雪平鍋（行平鍋）は底が丸く、胴が上に広がっていて、注ぎ口のある片手鍋です。片手で手軽に扱え、汁物を調理するときにもラクに器に移せて便利。コーヒーやお茶を飲むためお湯をわかす場面でも活躍します。

煮るだけでなく蒸す・沸かす・焼くといった調理も行えます。1人暮らしで自炊をはじめたい方も、雪平鍋を用意すればさまざまな料理を作れるでしょう。

この記事では、そんな便利な雪平鍋の選び方や人気商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。

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雪平鍋を選ぶポイント

雪平鍋に使われている主な素材には、アルミ・ステンレス・銅があります。それぞれの特徴を紹介します。

〈アルミ〉

アルミは、雪平鍋に多く用いられている素材です。軽くて扱いやすいうえ、熱伝導率が高く素早く料理ができるので、飲食店でも重宝されています。商品数が豊富なため、サイズや重さなど自分好みのものを選べます。

一方、耐久性が低く腐食しやすいのがデメリット。またIHに対応していない商品が多いのも要注意ポイントです。

〈ステンレス〉

手入れが簡単で、保温性の高いステンレス製の雪平鍋も増えています。ステンレスはさびに強くて丈夫なうえ、IHに対応しているのもポイントです。じんわりと味をしみ込ませる料理に向いています。

しかし、アルミと比較すると熱伝導率が低いのがデメリット。重量もあるため、取り回しにくいと感じるかもしれません。

〈銅〉

銅製の雪平鍋は、熱伝導率だけでなく蓄熱性も高いので、弱火の調理でもしっかりと食材に火を通せます。また、耐久性も高いため、普段から雪平鍋を使った料理をする方におすすめです。しかしアルミよりも重く、長く使うためには手入れをする必要があります。使用できる熱源は直火で、IHでは使えません。

サイズや形状は適しているか

雪平鍋の内径は、15cm・18cm・21cm・24cmなどさまざまです。煮物や汁物を作る機会が多い方には、18cm以上のものが向いています。逆に、お湯を沸かしたり少量の汁物を作ったりするだけなら、コンパクトなものが扱いやすくおすすめです。

注ぎ口が片側にしかないタイプの場合は、左右どちらの手で取っ手を持つかも考えて選ぶと使いやすさがアップします。右手で雪平鍋を持つ場合は左側に注ぎ口、左手で持つ場合は右側に注ぎ口のある商品がおすすめです。

特殊な加工がされているか

使いやすさをアップする加工を施した商品も多く登場しています。アルミとステンレスを混ぜた素材を使った雪平鍋もあります。

また、鍋の表面にふっ素加工を施している商品もおすすめです。焦げ付きにくく手入れが簡単にできます。

雪平鍋、人気メーカーの売れ筋商品

▼以下の記事では、雪平鍋の汚れ落としに挑戦しています。あわせて参考にしてください。

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