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東京でパラリンピックが開催している。bouncyではこれまで、センサーやカメラを多く取り付けたぶつからない車いすや、音と振動で危険を伝えるスマート白杖など、暮らしをサポートするさまざまな動画を取り上げてきた。今回は、誰もが不自由なく暮らす、そんな未来を予感させる優しい道具の数々をまとめた。
足が不自由な人の移動をサポートする車いす。そんな車いすを使ってる人にとって、段差は1人で乗り越えるには大きな障壁となるようだ。今回は段差の問題を解消し、移動の幅を広げてくれる新しい車いすを紹介したい。「Scewo BRO」は、1人でも段差を上り下りできる電動車いす。自動でシートを水平に保ち、安定した走行が可能。シートは高さや奥行を細かく調整でき、快適な座り心地が体験できそうだ。
高齢者や手が不自由な人にとって髪をとかす作業は大変困難になってきます。実際に私の祖母を見ていてもそう思います。でも、いくつになっても自分の髪は綺麗でありたいですよね。そんな中、多くの患者さんをケアをするヘルパーさんや看護師さんの負担を減らすため、MITコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)が開発したのが「RoboWig」。なんと髪をとかしてくれるロボットアームなのです。
映画「マトリックス」に見られるように、我々は古くから仮想現実というものにあこがれを抱いてきた。しかし、まだまだ仮想現実は視覚や聴覚にしか対応していないものがほとんどだろう。そんな中、今回HaptX社が開発した「HaptX Gloves DK2」は、そんな現状を打破してくれそうだ。仮想現実内で手触りや重さを感じられるVRグローブで、「リアルな仮想現実」という一見矛盾した言葉を実現してくれそうな期待をさせてくれる。
一見普通に見えるこのスーツケース、実は最新技術で視覚障がい者の移動やコミュニケーションを支援する「AIスーツケース」だ。AIスーツケースの開発に取り組むのは、アルプスアルパイン、オムロン、清水建設、日本アイ・ビー・エム、三菱自動車工業の5社が共同で設立した「次世代移動支援技術開発コンソーシアム」。カーネギーメロン大学客員教授の浅川智恵子氏の技術統括のもと、設立5社をはじめ複数の企業・大学・団体が参画し、最先端の知見が集結。このほど商業施設「コレド室町」で実証実験が開始された。
日本で増加の一途を辿っている一人暮らしの高齢者。できれば最後まで住み慣れた自宅で暮らしたいと願う人は多いが、離れて暮らす家族としてはもしもの事態が心配だ。そこで注目されているのが、AIを活用した一人暮らし高齢者の見守りテクノロジー。今回紹介するのは、世界最大級の家電・技術見本市イベント「CES 2021」にも出展したスマートランプ「Nobi」だ。
介護予防の第一歩とも言われる「歩行」。しかし、転倒や体力の不安を抱える高齢者に積極的に歩行訓練に取り組んでもらうのは、なかなか難かしいという声も聞かれる。そこで開発されたのが、より気軽に楽しく歩行トレーニングができる施設向けサポートロボット「Walk training robo」だ。
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プロフィール
大阪から東京を夢見て上京したが、絶賛現実を突きつけられている大学生新米ライター。執筆をメインにたまに動画も制作中。音楽とメディアアートに興味を持つ。ICCにたまに出没します……。