iPad第6世代、第7~9世代との違いを解説 入手方法やスペックも紹介
毎年のように新モデルが発表されるApple製品。その中でもiPadは、上位モデルのiPad ProやiPad Airと比べて手頃な価格設定で人気を集めています。
iPadの最新モデルとそれ以前のモデルでは、性能にどんな違いがあるのでしょうか。この記事では、iPad第6世代から最新の第9世代までを比較してみました。
iPad第6世代はまだ購入できる?
Appleは公式サイトなどで型落ちモデルを販売していないため、現在、第6世代のiPadの入手方法は限定されます。
2021年12月現在、Amazonでは取扱いが終了。楽天市場では中古品が3万円台、Yahoo!ショッピングでは新品・中古品ともに3万円台で販売されています。また、イオシスやパソコン工房、ゲオなどのECサイトでも中古品を購入可能。メルカリなどの個人間売買でも流通しています。
ただ、一般的に中古品はバッテリー劣化などの可能性もありますので、その点も考慮して検討しましょう。
iPad第6世代の性能は?後継機と比較すると
iPad第6世代は発売から3年以上がたちますが、筆者自身はずっと快適に使えています。動画や電子書籍を楽しんだり、イラストや文書を作ったりするような使い方なら、今でも大きな不満は感じません。高い性能が求められる3D対戦ゲームなどを除けば、ストレスなく使えると感じます。
とはいえ後継モデルとは「差」があるのも事実。具体的にはどのような違いがあるのか、スペック比較表をつくりました。
第6世代iPad | 第7世代iPad | 第8世代iPad | 第9世代iPad | |
---|---|---|---|---|
ディスプレイサイズ | 9.7インチ | 10.2インチ | 10.2インチ | 10.2インチ |
外形 | 169.5×240mm | 174.1×250.6mm | 174.1×250.6mm | 174.1×250.6mm |
厚さ | 7.5mm | 7.5mm | 7.5mm | 7.5mm |
重さ | 469 g(Wi-Fi)478 g(Wi-Fi+Cellular) | 483 g(Wi-Fi)493 g(Wi-Fi+Cellular) | 490 g(Wi-Fi)495 g(Wi-Fi+Cellular) | 487 g(Wi-Fi)498 g(Wi-Fi+Cellular) |
ストレージ容量 | 32GB・128GB | 32GB・128GB | 32GB・128GB | 64GB・256GB |
解像度 | 2048x1536px | 2160x1620px | 2160x1620px | 2160x1620px |
画素密度 | 264ppi | 264ppi | 264ppi | 264ppi |
パネル | Retinaディスプレイ、IPSテクノロジー搭載LED.7インチバックライトMulti-Touchディスプレイ | Retinaディスプレイ、IPSテクノロジー搭載10.2インチLEDバックライトMulti-Touchディスプレイ | Retinaディスプレイ、IPSテクノロジー搭載10.2インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ | Retinaディスプレイ、IPSテクノロジー搭載10.2インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ |
CPU | 64ビットアーキテクチャ搭載A10 Fusionチップ | 64ビットアーキテクチャ搭載A10 Fusionチップ | 64ビットアーキテクチャ搭載A12 Bionicチップ | 64ビットアーキテクチャ搭載A13 Bionicチップ |
コネクタ | Lightning | Lightning、Smart Connector | Lightning、Smart Connector | Lightning、Smart Connector |
色 | シルバー、ゴールド、スペースグレイ | シルバー、ゴールド、スペースグレイ | シルバー、ゴールド、スペースグレイ | シルバー,スペースグレイ |
ストレージ容量やディスプレイサイズに差
第6~第8世代までのストレージ容量は32GBと128GBの2モデルでしたが、2021年に登場した第9世代は64GBと256GBから選べるようになり、大容量化が進んでいます。容量が32GBモデルしかない場合、写真や動画をクラウドサービスに保存するなど、iPad本体にデータをためない工夫が必要なことがあります。
ディスプレイサイズは、第6世代が9.7インチなのに対し、第7~9世代は10.2インチに大型化。CPUも第6~7世代は「A10 Fusionチップ」なのに対し、第8世代は「A12」、第9世代は「A13」へと進化しています。
加えて、第7世代からはSmart Connectorを採用し、対応キーボードと瞬時に接続できるようになりました。
第6世代は今でも使える性能を持っているものの、比較すると各種性能面で劣る部分もあります。どこが違うのかを知っておくと、購入の際のモデル選びの参考になるでしょう。
最新iPadシリーズをチェック
Moovoo編集部
iPadシリーズの最新5機種について紹介します。
① iPad Pro 13インチモデル Apple M4チップ搭載(第7世代 2024年モデル)
M4チップを搭載し、従来モデルからCPU性能が大幅アップ、軽量化も実現
2022年に登場した第6世代のiPad Pro(12.9インチ)から、性能を大幅に向上させつつ、薄さと軽量化を実現。
M4チップを搭載し、AppleによるとCPU性能はM2チップに比べて1.5倍高速化し、レンダリング性能は4倍高速化しているとのこと。これまでよりもパワフルにクリエイティブシーンで活躍することでしょう。
また、ディスプレイは従来の液晶から有機ELへと進化し、本体の厚さが6.4mmあった第6世代から5.1mmへと薄くなっています。同時に、Wi-Fiモデル・セルラーモデルそれぞれ100g以上軽量化し、使い勝手の良さもアップしています。
② iPad Pro 11インチモデル Apple M4チップ搭載(第5世代 2024年モデル)
パワフルなM4チップと高精細な有機ELディスプレイをコンパクトに持ち歩く
より扱いやすいサイズ感でiPad Proの最高レベルの性能を求めるなら、11インチがおすすめです。コスパの面でも20万円を超える13インチに比べ、16万円台から手に入ります。
第4世代のiPad Pro 11インチに比べ、本体が0.6mm薄くなり、さらにわずかですが軽量化しています。M2チップからM4チップへと内蔵チップが進化し、処理速度が大幅にアップしながら、使い勝手の良さは損なっていません。
また、ディスプレイが有機ELに進化したことで、ピーク輝度が1,600ニトに向上(HDRコンテンツのみ)。高精細な映像をより明るく楽しむことができます。
③ Apple iPad Air Apple M2チップ搭載(第6世代 2024年モデル)
M2チップ搭載でパフォーマンスアップ
2024年5月に発売された新型iPad Airは、11インチと13インチの2つのサイズがあり、どちらも高解像度ディスプレイを搭載しています。
M2チップを搭載し、パフォーマンスが向上し、ストレージ容量も最大1TBまで選べるようになりました。Apple Pencil Proに対応し、クリエイティブな作業や高性能なアプリケーションの利用に最適。
また、電源ボタンにTouch IDを内蔵し、スムーズな指紋認証も可能です。
④ Apple iPad(第10世代 2022年モデル)
ポップな4つのカラー、1,200万画素カメラによる4Kビデオ撮影に対応
ホームボタンのないオールスクリーンタイプへと進化し、画面サイズが第9世代から0.7インチ拡大。チップはA14 Bionicを搭載しています。
本体カラーはポップな4色展開で使うのが楽しくなるデザインです。
専用のMagic Keyboard Folioが新たに登場。キーボードとトラックパッドを使えば、クリエイティブな作業がよりしやすくなります。
⑤ Apple iPad mini(第6世代 2021年モデル)
コンパクトながら、高いパフォーマンス
片手で持てるコンパクトサイズの本体に、最大輝度500ニト、8.3インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載。重さは約300g、厚さは6.3mmと薄く、小さめのバッグや上着のポケットなどに入れて持ち歩ける携帯性の高さが魅力です。
Apple Pencil(第2世代)に対応し、本体側面にマグネットでくっつけて充電できます。素早く取り出してメモやイラストを書き留めるのに適しています。
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iPadを下取りに出す手も
買い替えをするのなら現在使っているモデルを下取りに出してみてはいかがでしょうか。
Apple StoreのApple Trade In(下取り)を利用すると、通常のiPadなら最大30,000円、iPad Proなら最大60,000円のAppleギフトカードがもらえるので、新品購入資金の足しになります。
型落ちモデルを使わないまま眠らせておくのはもったいないので、下取りサービスを賢く使って新しいガジェットを手に入れてください。
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