〈プロ解説〉タッチペンのおすすめ人気12選 イラスト制作やゲームでも活躍
タッチペンにはさまざまな種類があり、スマホ・タブレットでの普段の操作やゲーム、イラスト制作といった使い道によって向き不向きがあります。
また、限られた機器だけに対応するタッチペンもあるので注意しましょう。
そこでこの記事では、使い道に合ったタッチペンの選び方や、おすすめ商品をご紹介します。
目次
まずはプロのおすすめ、タッチペン5選
おすすめポイント
指示棒、レーザーポインター、タッチペンの3つの機能が備わっています。液晶モニターを使った発表や会議が多く、タッチペンは指の代わりに使う程度なら、これを1本持ち歩くだけで便利に活躍します。
重量:約42g(電池含む)
入力方式:静電容量方式、感圧式
電源:ボタン電池(LR41×3)
付加機能:指示棒、レーザーポインター
おすすめポイント
静電容量方式のゲーム用タッチペンです。ペン先はゲーム用タッチペンとして知られるSu-Pen ゲーマーズモデルと同じものが使われていて、感度や滑りやすさに優れています。
やや太めのグリップでしっかりホールドでき、安定した操作ができます。
重量:記載未確認
入力方式:静電容量方式
電源:不要
付加機能:記載未確認
おすすめポイント
Microsoft純正のMPPのデジタイザペンです。同社のSurface(サーフェス)をはじめ、多くのWindowsパソコンで利用できます。
4096段階の筆圧感知や傾き検知、誤タッチ防止機能などを備え、Surfaceシリーズの対応機種にはマグネットでくっつけることもできます。
重量:20g
入力方式:Microsoft ペン プロトコル(MPP)
電源:単6乾電池
付加機能:傾き/筆圧感知、消しゴム、Bluetooth
おすすめポイント
クリエイターなどが使うペンタブレットで圧倒的なシェアを持つ、ワコム社のデジタイザペンです。
ワコム社のAESだけでなくMicrosoft社のMPPにも対応し、幅広いデジタイザペン対応機器で利用することができます。
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重量:16.5g(バッテリー含む)
入力方式:アクティブ静電結合方式(AES)、Microsoft ペン プロトコル(MPP)
電源:同梱USBケーブルでの充電(リチウムポリマー電池)
付加機能:傾き/筆圧感知、Bluetooth
おすすめポイント
Apple社の最新世代のデジタイザペンです。イラストレーターからの評価も高く、イラストでの利用で、対応するiPadを持っているなら最もおすすめです。
iPadの側面に磁力で取り付けられ、自動的にペアリングと充電が行われます。
重量:20.7g
入力方式:Apple Pencil
電源:磁気コネクタ
付加機能:傾き/筆圧感知、Bluetooth
タッチペンを3種類に分けて紹介
ポイント解説
まずは、タッチペンを大きく3種類に分けて、それぞれの特徴を紹介します。
① 電池を使わない、静電容量方式タッチペン
充電や電池が必要ない、ペン先が丸く太いタッチペンです。最近のスマホやタブレットのタッチパネルは、人体の静電気に反応して押された位置を特定しますが、このタイプはペン先で同じような反応をさせます。
充電が不要な代わりに、静電気を生み出すのに大きな面積が要るため、ペン先を太くする必要があります。細かな操作には向きませんが、指の代わりのように手軽に利用でき、機器を選ばず多くの製品で使えるのが特徴です。
ペン先が摩耗しにくく、1本数百円のものもあるなど価格帯が安いのもポイント。ただ、指と比べて反応が悪くなる場合もあります。
② 電池を使う、静電容量方式タッチペン
Photo by iStock
このタイプは電池で静電気を発生させるので、ペン先を細くできます。ペン先にはナイロン繊維や金属などが使われ、メモを書き留めたりイラストを描いたりといった細かな操作も可能です。
一方で、電池交換や充電の手間がかかり、やや価格帯も上がります。また、やはり指と比べて反応が悪くなる場合もあります。
③ 高機能なデジタイザペン
Photo by iStock
ここまでご紹介した一般的な静電容量方式のタッチペンとは別に、独自技術を盛り込んだ高機能なデジタイザペンを販売しているメーカーもあります。
機器の側で対応していないと動作しない点は要注意です。
例えばApple社のApple PencilにはiPadが対応。傾きや筆圧感知、手の誤タッチを防ぐパームリジェクションといった多彩な機能を備えています。
感度もよいので、繊細な書き込みでもストレスなく操作できます。一方で第1世代と第2世代で対応するiPadが異なる点、価格帯が高い点は注意が必要です。
そのほかワコムのアクティブ静電結合方式(AES)は、主にAndroidのスマホやタブレット、Windowsパソコンの一部で利用可能。MicrosoftのMPPは、Windowsパソコンの一部などに対応しています。
ポイント解説
タブレットなどの画面を押したときの圧力を感知する感圧式は、現在ほとんど使われなくなったためここでは割愛しますが、感圧式のタッチパネルなら棒状で尖った先があればなんでもペンになります。
目的別、タッチペンの選び方
ポイント解説
続いて使い道ごとに、おすすめタッチペンのタイプや形状を紹介します。
指の代わりなら|ペン先が太い静電容量方式
Photo by iStock
手袋を着用しなければならないといった状況で指の代わりに使うのであれば、ペン先が太い静電容量方式のものがおすすめです。
水仕事などで濡れた手でも操作しやすく、誤動作を防ぎやすくなります。
また、皮脂や汗などで画面が汚れにくくなるため、タブレットなどを使ってプレゼンや会議をする際に利用すると画面をきれいに保てます。ペン先が太いので、強い筆圧による画面の傷付きを防ぎやすい点も魅力です。
ゲームに使うなら|柔らかい素材の静電容量方式
Photo by iStock
パズルゲームのようになめらかに画面上を滑らせながら操作するゲームの場合は、静電容量方式のタッチペンの中でもペン先の滑りがよく柔らかな素材のものがおすすめです。
ペン先に透明なディスクをつけたものや、感度の高い高密度ファイバーチップを搭載したゲーミング用タッチペンもあります。長時間操作し続けても滑りのよさが変わらず、指でタッチするときのように手で画面が見えなくなるのを避けられます。
イラストを描きたいなら|高機能なデジタイザペン
Photo by iStock
イラストを描くなら高機能なデジタイザペンが向いています。こまかい操作が可能なだけでなく、反応がよく認識も速いため、感覚的にイラストを描くのに適しています。
また、傾き検知や筆圧感知の機能によって、本物のペンのように線の太さや濃さを変えることができます。
一般的な先が細い静電容量方式のペンもイラストに使うことは可能ですが、簡単なイラストを描くなど簡易的な利用に向いています。
マウスの代わりにするなら|ペン先が細い静電容量方式
タブレットの中にはアプリを使うことでパソコンを遠隔操作できるものもありますが、タッチペンを使えばよりスムーズに操作できます。
リモートでオフィスのパソコンを操作しなければならないような場合に便利です。
マウスのように細かな操作が必要な場合には、デジタイザペンやペン先が細い静電容量方式が適しています。中でも機器を選ばず使える静電容量方式のペンがおすすめです。
便利な付加機能を持つペンも
ポイント解説
最後に、タッチペンの付加機能についても紹介します。便利さが増したり、他のツールと兼ねられて荷物を減らせたりといった利点があるので、チェックしてください。
持ち運びに便利なノック機能
Photo by iStock
ボールペンなどによくある機能で、ペン先は通常収納されていて、使うときにノックして出すことができます。
ペン先を傷めず、かつ、キャップのように無くす心配がないため持ち運びが多い方におすすめです。
紙でも使えるボールペン機能
ボールペンやシャープペンと一緒になった多機能なタッチペンもあります。紙のメモ帳も使う方であれば、持ち歩くペンを減らせて便利です。
最近では後部がタッチペンになっているボールペンもあります。
レーザーポインターや指示棒に使える
プレゼンや会議で活躍するレーザーポインター機能を備えているものもあります。手元の画面をタッチペンで操作して、スクリーンやホワイトボードで解説するときはレーザーポインター機能を使うといった、スムーズな使い方ができます。
また、タッチペン機能がついている伸縮式の指示棒もあります。指示棒には以前からボールペン機能を持ったものがありましたが、それがタッチペンに置き換わった形です。
〈編集部PICK UP〉タッチペン、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるタッチペンの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
重量:記載未確認
入力方式:静電容量方式
電源:なし
付加機能:なし
重量:8.3g
入力方式:静電容量方式
電源:なし
付加機能:なし
重量:記載未確認
入力方式:静電容量方式
電源:なし
付加機能:なし
重量:11g
入力方式:静電容量方式
電源:なし
付加機能:なし
重量:記載未確認
入力方式:静電容量方式
電源:なし
付加機能:なし
重量:記載未確認
入力方式:静電容量方式
電源:同梱USB Type-Cケーブルでの充電
付加機能:傾き検知、磁気吸着
重量:13g
入力方式:静電容量方式
電源:同梱USBケーブルでの充電
付加機能:自動電源OFF
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重量 |
入力方式 |
電源 |
付加機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
【筆者おすすめ】サンワサプライ タッチペン指示棒レーザーポインター LP-RD307S |
仕事で使いやすい便利機能付き |
直径9.7×長さ152mm(突起部除く) |
約42g(電池含む) |
静電容量方式、感圧式 |
ボタン電池(LR41×3) |
指示棒、レーザーポインター |
|
【筆者おすすめ】タカラトミー パズドラ タッチペンセット |
スライドゲームにぴったりのなめらかな使い心地 |
記載未確認 |
記載未確認 |
静電容量方式 |
不要 |
記載未確認 |
|
【筆者おすすめ】Microsoft Surface ペン EYU-00015 |
4096段階の筆圧感知が魅力 |
直径9.7×長さ146.1mm |
20g |
Microsoft ペン プロトコル(MPP) |
単6乾電池 |
傾き/筆圧感知、消しゴム、Bluetooth |
|
【筆者おすすめ】ワコム Bamboo Ink Plus CS322AK0C |
2つのペン入力方式に対応 |
直径10×長さ153mm |
16.5g(バッテリー含む) |
アクティブ静電結合方式(AES)、Microsoft ペン プロトコル(MPP) |
同梱USBケーブルでの充電(リチウムポリマー電池) |
傾き/筆圧感知、Bluetooth |
|
【筆者おすすめ】Apple Apple Pencil(第2世代) |
ペアリングも充電もワイヤレス |
直径8.9×長さ166mm |
20.7g |
Apple Pencil |
磁気コネクタ |
傾き/筆圧感知、Bluetooth |
|
ELECOM スマートフォン用スリムタッチペン P-TPSLIM |
細いペン先でこまかい操作がしやすい |
長さ約110×ペン径約5.5mm、ペン先約4.5mm |
記載未確認 |
静電容量方式 |
なし |
なし |
|
三菱鉛筆 TP826001P |
「uni(ユニ)」と同じ軸色 |
奥行9.8×幅16.64×高さ147.2mm |
8.3g |
静電容量方式 |
なし |
なし |
|
ラスタバナナ RTP01SV |
描線を細部まで確認できるクリアディスクタイプ |
直径10mm×長さ142mm |
記載未確認 |
静電容量方式 |
なし |
なし |
|
OWLTECH 導電繊維ストラップホール付きタッチペン OWL-TPSE05 |
摩擦に強く、耐久性が高いペン先 |
直径9mm×長さ140mm |
11g |
静電容量方式 |
なし |
なし |
|
ELECOM P-TPCN |
超感度&高密度ファイバーチップを搭載 |
長さ約113×ペン径約9mm、ペン先約6mm |
記載未確認 |
静電容量方式 |
なし |
なし |
|
エアリア MS-APTP01 |
ペアリング不要で即使える |
記載未確認 |
記載未確認 |
静電容量方式 |
同梱USB Type-Cケーブルでの充電 |
傾き検知、磁気吸着 |
|
ラスタバナナ タッチペン RTP09 |
極細のペン先が正確な操作を実現 |
長さ約165mm ペン先1.5mm |
13g |
静電容量方式 |
同梱USBケーブルでの充電 |
自動電源OFF |
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