〈プロ解説〉ワンプレート皿、おすすめ5選 人気の北欧ブランドも紹介
自宅でカフェ風におしゃれな盛り付けができるワンプレート皿。食洗機・電子レンジ対応や、かわいい北欧デザインのものなど、さまざまな商品があり、どれを選ぶべきか迷うことでしょう。
この記事では、ワンプレート皿選びのポイント3つと人気商品について、料理研究家・栄養士として活躍する阪下千恵さんに解説していただきました。ぜひ参考にしてください。
おすすめ・人気商品をまずは一覧で
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
形状 |
材質 |
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【筆者おすすめ】イッタラ Teema ティーマ プレート 23cm |
幅広い料理に使い回せて便利 |
約直径23×高さ3cm |
ラウンド型 |
磁器 |
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【筆者おすすめ】アラビア スンヌンタイ オーバルプレート 25cm 1028202 |
シンプルな料理も明るく華やかに |
約幅24.5×奥行22.7×高さ3.5cm |
オーバル型 |
磁器 |
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【筆者おすすめ】マルヒロ HASAMI(波佐見焼) SEASON 01 プレート22cm |
フラットな底面で盛り付けも簡単 |
直径22×高さ2cm |
ラウンド型 |
磁器 |
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【筆者おすすめ】マルミツポテリ マノワ 270オーバルプレート 182502 |
アンティークな雰囲気がおしゃれ |
幅27.6(リム内側21.1)×奥行19.6(13.4)×高さ3.7cm |
オーバル型 |
陶器 |
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【筆者おすすめ】サタルニア ローマブルーライン ディナープレート24 |
料理の種類を問わず使いやすい |
幅24.3×奥行24.3×高さ2.8cm |
ラウンド型 |
磁器 |
ワンプレート皿の選び方、Q&A
ワンプレート皿の選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。
Q1、ワンプレート皿で使いやすい大きさは?


阪下 千恵さん
ワンプレート用のお皿を選ぶときに、まずチェックしたいのはお皿の大きさです。丸いプレートであれば、22〜24cm程度が盛り付けやすく、少し大きめだと26cm程度までが基本のサイズといえます。
いわゆる洋食器のサイズは、中皿(デザートプレート)だと、ワンプレートにまとめるには小さい20cm前後、大皿(ディナープレート)だと、26〜27cmのものが定番です。
ワンプレート用のお皿として、アラビアやイッタラといった北欧ブランド、ウェッジウッドなどの英国ブランドのものを買う場合は、ディナープレートが適しています。
ワンプレートにちょうど良い24cm程度のものは、雑貨屋や和食器のお店などでも種類が豊富です。

22cmというと小さく感じるかもしれませんが、おかずやごはんなどを盛り付けてみると、意外とたくさん載ることにびっくりしますよ。
お皿が大きすぎると、余白の多さが目立ち寂しく見えてしまうので、最初はやや小さめのお皿に、ギュウギュウに盛り付けるくらいがおすすめです。
Q2、形や色はどんなものがおすすめ?

Photo by iStock

阪下 千恵さん
幅広い用途に使いやすいラウンド(丸)型が基本ですが、ほかにもオーバル(楕円)型や仕切りがあるものなど、さまざまな形があります。
仕切りがあるタイプは、まさにワンプレートのために生まれたお皿。多くは3つに分かれていて、主食、メインのおかず、副菜(または果物)などと盛り分けられるようになっています。汁気のあるおかずを入れたいときや、味うつりを避けたいときにおすすめです。
ただし、仕切り皿は「盛り付けるものがそんなにない……」というときには、隙間ができてしまって少し寂しく見えることも。逆におかずが多いときは、1つの仕切り内に2種類のおかずを盛るなどすれば、満足感たっぷりのワンプレートに仕上がります。

定番のラウンド型は、初心者にもおすすめです。お皿のリム(ふちの部分)と盛り付け部分に境目がないもので、ゆるくカーブが付いているものなら、お皿いっぱいに盛り付けられるので使いやすいでしょう。
人気の北欧食器や和食器で、ワンプレートを意識して作られたお皿は、リム幅が狭いものが多く、全般的に1枚に盛り付けやすいのが特徴です。

阪下 千恵さん
白、アイボリー、藍色、濃い茶色(あめ色)、黒といった色はどんな料理にもよく合いますが、華やかな柄物も、盛り付けると意外にしっくりくるのがワンプレートの楽しいところ。定番のシンプルなお皿を持っているなら、次の1枚はお気に入りの柄や形を探してみるのも面白いでしょう。
Q3、長く使えるものを選ぶポイントは?


阪下 千恵さん
材質は盛り付けたときの見た目の印象だけではなく、日ごろのメンテナンスにも関わってくるので、必ず自分の生活スタイルに合っているかチェックしましょう。
素材の温かみを感じさせる焼き物や木のお皿は、風合いがあって、それだけで料理がおいしそうに見えるなどのメリットがありますが、食洗機・電子レンジ不可のものが多いため、事前に確認が必要です。
また、日々使うものであることを考えると、万が一割れたときに買い足せるかなども大切なポイント。海外の洋食器メーカーや、国内の老舗メーカーの定番デザインは、10年単位で同じシリーズが売られているので、多少高くても長く使えます。

阪下 千恵さん
デザイン、サイズだけではなく、積み重ねてコンパクトに収納(スタッキング)できるか、重ねたときに傷がつかないか、自宅の収納場所に収まるかなども確認しておくと安心です。
続いては、プロが選ぶワンプレート皿5選

おすすめポイント


おすすめポイント
北欧の人気食器メーカー、アラビアの商品。サイズ感がワンプレートにぴったりです。細長さがあまり強調されない丸に近いフォルムのオーバルプレートで、使い勝手に優れています。黄色の花模様が食卓を華やかにしてくれつつ、落ち着いたトーンで料理やほかの食器とも意外と相性良くなじみます。スンヌンタイシリーズのほか、定番柄のパラティッシシリーズも同様に25cmのオーバルプレートがあるので、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。食洗機対応なので、気軽に普段使いできます。


おすすめポイント
手ごろな価格と、食卓になじむデザインで人気の波佐見焼のプレートです。和食器の風合いを残しつつ、料理を取り分けやすいフラットな底面と豊富なカラーバリエーションで洋食にもぴったり。ワンプレートとしてはやや小さめの22cmでありながら、おかずもしっかりと盛り込めます。朝食のパンとおかず、パンケーキ、メイン料理の盛り付けなど、幅広い用途に使えて便利です。汁気の多い料理はカップや小さな器に入れてお皿にのせれば、カフェのような雰囲気を楽しめます。

▼「HASAMI SEASON01シリーズを取り入れた朝の食卓の様子」を紹介する公式動画がこちら

おすすめポイント
食器のスタイリストさんたちも愛用するブランド、スタジオエムのオーバルプレート。和食器を作っているメーカーならではの陶器の良さを残しつつ、まるでアンティーク洋食器のような風合いが楽しい商品です。定番のラウンド型のお皿はもちろん使いやすいのですが、たまにはこんなオーバル型のお皿を使っても華やかな雰囲気に。ワンプレートのほか、おもてなしや大皿盛りをしたいときにも活躍します。無骨で重厚感のあるダークグリーンの色味もすてきです。

おすすめポイント

外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
形状 |
材質 |
---|---|---|---|---|---|
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【筆者おすすめ】イッタラ Teema ティーマ プレート 23cm |
幅広い料理に使い回せて便利 |
約直径23×高さ3cm |
ラウンド型 |
磁器 |
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【筆者おすすめ】アラビア スンヌンタイ オーバルプレート 25cm 1028202 |
シンプルな料理も明るく華やかに |
約幅24.5×奥行22.7×高さ3.5cm |
オーバル型 |
磁器 |
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【筆者おすすめ】マルヒロ HASAMI(波佐見焼) SEASON 01 プレート22cm |
フラットな底面で盛り付けも簡単 |
直径22×高さ2cm |
ラウンド型 |
磁器 |
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【筆者おすすめ】マルミツポテリ マノワ 270オーバルプレート 182502 |
アンティークな雰囲気がおしゃれ |
幅27.6(リム内側21.1)×奥行19.6(13.4)×高さ3.7cm |
オーバル型 |
陶器 |
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【筆者おすすめ】サタルニア ローマブルーライン ディナープレート24 |
料理の種類を問わず使いやすい |
幅24.3×奥行24.3×高さ2.8cm |
ラウンド型 |
磁器 |
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