
【2021最新版】ライフジャケットおすすめ15選!レジャーから国交省承認品まで
目次
水辺でのレジャーの必須アイテムライフジャケット

平成30年2月から小型船舶乗船時のライフジャケット着用が義務付けられました。船釣りや防波堤での釣りなどで着用機会の多い方は、ライフジャケットを購入してはいかがでしょうか。選び方のポイントと、おすすめの15商品を紹介します。
ライフジャケットの選び方で気をつけたい3つのポイント
ライフジャケット着用の有無で、事故時の生存率は2倍以上になります。船に乗るとき以外にも、水辺近くのレジャーでは着用がおすすめ。特に活発なお子さまには必ず着用して欲しいものです。ライフジャケット選びで気をつけたいポイントを紹介しましょう。
ライフジャケットの浮かぶ仕組みで選ぶ
ライフジャケットの大切な性能のひとつに、浮力があります。具体的には水中で7.5Kg以上の浮力があること、顔を水面上に出せる姿勢であることが必要です。この浮力を得るための仕組みとして、固定式(フローティング式)と膨張式の2つの種類があります。このどちらを選ぶかがライフジャケット選びのポイントのひとつになります。
固定式はジャケットに水に浮く発泡素材が縫い込まれています。きちんと着用していれば、水に落ちても自然と浮かび上がることができます。
膨張式は、普段は薄いジャケットですが、水に落ちた場合はボンベからジャケット内にガスを充填し浮力を得る仕組みです。ガスの充填は、自動膨張式と手動膨張式があります。スマートさ、陸での動きやすさにメリットのある膨張式ですが、ボンベのメンテナンスなどに手間がかかります。また、手動式膨張タイプは、トラブル時に冷静に操作できない恐れもあります。
ライフジャケットの形で選ぶ
ライフジャケットは、チョッキ式(ベストタイプ)、首かけ式、ジャンパー式、ウエスト式(ベルトタイプ)などの形状の違いがあります。チョッキ式やジャンパー式は、上半身全体をライフジャケットがしっかり支えてくれる安心感があります。しかし浮力を得る仕組みとして、固定式ではジャケット内に発泡素材が入っている分動きにくい、というデメリットがあります。首かけ式は、固定式でも膨張式でも腕が動かしやすい点がメリットです。
じゃまにならないことを優先するなら、膨張式でウエスト式のものもおすすめです。一方で膨張式はボンベのメンテナンスに手間がかかるというデメリットもあります。
ライフジャケットの形は、動きやすさやデザイン的な好みに合わせて、浮力を得る仕組みの固定式と膨張式のメリット、デメリットも合わせて考慮する必要があります。
桜マークの有無に注意しよう
桜マークとは、国土交通省が定めたライフジャケットの安全基準を満たしていることを示す「型式承認試験及び検定への合格の印」のことです。国土交通省型式承認品と呼ばれることもあります。桜の花びらの図案化した中に「型」の字が入った刻印です。
ライフジャケットはさまざまな商品が販売されていますが、その全てに桜マークが入っているわけではありません。桜マークは、小型船舶乗船時のライフジャケットの着用義務に適した性能を持つライフジャケットであることを証明するものです。言い換えれば、船に乗らないのであれば桜マークのライフジャケットにこだわる必要はありません。もちろん、いざという時の性能がしっかりしていることは大切なので、そこはメーカーの説明書をよく読み判断しましょう。
逆に高性能で着心地のよいライフジャケットでも、桜マークがなければ乗船時のライフジャケットとして使用できません。釣り用のライフジャケットの中には、防波堤や磯釣り時の使いやすさを追求してはいても、桜マークを取得していないケースもあります。そのため、船釣りの場合は、桜マーク付きのライフジャケットを別に用意しなくてはなりません。
ライフジャケットおすすめ15選【用途に合わせた製品選びもポイント】
ライフジャケット選びのポイントとして、浮力の仕組み、ジャケットの形、桜マークの有無について紹介しました。これらの他にも、メーカーごとに使い勝手の向上のため、さまざまな工夫を凝らしたライフジャケットが市販されています。そのような特徴も合わせて、おすすめライフジャケットを紹介していきます。
高階救命器具の製品はブルーストームのブランド名でもよく知られています。
本製品は、水に落ちると自動的にライフジャケットに炭酸ガスが充填されて膨らむ、自動膨張式のライフジャケット。ふだんの着用時はすっきりしたシルエットで570gと軽量で動きやすいのが特徴です。
またインジケーター付きの充気装置を装備し、インジケーターの色でボンベの装着状態、使用状態が判別できます。
「ダイワ DF-2709(インフレータブルライフジャケット (ウエストタイプ自動・手動膨脹式))」はウエストタイプの軽量ライフジャケットです。
チョッキタイプや首かけタイプと比べて作りがシンプルなウエストタイプは、体にきちんと密着させて装着しておくことが大切です。本製品は、身体にしっかりフィットするような立体裁断設計なので頼りになります。着用可能なウエストサイズも、55〜140cmとかなり幅があるので細身の女性からがっしりした男性まで広くカバーしてくれます。
CE認証を取得したライフジャケットが「SuperSunny ライフジャケット 手動膨張式 ベルトタイプ ライフベスト CE認証取得済 (迷彩白)」です。CE(欧州安全基準)認証ですが、国内の桜マークは取得していません。そのため、機能的には十分なライフジャケットですが船釣りなど桜マーク付きジャケットが必要な場面では、使用できないので注意が必要です。
桜マークがなくても防波堤での釣りや川釣り、磯釣り、プールや海水浴など、水辺で遊ぶ場合、ゴムボートなどで遊ぶ場合、カヌーなど、多くの場面で活用できます。
本製品は手動で膨らむタイプ。水遊びや川釣りなどでは腰付近まで水に浸かる場面も少なくありませんが、自動式だとそこまで水に浸かると予期しないタイミングで膨らんでしまうこともあります。使用する場面に応じて自動式と手動式は使い分けが大切です。
桜マーク取得の軽量ウエストタイプのライフジャケットが、「シマノ ラフトエアジャケット(ウエストタイプ・膨脹式救命具) (VF-052K)」です。ウエストタイプのライフジャケットは動きのじゃまにもなりにくく、また本製品は5色のカラーバリエーションもあり、着用時の見た目が気になる方でも納得して商品を選ぶことができるでしょう。
ガスボンベの装着状態を視認できるインジケーター付きで、メンテナンスもやりやすいです。桜マークはカバーを開いた箇所に押印されています。乗船時などマークの提示を求められた場合にスムーズに対応できるように、一度確認しておきましょう。
- OLDPAPA
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チャイルドライフジャケット
- 税込み2,850円
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子ども用ライフジャケット
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事故に巻き込まれる可能性が高い、子ども向けのライフジャケット。探しやすいように明るく目立つデザイン。
海水浴や川遊びなど水辺でのレジャーでは、子供にこそライフジャケットを着ていて欲しいものです。大人に比べて危機予測に乏しく、体力も弱い子供はまさかと思うような事故に巻き込まれる恐れもあります。そのようなときでも、ライフジャケットがあれば沈んでしまうことはありませんし、目立つ色のライフジャケットは捜索時にも手がかりになります。
ライフジャケットを着用すると動きを妨げるため着たがらないケースも少なくないと思われます。本製品は多くのカラーバリエーションがあるので、そのような不満を解消にも役立つかもしれません。
平成30年から小型船舶乗船時の着用が義務付けられたライフジャケットの子供用製品が、「オーシャンライフ 子供用ライフジャケット オーシャンJr-1M型」です。お子さまと一緒に船釣りなどに出かける際にも使用できる桜マーク付きの製品です。
ライフジャケットと身体をしっかりと固定するために2本の胴ベルトと股ベルトを装備しています。万一のときにも見つけやすいように、イエローかレッドの目立つ色を採用しています。
子供用のライフジャケットでは、体格や身長に合わせたものを選ぶことが大切です。本製品はMで身長130cm~150cm用ですが、身長110cm~130cm用のSもあります。
磯などで海に入りながら獲物を狙うソルトルアーに必要な機能をおさえたライフジャケットです。本製品は前面フラットのルアーケース用ポケットを始めとして、多くの収納力を確保。安全面では身体にフィットしやすい構造と安全性を高める股ベルトも装備しています。
ルアー釣りのためのレジャー用ライフジャケットなので、乗船時のライフジャケットとしては使用できない点に注意しましょう。
身体にきちんと密着させて着用することが大事なライフジャケット。衝撃などでズレないようにサスペンション機能を装備しています。
充実した収納力に加えて、500mlのペットボトルをぶら下げておけるドリンクホルダーも便利な機能です。
腕周りのデザインをすっきりとさせることで、快適なキャスティングが可能。股ベルトを装備するなど安全性も高く、水に入りながらの釣りでも安心です。
国土交通省型式承認品ですが、陸岸から近い場所を航行する小型船舶(旅客船、漁船除く)限定のFタイプの承認品なので、船釣りでは使用できません。
「Hele i Waho(ヘレイワホ) ライフジャケット シュノーケリングベスト」は、さまざまなマリンレジャー用品を販売しているHele i Waho(ヘレイワホ)のシュノーケリング用ジャケットです。
これまでに紹介した製品は、緊急時の救命胴衣としての性格を持っています。本製品はシュノーケリングを楽しむために、適度な浮力を得るためのジャケットで救命胴衣とは目的が異なります。
このように救命胴衣との違いもありますが、身体としっかり密着させることが大切という点は、ライフジャケットとして共通したポイントです。また、旅行に便利な最小サイズです。
シュノーケリング専門サイト「リーフツアラー」が提供する、シュノーケリングに特化したジャケットです。
シュノーケリング用なので動きやすさを追求し、水の中でも邪魔になりません。また、複数のベルトがあるので、身体に、適度にフィットすることも特徴の一つです。かさばるのが欠点のマリン用具ですが、こちらの商品は、スリムタイプなので持ち運びにも便利です。
ベルトのように、つけていても動きやすく邪魔にならないので、釣りや川遊びなどにぴったりです。手動式で、レバーを引くとガスが充填されライフジャケットとして機能します。桜マークはついていませんが、EC認証を受けた商品なので安心して使うことができます。
洗濯しやすいように、外装と気室部分が分離しているので、よく海や川に行く人でも清潔に使うことができるのも特徴です。
船舶用なのでもちろん国土交通省認証の桜マークが付いており、安心してお使いいただけます。
また、「レールシステム」という新たなシステムを用いて、従来のものよりサイズを半分に小型化し。装着や持ち運びも容易です。サイズはコンパクトになっても、従来のもちろん、浮力やガスによる膨張の性能はそのままに安心して、釣りなどの船を使ったレジャーを楽しむことができます。
川での渓流釣りにピッタリの、首掛けタイプの救命胴衣です。
装着しやすく、また装着中に使用者が動きやすいように設計されています。撥水性にも優れているので、水の飛沫が掛かった場合に、救命胴衣に水がしみ込む不快感が軽減されます。デザイン性もコストパフォーマンスも優れているので、初めて釣りなどをする女性にもおすすめです。
- シマノ
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ライフジャケット 救命胴衣 VF-113S
- 税込み35,159円
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本格志向の方に高性能モデルを
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圧倒的な性能と、デザイン性で、本格派の釣り師を唸らせる。
釣り具メーカーのシマノが開発した釣り用の高性能救命胴衣です。釣りをする際には、つり糸など様々な道具が要ります。この商品には、ポケットの位置を縦に多く配置し、その都度に必要な道具を整理して収納、取り出すことができます。
ホールド感も強く、浮力や装着感には全く問題ありません。また、優れたデザイン性も特徴です。値段は安くありませんが、本格的に釣りをしている方でしたら、その使い勝手の良さに驚かれるでしょう。
いざという時に命を守るライフジャケットを積極的に活用しよう

小型船舶乗船時に義務付けられるようになったライフジャケットですが、船に乗らない場合の着用は、個々人の判断次第です。しかし、万一のときにライフジャケットの有無が生死を分けることもあります。ライフジャケットには動きをじゃましないもの、デザイン性の優れたものなどさまざまな製品があります。使いやすいものを探して、積極的に活用していきたいものですね。