2023年3月9日、音楽と伝統芸能、祭りのパワーで地域から日本中を盛り上げることを目指す新しいイベント「わっかフェス」(主催・三菱商事、朝日新聞社、AAB秋田朝日放送)が開催された。
そこに、立教大学の和楽器演奏サークル「合唱団アヒル会」が参加した。
太鼓と盆踊りに参加
「合唱団アヒル会」は三味線や篠笛、和太鼓、踊り、民謡を中心とした演奏を行っており、普段は週に一度、メンバーで集まり練習をしている。うち月1回は先生による指導もあるが、コロナ下では発表の機会が限られてきた。
今回、わっかフェスにはアヒル会メンバーの4人が「なまはげ太鼓」に、8人が「西馬音内(にしもない)盆踊り」に参加した。
アヒル会メンバーは秋田で直接指導を受け、東京でも練習を重ねたアヒル会メンバーは、「わっかフェス」の本番で見事な演奏を披露した。
「つながる、ひろがる、地域のわ。」
今回が初開催となる「わっかフェス」は、「つながる、ひろがる、地域のわ。」をプロジェクトタイトルとしている。
盆踊り本番を終えた、部長の中山さんは「自分たちでできる形で頑張って、踊りきることができて本当に嬉しい。秋田に来て一つの伝統芸能で皆さんとつながれたのは、一生の思い出になる」と笑顔だった。
秋田の人たちと触れ合いながら伝統芸能を演じた「わっかフェス」は、東京の学生たちになにを残しただろうか。