イヤホンメーカー別の特徴とおすすめ商品を紹介!各国の有名メーカーをチェック

Moovoo編集部,Tanaka
最終更新日: 2025-10-01

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通勤・通学中の音楽鑑賞、オンライン会議や通話、さらにスポーツ時のモチベーションアップまで、幅広く活躍するイヤホン。高音質なサウンドと快適な装着感を提供するイヤホンは、日常の様々なシーンを彩り、より豊かな体験をもたらします。

しかし、ソニーやBOSE、Appleなど、数多くのメーカーから多種多様なイヤホンが発売されており、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

この記事では、イヤホンメーカーを国やブランド別にまとめ、それぞれの特徴を分かりやすく解説します。生産国にこだわる方はもちろん、こだわりの無い方でも「このメーカーってあの国なんだ」と知っていただければと思います。各メーカーのおすすめイヤホンもご覧ください。


日本のイヤホンメーカー

まずは国内の注目イヤホンメーカーをご紹介します。

AVIOT

AVIOTは、2014年に設立されたプレシードジャパン株式会社が2018年にリリースしたブランドです。ブランド名は、IoT(Internet of Things)とAudio、そしてVisualのそれぞれの頭文字を組み合わせてできたもので、日本人の聴覚特性に合った日本人のためのイヤホンを開発しています。

バンドグループ「凛として時雨」のドラム担当のピエール中野氏とコラボし、同氏監修で開発されたピヤホンシリーズで話題を集め、そのスペックの高さと破壊的な価格で注目されています。

おすすめ:TE-W1-PNK

高音質・快適装着の完全ワイヤレスイヤホン
ピヤホンシリーズ第8弾となるピエール中野氏監修の完全ワイヤレスイヤホン。ハイブリッドノイズキャンセリング機能により没入感を向上させます。デュアルダイナミックドライバー搭載のコアキシャル3Dシステムが、豊かで繊細な音を再生。

最大50時間の長時間再生が可能で、急速充電にも対応しています。外音取込モードでイヤホンを外さず周囲の音を聞けるほか、2台同時接続が可能なマルチポイント機能も搭載しており、日常使いに便利です。

SONY

家電からゲーム、音楽まで、幅広い分野で世界をリードするグローバルカンパニー。1979年に発売されて世界的ヒットとなったウォークマンに代表されるように、音響機器には定評があります。イヤホンも多くの支持を集めており、高音質なだけでなく、周囲の騒音をカットするノイズキャンセリング機能で業界をけん引する高い技術をほこっています。

おすすめ:SONY WF-1000XM5

驚異的なノイズキャンセリングと高音質を実現
進化したノイズキャンセリング性能と高音質を誇る、ソニーのフラッグシップモデルです。前モデルから約25%小型化し、重量も約19%軽量化され、長時間の装着でも快適なデザインが特徴です。新開発のダイナミックドライバーXにより、低音から高音までクリアなサウンドを提供します。

複数マイクとデュアルプロセッサーにより、周囲の騒音を徹底的に排除し、家でも街中でも静寂を楽しめます。さらに、LDAC対応やマルチポイント接続など利便性も充実しています。

audio-technica

1962年創業、東京町田に本社を構える電気機器メーカーです。「always listening」をキーワードに、プロの現場でも愛用される高品質なイヤホンを多数開発しています。

おすすめ:SOLID BASS ATH-CKS50TW2

  • audio-technica
  • SOLID BASS ATH-CKS50TW2

  • 税込み21,800円(Amazon)
  • 重低音が魅力のシリーズ代表モデル

重低音にこだわった「SOLID BASS」シリーズの代表モデル。左右のイヤホンがマグネットでくっつき、離すと電源がオンになる仕組みでケースなしで持ち歩くことができます。

最大25時間の連続再生が可能で、ケースと併用すれば最大65時間の連続再生ができます。充電が切れても、約5分間の充電で約90分間の使用ができるので安心です。IP55相当の防水防塵性能により、スポーツなどのアクティビティにも適しています。

JVC

2011年にJVCケンウッドと合併したことによりJVCとして知られるようになりましたが、もとは犬のマークでおなじみの日本ビクターです。日本ビクターは1927年創業で、国内イヤホンメーカーとしては老舗中の老舗です。

おすすめ:Victor HA-A30T2

10分で最大80分のクイック充電
高音質と快適な装着感を兼ね備えた完全ワイヤレスイヤホン。最大27時間の長時間再生が可能で、10分の充電で最大80分の再生を実現するクイック充電に対応しています。小型・軽量設計により、長時間の使用でも耳への負担が少なく、付属の4サイズのイヤーピースで自分に合ったフィット感が得られます。

ノイズキャンセリング機能で外部の騒音を効果的に遮断し、快適な音楽体験を提供。さらに、防滴仕様(IPX4)で汗や水滴も気にせず使用可能です。Bluetooth 5.3により安定した接続と低遅延モードを備え、ゲームや動画視聴もストレスフリーで楽しめます。

Denon(デノン)

1910年に片面レコードと蓄音機を発売した日本蓄音器商会(のちの日本コロムビア)からスタート。国内に事業所を構え、放送機器や音響機器を幅広く手掛けてきた実績があります。現在はD&Mグループのブランドとして、事業を展開しています。

おすすめ:Denon PerL Pro

医療技術を応用した独自のパーソナライズ機能
医療技術を応用したパーソナライズ機能で、聞こえ方を自動調整してそれぞれの聴力や好みに合ったサウンドを届けてくれる完全ワイヤレスイヤホンです。4つのマイクで周囲の雑音をカットしてクリアな音声を届ける「aptX Voice」も搭載しています。

Qi規格のワイヤレス充電に対応。本体だけで最大約8時間、充電ケースを合わせると最大約24時間の再生が可能なほか、約5分間の充電で1時間の再生が可能です。複数のデバイスに接続できるマルチペアリングにも対応し、使い勝手の良さを追求した製品です。

おすすめ:Denon AH-C820

「究極の低音」を目指した再生インイヤーヘッドホン
ダイナミック型ドライバー2基を対向に配置することで、振動板の面積を大幅に拡大したデュアルエアーコンプレッションドライバーを搭載。超低音域までクリアに聞こえるインイヤーヘッドホンです。

エルゴノミック・デザインを採用しており、長時間の装着でも快適です。シンプルながら高級感のある見た目で、日常使いからハイレゾ音源をまで、シンプルで高音質なリスニング体験を提供します。

radius

1986年にアメリカで創業しましたが、2004年から本社を日本に移しており、現在は、日本のオーディオ市場に特化し、高音質なイヤホンやアンプ、スマホアクセサリーなどを製造しています。迫力のある「重低音サウンド」に定評があり、ロックやEDMなどを楽しみたい人におすすめです。

おすすめ:HP-NHR21R

独特なデザインのドンシャリ系イヤホン
重低音と高音域がくっきりと聞こえる、いわゆるドンシャリ系のイヤホンなので、ロックやEDMなどを聞いて盛り上がりたい人におすすめです。

ハイレゾ対応の高い音質と、イヤーピースを2段階の深さで調節できる上に、耳の奥の方でイヤーピースがフィットするように作られているので、低音を漏らさずにしっかりと聞くことができます。ケーブルはφ2mmのナイロンケーブルとなっていて、上質な質感を作り、高い耐久性で断線しづらいです。また音楽や通話の操作ができるリモコンも搭載しており、普段使いにも適したイヤホンです。

アメリカのイヤホンメーカー

続いて、アメリカのイヤホンメーカーです。

Bose

1964年創業、独自の音響技術で世界的に知られるアメリカのオーディオメーカーで、日本法人も存在します。設立当初から、音を追求し、業界トップクラスのノイズキャンセリング技術が特徴です。民間航空機や軍隊向けのヘッドセットも販売しています。

おすすめ:QuietComfort Ultra Earbuds

着け心地の良さが魅力
耳の形状を分析して、耳にぴったりフィットするよう設計されたイヤホンです。クラス最高レベルのノイズキャンセリング機能を備え、最大6時間の連続再生を実現。立体感のある音にも注目です。

片方だけでも聞き取りやすく、自然な会話ができるので、ウェブ会議や電話通話でもクリアな音声を届けます。タップしたり、スワイプしたりすることで一時停止や音量の調節ができるので、ランニング中など端末を操作しづらい状況での使用にもおすすめです。

JBL

1946年の創業以来、映画館やコンサート会場の音響設備を手掛けてきたプロフェッショナルブランドです。個人向けのイヤホンでも迫力あるサウンドを強みとしています。

現在はハーマンインターナショナルのブランドとして位置づけされており、カーオーディオの分野でも活躍しています。断線しにくい平らなコードを採用するなど、多彩なイヤホンを販売しています。

おすすめ:TOUR PRO 3

臨場感あふれる音質と進化したノイズキャンセリング
音質と利便性を追求した最新の完全ワイヤレスイヤホンです。JBL Spatial 360サウンドとヘッドトラッキングにより、映画やゲームでの没入感が格段に向上。ハイブリッドデュアルドライバーが高音のクリアさと迫力のある低音を実現します。

スマート充電ケースは、タッチスクリーンで音楽や通話管理を簡単に操作でき、さまざまなデバイスと直接接続が可能です。True Adaptive Noise Cancellation 2.0により、環境に応じた最適なノイズキャンセリングを提供し、外界の音を効果的に遮断します。

▼編集部ではハーマンインターナショナル株式会社から商品提供を受け、じっさいにJBL TOUR PRO 3をレビューしました。

JLab Audio

2005年にアメリカで設立された会社です。日本での知名度はまだそこまでですが、2022年度には100ドル以下の完全ワイヤレスイヤホン市場において全米で売上1位を獲得しています。主に手頃な価格で高品質なオーディオ製品を提供するイヤホンメーカーですが、ハイエンドモデルも評価は高いです。

おすすめ:EPIC LAB EDITION

ハイブリッドデュアルドライバーで圧倒的な音質と空間オーディオを実現
JLabが誇る最高スペックの完全ワイヤレスイヤホンです。このモデルには、豊かな低音域を生み出すダイナミックドライバーと、繊細でクリアな高音域を再現するKnowles社製バランスド・アーマチュアドライバーが搭載されており、バランスの取れたサウンドを提供します。

スマートアクティブノイズキャンセルや空間オーディオにも対応しており、没入感のあるリスニング体験が味わえます。その他、充電ケース含め最長56時間のバッテリー駆動やマルチポイント接続により、多機能で利便性に優れたモデルとなっています。

Shure

1925年創業のマイクの老舗メーカーで、エルビス・プレスリーが使用したことでも知られています。2000年代からイヤホン製造にも力を入れ始め、数々の賞を受賞しています。イヤーパッドに遮音性に優れた低反発ポリウレタン素材「ソフト・フォーム・イヤパッド」を使用した高遮音なSEシリーズなどを展開しており、徹底的に耳にフィットするように作られているため、音漏れの心配がないのが特徴です。

おすすめ:SE215SPE-A

音源のそのままを聞けるイヤホン
Shureの代名詞ともいえる、高遮音性イヤホンのエントリーモデルです。構造がスケルトンというデザイン性でも人気があり、Shureを代表する商品になっています。ワイヤレスタイプが流行っている中で、根強い人気を誇る数少ない有線タイプです。

「シュアがけ」と呼ばれる、コードを耳の上に通すイヤホンのかけ方で、ライブでアーティストが付けている「インイヤーモニター」のようなスタイルをとります。強い遮音性があるため、外音が気になるところでも音源に集中できます。また、低音重視・高音重視のようなクセがなく、音源に忠実な再生ができるところもポイントです。

ヨーロッパのイヤホンメーカー

次はヨーロッパのイヤホンメーカーをご紹介します。

B&O

B&O(バング&オルフセン)はデンマークの音響機器メーカーで、人間工学に基づいて装着感を重視した設計が特徴の製品を製造しています。同時にデザイン性も追求しており、美しいフォルムでも人気を博しています。

おすすめ:Beoplay Eleven

美しいアルミニウムが目を引く完全ワイヤレスイヤホン
ジュエリーからインスピレーションを受けたという美しい見た目が特徴の完全ワイヤレスイヤホンです。アルミニウム製のフレームの中にガラス製のタッチパネルを搭載。音質だけでなく、見た目にもこだわっています。アルミニウムケースは軽量で頑丈。IP57等級相当の防塵防水仕様で、雨に濡れても安心です。

人間工学に基づいた機能性とデザインは、北欧を代表するオーディオ機器メーカーの底力を感じさせます。

Jabra

デンマークのGNグループに属するオーディオ機器メーカーで、世界初のBluetooth対応ヘッドセットをリリースするなどの歴史を持ち、北欧におけるオーディオ界のリーディングカンパニーと言えます。

おすすめ:Elite 10

空間音響と先進のANCで没入感を提供
快適な装着感と優れた音質を両立させた完全ワイヤレスイヤホンです。10mmドライバーとDolby Atmosによる空間音響を採用し、臨場感あるサウンドを提供します。

Jabra Advanced ANCによるノイズキャンセル技術で、周囲の音をしっかりと抑え、騒がしい環境でもクリアなリスニングを実現。最大6時間のバッテリー駆動(ANC使用時)とスマート充電ケースにより、長時間の使用にも対応します。さらに、快適な通話性能とマルチデバイス接続により、仕事からエンターテインメントまで幅広く活躍します。

SENNHEISER

1945年創業のドイツの音響機器メーカーですが、2007年から日本法人としてゼンハイザー・ジャパン株式会社が設立されています。プロフェッショナル向けのヘッドフォンやマイクロフォンに定評があります。

おすすめ:MOMENTUM True Wireless 4

2台のデバイスをスムーズに切り替え
Bluetooth 5.4を搭載した新世代の完全ワイヤレスイヤホンです。ノイズキャンセリング機能が周囲の状況に合わせて自動で調整されるので、最適な視聴体験が可能です。2台のデバイスを同時接続でき、パソコンとスマートフォン間で瞬時に切り替えるといった使い方ができます。

完全ワイヤレスイヤホンながら、動画再生の際もずれを感じさせない音を楽しむことができ、なおかつ周囲の環境音も取り込める優れもの。スマホアプリで自分の好みにあわせた細かいサウンド調整も可能です。

中国のイヤホンメーカー

最後は中国のイヤホンメーカーです。

Anker

2011年の創業以来、モバイルバッテリーなどを中心に製造してきましたが、2018年よりオーディオブランドの「Soundcore」を展開しています。2013年に日本法人であるアンカー・ジャパン株式会社も設立しました。公式ストアをはじめ、オンライン販売がメインです。

おすすめ:Soundcore Liberty 4

まるでライブ会場のような音響体験
独自のアルゴリズムとジャイロセンサーでまるでライブ会場や劇場にいるような3D音響を楽しめます。周囲の環境に合わせて自動的に最適な強度に合わせてくれるノイズキャンセリング機能を搭載しています。アプリを通じてヘルスモニタリング機能も利用できるので、通勤・通学やリモートワークはもちろん、ワークアウトで使いたい方にもイチオシの商品です。

ワイヤレス充電にも対応。イヤホン本体で9時間の連続再生、ケース充電を含めると最大28時間の再生ができます。

SoundPEATS

2013年に深圳市音科资讯科技有限公司が立ち上げたブランドで、ヘッドフォンやスピーカーを中心に製造しています。日本法人としては2018年に株式会社ヒアアンドシーが横浜に設立されました。

おすすめ:clear

高コスパの完全ワイヤレス
完全ワイヤレスイヤホンの中では圧巻のコスパを誇るイヤホン。軽量でおしゃれな見た目の透明ケースもポイントです。

clearは、植物由来のバイオセルロース製の振動板採用しており、自然な音を楽しめます。Bluetooth 5.3チップ搭載で片側のみの使用にも対応。単体で最長約7時間、ケースを併用すれば約40時間の使用が可能です。

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