ノートパソコンのキーボードを掃除する方法は?おすすめの道具も紹介

Moovoo編集部,Tanaka
最終更新日: 2024-09-05

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

facebook xPost lineLINE copyCopy

ノートパソコンのキーボードに汚れがたまると、動作不良や劣化の原因になることも。ノートパソコンの寿命を延ばすためにも、定期的に掃除することが大切です。

この記事では、ノートパソコンのキーボードを効率的に掃除する具体的な手順と注意点を詳しく解説します。


ノートパソコンのキーボードは掃除する必要ある?

Photo by iStock

ノートパソコンのキーボードは、日常的に使用するため、ほこりや手垢がたまりやすい部分です。汚れがたまると衛生的に問題があるだけでなく、キーの動作不良や劣化を招くこともあります。

長期間掃除を怠ると、キーの隙間に入り込んだゴミが取りにくくなるため、定期的に掃除することが大切です。キーボードを清潔に保つことで、快適な作業環境が維持できるだけでなく、パソコン自体の寿命も延ばす効果が期待できます。

ノートパソコンのキーボード掃除の手順

Photo by iStock

キーボードを掃除する際には、手軽な方法から徹底的な掃除までさまざまな手順があります。使用頻度や汚れの程度に応じて適切な方法を選ぶことが大切です。また、掃除中にデバイスが損傷しないよう、注意深く作業を進めることが求められます。以下に、ノートパソコンのキーボードを効率よく掃除するための具体的な手順を紹介します。

エアダスターでほこりを吹き飛ばす

まず、簡易的な掃除として、エアダスターを使用してキーボードの隙間にたまったほこりを吹き飛ばす方法があります。エアダスターは、キーボード全体に一気に風を送り、手軽にほこりを除去できる便利な道具です。

この方法だけでも日常的な汚れを取り除くには十分で、キーボードの隙間に入り込んだ細かいゴミやほこりも効果的に除去できます。特に忙しいときや、軽い掃除が必要なときに最適です。

なお、商品によっては逆さで使用できない場合がありますので、注意しましょう。さらに、エアダスターを近づけすぎると、強い風圧でキーが外れてしまうことがあるため、適度な距離を保ちながら使用することが重要です。

本格的に掃除する前にデバイスの電源を切る

汚れが酷い場合や、手垢が目立つ場合には、より丁寧な掃除が必要です。まず最初に、パソコンの電源を必ず切ってから作業を開始してください。飲み物がこぼれた場合も、電源を切って安全を確保してから掃除を進めることが大切です。

電源を切ったら、柔らかい布や無水エタノールを使ってキー表面を軽く拭きます。このとき、強くこすりすぎると表面に傷がついてしまうため、力加減に注意してください。

無水エタノールと綿棒でキーの隙間を掃除

次に、無水エタノールと綿棒を使ってキーの隙間を掃除します。無水エタノールは、揮発性が高いため電子機器の掃除に適しており、乾燥が早いことからキーボードに液体が残るリスクが少ないです。

綿棒に少量の無水エタノールをつけ、優しくキーの隙間をなぞるようにして汚れを取り除きます。この方法で、手垢やこびりついた汚れもきれいにすることができます。

綿棒が汚れたら、きれいな部分に変えながら掃除を続けると効果的です。作業中に綿棒が劣化したり、無水エタノールが乾いてしまった場合は、新しいものを用意してから掃除を再開しましょう。

乾燥後にエアダスターで細かいほこりを飛ばす

掃除が完了したら、キーの表面や隙間が完全に乾燥するのを待ちます。乾燥後に、再度エアダスターを使用して、取り切れなかった細かいほこりや残った汚れを吹き飛ばします。これにより、目に見えない微細なゴミも取り除かれ、清潔な状態を保つことができます。

乾燥が不十分なままエアダスターを使用すると、残った液体が飛散し、汚れを広げてしまうことがあるため、必ず乾燥を確認してから作業を進めてください。エアダスターを使う際には、再度適切な距離を保ち、強すぎる風圧を避けるように注意しましょう。

ディスプレイや排気口も掃除すると効率的

キーボードの掃除と一緒に、ディスプレイや排気口も掃除するとより効果的です。特にディスプレイは、ノートパソコンを閉じた際にキーボードと接触するため、汚れているとそのままキーボードに汚れが移る可能性があります。

ディスプレイクリーナーを使用して、ディスプレイの表面を軽く拭き取ると、キーボードの掃除効果を長持ちさせることができます。

排気口は、パソコン内部の温度管理に重要な部分です。ほこりがたまると通気が悪くなり、デバイスの温度が上がりやすくなるため、定期的にエアダスターでほこりを吹き飛ばしておくと良いでしょう。これにより、パソコンのパフォーマンスを維持し、寿命を延ばすことができます。

ノートパソコンのキーボード掃除に便利な道具

ノートパソコンのキーボードを掃除する際にあると便利なアイテムをご紹介します。

PICK UP① エレコム エアダスター ECO ノンフロンタイプ

逆さ使用OK ノンフロン仕様のダストブロワー
1つ目はエアダスターです。ノートパソコンの表面についたほこりを吹き飛ばす優れもので、ノズル付きのものであればキーボードの間のすき間に入り込んだごみもスッキリ飛んでいきます。

ノートパソコンの掃除に使う道具の中でも手軽に手に入るので、もしも使ったことがなければぜひ試して欲しいお掃除グッズです。最近は、ホームセンターなどでも見かけるようになりました。

PICK UP② サンワダイレクト 電動エアダスター 200-CD071

LED付きで細かい場所も見やすい
こちらは電動で繰り返し使える点が便利です。

エアダスター単品に比べるとかなり価格が高くなりますが、缶のスプレーを買い替えるコストや手間を考えると、意外と安いかもしれない掃除道具です。

PICK UP③ アイリスオーヤマ サイバークリーン ZIP-75

くっついてごみをとるスライムタイプ
スライムタイプのクリーナーです。適度な粘着力により、ノートパソコンのほこりやごみをキャッチできます。柔らかいので、キーボードのすき間にもうまく入り込んでくれます。

ごみだけでなく菌まで吸着してくれるので、除菌効果もあるそう。さすがに繰り返し使用していると粘着力が弱まってきますが、使っているときの感触がストレス解消にもなっておすすめです。

PICK UP④ 平和メディク すきまスッキリ綿棒 とんがりタイプ 100本入

硬めの綿球がすき間にフィット
細かい所のお掃除に大活躍するのが綿棒です。特にキーボードの間の細い溝は、綿棒のように細い道具でなければなかなかきれいに掃除できません。通常の綿棒ではすき間に入らない場合があるので、細いタイプがおすすめです。

PICK UP⑤ 健栄製薬 無水エタノールIP

布などに含ませてふき取るだけ
キーボード本体にこびりついた手垢や汚れを落とすのに最適なのは、無水エタノールです。

水分が含まれた液体は、パソコン本体に入り込んで故障の原因となります。その点この無水エタノールは、水分が含まれていないため安心です。手垢や皮脂汚れなども取ることができますし、除菌効果もあります。ただし、無水だからといってジャバジャバ使いすぎないようにしましょう。

PICK UP⑥ ライテック 電子たばこ 清掃綿棒 速乾ウェットタイプ

エタノールを染み込ませる手間がいらない
電子タバコを清掃するための綿棒ですが、パソコンなどの電子機器にも使用できる便利グッズです。綿棒にあらかじめエタノールを染み込ませてあるので、エタノールを用意する手間がかかりません。

エタノールの成分は無水ではないものの、適度な湿り気でノートパソコン本体の中に入り込む心配もほとんどありません

PICK UP⑦ エレコム クリーニングクロス KCT-009

皮脂汚れをしっかり除去
液晶画面専用のクロスです。乾いたティッシュや布などではなかなかとれない指紋や手垢などの皮脂汚れがとれます。帯電防止加工が施されていて、静電気が発生しにくいつくりです。水洗いすれば、繰り返し使えます。

メガネ拭きやスマホクリーナーを持っている場合は、そちらで代用することも可能です。

PICK UP⑧ エレコム 液晶用ウェットティッシュクリーナー 80枚入

ボトル容器で取り出しやすい
ウェットティッシュタイプの液晶クリーナーです。繰り返し使えるわけではないのでコストは少しかかりますが、そのぶん手間が省けます。

クロスタイプは水で洗うのが面倒で結局使わなくなる、という方には、こういった使い捨てタイプがおすすめです。こちらはボトル型の容器でデスクにも置きやすいタイプ。持ち歩きたい方には、パックに入った携帯用もあります。

ノートパソコンのキーボードを掃除するときの注意点

Photo by iStock

ノートパソコンのキーボードを掃除する際、気を付けるべきポイントについても解説します。

キーは取り外さない

ノートパソコンのキーボードは、基本的にキーを外して掃除することは推奨されていません。多くのノートパソコンではパンタグラフ式のキーが採用されており、脱着時にツメが壊れる可能性があります。

一度壊れてしまうとキーを戻すことが難しくなるため、無理にキーを外さず、綿棒やエアダスターを使用して汚れを取り除くようにしましょう。無理な力を加えずに掃除することが、ノートパソコンを長持ちさせるコツです。

使わない方がいい掃除道具もある

ネット上ではさまざまな掃除方法や掃除道具が紹介されていますが、なかには使用を避けた方が良い掃除道具もあります。

例えば、水を含んだ布スプレータイプのクリーナーは、液体がキーボード内部に浸透し、故障の原因になることがあります。また、研磨剤を含むクリーナーや硬いブラシは、キーの表面を傷つける可能性があるため避けましょう。

掃除機でほこりを吸い取る方法も紹介されていますが、吸引力によってはキーが外れる可能性もあり、やはりおすすめできません。正しい掃除方法を守ることが大切です。

こちらの記事もどうぞ


  • LINEの友達登録をお願いします!

    LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!

    友だち追加

    XでMoovooをフォロー!