〈プロ解説〉ジム用トレーニングシューズのおすすめ5選、初心者も使いやすいモデルとは
フィットネスクラブやスポーツジムなどでトレーニングをする際に、必要になるアイテムのひとつがジム用トレーニングシューズです。
近年ではプールなども備えた大型のフィットネスクラブよりも、バーベルやダンベルを備えたフリーウエイト中心の小規模なスポーツジムが増えつつあり、筋トレといえば「ジム」がイメージされる傾向にあります。
こうした背景から気軽に通い始める方も多いジムですが、本格的にトレーニングを行うならトレーニングに適したウェアやシューズ選びに、より注意する必要があります。
そこでこの記事では、初心者からアスリートまでトレーニング指導を行う筆者が、ジム用トレーニングシューズを選ぶためのポイントから、おすすめ商品まで紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
まずはプロのおすすめ、ジム用トレーニングシューズ5選
- NIKE(ナイキ)
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メトコン 8(DO9328)
- 税込み18,899円(Amazon)
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ソールの安定性やクッション性のバランスがよく、初心者にもおすすめ
おすすめポイント
ナイキのジム用トレーニングシューズで定番なのが、メトコンシリーズ。トレーニングに必要なソールの安定性や衝撃吸収性がバランスよく搭載され、本格的なダンベルやバーベルトレーニング(とくに下半身を使うスクワット動作など)でも安心して使用できます。1足で多くのトレーニングプログラムに対応できるため、トレーニングに慣れている方だけでなく、初心者の方にもおすすめしやすいシューズです。
- Reebok(リーボック)
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メンズ スニーカー Nano X1 クロストレーナー
- 税込み17,042円(Amazon)
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クロスフィットトレーニングにも使えるシューズ
おすすめポイント
豊富なフィットネスシューズのラインアップを抱えるリーボックの中で、クロスフィットにも使えるトレーニングシューズ Nanoシリーズの1足です。さまざまなトレーニングをハードに行うことが前提のクロスフィットトレーニングでも使用できることから、耐久性にも優れています。また、独自のクッション素材により多方向の動きにも対応できるため、ジャンプやステップ運動などでも安定性を損ないません。そのため、多くの運動プログラムでも快適に使用できます。
- UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)
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トレーニングシューズ UAトライベースレイン 3
- 税込み30,478円(Amazon)
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独自のヒールカップを搭載、高い安定感
おすすめポイント
トレーニングウェアや各種ギアでも広く知られているアンダーアーマーのトレーニングシューズ。ジム用トレーニングシューズらしいフラット構造のソール以外にも、独自のヒールカップを搭載しているのもポイントです。しっかりとかかとをホールドしてくれるため、トレーニング中に高い安定性を維持できます。
- MIZUNO(ミズノ)
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トレーニングシューズ TS-01
- 税込み8,800~11,000円(Amazon)
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日本人の足幅にフィットしやすく、ランニングにも対応
おすすめポイント
「海外ブランドのシューズは、サイズやウィズ(足幅)に不安がある」という理由で国内メーカー品を好む方も多いようです。ミズノのフィットネスシューズは片方270~280グラム(27.0cmサイズ)の比較的軽量なモデルが多く、しかもこちらの「TS‐01」はジムで行うランニング運動にも対応できる汎用性の高いシューズです。
おすすめポイント
本格的なフリーウエイトトレーニング種目(スクワットやデッドリフトなど)を高重量で行いたい方は、リフティングで使用できるシューズを選ぶことが安全にトレーニングするうえで重要です。一般的なフィットネスシューズに比べてソールが硬く、そのためランニングなどには向かないものの、立位で力を入れる際には高い安定性を発揮し、床にダイレクトに力を伝えられます。初級段階を経て、ジムでのトレーニングに慣れてきた方には、こうしたシューズも選択肢のひとつになるでしょう。
ランニングシューズよりも「トレーニングシューズ」を選ぶ
Photo by iStock
トレーニング用途で選ばれるのが「ランニングシューズ」や「トレーニングシューズ」です。
田子 政昌さんの解説
ジムで使う運動シューズとして、候補に上がりやすいのがランニングシューズです。軽量さと通気性の高さなどから、ランニング以外の運動にも使いやすそうな印象を持たれがちです。しかし、ランニングシューズの「クッション性」はジムのトレーニングでマイナスになることがあります。とくに立位でのトレーニングやスクワットなど、下半身に高負荷を加える運動では、グラつきにつながることがあるのです。パフォーマンスに影響したり、長時間にわたるトレーニングにおいてケガの原因になったりすることもあります。マシンエクササイズ中心の方や、ランニングマシン・エアロバイクなどの「カーディオマシン」を使う方であれば、ランニングシューズの性能でも十分ですが、本格的なフリーウエイトでのトレーニングには、トレーニングシューズがおすすめです。
底面(ソール)の安定性に注目
トレーニング用のシューズを選ぶうえで、代表的なパーツの名称を紹介します。
田子 政昌さんの解説
どのようなシューズがジムでのトレーニングに適しているかを判断するポイントは「底面(ソール)の安定性」です。 具体的には、以下の条件にあっていることをチェックしましょう。・底面がフラットで、かかとからつま先まで同じ高さ・「ミッドソール」の素材が曲がりにくいランニングシューズの場合、ランニング動作がしやすいようにつま先は上がり、かかとにはクッション材が用いられています。とくに近年のランニングシューズにはクッション性をより高めた厚底タイプもあり、立位でのトレーニングでは不安定になりやすいです。また、靴全体が柔らかい構造をした(上履きのような)シューズも足部のねじれなどをおこしやすいため、ジム用にはあまり向いていません。運動向きのシューズの中でもソールが比較的頑丈なものを選ぶことが、安全にトレーニングをするうえで重要です。
「クロスフィット向け」なら、多機能
田子 政昌さんの解説
近年では、ロープ登りやバーベル運動、ジャンプや重いボールを使うなど、さまざまな運動を一定の時間内に繰り返し行う「クロスフィット」というトレーニング方法を採用したジムが増えてきています。複数のトレーニング動作を組み合わせて行うことから、クロスフィットに適したトレーニングシューズを選ぶことで、一般的なジムでも使いやすい汎用性があります。もちろん、これまで紹介したジムのトレーニングに適した性能をカバーしているので、その点でもおすすめです。
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