雨の日のキャンプ、やめたほうがいい? 楽しみ方やおすすめ商品を紹介
「キャンプやアウトドア遊びは、晴れの日じゃないと…」、そう考えてキャンプ当日の天気が気になってしかたがない人も多いのでは?
確かに晴れたほうがキャンプは盛り上がりますが、もし雨でも、雨の日ならではの楽しみ方ができます。それこそが、自然を楽しむキャンプの醍醐味だと考えることもできますね。
そもそもキャンプ場を構える山あいの場所は、天候が変わりやすく、突然の雨に見舞われることがあります。そのため、事前に雨への備えをしてキャンプへ出かけることが肝心です。
そこでこの記事では、雨の日のキャンプを楽しむ方法と、おすすめ対策アイテムを紹介します。
雨の日のキャンプで楽しめること
Photo by iStock
突然雨が降ってきたら、テントを整理して、中に逃げ込みましょう。自然に囲まれながら過ごす、インドアな時間の始まりです。
なかなか聴けなかった音楽や、見たいと思っていた映画を存分に楽しむこともできます。ほかにも、スマホやPCなどのデジタルデバイスを使わない読書や瞑想を行うことで、デジタルデトックスをしてみるのも良いでしょう。
Photo by iStock
とくに何もせず、自然の音や風景に意識を傾けてみるのもよいでしょう。森林に降る雨や草木を揺らす風の音、テントから見える景色など、雨が降る自然環境の中でしか味わえない体験が、五感を刺激してくれます。
また、雨の日のキャンプ場は、空いていることが多いです。事前に雨の予報が出ていれば、人気のキャンプ場を独り占めすることができるかもしれません。日常生活から離れて過ごす時間を満喫できますね。
雨対策では、ここがポイント
Photo by iStock
雨の日のキャンプに備えてアウトドアギアを買う際に、「撥水と防水の違い」「耐水圧と透湿性の意味」の2つを押さえておきましょう。
まず、「撥水」とは水を弾く性質のことです。撥水加工がされた生地は、表面がコーティングされ、水を弾いてくれます。また、布目には隙間があり、通気性が保たれ、蒸れにくいというメリットもあります。
デメリットとしては、徐々に効果が薄れてしまう点です。
「防水」とは、水を通さない機能のことです。防水加工された素材は、経年により効果が薄れることはあまりありません。水を防ぐ力が強く、長期間にわたり有効なのがメリットです。
ただし、通気性が悪く、蒸れやすいことがデメリットとして挙げられます。
Photo by iStock
次に、耐水圧と透湿性についてです。とくにテントやレインウェアを選ぶ際に、気になる点です。
2つの違いを端的に述べるとすると、「耐水圧」とは、防水性を示す数値。一方で「透湿性」とは、蒸れにくさを示す数値のことです。
どちらも数値が高いほど効果は期待できますが、耐水圧が高い場合、通気性が悪くなり、蒸れやすさにつながることがあります。
一般的な傘の耐水圧は500mmほどですが、強い雨の日でも安心できるテントを選ぶ場合、耐水圧3,000mm以上のものを選びましょう。
ただ、通気性が気になる場合は、耐水圧2,000mm程度のテントを選ぶと小雨程度なら安心して過ごせて、しかも夏場でも使いやすいです。
雨の日のキャンプ、あると心強い6アイテム
こちらの記事もどうぞ
関連記事はこちら
アウトドアの記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_