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もはや、楽しくなければ環境アクションではない、のかも?
6月、神奈川県の茅ヶ崎で行われた、石鹸作りのワークショップとビーチクリーンを取材してきました。暮らしに身近なプラスチックと、それによる海洋汚染の問題を楽しく学ぶ。そんな機会になりましたよ。
このイベントは、海岸清掃活動を行う「team530」と、サ活が楽しいリゾート型ホテルの8HOTEL CHIGASAKI主催したもの。
参加者は、team530のInstagramや8HOTELを通じて、応募した人たち。主催者の想像以上の人数が集まったそう。会場は家族連れが多かったこともあってか、終始とてもにぎやかに行われました。
暮らしにあふれるプラスチック製品
イベントは、我々が日常的に使っているプラスチック製品がいかに、海に影響しているか。そんな話から始まりました。あまりにもありふれていて、使っている意識もないままに利用しているプラスチック。まずは暮らしを振り返り、生活の中のプラスチック製品をあぶり出す必要があるのかも。
また、小さくなったプラスチックを、巡り巡って自分たちで食べているなんて話も衝撃でした。動物を食べる人間は、食事を通して自らが排出したプラスチックを少しずつ人体に取り入れているのだそう。そう考えるとちょっと怖いですよね。
石鹸作りのワークショップも環境意識を高めるため。海洋汚染に繋がらない素材を使って、石鹸を作ります。アロマオイルで好みの香りをつけたら、あとは固まるのを待つだけ。オヤツのマフィンもすごくおいしかった!
ビーチクリーンって楽しい♪
石鹸ができるまでの時間を利用して、茅ヶ崎のビーチにお出かけ。参加者みんなでビーチクリーンを行いました。
波待ちのサーファーたちがいる、いつものきれいな茅ヶ崎のビーチ。しかし、足元をキョロキョロすれば、プラごみやビニール、タバコの吸い殻が落ちていることに気がつきます。海が仕事場である漁師さんの道具なんかも落ちていました。
小一時間のビーチクリーン。参加者の多くはいつの間にか、ゴミ拾いが楽しくなっていた様子。大物(ごみ)が見つかると、大人も子供もどこか誇らしげでした。集めたゴミを1つにまとめると、短時間にもかかわらず結構な量になりました。
今やエコツーリズムは、観光の定番とも言えるアクティビティとなっています。でも、もっと身近に、自分の暮らしの中で環境を考えるきっかけがありそう。今回のイベントでそんなことを感じました。
身近なところから考え、取り組む。環境アクションの最初の一歩は、そんなところから始まるのかも?