〈プロ監修〉iPad充電器おすすめ11選|使い勝手に優れたモデルの選び方
「iPadの充電をもっと速く、もっと快適にしたい」そこで悩むのが充電器選び。豊富な種類の中から、自分にとってベストなモデルを選ぶのは簡単ではありません。
そこでこの記事では、Apple製品に精通したTakaさん監修のもと、iPadで使用する充電器の選び方やおすすめ商品を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
▼ iPadのおすすめ周辺機器を紹介
まずはプロおすすめ、iPad向け充電器3選
TakaさんおすすめのiPad向け充電器3選を紹介します。

Takaさんのおすすめポイント
コンパクトで持ち運びに最適なだけでなく、本体に2ポートを搭載し、1ポート使用なら47W、2ポート使用の場合は27W+20Wと少なすぎず多すぎないバランスの出力に対応しています。家のコンセントが少なくても必要最低限の充電環境が確保できるという点でもオススメです。実際に我が家の充電器はほとんどがこれです。多ポートで高出力なほど他のコンセントの邪魔にもなりがちですが、この製品は高さを設けることで省スペース化している点も気に入っています。

Takaさんのおすすめポイント
バッテリー搭載機種ですが、充電器としてもオススメです。コンセントに挿せば、本体内臓のバッテリーを充電しつつ、iPadの充電器としても使えます。さらにケーブルを備え、お出かけの際に持って出ればiPadの充電に必要な環境はオールインワンでそろっています。USB-C対応のiPadやiPhoneをお持ちの方には特にオススメしたい製品です。M4チップを搭載したiPad Proの充電にも使えます。
iPad用充電器を選ぶポイント
iPadで使用する充電器を選ぶ際に、注目すべきポイントを紹介します。
対応ワット数(W)に注目

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iPadの充電器には、ワイヤレスタイプと有線タイプがあります。急速充電を求めるなら、大きな電力に対応したUSB PD対応の充電器がおすすめです。
また、iPadのモデルごとに適したワット数の充電器を選ぶことが重要です。
例えば、iPad Pro 12.9インチモデルは45W以上の充電器を使用すると最大限の充電速度を引き出せます。一方、iPad AirやiPad miniの場合、20W程度の充電器で十分です。
高出力の充電器を使用すると充電時間を短縮できますが、デバイスが対応していなければ宝の持ち腐れになってしまいます。また、iPhone用にも兼用する場合、18〜20Wの充電器がバランスの良い選択と言えます。
USB-C(タイプC)ポートを備えた充電器は汎用性が高い

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iPadシリーズは、無印iPadとも呼ばれるスタンダードモデルの第9世代(2021年モデル)を最後にLightningの入力ポートを廃止し、現行モデルは全てUSB-C(タイプC)を採用しています。
そのため、充電器からiPad本体に送電するケーブルも、LightningケーブルからUSB-Cケーブルが主流になっています。最大240Wに対応するUSB-Cケーブルは、最大12W対応のLightningケーブルよりも高電力を送電できるのが特長です。
そこで、充電器も高出力に対応したUSB PDタイプ(USB-Cポート搭載)を選ぶことで、iPadの急速充電が可能です。

Takaさんのアドバイス
余裕のある方は、充電器を選ぶ際に「充電器とケーブル」を分けて判断してみてください。現在では、充電器側の端子はUSB-Cが圧倒的に多いので、USB-Cポートを備えた充電器を選ぶことで、ケーブルの使い分けだけでさまざまな端子の機器に対応できるようになります!上手な買い物ができて無駄もなくなります。
使い勝手の良さをチェック
充電器には複数のポートを備えたタイプがあります。そうした充電器なら、iPadと同時に他のデバイスも充電できて便利です。
旅行や出張など外出時に使用する場合は、コンパクトな充電器の方が使い勝手が良いでしょう。安全性を重視する場合には、過充電防止や過熱防止機能が備わっているタイプもあります。

Takaさんのアドバイス
複数のポートを備えた充電器を選ぶなら、複数のデバイスを充電した時に、各ポートの最大出力ワット数が定められていることが多いです。充電器の合計最大出力ワット数と各ポートの最大出力ワット数に注意しましょう!例えば、2ポート搭載で45W出力とパッケージに書いてあったとしても、実際に2台のデバイスを接続した場合は、ポート1が30W、ポート2が15Wなどになる場合があります。
ケーブルの長さにも注目
ケーブル付きの充電器を選ぶ場合は、その長さにも注目しましょう。基本的には1メートルから1.5メートル程度の長さが使いやすく、ナイロン編み込みケーブルなど耐久性の高いケーブルを選ぶと断線しにくく長持ちします。
使用状況によっては、より長い・短いケーブルが必要になることもあるでしょう。どれくらいの長さが使いやすいかは使い方次第のため、現在使っているケーブルの長さなども加味して選んでください。

Takaさんのアドバイス
個人的な意見として、長いケーブルは便利ですが、必要以上に長いケーブルは取り回しも悪く、見た目もよくないと感じます。ケーブルの長短で機能に遜色はなくても、長く使っていると気持ちの面で少しずつ影響があると思っています。手元にあるケーブルが「なんだか不格好だな」と思える長さの場合は、思い切ってケーブルの買い足しも検討してみましょう!使わないケーブルも長さ別にして保管しておくと、今後の無駄な買い物を減らせるのでさらにグッドです!
iPad向け充電器、人気メーカーの売れ筋商品
数あるiPad向け充電器の中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。iPhoneで使えるモデルも登場しますので、ぜひ参考にしてください。
- CIO
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NovaPort QUAD 100W 4ポート GaN急速充電器
- 税込み9,989円(楽天市場)
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4つのデバイスを1台でまとめて充電可能、最大100W出力に対応
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コンパクトさと使い勝手に優れた4ポート搭載の充電器。MacノートブックとiPadを充電しながら、iPhoneを急速充電することも可能です。
「NovaIntelligence」を搭載し、接続するデバイスにあわせて電力を振り分けてくれるため、各ポートの出力を気にする必要がないのも便利なポイント。
iPadシリーズを紹介
最後に、iPadシリーズを紹介します。
① iPad Pro 13インチモデル(M4)

M4チップを搭載し、従来モデルからCPU性能が大幅アップ、軽量化も実現
2022年に登場した第6世代のiPad Pro(12.9インチ)から、性能を大幅に向上させつつ、薄さと軽量化を実現。
M4チップを搭載し、AppleによるとCPU性能はM2チップに比べて1.5倍高速化し、レンダリング性能は4倍高速化しているとのこと。これまでよりもパワフルにクリエイティブシーンで活躍することでしょう。
また、ディスプレイは従来の液晶から有機ELへと進化し、本体の厚さが6.4mmあった第6世代から5.1mmへと薄くなっています。同時に、Wi-Fiモデル・セルラーモデルそれぞれ100g以上軽量化し、使い勝手の良さもアップしています。
② iPad Pro 11インチモデル(M4)

パワフルなM4チップと高精細な有機ELディスプレイをコンパクトに持ち歩く
より扱いやすいサイズ感でiPad Proの最高レベルの性能を求めるなら、11インチがおすすめです。コスパの面でも20万円を超える13インチに比べ、16万円台から手に入ります。
第4世代のiPad Pro 11インチに比べ、本体が0.6mm薄くなり、さらにわずかですが軽量化しています。M2チップからM4チップへと内蔵チップが進化し、処理速度が大幅にアップしながら、使い勝手の良さは損なっていません。
また、ディスプレイが有機ELに進化したことで、ピーク輝度が1,600ニトに向上(HDRコンテンツのみ)。高精細な映像をより明るく楽しむことができます。
③ Apple iPad Air(M3)

M3チップ搭載でパフォーマンスアップ
2025年3月に発売された新型iPad Airは、11インチと13インチの2つのサイズがあり、どちらも高解像度ディスプレイを搭載しています。
Apple Intelligence のために作られたM3チップを搭載し、パフォーマンスが向上しました。ストレージ容量は最大1TBまで選べます。Apple Pencil Proに対応し、クリエイティブな作業や高性能なアプリケーションの利用に最適です。
また、電源ボタンにTouch IDを内蔵し、スムーズな指紋認証も可能です。
④ Apple iPad(A16)

ポップな4つのカラー、1,200万画素カメラによる4Kビデオ撮影に対応
A16 Bionicチップを搭載し、前モデルと比較して約30%の性能向上を実現しています。
本体カラーはポップな4色展開で使うのが楽しくなるデザインです。
専用のMagic Keyboard Folioも引き続き利用可能で、キーボードとトラックパッドを使えば、クリエイティブな作業がよりしやすくなります。
⑤ Apple iPad mini(A17 Pro)

A17Proチップを搭載、スマートなポータブルタブレット
片手で持てるコンパクトサイズの本体に、最大輝度500ニト、8.3インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載。
重さは約300g、厚さは6.3mmと薄く、タブレットを持ち運びしたい方にぴったりな1台。
Apple Pencil Proに対応し、1200万画素の広角カメラを搭載。4Kビデオの撮影も可能です。コンテンツを手軽に楽しむだけでなく、ゲーミングやクリエイティブシーンにも活躍します。
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