オールドパー12年を徹底レビュー 口コミと評判をもとに味・香り・コスパを検証

Moovoo編集部,タケダナオヤ
公開: 2025-05-10

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オールドパー12年は、明治時代から日本で親しまれ、歴代の首相も愛飲していたとされる伝統あるブレンデッドスコッチウイスキーです。

フルーティーな甘さとモルト由来のコク、かすかなスモーキーさがあり、ハイボールはもちろん、ストレートやロックでも楽しめるバランスの良さが特徴です。

この記事では、ディアジオ社から提供を受け、オールドパー12年を実際に飲んでみました。香りや味わい、飲みやすさなどを徹底的にレビューするので、参考にしてください。

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  • MHD モエ ヘネシー ディアジオ
  • オールドパー Old Parr 12年 750ml

  • 税込み3,760円(Amazon)
  • 日本の歴代首相も愛飲したとされるスコッチウイスキー

種別:ブレンデッドスコッチウイスキー
醸造所:クラガンモア蒸溜所、グレンダラン蒸溜所
アルコール度数:40%
容量:720ml
タケダナオヤ

タケダナオヤ

【今回、レビューした人】
ウイスキーを飲み始めてかれこれ10年ほど。好みはスモーキーなウイスキーで、普段は晩酌にハイボールを嗜んでいます。また、週末は自宅でじっくりとストレートやロックで楽しむこともあります。今回はネット上の口コミ・評判と個人の感想を織り交ぜながら、オールドパー12年を検証しました。

オールドパー12年ってどんなウイスキー?基本情報をチェック

オールドパー12年

筆者撮影

オールドパー12年はスコットランド生まれのブレンデッドウイスキーです。複数の熟成モルト原酒とグレーン原酒を絶妙なバランスでブレンドしています。

スコッチウイスキーの伝統を受け継ぐ味わいは、まろやかな口当たりとほのかな甘み、モルトの豊かなコクが調和しています。

また、斜めに立つユニークなボトルデザインも特徴です。この形状は「決して倒れない」「右肩上がり」を象徴する縁起の良いデザインとして、古くから日本のリーダーに愛用されてきたといわれています。

まさに歴史と品質が凝縮された、長く愛されるスコッチウイスキーと言えるでしょう。

【徹底検証】オールドパー12年の評価ポイント

グラスに注がれたオールドパー12年

Photo by iStock

それでは、実際にオールドパー12年を試飲したレビューを紹介します。

基本的な評価ポイントは「香り」「味わい」「飲みやすさ」の3項目です。これに市場価格を加え、品質と価格のバランスを総合的に評価しました。

検証①:香り(Nose/Aroma)

タケダナオヤ

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評価方法:常温のオールドパー12年をグラスに注ぎ、香り立ち、複雑さ、具体的な香りの要素(フルーティー、フローラル、スモーキー、ウッディなど)を検証しました。

フルーティーでハチミツやバニラのような甘く芳醇な香りが主体で、嫌味がなくさわやかな印象を受けました。

ピート香はかなり軽めのため、筆者のようにスモーキーウイスキーを好む人には、やや物足りなく感じるかもしれません。

口コミでも、全体的にバランスが良く、やさしく親しみやすい香りという評価が多いようです。

検証②:味わい(Palate/Taste)

タケダナオヤ

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評価方法:常温のストレートでテイスティングし、甘み、酸味、スパイシーさ、複雑性、ボディ感などを検証しました。

非常にスムーズでまろやかな口当たりで、ハチミツや果実のような上品な甘みが感じられました。

かすかなスパイシーさもあり、口コミでは全体的なバランスの良さが広く評価されているようです。

ただし、個性的な味わいを求める方には、ややシンプルに感じられるかもしれません。

検証③:飲みやすさ (Smoothness/Aftertaste)

タケダナオヤ

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評価方法:常温のストレートでテイスティングし、口当たり、アルコールの刺激、余韻の長さを検証しました。

ストレートで飲んでもアルコールの刺激がほとんどなく、驚くほど飲みやすいと感じました。

心地よい甘みが残るものの、余韻はそれほど長くなく、比較的すっきりとした印象です。

一部の口コミでは、飲みやすすぎるため飲みごたえに欠けると感じる人もいるようです。

検証④:コストパフォーマンス(Value for Money)

タケダナオヤ

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評価方法:市場価格と検証①〜③で評価したテイスティングノート(香り、味わい、飲みやすさ)を照らし合わせ、価格に見合う価値があるかを検証しました。

口コミでは、2025年5月時点の価格帯に対してこの品質が十分に満足できるという声が多く、コストパフォーマンスが高いと評価されています。

価格に見合う価値があり、プレゼントやギフトにも選びやすいウイスキーと言えます。

また、オールドパー12年は200ml、750ml、1Lの3容量が揃っているため、オールドパーをはじめて試す方は200mlから始めるのも良いでしょう。

総合評価 (Overall Impression/Score)

裏ラベル

結論として、オールドパー12年は「非常にバランスが良く、飲みやすいウイスキー」と評価できます。

香りは穏やかでフルーティー、ハチミツのような優しい甘みが感じられます。まろやかな口当たりとスムーズさが際立っています。

特筆すべきはその飲みやすさです。

アルコールの刺激が少ないため、ハイボールや水割りとの相性も良いと多くの口コミで高く評価されており、初心者にもおすすめできるウイスキーと言えるでしょう。

オールドパー12年 テイスティングノート

評価項目

評価 (5段階)

ひとことコメント

フルーティーさ

★★★★☆ (4/5)

やや強め。リンゴやオレンジピールのようなニュアンス。

スモーキーさ

★☆☆☆☆ (1/5)

かなり控えめ。意識しないと感じないレベル。

味わい (甘口↔辛口)

★★☆☆☆ (3/5)

甘口寄りだが、バランスが良い。

ボディ感 (軽い↔重め)

★★☆☆☆ (1/5)

軽やかでライトな飲み口。

個性 (おだやか↔強め)

★★☆☆☆ (2/5)

おだやか。突出したクセはなくバランスが良い。

コストパフォーマンス

★★★☆☆ (3/5)

概ね満足。

ここでご紹介したテイスティングの評価は、筆者の主観によるものです。

ウイスキーの香りや味わいの捉え方は、飲む人やその日の体調によっても異なることがあります。

あくまで一つの意見として、皆様のウイスキー選びの参考になれば幸いです。

オールドパー12年のおすすめな飲み方

オールドパー12年は、そのままでもおいしく飲めますが、飲み方を変えることでさまざまな表情を楽しめます。

オールドパーのおすすめの飲み方や作り方、さらに、それぞれの魅力を引き立てる簡単なおつまみを紹介します。

飲みやすい、定番のハイボール

ハイボール

オールドパー12年の持つスムースさ、ほのかな甘みと香りが炭酸によって引き立ち、非常にさわやかなハイボールになります。

材料

  • オールドパー12年:30ml~45ml(お好みで)
  • よく冷えた強炭酸水:90ml~135ml (ウイスキーの3~4倍量)
  • 大きめの氷:グラス1杯
  • レモンピール(お好みで)

おいしい作り方

1.グラスを冷やす:グラスに氷をたっぷり入れ、マドラーでかき混ぜてグラス自体を冷やし、溶けた水は捨てます。
2.ウイスキーを注ぐ:冷えたグラスにオールドパー12年を定量注ぎます。
3.氷を追加する:再度、氷をグラスいっぱいに加えます。
4.炭酸水を静かに注ぐ:氷に当たらないよう、グラスの縁からソーダを優しく注ぎ入れます。
5.混ぜすぎない:マドラーをグラスの底まで入れ、氷を軽く持ち上げるように縦に1回だけ混ぜます。かき混ぜすぎると炭酸が抜ける原因になります。
6.レモンピール(お好みで):レモンの皮を軽くひねって香りを出してからグラスに入れるか、グラスの上で香り付けをします。入れすぎるとオールドパー本来の香りが隠れてしまうので注意しましょう。

ハイボールに合う簡単おつまみ

  • 素焼きナッツ:ハイボールのさわやかさとウイスキーの甘みを引き立てます。
  • チーズ:カット済みのスモークチーズなどがおすすめです。
  • から揚げ、フライドポテト:脂っぽいものは鉄板の組み合わせです。
タケダナオヤ

タケダナオヤ

オールドパーはハイボールがとくにおすすめです。ソーダで割るとフルーティーな香りと甘さが際立ち、さわやかな飲み心地でグイグイ飲めてしまいます。おいしく作るポイントは、グラス、ウイスキー、炭酸水をしっかりと冷やしておくこと。氷は大きめで溶けにくいものを使うと良いでしょう。

じっくり味わいたい、ストレート

机の上に置いたオールドパー12

ストレートは、オールドパー12年が持つ本来の香り、味わいをもっともダイレクトに感じられる飲み方です。

材料

  • オールドパー12年:30ml程度
  • チェイサー (水):お好みで

おすすめな飲み方

1.グラスに注ぐ:香りが立ちやすいテイスティンググラスや、小さめのロックグラスなどに常温のまま注ぎます。
2.まずは香りから:グラスを軽く回し(スワリング)、立ち上る香り(フルーツの香りやピート香など)を楽しみます。
3.少量ずつ口に含む:口の中で転がすようにして、味わいの変化(甘さ、スパイシーさ、余韻)をじっくりと感じます。
4.チェイサーを挟む:ときどきチェイサーの水を飲むことで、口の中がリフレッシュされ、次のひと口の味わいがよりクリアになります。

ストレートに合う簡単おつまみ

  • ビターチョコレート:チョコレートの苦味と甘みが絶妙にマッチします。
  • ドライフルーツ:オールドパーのフルーティーさとよく合います。
  • 素焼きナッツ:ウイスキーの味わいを邪魔せず、口の中をリセットしてくれます。
タケダナオヤ

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ストレートは、温度変化による香りの変化も楽しめますが、数滴だけ水を加える「ドロップアップ(ワンドロップ)」を試すと、香りがより開きます。自宅で映画を観ながら、本を読みながら、じっくり楽しみたいときにおすすめの飲み方です。

味わいの変化を楽しむ、オン・ザ・ロック

オン・ザ・ロックにしている画像

オン・ザ・ロックにすると、氷がゆっくり溶けることで、温度とアルコール度数が徐々に変化し、味わいの移り変わりを楽しめます。

材料

  • オールドパー12年:45ml~60ml
  • 大きめの氷(かち割り氷や丸氷がおすすめ):1~2個

おいしい飲み方

1.グラスに氷を入れる:ロックグラスなどに大きめの氷を入れます。
2.ウイスキーを注ぐ:氷の上から静かにオールドパー12年を注ぎます。
3.軽くステア(任意):マドラーで軽く1〜2回混ぜ、ウイスキーと氷をなじませます。
4.ゆっくり味わう:時間経過とともに氷が溶け、味わいがまろやかに変化していきます。

大きく溶けにくい氷を使うことで、急激に味が薄まるのを防ぎます。グラスも事前に冷やしておくと、よりおいしくいただけます。

オン・ザ・ロックに合う簡単おつまみ

  • スモークチーズ:燻製の香りが味に深みを与えます。
  • 生ハム:生ハムの塩味と熟成された旨味がよく合います。
  • ビーフジャーキー:スパイシーすぎないものがベター。
タケダナオヤ

タケダナオヤ

個人的には、厚切りのビーフジャーキーとオン・ザ・ロックの組み合わせが好みです。噛むほどに旨味が出てくるジャーキーは、ゆっくりと変化するロックの味わいに寄り添い、ついつい飲み過ぎてしまうこともあります。

オールドパー12年をおすすめする理由

グラスで乾杯をしている画像

Photo by iStock

これまでのレビューを踏まえ、オールドパー12年をおすすめする理由をまとめました。

初心者でも飲みやすいスコッチウイスキー

オールドパー12年の魅力のひとつは、そのスムースな「飲みやすさ」。アルコールの刺激が少なく、口当たりは非常にまろやか。

「ウイスキーは初めてだけど、おいしいものを選びたい」という方に、自信を持っておすすめできる銘柄です。

バランスの取れた味わいは、ウイスキーの基本的なおいしさを知るのにぴったりでしょう。

日本食に合う、おいしいハイボールを求めている方

「今日の料理には、ちょっといいハイボールを合わせたいな」と感じることはありませんか?

オールドパー12年で作るハイボールは、繊細な日本料理にもぴったりです。バランスの良い甘みと香りがソーダと見事に調和し、料理の味を引き立てます。

いつものディナータイムをワンランク上のものにしてくれるはずです。

ホームパーティーで、皆で楽しめるウイスキーを探している方

オールドパー12年なら、週末のホームパーティーなどで、気の合う仲間と一緒に飲めるお酒を探している方にもぴったりです。

クセがなく、まろやかで調和の取れた味わいは、誰もが「おいしい」と感じやすく、ハイボール、水割り、ロックなど、さまざまな飲み方で楽しめます。

皆で楽しめる、まさに定番の安心感があります。

オールドパーと少しだけ贅沢な時間を

オールドパー12年は、「確かな品質」「歴代首相も愛飲していたというストーリー」「どんな飲み方にも合う汎用性」そして「スムースな飲みやすさ」を備えたブレンデッドスコッチウイスキー。

自分へのご褒美として、大切な人へのプレゼントとして、日常の中に少しだけ上質な時間をもたらしてくれる、オールドパー12年を選んでみてはいかがでしょうか。

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  • MHD モエ ヘネシー ディアジオ
  • オールドパー Old Parr 12年 750ml

  • 税込み3,760円(Amazon)
  • 日本の歴代首相も愛飲したとされるスコッチウイスキー

  • 明治時代に日本に伝わり、歴代首相も愛飲したとされるブレンデッドスコッチウイスキー。

    その上品な甘さの中に、穏やかなピートによるスモーキーな風味も感じられ、日本人好みのウイスキーとして時代を超えて愛され続けています。

    加水してもバランスが崩れにくい味わいは、繊細な和食との相性も良好です。

種別:ブレンデッドスコッチウイスキー
醸造所:クラガンモア蒸溜所、グレンダラン蒸溜所
アルコール度数:40%
容量:720ml

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Moovooライター
タケダナオヤ
元ダイビングインストラクターの経歴をもつMoovoo専属ライター。その昔、夏はバイクレース、冬はアルペンスキーに夢中でしたが、交通事故をきっかけにこれらを卒業。その後、リハビリで始めたダイビングにハマりインストラクターに。ところが今度は潜水病を発症して引退。現在はリンゴ農園のお手伝いをしながら、執筆活動に励んでいます。モットーは「何とかすれば、何とかなる!」です。

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