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まさにほんやくコンニャク! イヤホン型翻訳機「Timekettle M2」をフィリピンで使ってみた【動画ライター】

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海外ノマドワーカーのフィリピン下鳥です。

以前bouncyの記事でも取り上げた、最新ワイヤレスイヤホン型翻訳機「Timekettle M2」。

相手とイヤホンを片方ずつ装着するだけで、自分の言葉は相手の言語に、相手の言葉は自分の言語に翻訳されてイヤホンから聞こえてくるという、革新的なプロダクトです。

現在Makuakeでクラウドファンディングを実施中で、11,750円以上の支援から入手できます。

今回はこの「Timekettle M2」を、フィリピンで実際に使ってみました!

Timekettle M2の設定方法は?

まず、スマホやタブレットなど自分のデバイスに「Timekettle」アプリをインストールします。

次にケースからイヤホンを取り出して、デバイスでアプリを起動し、イヤホンとBluetooth接続します。

あとは翻訳したい言語を選ぶだけ! かなり簡単です。

ちなみにTimekettle M2の対応言語は世界40言語、93アクセント。残念ながらフィリピン語はまだないのですが、英語のフィリピンアクセントバージョンはあったので、そちらで試してみました。

相手の顔を見ながら自然に会話できる「タップモード」

アプリで「タップモード」を選択し、相手と自分でイヤホンを片方ずつ装着して会話スタート。

話す前に自分のイヤホンを指で軽くタップすると、イヤホンから「ピッ」と音が聞こえてきます。この音が自分のイヤホンがアクティベート化されたサインです。

まず私が日本語で「こんにちは、はじめまして」と話してみます。すると一呼吸置いて、相手のイヤホンから「Hello, Nice to meet you」と翻訳が流れてきました。この翻訳はデバイスの画面にも表示されるので、誤訳されていないか自分で確かめながら会話できます。

相手がこちらの言葉を無事理解できたら、相手もイヤホンをタップして返答。今度はこちらのイヤホンに「こちらこそお会いできて嬉しいです」と日本語が流れてきました。

無事に会話が成立! 実際に体験してみるとなかなか感動的です。

せっかくなので、フィリピンに住んでいる知人のドイツ人とオランダ人とも、それぞれ「日本語⇄ドイツ語」「日本語⇄オランダ語」で会話してみました。

思った以上に誤訳が少なく、かなりスムーズに会話できました。特に、ゆっくりハッキリ、単純で短めの文章をやりとりすれば、ほぼ100%の精度で会話が成立します。

難点は、イヤホンが周りの声も繊細に拾って翻訳してしまうこと。できるだけ他の人の声が入らない静かな場所で使うのがよさそうです。また、Wi-Fi通信が不安定な場所だと、翻訳が滞りがちになるので注意が必要です。

自動翻訳がデバイスから聞こえてくる「スピーカーモード」

「Timekettle M2」には他にも便利な機能があります。「スピーカーモード」は、イヤホンが装着者の言葉を聞き取り、その翻訳をデバイスのスピーカーから流してくれる機能。

ちょっと道を聞きたいときや、タクシーで行き先を伝えたいとき、買い物、注文時などに便利ですね。旅行のときに一番使いやすい機能かもしれません。

スピーチ・映画などの聞き取りに使える「レッスンモード」

「レッスンモード」は「スピーカーモード」の逆で、デバイスで聞き取った言葉を翻訳してイヤホンから流してくれる機能です。知らない言語の授業を受けるときや、海外の映画を観るときに便利そう。

実際にオンライン講義を聞きながら使ってみました。翻訳に少しタイムラグがあるので、リアルタイムだと話者の話すスピードに翻訳が追いつかなくなりました。

ただ、一時停止やスロー再生をしながらだと、かなりいい感じに翻訳されます。これなら日本語字幕がない動画でも見れそう! 外国語学習者にとっては、聞き取った音声を書き取るディクテーションのサポートツールとしてもよいかもしれません。

音楽再生やAIアシスタントとの連携も可能

ちなみにこの「Timekettle M2」は、同メーカーによる「Timekettle ZERO」「Timekettle WT2 Plus」に続く3代目ですが、このM2バージョンから新たに

・音楽再生
・音声通話
・AIアシスタント連携

の機能が追加されています。

翻訳機としてだけでなく、通常のBluetoothイヤホンとしても利用できるのは嬉しいですね。

さらにイヤホンはケースにしまっている間自動で充電されるので、充電を気にせず持ち歩けるのも便利なポイントです。

・ ・ ・

「Timekettle M2」は、まだまだ少し翻訳のタイムラグはあるものの、実際の自然な会話にかなり近づける翻訳機だと思いました。

やっぱりハンズフリーで相手の顔を見ながら会話できるのがとても大きいです。静かな場所でお互いに時間をかけて話せるシチュエーションなら、かなり役に立つのではないでしょうか。

何より、お互いの言葉が通じて会話が成り立つ瞬間は結構感動的で、一つの体験としても面白いなと思いました。相手と通じ合える嬉しさと、テクノロジーの進化を肌で感じた気がしました。

外国語勉強のツールとしても役立ってくれそうな「Timekettle M2」。これからもっといろいろな国で使ってみて、コミュニケーションの幅を広げていきたいです!


Timekettle M2

Timekettle

CREDIT
Videographer :フィリピン下鳥
Support :のだ ゆうた
SNS :にしまり

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