〈プロ解説〉バランスボールの椅子、おすすめ4選 おしゃれなモデルも紹介
椅子の代わりに使うことで、自然とよい姿勢を維持できるバランスボール。安定感のある椅子型や、カバー付きでおしゃれなモデルなど、さまざまな商品があり、オフィスでも導入されるケースが増えています。
この記事では、ジムインストラクターの武内教宜さんに、バランスボールの椅子を選ぶポイントとおすすめ商品を紹介していただきました。ぜひ参考にしてください。
まずは、筆者が選ぶバランスボールの椅子4選
おすすめポイント
直径55cmで、メーカーによる適応身長は150〜170cmとされています。これはエクササイズする場合に適した目安なので、椅子として使用する場合は、座ったときに座面が沈むことも考えて、目安よりも少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。厚みのある材質で耐荷重は約300kgと、座ったときの安定感に優れています。また、穴が開いても破裂しにくいノンバースト対応です。固定リングが付属するため、オフィスなどでも椅子の代わりに使いやすいでしょう。カラーは8色のバリエーションがあり、部屋の雰囲気にあわせて選べます。
おすすめポイント
直径65cmで、適応身長は165〜185cmです。先に紹介した商品より一回り大きいサイズになります。耐荷重300kg、固定リング・ハンドポンプ付き、ノンバースト対応など、55cmタイプと同じ機能が備わっています。カラーバリエーションは7色です。バランスボールに入れる空気の量によっても沈み具合が変わるので、160cm前後の方でも使用できるでしょう。
おすすめポイント
専用カバーを被せることで、スツールとして使えるバランスボールです。フレームで固定されるので転がる心配がなく、家でもオフィスでも安心して使えます。組み立てたカバーにバランスボールをセットして、最大直径45cmまで膨らませると、先に紹介した55cmのバランスボールと同じ高さになります。耐荷重300kgのノンバースト対応で、強度も問題ありません。カラーバリエーションはレッド・ネイビー・グレー・イエロー・ブラウンの5色で、インテリアとしても使いやすいカラー展開になっています。
おすすめポイント
水谷隼氏(元プロ卓球選手)も愛用しているバランスボールです。サイズは直径55cmと65cmから選べます。専用カバーを被せることで転がりにくくなり、安定して座れます。部屋のインテリアにもなじみやすい、ブルー・グレー・ブラウンの3色展開です。耐荷重300kg、ノンバースト対応、カバーは手洗い可能、取っ手付きで持ち運べるなど、実用性・利便性にも優れています。
バランスボールの椅子の選び方、Q&A
バランスボールの椅子の選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。
Q1、椅子として使う場合、サイズの選び方は?
Photo by iStock
武内 教宜さん
バランスボールを椅子として使用する際は、自分の身長にあった適切なサイズを選ぶのがポイントです。適切なサイズを選ぶことで、体への負担が少ない足の角度や上半身の姿勢を維持しやすくなります。
椅子として使うバランスボールのサイズと身長の目安は、以下の通りです。
- 直径45cm:身長150cm以下
- 直径55cm:身長145〜165cm
- 直径65cm:身長160〜175cm
- 直径75cm:身長170〜185cm
- 直径85cm:身長180cm以上
ただし、ボールの素材や中に入れる空気の量によって、実際に座ったときの沈み具合が変わります。商品の説明欄に適応身長(サイズガイドライン)が書かれていることが多いので、参考にするとよいでしょう。
また、スポーツショップやホームセンターなどの店舗で実物を確認できる場合は、座ったときに膝が90度くらいに曲がるものを選ぶことをおすすめします。
武内 教宜さん
膝が鋭角に曲がればサイズが小さすぎ、膝が浅く曲がればサイズが大きすぎます。空気の量によっても高さを調整できますが、購入する段階で自分の体のサイズにあったバランスボールを選ぶことが大切です。
Q2、安全に長期間使うためのポイントは?
Photo by iStock
武内 教宜さん
バランスボールの素材と耐久性は、使用回数や期間に直結する重要な要素です。主流の素材としては、ポリ塩化ビニル(PVC)があります。
同じポリ塩化ビニルでも、表面がツルツルしたものと、ザラザラしていてすべりにくいものがあります。椅子として使う場合は、ザラザラしているポリ塩化ビニルのタイプか、ファブリック生地のカバーがついたバランスボールがおすすめです。
また、素材に厚みがあるバランスボールは耐久性があり、変形が少ないので、安定感を維持できます。ぐらつきにくく、日常のデスクワークやリラックスタイムをより快適にすごせます。
武内 教宜さん
バランスボールには、穴が開いても破裂しないように、ゆっくりと空気が抜ける「ノンバースト(アンチバースト)対応」の製品もあります。椅子としてだけでなく、エクササイズにも使う場合は、ノンバースト対応のバランスボールがおすすめです。
Q3、座りやすいバランスボールを選ぶには?
武内 教宜さん
バランスボールを椅子として使用する場合は、固定リングや椅子型のフレームが付属している製品がおすすめです。
固定リングをバランスボールの下に置くと転がらなくなり、安心して長時間座っていられます。バランスボールをリングの上に置くだけなので、エクササイズに使いたい場合は簡単に外すことができます。
固定リングは1,000〜3,000円程度で売られていて、すでにバランスボールを持っている方でもあとから設置することが可能です。固定リングを購入する際は、バランスボールのサイズとあうものを選びましょう。
固定リングではなく、椅子型のフレームを装着するタイプもあります。バランスボールをフレームの中に入れてから膨らませます。フレームがボールを支えるので、転がる心配がなく、スツールとして使用できます。
カバーはファブリック生地のものが多いため、インテリアとしても違和感がありません。フレームを組み立てたり、カバーを被せたりする手間がかかるので、椅子としての使用がメインの方におすすめです。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重量 |
素材 |
---|---|---|---|---|---|
【筆者おすすめ】 東急スポーツオアシス バランスボール 55cm(リングとポンプ付) |
初心者でも扱いやすい固定リング付き |
ボール/最大直径55cm、リング/(内)34cm(外)50cm |
ボール/760g、リング/800g |
ボール/塩化ビニール(PVC)、リング/塩化ビニール(PVC)、ハンドポンプ/PP |
|
【筆者おすすめ】 東急スポーツオアシス バランスボール 65cm(リングとポンプ付) |
ぴったりのサイズを見つけられる |
ボール/最大直径65cm、リング/(内)34cm(外)50cm |
ボール/980g、リング/800g |
ボール/塩化ビニール(PVC)、リング/塩化ビニール(PVC)、ハンドポンプ/PP |
|
【筆者おすすめ】 東急スポーツオアシス バランスボール スツール (ハンドポンプ付) |
インテリアになじむおしゃれなデザイン |
約幅46×奥行46×高さ55cm |
約2.4kg |
ボール/塩化ビニール、フレーム/鉄、カバー/ポリエステル・ポリウレタン |
|
【筆者おすすめ】 uFit uFit Balance Ball |
持ち運びに便利な取っ手付き |
小サイズ/直径55cm、大サイズ/直径65cm |
1.5kg(直径65cm) |
記載未確認 |
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