アレンジ無限!「ホットサンドメーカー」で作るおすすめレシピ
誰でもカリふわ触感のホットサンドが作れる「ホットサンドメーカー」。素早く手軽に美味しい料理が作れると人気の商品です。持ち運びやすいので、キャンプに持っていく方も多いのではないでしょうか。
しかし、ホットサンドメーカーを買った方や検討中の方の中には、「ホットサンド以外の活用法が分からない」「お手入れが難しそう」という悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では、ホットサンドメーカーの便利な使い方やおすすめレシピを紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
「ホットサンドメーカー」とは?
写真はいずれも筆者撮影
「ホットサンドメーカー」は、サンドイッチの要領でパンに具材を挟むと表面がカリカリ食感のホットサンドが作れるアイテムです。表面に焼き色をつけるのに優れているため、最近ではパン以外の食材を挟んで作るアレンジレシピも人気です。
ホットサンドメーカーは2タイプ:直火式と電気式
ホットサンドメーカーは、フライパンのように直火やIHコンロで調理できる直火式とホットプレートのように電源に繋いで使う電気式の2種類があります。
電源がない場所でも調理ができる直火式は、火があればどこでも使えます。キャンプなどでも使えるので、家のキッチンで使いたい方やアウトドアで使いたい方におすすめです。
電気式ホットサンドメーカーは、調理に電気が必要です。見た目が可愛く、食卓に置いて調理できる商品も多いため、ホームパーティの場面でも活躍してくれるでしょう。屋外で利用したい場合は別途ポータブル電源を用意しましょう。
ホットサンドメーカーで出来るレシピを紹介
ここからは、ホットサンドメーカーを使ったおすすめのレシピをご紹介します。
ホットサンドメーカー活用レシピ①:チキンステーキ
まずは、キャンプ飯でも人気の「チキンステーキ」。ホットサンドメーカーなら、パリパリジューシーなチキンステーキが簡単に焼けます。キャンプならチキンステーキ単品で、お家で作るなら味変ソースを添えると旨味が増しますよ。
筆者撮影
肉汁たっぷりのチキンステーキ。果実味の強い白ワインとの相性が抜群です。
※ズッキーニやかぼちゃなど、ご家庭で余っている汁気の無い野菜でもOK
※パプリカは2色用意すると彩り豊かになりますが、ご家庭の場合は1色でOK
チキンステーキの作り方
1.鶏モモ肉の両面に塩、コショウ、にんにくで下味をつける。料理に慣れていない方は、片面につき塩コショウ小さじ1程度、にんにくは半かけ分程度を目安にすれば美味しくできますよ。両面に下味をつけるのがポイントです。
2.家に片栗粉がある場合は、片栗粉をまぶして10分程度置き味を染みこませます。片栗粉が無ければ調味料のみでも美味しく作れますが、皮面だけでもつけるとパリっとした触感に。つけあわせを作る方は、この味を染みこませている間に野菜を食べやすい大きさにカットしましょう。
3.ホットプレートに油を敷き、材料を乗せます。肉類はホットプレートにくっつきやすいので、必ず上下両方のプレートに油を塗ります。
4.食材を乗せて焼きます。
直火式の場合、中火で皮目を6分焼いたら強火で1分、ひっくり返して弱火で4分焼くと綺麗に焼けます。
電気式の場合、食材を置いたら5分程度焼き、一度蓋をあけてみて、鶏肉がきつね色になっていたら完成です。電気式の場合は一度に両面を焼くので、ホットプレートで挟むときに潰れるように高さをだして鶏肉を敷いた方が上手く焼けますよ。
料理のポイント
1.ひっくり返すときはバットやアルミホイルを敷く
直火式ホットプレートの場合、ひっくり返す際に鶏の油が落ちて汚れることも。バッドやアルミホイルの上でひっくり返せば、片付けもしやすいです。
2.2人用のホットサンドメーカーなら、焼き野菜づくりも1度で完了します。
2面あるホットサンドメーカーなら、チキンステーキだけでなく焼き野菜も同時に調理できます。1面のホットサンドメーカーなら汚れにくい焼き野菜づくりをしてから鶏を焼くのがおすすめです。
サルサソースをかけるとおしゃれ度アップ
焼きあがったチキンステーキに市販のサルサソースをかけると美味しさがアップします。写真は市販のサルサソースに、アボカドと生トマトを角切りしてまぜました。
おすすめサルサソース
筆者撮影
カゴメのサルサソースは、マイルドとホットが選べるのでおすすめ。余ったら食パンに塗ってチーズを乗せてピザトーストにしても美味しいです。
- カゴメ
-
サルサ マイルドな辛さ
- 税込み476円(楽天市場)
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ざく切り野菜の食感が楽しめる
ホットサンドメーカー活用レシピ②:包まない餃子
次にご紹介するのが、時短料理におすすめの「包まない餃子」。包むのに手間がかかる餃子もホットサンドメーカーなら簡単に作れます。具を変えれば、簡単アレンジレシピに早変わり!
筆者撮影
レモンサワーなどのさっぱりした飲み物とあわせると、より美味しく食べられます。
苦手でない場合は大葉を入れても美味しいです。
包まない餃子の作り方
1.キャベツとにらはみじん切りにします。にんにくはすりおろしましょう。
2.キャベツにひとつまみ塩をふりかけ、水分が出てきたらキッチンペーパーなどで水気を切りましょう(水抜き)。
3.ひき肉、水抜きしたキャベツ、にら、にんにくすりおろし、✰調味料を全てボウルに入れ、粘り気が出るまで混ぜます。
4.餃子の上半分に大葉1枚と3で作った餃子餡の順にのせて、半分にたたみます。大葉が無かったり苦手だったりする場合は、餃子餡のみでも美味しく作れます。
5.ホットサンドメーカーにのせて、蓋をして片面6分程度焼きます。
今回は、電気式のホットサンドメーカーで潰せなかったので、途中1度開けて箸でひっくり返しました。水を使っていないので、肉汁が流れずしっとりとした餡に仕上がります。また、下味をしっかりつけることで、醤油がなくても美味しく食べられますよ。
ホットサンドメーカー活用レシピ③:モッフル
お家にたくさんのお餅がある時におすすめのレシピ、その名も「モッフル」。もちもちの食感でフォカッチャを食べたい時にもぜひ。お餅ですが、意外と紅茶にもあいます。
モッフルの作り方
1.水にぬらした餅をホットプレートに乗せて焼きます。耐熱皿に餅と水を入れて、30秒ほど温めて餅を柔らかくしてから、ホットプレートに流すと綺麗に焼けます。
2.お皿にのせてシナモンシュガーを振りかければ完成。見た目をよくするためにミントなどを添えると写真映えもしますよ。撮影時はミントが無かったので、バジルで代用しました。
ホットサンドメーカーを使ってみて
今回は、ホットサンドメーカーを使ったレシピを3品ご紹介しました。
ホットサンドメーカーを使うと、素早く美味しい料理が作れます。
2面あるホットプレートを使用しましたが、短い時間で違う味付けの料理が2品同時に作れて便利でした。
電気式のホットサンドメーカーは、食材を置いて蓋をするだけで簡単に料理ができます。そのため、子どもと一緒に料理するのにおすすめの調理家電です。食材を乗せてから過熱するので、比較的安全に使用できますが、一度熱するとホットプレートの鉄板が熱くなります。加熱時や加熱直後はお子さんの手の届かない場所に置くなど配慮しましょう。
また、コンパクトで扱いやすいホットサンドメーカーは1〜2人の少人数分の調理に向いています。大人数の調理の場合は、ホットプレートがおすすめです。
これからのパーティーシーズンに食卓に置いておくと、話題にもなりおすすめです。
おすすめのホットサンドメーカー10選
ホットサンドメーカーでおすすめの商品を、「直火式」と「電気式」に分けて10個紹介します。
直火式のおすすめ5選
電気式のおすすめ5選
- BRUNO
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グリルサンドメーカー ダブル
- 税込み11,562円(Amazon)
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多彩なプレートでマルチに活躍する万能タイプ
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プレート着脱式のホットサンドメーカー。プレートを丸洗いできるので、衛生面が気になる人におすすめ。
ダブルタイプには、温度調整機能とタイマーがついているので、自分好みの焼き加減で料理が作れます。また、ダブルタイプのホットサンドメーカーには、グリルプレートも付属しています。簡単に綺麗な焼き目のついた肉や野菜が作れます。別売のプレートを使うとワッフルやミニタルトなどのお菓子も簡単に作れるので、ホームパーティでも活躍します。
- DeLonghi(デロンギ)
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マルチグリル エブリデイ サンド & ワッフルメーカー
- 税込み35,800円(楽天市場)
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グリル料理に活躍する特化タイプ
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ホットサンドだけでなくグリル料理も作りたい人におすすめのホットサンドメーカー。本体に油受けトレイがあるのが大きな特長です。プレートにある穴から油が落ちる仕組みなので、油の多いグリル料理を作った後も片付けが簡単にできます。
スイッチが1つのシンプル構造なうえに予熱機能があるので、料理が苦手な人でもホットサンドやグリル料理が簡単に作れます。
ホットサンドメーカーQ&A
最後にホットサンドメーカーを実際使用するにあたって生じる疑問や悩みを、Q&A形式で紹介します。
Q.お手入れ方法は?
シンプルな構造の直火式は丸洗いができます。また、電気式でもプレートが取り外せて水洗いできるタイプも販売されています。
プレートが取り外せない場合は、濡れたキッチンペーパーなどでふき取りを行います。焦げなどをとりたい場合は、水でぬれたティッシュなどを焦げ部分にあてふやかして取り除きましょう。やわらかいクッキングブラシで優しくこすって焦げを落とすこともできますが、こすりすぎてプレートを傷つけないように注意が必要です。
Q.食材がプレートにくっついてしまいます
ホットサンドメーカーもフライパンと同じように薄く油を敷くことで食材がくっつきにくくなります。パンを焼きたい時はバターを薄く塗るなど、作りたい料理にあった油分を塗るのがおすすめです。料理の味を邪魔せず食材もくっつきにくくなります。
どうしても気になる場合は、シリコーン樹脂塗装やふっ素樹脂塗装が施されているプレートのものを選びましょう。
Q.焼き方のコツは?
火力が強いと焦げやすくなります。弱火から中火で様子を見ながら焼くと綺麗な焼き色がついて美味しく仕上がります。
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