ウイスキーの牛乳割り!「牛乳割りツウ」の私が、基本からアレンジレシピまでをご紹介!

泰葉ルカ
公開: 2019-12-19

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ウイスキーの割り方と言えば、水割りやソーダ割りが一般的です。しかし私は、サントリー社員の友人に勧められたのをきっかけに週3回は牛乳割りを飲んでいます。今回はそんな私が、作り方やおすすめの銘柄、アレンジ、おつまみをご紹介します。


ウイスキー牛乳割りの作り方

ウイスキーとグラスと牛乳の写真

「ウイスキーの牛乳割り」はその名の通り、ウイスキーを牛乳で割るだけの簡単な飲み方です。
 まず用意したグラスにウイスキーを注ぎます。ハイボールを作る際より、多めのウイスキーを注ぐのがポイントです。なお、お好みではありますが、氷は入れずに作るのをおすすめしたいです。溶けた氷から出る水分で牛乳が薄まってしまい、相性が悪いためです。
 冒頭のサントリー社員に聞いたところ、ウイスキーと牛乳の割合は、
ウイスキー:1
牛乳:1.5〜2.5
が最適。ウイスキーの香りやアルコール感が強いものが好きな方は、ウイスキーの割合を多くするのをお勧めします。

牛乳割りと相性抜群!おすすめしたい銘柄

今回は、簡単に手に入るウイスキーを集め、牛乳との相性を確かめました。

ウイスキーの瓶の画像

今回検証する銘柄5選

まずは、ウイスキーのジャンルごとに、以下の三つを用意しました。

① 角
ジャパニーズウイスキーの代表的な銘柄です。クセがあまりなく、香りもアルコール感もバランスが取れていて飲みやすいのが特徴です。
ストレートだけでなくソーダで割って飲むのにも最適で、2010年以降の「ハイボール」ブームを牽引したとされる銘柄です。

② デュワーズ
スコッチウイスキーです。2019年の9月頃からテレビCMも流していて、コンビニやスーパーマーケットでもよく見かけるようになってきました。
ウイスキーの代表的な産地であるスコットランドで製造される、まろやかながら、ピートの独特なフレーバーがあるのが特徴です。

③ ジムビーム
バーボンウイスキーです。アメリカの醸造所で作られた歴史あるレーベルで、鼻に抜ける強い香りの中にしっかりとした甘みを感じるのが特徴です。最近では、居酒屋などでも扱いが増え、よく見かけます。


④ ブラックニッカ
ヒゲの紳士のパッケージで有名で、日本の市場ではもっとも価格帯が低いラインのブランドです。サッパリとした後味、爽快感のある香りが特徴です。

⑤ ジョニーウォーカーブラックレーベル
スコッチウイスキーの伝統的な銘柄です。重厚感のある、スモーキーかつ豊かな味わいが特徴です。

最もウイスキーに合うのは?

早速、これら5銘柄の牛乳割りを飲み比べてみます。
全て同じ分量、同じ割合で作り、その味わいを比較してみました。

①角
アルコール感と香りのバランスが良い銘柄なので、牛乳割りにしても、どちらもバランス良く引き立っていました。

②デュワーズ
独特のピート香が特徴の銘柄ですが、牛乳の甘みとピート香はあまり相性がよくないと感じました。また、アルコール感がまろやかな銘柄なので、牛乳で割るとお酒としての満足感が弱くなってしまうようにも思いました。

③ジムビーム
香りがとても強い銘柄なので、牛乳割りをしてもでも香りの華やさは健在でした。
また、製菓用のお酒の様な甘い香りも混じっているので、牛乳にマッチしていました。

④ブラックニッカ
アルコールが強く鼻に抜ける銘柄なので、牛乳で割るとそれがマイルドになり美味しかったです。一方で、香りが強くないため、牛乳で割ったときに香りに物足りなさがありました。

⑤ジョニーウォーカーブラックレーベル
この銘柄の良さである重厚感が、牛乳に消されてしまうように感じられました。高級感のある香りがポイントの銘柄なので、そのスモーキーな香りが立つロックやソーダ割りの方が美味しいと思いました。


飲み比べの結果、相性がいいと感じたのは①角と③ジムビームでした。
 角はとにかくバランスが良く、牛乳割りにしても香りやアルコール感を存分に楽しめました。まろやかな味わいになるので、ウイスキーがそもそも得意ではない人でも、これなら楽しめるのでは?と感じました。アレンジをしたい際のベースとしても最適だと思います。
 ジムビームは、五つの中でも特に力強い香りがある銘柄なので、牛乳で割っても、それに負かされることなく華やかな個性を発揮していました。特にウイスキーをストレートやロックで飲むのが好きな人には、こちらの方が満足度が高いかと思いました。

ウイスキーの牛乳割りのアレンジ

ウイスキーのアレンジの関連画像

次に、牛乳割りに一手間加えたアレンジをご紹介します。
私のオススメのアレンジは三種類です。

カフェオレウイスキー

ウイスキーのコーヒー、カフェオレアレンジの画像

ウイスキー:1〜1.5
牛乳:1
コーヒー(エスプレッソでも可):1
砂糖やガムシロップ:お好みで

カフェオレのお酒版のような、飲みやすくもお酒としての満足感もあるアレンジです。コーヒーの香りとウイスキーの相性のよさに驚かれるはずです。こちらは、ホットで味わっても美味しいですよ!

チョコレートミルクウイスキー

ウイスキーのチョコレートアレンジの画像

ウイスキー:1
牛乳:1.5〜2
チョコレート:刻んだものを適量

刻んだチョコレートの食感と甘みが楽しい、デザートウイスキー です。
こちらもホットでも美味しいですし、よりチョコレート感を強めたい方はチョコレートシロップを使うのもおすすめです。

ラムレーズンウイスキー

ウイスキーのラムレーズン、生クリームアレンジの画像

ウイスキー:1
牛乳:1
生クリーム:1
はちみつ:大さじ1〜2(お好みで)

レーズンは入っていないのにラムレーズンの味がする!という、カクテルの魔法を味わえる一品です。生クリームのまったりした甘みとウイスキーの甘みとが引き立て合い、干しぶどうのような芳醇な香りを感じることができます。
ちなみに、ここに実際にラムレーズンを入れたこともあるのですが、デザート感覚でとても美味しかったです。ご家庭にある場合はぜひお試しください。

ウイスキーの牛乳割りに合うおつまみ

ウイスキーの定番おつまみは、果たして牛乳割りにも合うのでしょうか。
今回は以下の4つのおつまみを用意し、ペアリングをしてみました。
前項で最も香りが立っていると感じた「ジムビーム」の牛乳割りをお供に検証してみます。

ウイスキー牛乳割りに合うおつまみの写真

① ナッツ
ウイスキーのお供として代表的なものの一つです。今回は、カシューナッツやアーモンド、クルミなどが入ったミックスナッツを選びました。
ウイスキーの牛乳割りのまろやかな香りが、ナッツの素材の持つ甘みにとてもよく合いました。

② 生ハム
ダイニングバーの定番のおつまみ。生ハムは塩気が強く肉の旨みを感じることができるのでどんなお酒にも合いますが、ワインとの相性が特に良いと言われています。
しかしウイスキーの牛乳割りとの相性は、いまひとつでした。その塩気と肉の味わいが、牛乳のほのかな甘みをかき消してしまいます。

③ チーズ
こちらもおつまみとしてとても登場頻度の高い一品です。今回は、比較的味の濃いプロセスチーズを食べ合わせしてみました。
しかし、ウイスキーの牛乳割りと飲むと、ミルクの味わいが重なってしまいお互いの良さを消してしまっているように感じました。

④ チョコレート
今回はしっとり濃厚なブラウニータイプのチョコレートを選びました。
そもそもチョコレートとミルクの相性がいいということもあり、ウイスキーの牛乳割りともとても相性良く楽しめました。

今回検証した中では、ナッツとチョコレートが相性抜群でした。用意しやすいおつまみだと思いますので、牛乳割りを試す際にはぜひお供にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、ウイスキーの「牛乳割り」という飲み方を紹介しました。
ロックやソーダ割りに慣れていると、牛乳で割ってしまうとウイスキー本来の旨みや香りが半減してしまうと思われるかも知れません。しかし、実は、牛乳と混ざることで香りが際立ちまろやかに鼻に抜ける新しい味わいに出会うことができます。
ウイスキー好きな方にとっては新発見の味わいになるはずですし、ウイスキーがあまり得意でない方にとっては、これなら美味しく飲める!というお気に入りの飲み方になるかも知れません。

ロックやソーダ割りに比べてとても飲みやすいですが、ウイスキーは度数の高い飲み物ですので、摂取量には注意くださいね。
ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。


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