中国・深センに街と交わる都市型学校「Futian Campus」

「Futian Campus」は、中国深センの中心部に位置する福田中学（Shenzhen Futian High School）の全寮制施設。。深センでは急速な成長による人口の過密化に伴い、公共教育施設が不足しているという問題があった。この学校は、狭い土地でも多くの学生を受け入れられるように設計されている。

「Futian Campus」は、都市の中心部にあり、高層ビルや商業地域に囲まれている。施設の一部は市民も利用できる。市民のための公共施設を余分に建てる必要がなくなるため、限られた土地を有効活用できるコンセプトとなっている。


敷地面積は41,000平方メートルで、延床面積は120,000平方メートル。3,000人ほどの学生が通っているとのこと。

施設の特徴

「Futian Campus」は、ガラスを多く取り入れたデザイン。開放感もあり、内部の活動が外部からも見えるような設計。学校全体の活動がオープンになっているそう。

施設は、多くの屋外学習スペースが設けられ、従来のように室内学習環境に依存しない設計になっている。これにより、学生は自然光の中で学習できる。

施設内の一部施設は地域住民も利用できる。陸上トラック、バスケットボールコート、プールなどは、週末やイベント時に一般開放される。コミュニティセンターとしての役割を果たす。

1,000席ある講堂は、地域のイベントや文化活動にも使用されるそうだ。

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都市・学校の機能を同時に果たす新しいキャンパスは、公共の場として街の人の生活をより豊かにする？