Mac向けモニターおすすめ3選!作業効率が向上する選び方のポイントも解説
多くのクリエイターやプロフェッショナルに愛用されているMacには、作業効率を向上させるために最適なモニター選びが重要です。
しかし、どのモニターがMacに合うのか、どんな点を重視して選ぶべきなのか、迷われる方も多いでしょう。
そこでこの記事では、ガジェット・PCライターの山本竜也さんによる、Macユーザーにおすすめのモニターと選び方について紹介します。ぜひ参考にして、快適な作業環境を手に入れてください。
まずは筆者おすすめ、Mac向けモニター3選
筆者おすすめのMac向けモニター3選を紹介します。
① BenQ PD3225U
Mac画面の色味にマッチするカラー設定
おすすめポイント
Thunderbolt 3対応の4K HDRモニター。DCI-P3/Display P3 98%、sRGB 99%、Rec.709 99%の色空間をカバーしているほか、Macの画面の色味にマッチするよう設定したうえで出荷される、まさにMac向けのモニターです。Thunderbolt 3ケーブル1本で接続でき、最大85WでのUSB PD給電にも対応しています。専用ソフトウェアをインストールすれば、Macのキーボードでショートカットを利用してディスプレイの明るさを簡単に調整することも可能です。入力インターフェースはThunderbolt 3×1、DisplayPort(v1.4)×1、HDMI(v2.0)×2。このほか、USBハブ機能として、Thunderbolt 3(15W給電)、USB 3.2×3、USB-C×1を搭載しています。
② Dell U2724DE
TÜV認証取得のアイケアモニター
おすすめポイント
Thunderbolt 4対応の27インチWQHDモニター。TÜV認証を取得している、目に優しいアイケアモニターです。sRGB 100%、BT.709 100%、Display P3 98%、DCI-P3 98%、Delta E< 2(average)と、広い色域をカバーします。付属のスタンドは高さ、傾き、左右角度、縦横回転など、柔軟な調整機能を備えています。Thunderbolt 4のほか、HDMI、DisplayPort 1.4、USB-C、USB-A、LANポートなど、豊富なポートを搭載。Thunderbolt 4では、最大90Wの電源供給もサポート。2台のパソコンからの入力を一度に表示できるPicture-by-Picture(PbP)、Picture-in-Picture(PiP)も利用可能。MacBookの画面を表示しつつ、Mac miniの画面も確認するといった使い方が可能です。
③ LG 27MS530B-B
高速表示に対応するアンチグレアモデル
おすすめポイント
USB-C接続に対応した27インチフルHDモニター。光の反射を抑え、映り込みが少ないアンチグレア仕様です。毎秒100フレームの表示に対応しており、高速な表示が望ましいコンテンツにおいて、滑らかな映像表示を実現します。ブルーライト低減モードやフリッカーセーフ機能も搭載しており、長時間の作業でも安心です。最近はMac対応のゲームも増えてきましたが、本品はDASモードやブラックスタビライザー、クロスヘアなどのゲーミング機能も搭載しています。USB-Cケーブル1本で接続できるほか、最大65WのUSB PD充電にも対応しており、接続したMacbookの充電が可能です。
Mac向けモニターの選び方、Q&A
Mac向けモニターの選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。
Q1、解像度や画面サイズの目安は?
Photo by iStock
山本竜也さん
Macユーザーにとって、Retina相当の高解像度表示ができるかどうかは、作業効率に直結する重要な要素です。
特にデザイン作業や動画編集をする方は、より高精細な表示が必要になるでしょう。
Mac miniやMacBookの性能を最大限活かすには、4K(3840×2160ピクセル)は欲しいところです。ただし、小さい画面に対して解像度が高すぎる場合、表示が小さくなり逆に見づらくなるということもあります。
macOSの設定で、文字を見やすくするために画面を拡大したりフォントサイズを大きくしたりすることもできます。しかし、主にテキスト主体の作業をするのであれば、初めから解像度を下げてフルHD(1920×1080ピクセル)やWQHD(2560×1440ピクセル)のモニターを選んだ方が、快適に使いやすく価格も抑えられるでしょう。
Q2、Macに近い色味のモニターを選ぶポイントは?
Photo by iStock
山本 竜也さん
写真編集やデザイン作業をするのであれば、色再現性も重要な選択基準となります。
色再現性、色空間はsRGBやDCI-P3、AdobeRGBカバー率などで表現されますが、Macを含むApple製品は色空間にDisplay P3を採用しています。
このため、Display P3対応のモニターを選ぶと、MacBook上での色味と外付けモニターの色味が大きく異なるということを避けられます。
このほか、単に広色域対応であるかだけでなく、工場出荷時のキャリブレーション精度や、ユーザーによるハードウェアキャリブレーションへの対応も確認することをお勧めします。
Q3、使いやすいモニターを選ぶにはどこに注目すればいい?
Photo by iStock
山本竜也さん
最近のMacBookはThunderbolt/USB-C接続が標準となっているため、これらに対応したモニターを選ぶことで接続から電源供給まで1本のケーブルで済み、配線がすっきりします。
最新のMacBook ProやMac miniにはHDMIポートも搭載されているので、これらを利用する場合や、他の機器と併用する場合には、HDMI入力も搭載されているモニターが便利です。
また、Thunderbolt/USB-C接続の場合、電源供給能力(USB PD)の規格にも注目しましょう。モニターとThunderbolt/USB-Cケーブルで接続し、モニターに別途電源を接続すれば、モニター側からMacに給電することが可能です。
このとき、MacBook Pro 16インチなどの高性能モデルを使用する場合、100W以上の給電に対応していないと充電が追いつかない可能性があります。
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