日本酒【黒龍】の魅力とは?おすすめ購入法の特約店にも行ってみた!
美味しい日本酒を飲みたい。こう考えたときの日本酒の選び方は人によって変わりますが、やはりブランドや銘柄から選ぶ方が多いのではないでしょうか?
とくに有名な銘柄になれば「いつかは飲んでみたい…!」と感じる方も多いはず。手軽に購入できるパック酒も魅力的ですが、やはり美味しい日本酒をと考えれば人気が高い酒蔵のお酒を選びたくなるものですよね。
そこで今回は、たくさんある日本酒の銘柄の中でも「手間をかけられた高品質な日本酒」「希少価値が高く幻とも呼ばれる」日本酒を作っている「黒龍酒造」にスポットを当ててみました。
酒蔵のこだわりや魅力はもちろん、酒蔵おすすめの購入方法も紹介!実際の問い合わせから特約店に行ってみたところまで解説していきます。
▲日本酒好きになって15年、好きが高じて全国の酒蔵訪問旅行を趣味にしているフリーライター。美味しい、珍しい日本酒の紹介・楽しい飲み方を提案していければと思います。
日本酒【黒龍】とは?その魅力を解説
まずは実際のところ「黒龍」とはどんな日本酒なのか?といった点から見ていきましょう。その美味しさの秘訣や魅力について紹介していきます。
福井県「黒龍酒造」で作られている銘柄
日本酒「黒龍」は福井県の「黒龍酒造」で作られている日本酒です。創業は1804年(文化元年)と、非常に歴史ある酒蔵の一つ。
200年以上前からある酒蔵だと考えると、その歴史の長さに圧倒されてしまいそうですよね。初代蔵元から現在まで、原料や黒龍酒造ならではの製法に並々ならないこだわりを持ってきた酒蔵でもあります。
また伝統を大切にしながらも、歴代蔵元の中にはワインの熟成方法に着目された方もいるのだそう。伝統だけではない、しかし新しいものに飛びつくわけでもない。真摯なまでに日本酒に向き合う姿が多くの方に支持されているのではないでしょうか。
大吟醸酒流通の先駆け
現在ではお値段を度外視すれば比較的簡単に手に入る大吟醸酒。しかし昔は流通ベースに乗せることが難しいとされてきたお酒でした。
そんな大吟醸酒をいち早く商品化することに成功した酒蔵が黒龍酒造です。
上記でワインの熟成方法に興味を持った蔵元がいた。と軽く触れましたよね。その七代目蔵元である水野さんから始まった試行錯誤、徹底した品質管理によって生み出された日本酒こそが「黒龍 大吟醸 龍」。
当時は大吟醸を商品化したことはもちろん、その価格の高さでも大きく話題を呼んだのだとか。美味しい大吟醸酒を手軽に購入できる、そんな現在の状態を作り出してくれた酒蔵であるともいえますね。
高いブランド力と飲みやすいお酒
日本酒の魅力を語るにおいて、欠かせないのがやはりその日本酒の美味しさ、味わいでしょう。黒龍酒造で作られている日本酒の特徴は、基本的に澄んだ味わいの中に柔らかなふくらみがある事でしょうか。
清澄な雪解け水が長い年月をかけて濾過された、九頭竜川の伏流水(軟水)を仕込水として使用しているので、軽く柔らかくしなやかな口当たりも大きな特徴。クセが少ないので万人受けしやすい日本酒ともいえますね。
またインパクトのある「黒龍」という名前、希少価値が高い日本酒を生み出したことなど、確かなブランド力も人気の一端を支えているといえるでしょう。
「黒龍」の種類を見ていこう
ここからは日本酒「黒龍」の中でも、人気が高い商品にはどんなものがあるのかを見ていきましょう。季節限定品などもあるので、ざっくりと紹介していきますね。
- 黒龍酒造
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黒龍 いっちょらい
- 1800ml 2,695円(税込み) 720ml 1,265円(税込み)
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爽やかな香りとクセのなさが美味しい
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いっちょらいとは福井県の方言で「一張羅」のことだそう。そのイメージの通りに爽やかな美味しさを感じさせる1本です。後味が軽やかなので日本酒初心者さんにもおすすめ。
まさに万人受けしそうな日本酒といえるでしょうか。きれいな美味しさといった言葉がぴったりとハマる日本酒です。
- 黒龍酒造
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黒龍 大吟醸 龍
- 1800ml 8,800円(税込み) 720ml 4,400円(税込み)
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黒龍酒蔵を語るなら避けて通れない1本
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全国に先駆けて商品化した大吟醸ですね。丁寧に造られたからこその上品な香りを楽しめますよ。フルーティな香りとともにバランスの良い美味しさを堪能しましょう。
大吟醸らしい大吟醸といえるでしょうか?私が黒龍の中で一番最初に飲んだ日本酒なので、思い入れがあります。フルーティな吟醸香をいつまでも堪能していたくなりますよ。
- 黒龍酒造
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黒龍 純吟
- 1800ml 2,970円(税込み) 720ml 1,430円(税込み)
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複雑な香りと後引く旨みが特徴的な1本
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非常に複雑な香りを楽しめる日本酒です。爽やかな柑橘系からスパイシーさまで感じられるので、口に含んだ後も飲み込むのがもったいなくなってしまいますよ。
お米の旨みを引き出したような濃厚さが特徴的でありながら、辛口に仕上げられているので爽やかな飲み口。ほのかな苦みが全体のバランスを保っているような1本です。
- 黒龍酒造
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黒龍 純吟垂れ口
- 1800ml 3,300円(税込み) 720ml 1,540円(税込み)
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2月限定の薄にごり生原酒の美味しさを堪能
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搾りたての原酒をそのまま瓶に詰めた1本。ほのかなにごり加減が柔らかな甘みを引き立てるよう。生酒特有のフレッシュな後味を楽しめますよ。
搾りたてのフレッシュさと、濃厚な旨みを同時に楽しめる日本酒です。まるでみずみずしい果実をほおばったような、美味しさを堪能することができるでしょう。キリッと冷やしていただきたいですね。
- 黒龍酒造
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黒龍 石田屋
- 720ml 11,000円(税込み)
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11月の限定商品!香りは控えめながら奥深い旨みを実感
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黒龍酒造の中でも特別な1本といえるでしょうか?屋号である「石田屋」の名前を付けられている、凛とした強さと柔らかなふくらみを同時に楽しめる日本酒です。
生産数が少ない商品なのでなかなか手に入らない日本酒としても有名ですね。酸味や旨みの絶妙なバランスが舌にうれしい、一度は飲んでみたい1本です。
購入するならどこがおすすめ?
では日本酒「黒龍」を購入するなら、どこで購入するべきなのでしょうか?またお店で購入するにもなかなか見つけられないという悩みもありますよね。そこでここからは「黒龍」の購入方法について紹介していきます。
黒龍酒造のおすすめは特約店での購入
結論から言えば、特約店での購入がおすすめです。
しっかりと品質管理を行っている信頼ある特約店にて、お客様に、安心、安全に商品をご購入頂きたいという思いから、蔵元側も特約店での購入をすすめています。
ただ、ここで気になるのが黒龍酒造の特約店ってどこにあるの?といった問題です。実際私も、今回記事を書くまでは、自分がよく行く酒販店では「黒龍」を見かけたことがありませんでした。
では、そんな蔵元が認めた特約店を見つけるにはどうすればよいのか?実はとても簡単な方法があり、黒龍酒造公式HPから問い合わせれば、近くの特約店を紹介してくれるんですよ!今回私も問い合わせてみたところ、非常にスムーズに店舗を紹介して下さいました。
おすすめの商品が知りたい場合は、そのむねを問い合わせ欄に記入すると教えてくれます。
近くの特約店が知りたい!なんて方は、一度問い合わせてみましょう。
実際に特約店に行ってみた
黒龍酒造さんから紹介していただいた特約店、実際に行ってきてみました!
画像にあるように、店内には見本の瓶が飾られているだけ。棚下にかかっている札をレジに持って行くと、お店の奥から商品を持ってきてもらえるシステムです。しっかり管理されているので、「黒龍」本来の美味しさを損なうことなく味わうことができますよ。
今回は「黒龍」を自分で購入するのが初めてだったので、入門編として150ml瓶「黒龍 吟のとびら」(青いラベルのやつです)を購入しました。残念ながらおすすめされた「黒龍 純吟垂れ口」は見当たりませんでした
。
ちなみに今回写真を撮らせていただいたのは「ワインと地酒 武田 岡山幸町店」。下記に公式HPへのリンクを貼っておくので、近くの方はのぞいてみてくださいね。
まとめ
今回は日本酒「黒龍」の魅力や購入方法について見てきました。気になる商品を見つけることができたでしょうか?
美味しい日本酒をいただく時間は、日本酒好きであれば至福のひと時。様々な日本酒を試して、自分にとって一番美味しい日本酒を探していきましょう。
※アイテム紹介の価格は2020年2月現在、黒龍酒造公式HPの価格を税込みにして記載しています。
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