魅力的な漫画キャラクターが登場する5作品 ドラマ・アニメ化作品にも注目
毎年多くの漫画作品がドラマやアニメ化され、作品の世界観や魅力が多くの人の目にとまることで大ヒット! といったケースはたくさんありますね。
ただ、「ドラマになったのは知っているけど、どんなところがいいの?」「アニメ化された作品で、どんなのがおすすめ?」そう思う方も多いのでは。
そこで今回は、年間1,000冊以上の漫画を読んでいる私が、ドラマ化やアニメ化された作品の中から、おすすめの漫画、愛してやまないキャラクターを紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね!
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ドラマ・アニメ化された漫画5作品から、魅力的なキャラクターを紹介
実際にドラマ化やアニメ化された漫画の中から、5つの作品を紹介します。登場するキャラクターの中から、とくに魅力的な人物を選びました。
① 名取香太郎(なとり こうたろう)
- 山田 金鉄(著)
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あせとせっけん(1)
- 税込み704円(Amazon)
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汗っかき女子とにおいフェチ男子の純愛ラブコメ
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小さい頃から汗っかきでにおいがコンプレックスの八重島麻子(やえしま あさこ)は、化粧品&バス用品メーカー「リリア・ドロップ」で働くOL。麻子はここのせっけんが大好きです。
ある日、会社のロビーで麻子のにおいに気づいた名取香太郎(なとり こうたろう)から声をかけられます。コンプレックスをからかわれた過去を持つ麻子にとって、トラウマ級の事件です。
「今、君のにおいにビビッときた! 少々お時間いただけますか?」
香太郎は実は、麻子の大好きなせっけんを作る商品開発部のエースで究極の“においフェチ”。
せっけん開発に貢献するという名目で毎日麻子の匂いを嗅ぎにくる香太郎との恋が始まって・・・
強烈な出会いから始まるのですが、純愛ラブコメならではの可愛らしいストーリーが豊富に収録されています。2人が恋人として成長していく様子が微笑ましく、2人のファンになっていくことでしょう。
私が選ぶ、この作品で魅力的なキャラクターは、名取香太郎(なとり こうたろう)です。
初対面だった麻子のにおいを嗅ぐという危険な男ですが、とてつもない“においフェチ”。一回嗅いだだけで、消臭剤や芳香剤などのメーカーや商品まで当ててしまうほどです。
しかし、リリア・ドロップのせっけんを作ることに関して誰にも負けないという仕事に情熱的な一面もあります。
イケメンで、仕事ぶりも会社で一目置かれている存在なのに、運動神経ゼロだったり、歴代の彼女とは長続きしなかったりと、ギャップがあるところも魅力。
何より、麻子のことが大好きで、彼女のためならどんなことも努力するところが愛らしく感じる存在です。笑いあり涙ありのラブコメが好きな人、コンプレックスを乗り越えるストーリーが好きな人におすすめです。
② 山田秋斗(やまだ あきと)
- ましろ(著)
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山田くんとLv999の恋をする(1)
- 税込み693円(Amazon)
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ネトゲから始まる純愛ストーリー
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主人公の木之下茜(きのした あかね)は、ネトゲで知り合った女性に彼氏を取られて傷心していました。
元彼氏と一緒に始めたゲームイベントに、可愛くなって見返してやる!と意気込んで参加したものの、元彼氏とその彼女との仲を見せつけられます。
そこで知り合ったのが、同じギルドにいた無愛想な男性、山田秋斗(やまだ あきと)。
元彼氏に「山田と付き合っている」と嘘をついたのがきっかけで、山田との距離が縮まっていき・・・
ネトゲで彼氏を取られてしまった茜ですが、同じネトゲをきっかけに友達が増え、知り合った山田との恋が始まるストーリーです。
ネトゲの中のキャラクターと現実世界のキャラクターとのギャップも面白く、また、古参女子が見せる茜への敵対心なども、ハラハラドキドキさせられます。
私が選ぶ、この作品で魅力的なキャラクターは山田秋斗(やまだ あきと)です。
山田は、プロゲーマーであり秀才高校生のイケメン男子です。無表情で女の子に全く興味がなかったのですが、ころころ表情が変わる茜を見て、徐々に惹かれていきます。でも、山田は自分の心の変化に気がついていません。
モダモダする2人の関係も注目ですが、なんといってもこの作品の見どころは山田が自分の恋心を自覚してからの破壊力です。
ひたむきに茜に思いを寄せる山田の姿がたまりません! 恋愛に興味のなかった男の子が恋をするストーリーが好きな人におすすめです。
③ 轟焦凍(とどろき しょうと)
- 堀越 耕平(著)
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僕のヒーローアカデミア 1
- 税込み484円(Amazon)
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ヒーローになりたい子ども達から学ぶ熱い気持ち
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人類の約8割がなんらかの特異体質を持つ超人類になり、その個性を活かしプロヒーローとして活躍する世界が舞台です。
主人公はトップヒーローのオールマイトに憧れる緑谷出久(みどりや いずく)。通称は「デク」で、ヒーローになりたいと考える少年です。
しかし、無個性な出久はバカにされたりしながらも、ヒーローになることを諦めずにプロヒーロー養成校に入学したいと思っています。
ある日、敵であるヴィランに襲われてしまった出久の同級生・爆豪(ばくごう)。本物のヴィランを前に、出久は震えながらも爆豪を助けるために飛び出して・・・
さまざまな個性を持つ子ども達が、ヒーローになりたいと切磋琢磨するストーリーや、徐々に仲間を信頼し強い敵に立ち向かっていく姿に、ついつい拳を握りしめて応援してしまいます。
無個性の出久は、元々体も小さくヒーローとかけ離れた位置にいるのですが、オールマイトから「君はヒーローになれる!」と言われ、2人で協力してヒーローへの道を駆け上っていきます。
ヒーローとしてだけでなく人間性が徐々に成長する姿に、大人としても心が震えます。
私が選ぶ、この作品で魅力的なキャラクターは轟焦凍(とどろき しょうと)。雄英高校ヒーロー科1年A組の男子生徒で、出久のクラスメートです。
焦凍の個性は、右から氷結、左から炎熱を出せる力です。その力は両親から受け継いだもので、氷と炎を操れるだけに強く、冷静沈着でかっこいいキャラクターです。
彼の父は、高温の炎を操ることができる人気のプロヒーロー・エンデバーですが、一方で息子をまるで後を継がせるためだけの駒のように扱う人物だったため、轟は父に強い反抗心を抱き、戦いでは炎熱の力を使わないことで父の存在を「完全否定」します。
しかし、出久と戦ったことで自分の殻を破り、父とのしがらみを乗り越える姿が感動的です。熱い気持ちを感じたい人、みんなで何かに向かって戦うのが好きな人におすすめです。
④ 猫猫(まおまお)、壬氏(じんし)
- 日向 夏(原著)、しの とうこ(原著)、倉田 三ノ路(イラスト)
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薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜(1)
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税込み759円(Amazon)
※ビッグガンガン版 -
後宮で起こる事件の謎解きストーリー
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花街で薬屋を営む猫猫(まおまお)は、ある日誘拐され、後宮に売られてしまいます。真面目に仕事をしていれば年季は2年。目立つことなく過ごそうとしていたのですが、後宮内で皇帝の子達が連続不審死を起こすという事件が起きます。
元薬屋である猫猫はその不審死の原因を一瞬で見抜き、こっそり解決しようとしたのですが、宦官の壬氏(じんし)にバレてしまいました。
この一件で壬氏に気に入られ、後宮で起こるあらゆる事件に関わることになってしまい・・・
猫猫は、持っている頭脳明晰さで後宮内で起こる事件を解決していきます。後宮内で起きる事件は、複数の出来事が裏でつながっていることもあり「前の事件が少し後になって伏線だった!」といった驚きや面白さがあります。
「なろう」という小説を投稿するサイトの作品をコミカライズ(漫画化)しているのですが、コミカライズ版は2種類あります。違いは出版社と作画担当者が異なることのみで、ストーリーは原作のままです。絵柄で選ぶのも手ですが、電子書籍のお試し版を読んでみて自分の好みで選びましょう。
私が選ぶ、この作品で魅力的なキャラクターは猫猫(まおまお)と壬氏(じんし)の2人です。
後宮内の女性たちに人気がある壬氏は、自分に全く興味を持たない猫猫をからかっているうちに、次第に惹かれてしまうものの、なかなか2人の関係は進展しません。
しかし、壬氏の本気さが増していくなかで、進展する2人の関係性が垣間見えるたび、ドキドキワクワクします。
宦官(かんがん)なのにイケメンで、猫猫を本気で好きになってしまうところに人間味が感じられて魅力的です。
ミステリーと恋愛を一緒に読みたい人、片想いが育っていく様子を見たい人にもおすすめです。
⑤ 花野井颯生(はなのい さき)
- 森野 萌(著)
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花野井くんと恋の病(1)
- 税込み550円(楽天市場)
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人に恋する気持ちがわからない女子と、とにかく愛が重い男子の純愛ストーリー
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高校1年生の日生ほたる(ひなせ ほたる)は、恋愛に対して縁遠く、好きという気持ちがよくわからずにいました。でも友達もいて、毎日充実している、そう思っています。
雪の降る寒い日、公園で傘もささずにベンチに座っている花野井颯生(はなのい さき)を見つけます。少し前に友達と一緒に入ったカフェで、派手に振られているのを見た同級生です。
恋愛感情がよくわからないほたるは、「ショックだったのかな。恋するってどういう気持ちなんだろう。」そう思いながら、傘を差し出します。
次の日学校にいくと、ほたるは花野井から「好きです。付き合ってください。」と告白されます。
丁重に断ったものの、花野井と一緒にいることで、ほたるは次第に好きな気持ちを実感していき・・・
愛が重い花野井は、ほたるに尽くします。ほたるはその気持ちに寄り添いながら、人を好きになる気持ちを育てていくストーリーです。実は、花野井は小学生の頃からほたるのことを知っていて、その時から好きだったのです。
ほたるは、過去のつらい出来事から人を好きになる気持ちにブロックをかけるようになっていました。そんな2人がそれぞれの過去を一緒に乗り越えていくシーンは、心の中で「がんばれ!」と声をかけてしまいたくなります。
私が選ぶ、この作品で魅力的なキャラクターは花野井颯生(はなのい さき)。花野井はイケメンですが、好きな子以外にはとんでもなくツンです。
ところが、ほたると付き合っていく過程で、人間性が成長し、次第に魅力的な人物になっていきます。花野井の成長や変化は作品の見どころです。
また、花野井がいつでも全開で好きな気持ちを表現しているところに、キュンが止まりません。全力で愛されるストーリーが好きな人におすすめです。
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