|---|---|---|---|---|
容量 | 720ml | 720ml | 720ml | 1800ml | 720ml |
アルコール度数 | 0.16 | 0.15 | - | 15 % | - |
味わい | 辛口 | 辛口 | - | 中辛口 | 超辛口 |
原料 | 23%(77%)という極限まで磨いた山田錦 | 米、米こうじ | - | 米、米麹 | - |
関連記事はこちら
フードの記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_