【取材】YAXI(ヤクシー)イヤーパッドの魅力を徹底レビュー!装着方法も解説

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公開: 2019-08-02
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愛用しているヘッドホンのイヤーパッドをそろそろ交換したい...とお考えの方は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ヘッドホンのイヤーパッドを販売しているヤクシー株式会社のSさんにヤクシーイヤーパッドの魅力や装着方法などを取材させて頂きました。

実際にヤクシーイヤーパッドをしばらく使ってみた感想も合せてレビューしますので、是非最後までご覧になって下さい!


【インタビュー】ヤクシーイヤーパッドとは一体どんな商品なのか?

Q:ヤクシーイヤーパッドを作ろうと思ったキッカケを教えて下さい。

ヤクシーイヤーパッドのパッケージの画像

以前あるオーディオメーカーでお仕事させて頂いている時に、ヘッドホンのイヤーパッドの素材が変わると音の聞こえ方が変わるということに気づいたのがキッカケです。そこからヤクシーイヤーパッドの開発がスタートしました。

Q:ヤクシーイヤーパッドのコンセプトを教えて下さい。

ヤクシーイヤーパッドのコンセプトの画像

「YOUR PERSONAL AUDIO ROOM」です。ヘッドホンにとってイヤーパッドというのは、スピーカーにとってのオーディオルームと同じような存在です。イヤーパッドをデザインするということは、オーディオルームの内装をデザインしているということになります。

Q:ヘッドホンのイヤーパッドを純正品ではなく、ヤクシーイヤーパッドに交換するメリットはなんでしょうか?

ヤクシーイヤーパッドに交換したSONY 900stと純正イヤーパッド

ヘッドホンのイヤーパッドは消耗品です。ある程度の期間使用したら交換する必要があります。そんな消耗品のイヤーパッドだからこそ、ヤクシーイヤーパッドはユーザー様に長くお使い頂けるように、品質と耐久性に拘って作っています。また、純正のイヤーパッドには存在しない素材やカラーのイヤーパッドも販売しているので、ヘッドホンを自分好みにカスタマイズすることが出来ます。

Q:ヤクシーイヤーパッドで使われている素材「アルカンターラ」について教えて下さい。

アルカンターラ素材のヤクシーイヤーパッドの画像

アルカンターラはイタリア製の高級合成素材です。主に自動車のシートなどに使われています。アルカンターラは通気性に優れているにも関わらず、密閉性、耐久性にも長けているので、弊社ではイヤーパッドの素材として数多く採用しています。レザー素材やベロア素材とはまた違って、とても肌触りがよく、長時間ヘッドホンを装着していても快適に使用することが出来ます。

ヤクシーイヤーパッドの装着方法を伺いました

ヤクシー株式会社のSさんにヤクシーイヤーパッドの装着方法をご解説いただいている所の画像

純正イヤーパッドからヤクシーイヤーパッドへの交換方法について、Sさんに解説して頂きました。

今回はスタジオモニターヘッドホンの定番「SONY MDR-CD900ST」と、超ロングセラーヘッドホン「KOSS PORTA PRO」の2機種を、それぞれ実際にヤクシーイヤーパッドに交換してみたいと思います。

「YAXI for studio headphone DX」をSONY MDR-CD900STに装着する

SONY MDR-CD900STのイヤーパッドを外しているgif

まず、SONY MDR-CD900ST本体から純正のイヤーパッドを取り外します。イヤーパッドは外側に引っ張るように少しずつ持ち上げていくと、簡単に外すことが出来ます。強く引っ張りすぎるとイヤーパッドの表面が破けてしまうので、あまり力を入れすぎず、慎重に作業しましょう。

YAXI for studio headphone DXと純正イヤーパッドの大きさ比較の画像

YAXI for studio headphone DX(右)と純正イヤーパッド(左)の大きさを比較してみると、ほぼ同じ大きさということが分かります。ただ新品ということもあって、YAXI for studio headphone DXの方が厚みがあります。

YAXI for studio headphone DX装着している所のgif

純正のイヤーパッドを取り外したら、YAXI for studio headphone DXをヘッドホン本体に取り付けていくのですが、これは少しコツがいると感じました。

ヘッドホン本体のハウジング側面に少し隙間が空いているので、そこにYAXI for studio headphone DXの端の部分を入れ込んでいくのですが、初見だとこれがなかなか難しい作業に感じました。

YAXI for studio headphone DXを装着したSONY MDR-CD900STの画像

SONY MDR-CD900STにYAXI for studio headphone DXを装着した状態です。まるで純正品のような、自然な一体感があります。しかも純正のイヤーパッドと比べて、左右の判別がしやすくなりました。

YAXI for studio headphone DXを装着したSONY MDR-CD900STの人物画像

今回使用したSONY MDR-CD900STは、10年以上イヤーパッドを交換せずそのまま使っていたので、中の素材が潰れてドライバーが耳にあたる不快な感じがあったのですが、YAXI for studio headphone DXに交換した所、しっかりとした厚みがあるので装着感が改善されました。

「YAXI for PORTAPRO」をKOSS PORTA PROに装着する

KOSS PORTA PROから純正イヤーパッドを取り外しているgif

まず、KOSS PORTA PRO本体から純正イヤーパッドを取り外します。ハウジングの突起部分にイヤーパッド(スポンジ)が刺さっているので、横に引っ張るとイヤーパッドが切れてしまいます。注意しましょう。

あまり力を入れず、真上に引っ張りながら少しずつ外していくと、上手く外すことが出来ました。

YAXI for PORTAPROとKOSS PORTA PRO純正イヤーパッドの大きさ比較

AXI for PORTAPRO(右)と純正イヤーパッド(左)の大きさを比較してみると、YAXI for PORTAPROの方が一回り大きいことが分かります。

YAXI for PORTAPROとKOSS PORTA PRO純正イヤーパッドの厚みの比較

YAXI for PORTAPRO(上)と純正イヤーパッド(下)の厚みの比較です。YAXI for PORTAPROの方が明らかに厚みがあります。SONY MDR-CD900ST用のYAXI for studio headphone DXと違って、これはもう純正イヤーパッドとは明らかに別物という印象です。

KOSS PORTA PROにYAXI for PORTAPROを装着した状態の画像

KOSS PORTA PROにYAXI for PORTAPROを装着した状態です。今回はレッドを使用しましたが、他にもブラック・イエロー・オレンジ・ブルーとカラーバリエーションが豊富なので、お好みのカラーを選びましょう。

KOSS PORTA PROにYAXI for PORTAPROを装着した状態の人物の画像

実際に装着してみると、やはり純正イヤーパッドとYAXI for PORTAPROでは装着感が異なる印象を受けました。YAXI for PORTAPROの方が純正イヤーパッドよりも大きく、分厚いので、メガネを掛けた状態でKOSS PORTA PROを使いたいという方はこちらの方がおすすめです。

ヤクシーイヤーパッドに交換してしばらく使ってみた感想

「SONY MDR-CD900ST」と「KOSS PORTA PRO」の2機種を、ヤクシーイヤーパッドに交換して1ヶ月ほどじっくり使ってみた感想をぞれぞれ述べていきたいと思います。

左右の判別がしやすくなったSONY MDR-CD900ST

SONY MDR-CD900STを手に持った状態の画像

今回使用したYAXI for studio headphone DXは、BLUE&REDというカラーで、左右のイヤーパッド側面の色がそれぞれ異なっています。

部屋の中のどこに置いてあっても、SONY MDR-CD900STの左右がひと目で分かるので、サッと装着することが出来て非常に便利です。

純正イヤーパッドだと装着する前に「どっちが右?左?」と毎回確認する必要があったのですが、確認する必要が無くなってストレスが減りました。

SONY MDR-CD900STで音楽を聞いているgif

純正イヤーパッドとYAXI for studio headphone DXの音の聴こえ方の違いですが、MDR-CD900ST+純正イヤーパッドの組み合わせで10年使っていた人間からすると、良くも悪くも「変わった」と感じました。

自分の中にあるMDR-CD900STの音のイメージよりも、全体的に音が遠くなって、ひとつひとつの音の判別がしやすくなった印象です。

ちなみにYAXI for studio headphone DXは、東宝スタジオなどプロの現場でも使われているので、音質にシビアな方でも満足のいく仕上がりとなっています。

ポップでカラフルなKOSS PORTA PROに!

YAXI for PORTAPROとKOSS PORTA PROの画像

YAXI for PORTAPROを使うことで、自分好みのカラーにカスタマイズすることが出来たので、以前よりもKOSS PORTA PROに愛着が湧きました。

その日の気分やファッションによって、ヘッドホンのイヤーパッドを交換するというのは、今回が初めての体験でしたが、YAXI for PORTAPROは、単調な色のヘッドホンをおしゃれアイテムに昇華することが出来る素晴らしいアイテムだと感じました。

KOSS PORTA PROで音楽を聞いているgif

純正イヤーパッドとYAXI for PORTAPROの音の聴こえ方の違いですが、これは好みの差という印象でした。

純正イヤーパッドを長く使っていて、ドライバーがイヤーパッド越しに耳に直接あたる感じが苦手という方は、YAXI for PORTAPROはかなりおすすめです。

また、イヤーパッド自体しっかりとした厚みがあって、肌触りもなめらかなので、装着感重視の方にもおすすめ出来る商品でした。

まとめ

今回はヘッドホン用交換イヤーパッド「ヤクシーイヤーパッド」について、ヤクシー株式会社代表 Sさんへの取材を元に、装着方法やしばらく使ってみた感想をお伝えしました。

ヘッドホンのイヤーパッドをお探し中の方は、是非ヤクシーイヤーパッドをご検討してみてはいかがでしょうか?

購入はこちら

※商品価格はいずれも2019年7月現在のものです


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