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パナソニックと豊橋技術科学⼤学の岡⽥美智男研究室が共同開発した弱いロボット「NICOBO」(ニコボ)に会ってきました。“弱いロボット”とは、岡田教授が提唱する概念。例えば、自分ではゴミを拾えない「ゴミ箱ロボット」がゴミを拾いたそうにふるまうことで、子どもたちがゴミを拾い集めてくれるといったロボットの開発、研究を行っています。そんな概念を用いて、NICOBOも生まれました。
NICOBOは「モモ」「モコモ」などの“モコ語”を話すマイペースなロボット。なでるとしっぽを振ります。
ニット素材なので、たくさんなでるとボロボロになっていきますが「そのボロボロが一緒に生きてきた証」と、担当者は語ります。
また、「モノ」としてではなく「生きもの」として扱ってほしいため、「購入前に一定の覚悟を決めていただくようなサービス設計にする」とのこと。パナソニックが開発にかかわっているため、家電連携を前提としたロボットかと思いきや、「家電連携しないポリシー」だそうです。ここに、NICOBOへの情熱を感じました。
NICOBOはMakuakeでクラウドファンディングを実施し、目標金額の1000万円を達成しました。
Makuakeでは本体+月額利用料(6カ月)で3万5800円からのプランが提供されていましたが、プロジェクトは成終了済み。一般発売予定は未定とのことです。
パナソニック