【バーチャファイター】全19キャラクター 初心者向けは? 上級者向けは? 技の特徴や戦い方を解説
「Virtua Fighter esports」のキャラクターは、2010年に発売された前作「バーチャファイター5 ファイナルショーダウン」と同じで、技の性能やコマンドも当時のものが完全に再現されています。個性的なキャラたちの姿に、往年のファンは「懐かしい」と感じるでしょうし、新規プレイヤーには新鮮に映るでしょう。
ストーリーの舞台は、謎の組織「J6」が主催する第5回世界格闘トーナメントです。19人の猛者たちは「愛するものを守るため」「ライバルと戦うため」「名誉挽回のため」「あの伊達男に一泡吹かせたい」など様々な思いを胸に大会に挑みます。
以下に全19キャラクターの特徴をまとめました。ぜひお気に入りのキャラを探してみてください。
初心者向け
パイ・チェン
パイ・チェン(国籍・中国、格闘スタイル・燕青拳)
最初に紹介するのが、パイ・チェンです。父・ラウを一時は憎んでいたものの、強さを求める父の思いを理解し、求道者としての戦いを見届けるためにトーナメントに参加します。
軽快な動きで戦うバランスのよいキャラクター。燕青拳の使い手で、大技は少ないですが、攻撃発生に優れた技やスキが小さい技が多く、初心者でも安心してプレイできます。不利な状況からでも、相手の攻撃を回避しやすい構えからの技や、相手の技を受け止めて返す当て身技などで対応できます。
ラウ・チェン
ラウ・チェン(中国、虎燕拳)
パイの父で、死期が近いことを悟っています。親子の絆に気付かされる出来事があったものの、拳法一筋で生きてきた彼には「パイのためにできることはもはやない」と考え、最後の戦いとしてトーナメントに挑みます。
虎燕拳の達人。使いやすい技が多く、上段、中段の技を中心とした連続技のバリエーションが豊富です。コンボの始動となる技もリーチが長かったり、ガードされても有利になったりするものなど様々。近距離だけでなく中距離でも打撃技で、相手にプレッシャーを与えることができます。勝利の後の決めぜりふの一つが、「未熟者めが!」です。
ジェフリー・マクワイルド
ジェフリー・マクワイルド(オーストラリア、パンクラチオン)
漁師のファイターです。自らの獲物である「サタンシャーク」がトーナメント主催者「J6」に捕獲されたとの噂を耳にし、参戦します。
大きな体から繰り出される強力な打撃技が特徴のパワータイプ。リーチと威力に優れ、コンボの始動となる技も多いです。始動技をヒットさせれば、シンプルなコンボでも、大ダメージを与えられるため、初心者が扱いやすいキャラと言えるでしょう。
ジャッキー・ブライアント
ジャッキー・ブライアント(アメリカ、截拳道)
妹のサラを付け狙う謎の組織「J6」を壊滅するため、トーナメントへの参加を決意します。
オーソドックスな技がそろっており、クセがなく、初心者でも使いやすいキャラクター。截拳道の使い手で、最初の中段技をガードされても、そこから派生する技で、強引に攻め込むことができます。フラッシュソードキックは入力タイミングが難しいですが、使いこなせれば、非常にスキの小さい攻撃となります。
ブラッド・バーンズ
ブラッド・バーンズ(イタリア、キックボクシング)
キックボクシングでは敵なしの状況で、虚無感に襲われていました。好敵手と魅力的な女性を求めトーナメントに参加します。
キックボクサーらしい、打撃に特化したキャラクターです。上段、中段の技を中心に高い性能の打撃技がそろい、連続攻撃や回転攻撃も多彩。難しい操作が求められる技は多くなく、初心者向けです。不利な状況で有用となる技は少ないのですが、打撃技をヒットさせつつ、特殊移動を絡めたラッシュを仕掛ける戦いが有効です。
鷹嵐(たかあらし)
鷹嵐(日本、相撲)
大相撲の力士。10場所連続優勝という大記録がかかった本場所の千秋楽、土俵入りに姿を現しませんでした。過去にトーナメントで味わった屈辱を晴らすべく参戦します。
全キャラクターの中で最重量を誇り、ダウンしても大きく浮きません。ただ動きが機敏とは言えません。全回転属性の技は少ないですが、相撲取りらしいリーチのあるパワフルな打撃技と、ダイナミックな投げで相手にダメージを与えることができます。ぶちかまし攻撃は相手に近いほどダメージが高くなります。
中級者向け
ウルフ・ホークフィールド
ウルフ・ホークフィールド(カナダ、プロレス)
エル・ブレイズからの挑戦状を受け取り、アキラとの対戦以外の楽しみを見つけられたことに喜び、出場を決意します。
打撃技は種類は少なく発生速度も遅いのですが、一つ一つの技がパワフルでダイナミックです。相手の打撃技を受け止めながらつかむ技もあり、プロレスラーらしい戦いができます。代名詞ともいえる投げ技は、相手に大ダメージを与えます。
エル・ブレイズ
エル・ブレイズ(メキシコ、ルチャ・リブレ)
ジュニアヘビー級では敵なしも、ヘビー級の第一線で活躍するウルフへの羨望と嫉妬を抱き続けています。ウルフ超えがトーナメント出場の目的です。
ルチャドールらしい華麗な投げ技と機動力があります。小柄な体格ゆえに基本技のリーチはあまり長くないですが、中距離からの奇襲攻撃を得意とします。近距離では打撃技から派生するロケットディスチャージを織り交ぜ、攻め続ける戦い方が有効です。投げ技も豊富で、様々な場面から繰り出せます。
影丸(かげまる)
影丸(日本、葉隠流柔術)
「J6」によってデュラル化されてしまった母親の月影を救い、J6の計画を阻止するため、トーナメントに出場します。
葉隠流柔術を使う忍者。防御的、攻撃的と2種類の構えを持ちます。スキの小さい打撃技と構えを組み合わせ、手数の多さで攻め込みます。相手に背を向けた状態からの攻撃など、変則的な技も多く持ちます。葉隠流・陽・弧延落は相手を大きく浮かせてコンボを決めることができる、強力な投げ技です。
サラ・ブライアント
サラ・ブライアント(アメリカ、マーシャルアーツ)
「J6」の組織壊滅を、兄ジャッキーよりも先に行うことで兄を超え、さらに新たな犠牲者を出さずに済むと考え、「J6」に近づきます。
格闘スタイルは、マーシャルアーツ。動きが素早く、多彩な蹴り技を持ち、接近戦において無類の強さ誇ります。蹴り技から、フラミンゴという構えに移行できるのが特徴で、フラミンゴからの派生技も豊富です。コンボの威力も高く、コンボ始動技からの逆転を狙うことができます。
リオン・ラファール
リオン・ラファール(フランス、蟷螂拳)
父が経営する企業と「J6」がつながっているのではとの疑念を抱いており、その関係を知る手がかりを求め出場を決意します。
蟷螂拳の使い手で、トリッキーな動きとスピードが特徴のファイターです。近~中距離用の素早い技だけでなく、離れた場所から踏み込みながら攻撃する技もあります。下段技や回転攻撃も豊富です。コンボ始動技が乏しく攻撃力も低めですが、多彩な技を使いこなせば、自分のペースに持ち込めます。
雷飛(レイ・ フェイ)
雷飛(中国、少林拳)
かつての世界格闘トーナメントで、組織から命じられたラウの虎燕拳封印に失敗し、行き場を失います。今大会で自らの力を組織にアピールしようと考えています。
多彩な攻撃が持ち味の少林拳士。7種類の構えは、その性能もさまざま。構え中はそれぞれ異なる技を出せるほか、低い姿勢になったり、自動的に相手のパンチ攻撃を返せたりします。相手の攻撃をさばく技もそろっています。構えの性能や構えに移行する技を、戦況に応じて使い分けるのがポイントです。
日守剛(ひのがみ ごう)
日守剛(国籍不明、柔道)
複数の格闘家を暗殺するため、第4回世界格闘トーナメントに参加したが失敗。名誉挽回のため、第5回大会に挑みます。
全体的に攻撃発生が遅めで連続技も乏しいですが、ヒットすれば、コンボを含めて大ダメージを与えることができます。相手の守りを崩す手段も豊富です。全キャラで唯一、相手の投げ技に対して反撃できる柔道家らしい返し技も持ち、不利な状況でも選択肢が多くあります。玄人向けのキャラクターと言えます。
アイリーン
アイリーン(中国、猴拳)
幼くして両親を亡くし、拳法の使い手である祖父に育てられました。パイの演舞の美しさに心奪われ、「あの人に近づきたい」、という一途な想いを抱いています。
猴拳を使い、身軽さを生かしたスピードと手数の豊富さが武器。技の途中で移行できる、割り込み、キャンセル行動に特徴があります。個々の打撃力は高くはないですが、キャンセル行動でプレッシャーをかけ、ガードでよろけを誘発する技や、カウンターヒットによるコンボ始動技を狙います。
ジャン紅條(くじょう)
ジャン紅條(フランス、空手)
「J6」に洗脳され、トーナメントに出場する格闘家たちの暗殺を命じられています。幼なじみのリオンのことも覚えていません。
様々な戦況の中でタメ攻撃を繰り出せる空手家。攻防のメインは、最大タメ攻撃をガードさせた後ですが、相手に読まれるような単調な攻めだと反撃を受けてしいます。タメ中の派生技を織り交ぜることで、相手に自らの動きを読ませないのがポイントです。投げは技は得意ではありません。
上級者向け
結城晶(ゆうき あきら)
結城晶(日本、八極拳)
第4回大会で、影丸に敗北。その後、山ごもり中に「落ち葉の回転」にヒントを得て技を磨き上げます。影丸と再戦するため、今回も出場を決意します。
技の種類が少なく、またコマンド入力も難しいですが、単発の技を中心に高い性能の技がそろっています。大きく踏み込みながら攻撃する技が多く、やや離れた間合いからでも攻撃できます。コンボのダメージも大きいです。勝利の雄叫び「10年早いんだよ」が代名詞となっています。格闘スタイルは八極拳。
舜帝(シュン・ディ)
舜帝(中国、酔拳)
行方不明の弟子の情報を待つ日々を送るなかで、トーナメントの招待状が届きます。その差出人欄に書かれていたのが、弟子の名前。真相を確かめるべく、出場を決意します。
酔拳の使い手で、バーチャファイター屈指の変則キャラクターです。酒を飲めば飲むほど強くなるシステムがあります。特定の技を使ったりヒットさせたりすると飲酒数が増えるため、それらの技を使いこなすのがポイントです。逆立ちをする転倒立、寝転がる横寝などトリッキーな動きで相手を翻弄します。
梅小路葵(うめのこうじ あおい)
梅小路葵(日本、合気柔術)
過去の大会で、しつこく口説かれた男に試合で完敗。「あの伊達男に一泡吹かせてやりたい」と修行に身を入れるなか、今回の招待状が届きました。
特定の打撃技を出した後にGを押すと、攻撃前に中断できる「寸止め」と呼ばれるフェイントによって、相手を惑わせます。合気柔術の達人で、相手の攻撃を受け止めて返す当て身技や、さばき技があり、不利な状況でも選択肢が多いのが特徴です。合気柔術らしい、威力の高い投げ技もあります。
ベネッサ・ルイス
ベネッサ・ルイス(国籍不明、バーリトゥード)
サラのSPとして参加した前回大会の途中で姿を消し、数年後に発見されました。本人の記憶があるのは、前回大会の途中まで。何が起こったのか。手がかりを求め今大会に挑みます。
ポルトガル語で「何でもあり」を意味する「バーリトゥード」の使い手。技がまったく異なる2種類のスタイルを、相手や戦況に応じて切りかえて戦います。ディフェンシブスタイルは、相手の攻撃をさばく技や、攻撃発生が非常に早い技を得意としています。オフェンシブスタイルはスタンダードな技を使え、攻撃能力に優れています。
(C)SEGA
【この記事を書いた人】
GAMEクロス編集部
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