画像:筆者提供

〈プロ解説〉冬キャンプの必需品とは? 寒い環境でも心強いおすすめアイテム8選を紹介

タカマツミキ(アウトドアライター)
公開: 2024-01-20

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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キャンプは、春夏秋冬、いつでも楽しめるアクティビティです。中でも冬キャンプは、雪景色や澄んだ空気など、ほかの季節とは違った魅力があります。

ただ、気温の低い冬キャンプを快適に過ごすためには、機能的なアイテムが必要です。

そこでこの記事では、アウトドアライターのタカマツミキさんに、冬キャンプの必需品について解説していただきました。

キャンプの楽しさを発信するアウトドアライター
タカマツミキ
北海道小樽市在住のアウトドアライター。自身の経験をもとに、Webメディアや地方新聞でアウトドアコラムを連載しています。好きなことは、キャンプ・料理・オフロードバイク・三菱Jeep・一眼レフ・猫。
顔写真なし(使うときは「引用パーツ」の表示名に空白を入力してください)

 

本格的な冬に向け、冬キャンプを楽しみたい!そう思う人も多いと思います。今回は、冬キャンプで必ず必要なキャンプギアを紹介します。冬キャンプデビューする人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
〈編集部より〉タカマツミキさんには2023年11月に解説していただきました。なお、記事中の商品の価格は更新日現在のものです。

冬キャンプの必需品、3つのキャンプギアを解説

冬キャンプに備えておくべき必需品について、3つ紹介します。

4シーズン対応の「テント」を準備

テントイメージ

画像:筆者提供

冬キャンプの必需品は居住空間となるテント。ただ、テントといってもどんなテントを選べばいいのか悩む人も多いと思います。

冬キャンプで使用するテントは、春・夏・秋・冬と4シーズン対応で、とくに冷気をしっかりシャットアウトできるスカート付きのテントを選びましょう。

スカートは、テント内に冷たい風が入るのを防ぐのはもちろん、夏場には虫の侵入を防ぐ役割をしてくれます。

タカマツミキ

タカマツミキさん

スカートをペグダウンして固定できるモデルだと、多少風が強くても、風の侵入をしっかり防げるのでおすすめです。

キャンプ地の最低気温に対応する「寝袋」を準備

寝袋イメージ

画像:筆者提供(愛用品のISUKA Puff810EX ※販売終了)

冬キャンプで快適に就寝するためには、気温にあった寝袋を使うことです。キャンプ地の最低気温に対応する寝袋を準備しましょう。

また、標高が高いキャンプ場などでは天気予報の予想気温がグッと低くなることも。事前にどのくらい気温が低くなるのかを調べるようにしましょう。

タカマツミキ

タカマツミキさん

寝袋選びの際は、最低使用温度や快適使用温度など、使用温度の表記を見て選ぶのがGOOD!

購入時に悩むことがあれば、口コミを見て調べてみるのもひとつの方法です。

「スリーピングマット」で地面からの底冷え対策を

スリーピングマットイメージ

冬キャンプの就寝時に寒いと感じる理由のひとつが、地面から伝わる底冷えです。この底冷えをしっかりシャットアウトしなければ、いくら寝袋が高スペックでも身体は冷えていきます。

そこで活躍するのがスリーピングマットです。スリーピングマットは大きく分けると、クローズドマット・エアマット・インフレータブルマットの3種類になります。

タカマツミキ

タカマツミキさん

冬キャンプをするときは、インフレータブルマット、もしくはインフレータブルマットとクローズドマットのW使いをおすすめします。

続いては、プロが選ぶ冬キャンプの必需品3選

タカマツミキさんおすすめ②
  • TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト)
  • ダイヤフォートTCソロテント

  • 税込み42,980円(Amazon)
  • 4シーズンに対応、設営の手軽さや広い居住空間もポイント

ダイヤフォートTCソロテント使用イメージ

画像:筆者提供

タカマツミキ

おすすめポイント

私が愛用しているテントは、TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト)の「ダイヤフォートTCソロテント」。ダイヤモンド張りのようなデザインで、あまり人と被らないのがお気に入りポイントです。

このテントはソロテントの中でも居住空間が広く、設営も手軽にでき、4シーズン対応なので愛用しています。

もちろんスカート付きで、このスカート部分は巻き上げられる仕様です。夏はスカート部分を巻き上げると涼しくなり、冬はペグダウンして冷気の侵入を防ぐことができますよ。

テントやタープを固定するペグの選び方についても、タカマツミキさんに解説していただきました。あわせて参考にしてください。

タカマツミキさんおすすめ②
  • ISUKA(イスカ)
  • エアドライト670

  • 税込み49,578円(Amazon)
  • 冬キャンプ向けの定番モデル

タカマツミキ

おすすめポイント

私が10年ほど前から愛用している寝袋は、現在はすでに販売が終了しているISUKA(イスカ)の「Puff810EX」。最低使用温度−27℃と、厳冬期にも対応する高スペックのモデルです。

Puff810exは、−10℃を超える地域での冬キャンプで実際に使用しましたが、快適に就寝できました。ISUKAからは、ほかにもさまざまなモデルが登場しているので、気温にあわせて寝袋を選べますよ。

なかでも今回紹介する「エアドライト670」は、日本の冬の定番モデルで、冬キャンプ用途にピッタリです。

画像:筆者提供(愛用品のISUKA Puff810EX)

タカマツミキさんおすすめ③
  • VENTLAX(ヴェントラクス)
  • INFLATABLE MAT(インフレーターマット)

  • 税込み6,980円(Amazon)
タカマツミキ

おすすめポイント

私が愛用しているのは、VENTLAX(ヴェントラクス)「INFLATABLE MAT」です。8cmと極厚のメーカー独自の低反発ウレタンフォームを採用しており、寝心地が抜群にいいです。

また、撥水加工が施され、水をしっかり弾くのもうれしいところ。愛猫と一緒にキャンプをしたときに粗相があっても、サッと拭き取ることができます。

購入してからシーズン問わずこのアイテムを使用していますが、腰痛に悩まされることもなく、快適に眠ることができています。

ちなみに厳冬期には、このマットの下に安価な分厚い銀マット(クローズドマット)を敷いて、より冷気をブロックするように対策していますよ。

▼筆者が使用しているクローズドマットがこちら「防水アコーディオンマットDX(極厚30mm)」

寝袋マット

冬キャンプの必需品、人気メーカーの売れ筋商品

女性顔イラスト(検証コメント用)

Moovoo編集部

数ある冬キャンプ用キャンプギアの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの商品を紹介します。
PICK UP①
  • Markless Style
  • 難燃 ブランケット(巾着 付き)120cm×90cm

  • 税込み2,322円(Amazon)
  • 燃えにくい難燃糸を使用したブランケット

  • ひざ掛けや肩に羽織って使うブランケット。焚き火などの近くでもで安全に使いやすいように、燃えにくい難燃糸を使用して作られています。

    サイズは120cm×90cmで、持ち運びしやすいサイズです。収納できる巾着付きで、ザックなどに入れやすいのもポイントです。

PICK UP②
  • Nanga(ナンガ)
  • NANGA×SUBU オーロラウィンターサンダル

  • 税込み5,765~6,628円(Amazon)
  • 4層構造のインソールによる快適な履き心地、秋冬用サンダル

  • 冬に使える起毛加工が施されたサンダル。防水透湿素材(オーロラテックス)を採用し、湿ったキャンプ地でも履いて歩きやすいです。

    カラーバリエーションもあり、好みに合わせて選ぶことができます。

PICK UP③
  • Jackery(ジャクリ)
  • Jackery ポータブル電源 300 Plus

  • 税込み39,800円(Amazon)
  • スマホやPCへの電源供給だけでなく、電気毛布も使える

  • 容量は288Whで、定格出力は300W(瞬間最大600W)に対応。キャンプで電気毛布やテレビ、LEDライトなどの電源として使えます。

    スマホ(18W MAX)なら約14回の充電が可能。フル充電までにかかる時間は、家庭のACコンセントなら約2時間です。

    10年使える約3,000回の充放電に耐えられ、保証は5年間(3年+延長2年)です。

Jackeryのポータブル電源については、編集部でレビューを行いました。レビューの様子はこちらをどうぞ。

PICK UP④
  • Coleman(コールマン()
  • 焚き火台 ファイアーディスクソロ(直径約30cm)

  • 税込み3,880円(Amazon)
  • ソロキャンプに使いやすい焚き火台

  • 雪の積もった地面の上でも焚き火がしやすい焚き火台。簡単に設置できる直径30cmのソロキャンプ向けサイズです。

    耐荷重25kgで、10インチまでのダッチオーブンが使えるのもポイント。

    収納ケース付きで持ち運びにも便利です。

PICK UP⑤
  • LOGOS(ロゴス)
  • 断熱防水ピクニックサーモマット(幅155×奥行110cm)

  • 税込み3,980円(Amazon)
  • 地面からの冷気をやわらげる、断熱防水仕様のマット

  • 起毛生地の表面が肌触り良く、暖かさを感じられます。裏面は防水加工で、湿った地面の上に敷いても快適に過ごしやすくなっています。

    テント内で敷くことで、底冷えを防ぐのにも役立ちます。

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